滴草由実ちゃんのライブを見終えて、電車を乗り継ぎ、駆け付けた会場は！
E.L.L.ぢゃーっ！

この日は、物っ凄い 『大春の嵐的 大大雨大会（だい はるのあらし てき だい おおあめ たいかい）』だったので、いつものライブ・インフォメーション看板も、アーティストポスターも、出ていませんでした。
きっと、「しまっちゃうおじさん」に、しまわれてしまったのでしょう…。（わかる人だけ、わかれば良いのだ（￣＾￣）

こんな梅雨空の中の本日のライブは、ＣＡＮＴＡの『梅雨CANTA '07 疾走する脹脛 ～泥はね上等～ TOUR』！まさに、今日は泥はね日和だぜっ！（￣ー￣）かまーん☆

ＣＡＮＴＡの今回のツアーは、既に横浜での初日を見てきましたが（←６月９日＝ロックの日だったからね～（￣∀￣））やっと！地元・名古屋に来てくれたぜぃ！
雨ニモマケズの入場待ちの長蛇の列が会場に納まり、フロアーに熱気と湿気（＾＾；）が渦巻く中、オープニングのＳＥが流れ始めると、待ち侘びた観客からは歓声が！

ますはベース：ＭＡＳＡＫＩ（マッキーさん）がステージに登場。おや？ステージ中央で、腰をかがめたぞ…？と思ったら、続いて登場したドラムス：雷電さんが、マッキーを跳び箱の要領でポーンと飛び越し、続いて、雷電さんをマッキーが飛び越し…「おお、これは体育の時間にやらされた、『馬跳び』でわないか！（´∀｀）」なんて懐かしく思ってると、ギター＆ボーカル：ルークさんが笑顔でステージに登場♪轟音のオープニング・セッションから、本編に突入します！

既に、演奏面では完成されている実力派ロックバンド・ＣＡＮＴＡさんですが、名古屋へ来るまでのツアーの中で、ステージングの細かい部分は変化しています。この辺を見るのが、リピーターの楽しみなのさ♪大きく変化していたのは、マッキーさん…小道具が増えてる！背後に吊るされた靴ベラやら、お玉、十手などを取り出しては、ボウイングの要領でベースを弾きます…アグレッシヴなプレイですなぁ（＾＾；）

アグレッシヴさは、バンド全体にも共通してます！メッセージ性とウィットに富んだ「うた」を届けてくれるルークさんは、ボーカルだけでなく、正確な早弾きソロを決め（もちろん、ずっとバッキングも弾いてます）、時には頭の後ろでギターを弾き（これが本当の「バッキング」か…？（＾＾；））美しくターンし…さすが、王子連合メンバー！（笑）そして、パワフルでヘヴィで原人（笑）だけど、実は しなやかで精緻な雷電さんのドラムス…ああ、この音を聴いてるだけで、幸せだぁ（*´∀｀*）

初日とは、途中若干曲目も変わってた模様？（一遍バカなところに、ライブ中は余計バカになってるので、４～５回は見ないと、曲目は覚えられないの（；_；）←ので、リピーターになるのね（＾＾；））『春の嵐』では、サビでのタオルパフォーマンスも出来ていて、ツアーの中で曲と、観客とのコミュニケーションが育っているのを実感♪パワフルなロックも、切ないバラードも、全てを出し切ったライブは、今日も最後の最後の「見せ場」で、幕を降ろしたのでした（*´∀｀*）（←何が見せ場かは、秘密～♪）


ライブを見ながら つくづく思ったのは、CANTAは、ボーカルだけでなく、全ての楽器が歌ってるんだよね！同じメロディラインの繰り返しの中でも、詞の内容に合わせて、微妙にドラムのフレーズが違ってたり、サビに向ってのベースラインが、更なる情感を盛り上げていたり、言葉は発されていない時にも、ギターフレーズそのものが歌になっていたり。ステージ上の３人と、それぞれの楽器が「うた」を作り上げている、その臨場感と、生命力。生でしか、味わえない空気。そして熱。音楽って、素晴らしい…。


今回は、割りと観念的な部分を中心に まとめてみましたが、まだツアー中。あと数回、リピートする予定です。次回は、また違った切り口でレポート出来れば…い～な～☆ライブを見終わり、「ウチのギターも、たまには触ってやらなきゃなぁ…。」と反省しながら、雨の中 家路を急いだ さゆりんなのでした。（ウチのギターは、別名オブジェですものねぇ…（´Ｏ｀）そりゃ上手くならんわなぁorz）