週末の、えんえん・ライブ・ハンター：さゆりん！延々出掛けてばかりいます。エンエン（；_；）
今日の会場は、こちら！
青山円形劇場、どーん！（ようこそ♪って書いてあるぞ。）

渋谷駅からは、宮益坂（みやますざか）を上るように道なりに進んで、徒歩約１０分。
この距離が微妙なのと、方向音痴なので、よく遅刻しそうになります（〃￣∀￣〃）ゞ
（坂が多くて、道が斜めに走ってる渋谷は、私には苦手な街です。すぐ迷子なるのー。）

青山劇場に隣接する『こどもの城』の中にあるのが、青山円形劇場。
その名の通り、日本初の完全円形劇場です。
施設の性質上、ちびっ子も駆け回るロビーの、奥にあるエレベーターで３Fまで上ると、そこが会場の入り口となります。




でぇ。本日の演目は、『デーモン小暮の邦楽維新 Collaboration 青山本場所』。
…「先週見たでしょ！（｀O´）」って言うな。今日は、同じシリーズでも、また別なコラボなのです！
因みに、去年の本場所も、合計３回見てます（￣∀￣）ゞ（１～２月の公演だったので、まだ『ライブでござる』は、無かった頃ですねん。）

今日から３日間連続で行なわれるのは、【守禮（しゅれい）の巻】。
シリーズ２０弾目にして初の、沖縄楽器（三線・沖縄太鼓）との維新コラボです！

いや～、これが、最高に面白かった！


今回のゲストは、沖縄の『とこなつバンド』から、三線の名嘉常安さん＆沖縄太鼓：松田弘三さん（バンドではベース担当らしい（笑））通常、邦楽はマイナーキーが多いので、まず柔らかで明るい沖縄音階が新鮮です。独特のメロディラインに、ここが都会のど真ん中だという事を忘れそう…。

実は、プロデューサーの三橋貴風先生が、大の沖縄好き！なんだそうで、今回は、何と！世界初の琉球旋法（沖縄音階）の尺八も、世界初登場！殆どのアジア各国に存在する「１本竹を使った縦笛」が、何故か沖縄にだけは無い・という話から、世界初の『うちなー尺八』を開発するに到った話など、民族楽器に関する実に興味深いお話を伺い事が出来ました。

コラボは、音楽だけでなく、朗読も大きなポイントです。今回の題材は、インド大叙事詩『ラーマーヤナ』。仏教を遡っていくと、ヒンドゥー教の関連で耳にする作品でもあります。原典はあまりにも壮大なので、７０分の１のボリュームまでカットしたらしいけど、それでも朗読は４５分に渡ります。登場人物の名前等が ややこしいので、関係図をスライド上映しつつ進むあたりが、微に入り細を穿つ 閣下らしい（笑）沖縄のメロディと、ガムラン音楽の共通点から、題材に選ばれたそうですが、朗読の迫力といい、BGMや効果音を兼ねる楽器との関連性といい、素晴らしいステージでした。


休憩を挟んでは、黒船バンドが登場して、邦楽器とロックとの融合。これも、沖縄独特の明るさとバンドサウンドがマッチして、気持ちいい～♪閣下の最新アルバム『GIRLS’ ROCK』からのカバー曲も生で聴けたし、ノリの良いオキナワンサウンドから、じっくり聴かせるバラード・更には、北島三郎大先生の、あの名曲を！三線が！という、ドびっくりな曲まで！最後まで、それはそれは何が出てくるか わからないステージでした。もー、めっちゃ楽しかった！


ライブの内容を全部書こうとすると、物凄く長くなるので、今日はここまでー。もー少し詳しい内容は、翌日も同じプログラムを見てるので、そっちのレポートで書きますねー。
で、ドびっくりな事には、来週には、同じ維新コラボレーションの別プログラムが行なわれます。
雅楽の『オルケスタ・デ・ミヤビヤーナ』を迎えての【羅城の巻】は、
2月16日(金) 19:00～
2月17日(土) 15:00～
2月18日(日) 15:00～
の３回公演。さゆりんは、１７・１８日分を見てくるぞ！
同じプログラムでも、日が違えば、表現も異なるからなっ！（｀O´）




おまけ。
公演が終わって、外に出たら、雨ー。鞄の奥底から、ようやく折り畳み傘をだしたら、お隣に、素敵な女性が♪思わず、「駅までで宜しければ…」とお誘いしたら、その方は、CIOFF（シオフ）というNGOでボランティアをなさっているそうで、とても興味深いお話を伺わせて頂きました！
出会いって、どこにあるかわからない。やはり、色々出掛けて行くことは、大事だね～。