おらいの涙
2008年 05月 15日
おらいはいつでも笑っていたかっただけだ。
そんなに難しいことではない。
離れていく友へは、ただ手を振ればいいだけなのだ。
おらいはいつでも涙を見せなかった。
おらいはある日、大きな空を見上げた。
大きな大きな空に、でっかいでっかい夕日がぽっかり浮かんでる。
おらいはあの子を思い出した。
夕日がおらいに言った。
「お前はさみしいのを我慢して、何が楽しいんだい。」
おらいはやっぱりあの子に会いたかった。
気づいたらポロポロ涙が落ちてきて
そのまま、おらいは涙と一緒に土へと流れていった
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こうしてたまに、お話を描いている。
絵本はとっても楽しいものだ。話をかくにも、キャラクターを考えるにも。
絵本には夢がある。でっかい夢がモアモア湯気のようにとんでゆく。
もっと時間がほしい。もっといっぱい考えたいのだ。
今わたしには時間がない。
もっと上手に時間がつくれたらいいのにな。
新作雑貨をちょこちょこ入荷してみたよ。
http://boojil.ocnk.net/
今週末はデザインフェスタなのです!
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by boojil | 2008-05-15 18:34 | 日記