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2013年 01月 19日 ( 2 )  
★閑話休題★アリス憧憬②  
★さて、沢渡先生が、ある意味で、原作以上に崇高にアリスを表現した
……とバビは言った。
ルイス・キャロルたるドジソンが、
アリスのモデル、アリス・プレザンス・リデルの乞食扮装写真をはじめ、
数多くの良家の少女たちのヌード写真をも、自ら撮影して
コレクションしたのはとても有名な話だけど、
彼のそうした行為には、
沢渡先生の芸術より、もう少し違う視点が混じっていたからだ。

ヴィクトリア朝には、アダムとイヴの神話より、ダーウィンの人類起源説
(強いてはアーリア民族優越説)が受け入れられるなど、
宗教的世界観としてのキリスト教は死んだが、
女王君臨のもと、資本主義に則った都合のよいキリスト教的道徳規範は
強く社会を支配するようになった。
一夫一婦制の強化や家族愛というものが賛美され、
さまざまな欲望は押し込められた時代だった。
(もちろんうわべの美徳に反発する極端な闇の世界を、BKライブでやっているわけだが)

そうしたお堅い道徳の中では、まだ性的目覚めのない少女(=処女)は聖と見なされていた。
大人の女性との交流が得意ではなかったドジソンが、
少女たちに簡単に近づけたのも、逆にそのお堅い道徳規範

――少女は成人男性の欲望の対象ではない――

が、反面的に働いた。
ドジソンも結局はその道徳を逸脱し、少女を犯すなどという誤った方向へは
行かなかったものの、写真という形で、欲求をはらしていたわけだ。

当時の写真撮影は、今では考えられないほど長い時間じっとしていなくてはならず、
ヌードになった良家の少女たちは、その間ドジソンの目に曝され続けた。
そこに真面目な彼の行き場を失っていた性的な発露が見出せるというのは、
バビの下種な発見でも何でもなく、世界中の多くの学者が指摘することで、
彼の100名以上の少女のリストなどを見れば、誰でもうなずける話だ。
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・これはドジソンの写真じゃないけど、こういう美少女ポストカードがヴィクトリア朝で大流行
モデルの多くは良家のお嬢さんなんだ

ヴィクトリアンの「女性は守られるべきもの」と言うジェントルマンの言葉の裏で、
「女」「子ども」「動物」は並列で扱われ、
男性より知性的に遅れたものと位置づけされていた。

「少女」とは、強い成人女性が苦手だった彼にとって、自らの中で支配しきれる偶像だった。
写真に「少女」の姿を閉じ込めるというのは、不思議の国に閉じ込めるよりも、
最も端的な手法だったかもしれない。

ドジソンがこよなく愛し、プロポーズまでしたという
アリス・プレザンス・リデルは、ブルネットのおかっぱ。
(英国人的視点では)神秘的な少女で、
ジョン・テニエルが挿絵として描いた金髪ロングヘアのアリスとはまったく異なる。
むろん、テニエルにそういう風貌の少女にしてほしいと依頼したのは
ドジソン自身で、ルックスのモデルは別にいた。
しかし、ドジソンは今これほど愛されているテニエルのアリスを気に入ることがなかった
というのも有名な話だ
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・ま、皆のイメージはどうしてもここに帰結する。
ジョンテニエルの世界に束縛されていると言ってもいい。

このように、事実と作品は異なる。
作者と作品も、分けて考えなければいけないものだが、
児童書を超えて大人を掴む、アリスという少女の魅力は、
ドジソンという人物を透過したとき、よりわかりやすいだろう。
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・アリス・プレザンス・リデル。本当に大好き ちょっとぞくっとする可愛さがある
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・乞食の扮装のアリス。なんかドジソン先生の意図が透けて見える←

本物のアリス酷似の「ドリームチャイルド」(1985)は、バビ超オススメの映画だが、
今じゃDVDも買えないってどういうことだー。
年取ったアリスが昔をふり返る映画。ドジソンとの淡い恋を描く。
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「ドリームチャイルド」
・アマゾンで中古が2万円とかするぞ(汗)


★ところで、不思議の国、鏡の国にいるときのアリスというのは、実に少女らしい。
素直で、優しくて、好奇心にあふれていて……危うい。

そう、すごく危険に見える。

「暴力とグロテスクとカタロストロフィーの予感」に満ち溢れている世界と
高山宏も指摘しているが、そうした方面を強く引き出し、
悪趣味に満ちた顕著な名作が、ヤン・シュヴァンクマイエルの描いた「アリス」(1988)だろう。
バビはこういう一面も大好きだが。
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・アリスを導くうさぎは剥製のうさぎ。シュヴァンクの悪趣味全開
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・バビはめっちゃ大好き。DVDをどれだけ繰り返し観ていることか


だけど、アリスは、絶対に誘拐されたりはしないんだ

なぜなら、このうさぎ穴の下にひろがる不思議な世界、
愛猫ダイナ(この名前も象徴的だが)に導かれる鏡の世界に
リアルの人間は出てこないからだ。
アリスの姉ですら入っては来られない。

その世界で、めちゃくちゃな事件に巻き込まれても、
仮に無邪気なアリスが、はしたなくふるまったとしても、彼女が奪われることは決してない。
アリスを取り囲むのは、みんな奇妙な生き物で、
ハートの女王でさえ、首をちょんぎっておしまい!と怒鳴りつけているが、
「少女」を少女から何者かへ開いてしまう、最も恐ろしい大人の男性はいないんだ。

そこがアリスの絶対少女としての魅力なんだ
アンバランスなリミナル(境界)にありながら、絶対そこを超えてはダメ。

その意味において、ディズニーの実写アリスは……。
マッドハッターと恋をしかけた大人のアリスは…まあ、いいや……。
あ、アニメーション版アリスは大大大好きだと言っておく。
「ディズニープリンセス」のカテゴリーには入れないでくれとは思うけどね。
アリスは普通の特別じゃない少女であることが魅力なので。
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・大人のアリスのバビの限界値。これは本当に素晴らしい。
アーサー・ラッカムは、ヴィクトリアン黄金期って感じむんむん
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・世界が息をのんだ、新しいアリス。少女を飛び出てるけどこれも感動
2003年にアニー・リボヴィッツがUS「VOGUE」誌で発表。
チェシャ猫:ゴルチェ、マッドハッター:ラクロワ、
3月ウサギ:トム・フォード、ハートの女王:ジョン・ガリアーノ
という豪華メンツも話題に。
カイエが感銘を受けすぎて今でも語る。カイエの心の根っこのアリス。


★典拠もしっかり上げず、思いつくまま、わーっと感情的に語りすぎた。
こんなのは序の口。
バビのアリス憧憬の泉はまだまだずっと深いです。
またいつか、語るかもしれないし、
毎日のご飯がアタリマエで、執拗に語る人がいないのと同じように、
アリスについては、あえて文章にしないかもしれん。

アリスを内に秘める女の子は、皆大好きだ
そうなると、やっぱりカイエの「ロリコン」が正しいのか?

いや、そんなはずはない。

バビ
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by bkmoonbk | 2013-01-19 01:35 | バビプライベート
★閑話休題★アリス憧憬①  
★バビっす。
閑話休題でバビは、気軽に気ままに(これを見てくれる子は関係なく)
個人的に好きなものを、ある種の偏愛をのぞかせつつ語っている。
しかし、その気軽さでは口にできない重~い嗜好…もはや病気がある。

それは少女愛

「ありゃま、そんなんよーく知ってるよ」ってBKファミリーもいると思う。
でも「好きだー好きだー」と騒いでいるだけで、実はあまり真面目に話していない。
なぜなら、もうどこから何を語っていいかわからないほど、
バビの内面に氾濫する表象だから。

そう。表象。

「少女愛」とは言っても、誤解の無いように先に言うけど、愛するのは、表象、イメージだよ。
直接的な性的欲望を持っているのではなく(冗談や過度の愛情で「食べたい」とか言うけど)、
もっとずっと偏向的な執着としての愛なんだ。
これまでしばしば語ってきた「バラ」「人形」「小鳥」「水槽の魚」「貝」「蝶の標本」
「妖精」「人魚」「天使」とか…「少女」もそういったものと並列的なイメージ偏愛だよ。

しかし、こうしたバビの好きなものの中でも「少女」というのは最大級に重症かもしれない。
バビの嗜好を心底理解しているカイエすら、バビを「ロリコン」と揶揄する。
厳密には違うんだが、あながち外してもいない。


★ずいぶん堅く聞こえるかもしれないね。
でも、こうした少女愛をバビの中に形成した要因の一つが
ルイス・キャロルのALICEに由来していると言えばどうだろうか。

「なあんだ」と思っただろう? 

嗤った子もいるかもしれない。
アリスに魅了されている人なんか、世界中にたくさんいるからな

ヴィクトリア女王時代1865年、オックスフォード大学の数学教師だった
チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンが
ルイス・キャロルの名前で出版した「不思議の国のアリス」。
このナンセンスストーリーの児童書が、子どもはもちろん、大人にも
不思議な魅力を振りまいているのは、今さら言うまでもない。

うさぎを追ってうさぎ穴に落ちたアリスは、不思議な生き物たちに遭遇し、
彼らが語るわけのわからないナンセンスな言葉や話を聞かされたり、
また事件に巻き込まれたりする。
子ども時代はその面白いおかしな世界観に素直に浸り、
大人になってからは奇妙で不条理な世界に迷ったまま帰ってこられないような
不思議な感覚(ある種の不安も)を覚える物語。

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・ルイスキャロルの著作がまるごとの英語本。読破できてない。
「アリス」に感激したヴィクトリア女王が、ドジソンに
「あなたの次の著作が見たいわ」と褒めたとき、数学書を送ったのは有名な話。


★アリスにインスパイアされた大人は、作家や芸術家から心理学者まで後を立たない。
今、日本人の、とりわけ成人オタク層が(アリスを詳しく読んでいなくても)
「アリス」と聞いて想像するアリス像の源流は、
実はディズニーのアニメーション映画のアリスだけではないんだ。

1973年に日本橋の三越デパートで開かれた沢渡朔先生の
「少女アリス」という写真展もその一つ。それも相当大きな影響だった。
1972年の「現代詩手帳」で詳細なアリスの背景の紹介、
続いて牧神社から「アリスの絵本」、1974年の金子國義がイラスト。

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この気の強そうな線の細いアリス。本当に素敵


そうした一連のアリスブームの中で、沢渡先生の写真は、
見る人に、爆弾を投下されたような衝撃と、大衆のアリス像を決定づけた。

良いものが出ると、それを劣悪な形で真似をして稼ごうとする人たちが出るのが世の常。
「少女アリス」(河出書房新社)は、その後80年代まで続く大人の欲望に貶められた
少女ヌード写真の全盛にも繋がっていったという歴史があるんだが、そんな事実はつゆ知らず、

バビが思春期にこの写真集に出会ったときの衝撃は普通じゃなかった

すでに「少女アリス」は確固たる名作として復刻も出ていたが、
バビが目にしたのはたまたま初版だった。

化粧箱入りの上等な生地張りの上製本。
この時点でアイドル写真集なんかじゃなくて、美術の写真集の装丁なわけだが、
化粧箱の裏表紙は、アリスとありながら幼い少女のヌード。それがとてもとても美しい
まさに頭を殴られるような感覚だった。
もやもやと感じていた、アリスというキャラクターの児童書から飛びぬけている魅力って
こういう一面があるからだと理解するビジュアルの少女が裸でレースにくるまれていた。
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有名な表紙

幼女ヌードなど、21世紀の今では完全に発禁モノだが、
この写真集をそういう卑俗的な目で見ることは決してできない。
中の写真は、瀧口修造や、谷川俊太郎の言葉遊び的な詩(まさにアリスの物語に合った)と
ともに編集されており、完璧な芸術作品なんだよ
これがいやらしいと考えるほうがいやらしいと思うんだけどな…
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日本人のイメージするアリスのリアルな原型となった少女。サマンサちゃん
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可愛すぎる


★先日、銀座のギャラリーに「スキャンダルヌード」という写真展を観に行った。
目的は、この沢渡朔先生の「少女アリス」本物の写真、それから寺山修司の写真だった。

何年も恋焦がれていた「少女アリス」
だけど、1972年にイギリスで、銀塩で撮影された写真の本物のスチールは、
もう焦点がにじんでいた。
正直、持っている写真集以上に感銘を受けたかといえば、そこまでの感動が起こらなかった。
(未発表作品が1枚しか展示されてなかったってのもあるけど)
それでも、沢渡先生のようにある意味で、原作以上に崇高にアリスを表現したものを、
バビは多く知らないよ。
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沢渡先生にだけお花が来ていた。
バビが行ったときは、カメラマン見習いの人が一人だけ。
ギャラリーは閑散としていた。

http://bld-gallery.jp/exhibition/130110scandal_nude.html

初版はむやみにいじれないが、廉価版写真集もあるので、
2月17日のBKカラオケオフ会にでも持っていこう。
もっとバビの話を聞きたい人はぜひ♪

そしてこのヤマイな話は②へ続く!
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1889328349&owner_id=20525155

バビ
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by bkmoonbk | 2013-01-19 01:26 | バビプライベート
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