BKオフィシャルモバイルサイト更新♪ブリキン学園ドリームSS
7月号更新しました!
携帯会員本来のシステムでは、名前を入力変換できます。
この後、主人公は恋愛モードに突入します。
17ロックユーの世界にどうぞ!
----------------***抜粋です~~***----------------
「嫌になるくらい、いいお天気」
一向に進まない軍医療に関するレポートの手を止め、私は窓の外を眺めて思わず呟いた。
燦々と降り注ぐ日差しが殆ど生徒のいない校庭で白くまぶしく弾けている。
季節はもう夏。
学力考査の試験が来週から始まるため、放課後の今も部活は中止だった。
私は試験と同じ期間に提出するレポートの課題のために図書館に来ていたが、
図書閲覧室も、直属の自習室にも生徒たちがひしめいていた。
試験前の余裕のない、おなじみの光景だ。日頃自由を満喫しているように見える皆も、
この試験期間だけはきちんと勉強をする。
成績はクラス編成に影響するし、落第もあり得るからだ。
しかし私は頬杖をついて愚痴をこぼした。
「……こんなにお天気いいのに、皆で本に齧りついているなんて。……私の二度とない今日って日がもったいないわ」
真っ青な夏空には尾の長い魚みたいな雲が浮かんでいた。
それがゆっくり遠くなっていくのを眺めていると、一緒に空に引きずり込まれそうだ。
私はふわふわとした心地よい気分になり、眠くなった。
周囲でカツカツと神経質なペンの音を立ててレポートを描いている生徒たちに気兼ねして、込み上げてきたあくびをかみ殺した。
――私の通うブリキン士官学校は、行政の中心となっている都心部からやや離れた郊外にある。
終わりの見えない慢性的な隣国との戦争により、おのずと生徒の数が増え、それに伴う校舎の増築や、
国の援助によるキャンパス自体の拡大などで、広い敷地を有していた。
私が生まれる前からずっと隣の国との戦争は続いていて、しかも民間人を傷つけない世界条例により、
戦地は陸海空いずれも限られている。
もちろん戦地に近い貧困層の居住区には誤爆も多々あり、世情は緊迫している。
けれども実質的な被害を受けることもなく、上流階級では無いけれど貴族の家系に生まれ育った私は、
我が校にいてもまだのんびりしたものだ。
将来は両親同様、軍に所属することは決まっている。
直接戦地に赴く同級生もたくさん出るだろう。
だけど、周囲も私と似たり寄ったりで、今はそんなことより、目の前の授業や試験、友情や恋愛に振りまわされて過ごしている。
高等部に進んで二度目の夏を迎えている今も、こうして試験とレポートに追われていて必死だった。
士官学校にしてはかなり自由な校風だが、試験は甘くない。
窓辺の隅の席でついうとうとしていると、ふいに、ぽんっと固いもので頭を叩かれた。
「図書館での居眠りは禁止だ」
低い声が降ってきて、一瞬授業中と勘違いし、ばっと背筋を正して見上げる。
「す、すみませんっ、先生」
しかし、いたのは図書館司書でも教師でもなかった。
「……K様……」
クラスメイトにしてこの学園の有名人、K様が本を複数抱えて立っていた。
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そしてK様と主人公は…!
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