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V.A.『UNDER CONSTRUCTION ~rock'n'roll revival from Tokyo!!!~』
![]() カラフルなサウンドが次々に飛び出す、 アイデアにあふれたバンドが集結!! 話題のコンピ・アルバムの登場だ。このところルーツ・ロックを独自の解釈で展開するバンドが現われて、ロック・シーンが熱を帯びてきている。そんな動きを、UK やUSの“ロックンロール・リヴァイヴァル”ムーヴメントに重ね合わせてコンパイルしたのが『UNDER CONSTRUCTION~rock'n'roll revival from Tokyo!!!~』だ。参加しているのはQUATTRO、a flood of circle、The John's Guerrilla、The Mirraz、The Cigavettes、6EYES、MONICA URANGLASS、THE BAWDIES、PILLS EMPIRE、Veni Vidi Viciousの10バンド。これらのバンドは“ロックンロール・リヴァイヴァル”に限らず現在のライヴ・シーンで注目を集めているバンドばかり。結果的にこのコンピは今の日本のライヴハウスを代表するニューカマーが集結することになった。一聴して感じるのは、それぞれがダンサブルなロックを自由に追求していること。日本のロックバンドがブレイクする時には“バスドラ4つ打ち”がキーワードという不毛なジンクスをあざ笑うかのように、カラフルなサウンドが次々に飛び出す。アイデアにあふれ、同時にバンドとしての美意識をあきらめないバンたちの競演は、それだけで感動的だ。そしてドキドキするほど魅惑的である。このコンパイルをプロデュースしたエイベックスの宮崎威志氏は、音源を聴いて気に入ったバンドのライヴをたずね歩き、セレクションしたという。そうした姿勢も、このアルバムに確かなリアリティを与えている。そして10バンドに共通しているのは、ルーツ・ロックを基本に置きながら決して地味にならずに、オリジナルなポップを楽しみながら目指していること。今回は参加バンドの中からa flood of circleのギター&ヴォーカル佐々木亮介とギタリスト岡庭匡志、QUATTRO のハモンドオルガン・プレイヤーの佐藤真彦とベーシストのケイゾーの4人に来てもらって、ミュージシャンとして『UNDER CONSTRUCTION~rock'n'roll revival from Tokyo!!!~』について語ってもらった。言いたい放題のトークを、テーブルのはじで宮崎氏がニコニコ聞いていたのが印象的な対談だった。 ●取材・文/平山雄一 ⇒QUATTRO×a flood of circle インタビューへ ⇒“UNDER CONSTRUCTION”オフィシャルサイト ▲
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| 2010-09-29 20:49
| インタビュー
![]() ◆正直、“このシーンにやっと気付いてくれましたか”って感じです(笑)〈QUATTRO・ケイゾー〉 エキサイト:1枚のコンピ盤としてまとまってみて、最初に感じたことは? 岡庭:どれも好きなバンドだったから、一緒に入っているのが嬉しかったですね。 佐々木:何回も対バンしたバンドもいれば、まだ対バンしたことのないバンドはこのコンピをきっかけにやってみたくなりましたね。それと10バンドの中で俺らが一番若いのがすごいでしょ(笑)。 エキサイト:若さが武器、それだけかい(笑)。QUATTROの方々は? 真彦:いい感じのセレクトですよね。面白い取り合わせだと思います。 ケイゾー:うちは6EYES以外は、全部対バンやってる。みんなアイデア豊富なバンドばっかりだから、「うちはネタが少ないなあ」と思いましたね(笑)。 エキサイト:あはは、ネタですか。でも本当に全バンドが音楽好きで、ためらいなく自分達の音楽をやっていて気持ちがいい。そういえばハモンドが入っているバンドって珍しいし、カッコいいけど、ハモンドはネタじゃないの? 真彦:ネタって、ひどいなあ(笑)。でも確かに狙ってます。QUATTROは元々ギターロック・バンドだったんですけど、僕が前にやっていたバンドと対バンで知り合って、仲良くなって、最後に入ったメンバーが僕なんです。じつはその時はまだキーボードが弾けなくて。だからネタみたいなもんです。 エキサイト:それってthe telephonesの鉄砲玉キーボートと同じじゃん(笑)。 真彦:(笑)。あの人、カッコいいですよね。 エキサイト:佐藤君もカッコいいから、ルックスでメンバーに呼ばれたの? 真彦:そんなことはないですよ(笑)。 エキサイト:ハモンドがあるから、今後、独特のポップを作り出す可能性をすごく感じる。QUATTROに最後に参加したのは、そういうポップをバンドとして追求したかったからなのかな? 真彦:そうですね、ヴォーカルの岩本と僕はメロディ好きなので、もっとポップな曲をやってみたいです。 ケイゾー:やり方次第で、もっとポップな落としどころがあると思っているんですよ。 エキサイト:a flood of circleも“ブルース・ロック”とは言いながら、ポップなアプローチを積極的にやっているよね。 佐々木:はい。なんと言っても、この中では僕らが唯一「ミスチル好き」って言えるバンドですから(笑)。僕らは元々ポップ指向です。 エキサイト:その辺りが今回のコンピを聴いていて、力強く感じる点だよね。リスナーに色々なロックの魅力を伝えられる。 ケイゾー:そうですね。正直、“このシーンにやっと気付いてくれましたか”って感じです(笑)。ここに参加したバンドは、新しいことにトライしようとしていて、お互いに“いいな”と思っているんだけど、下手をすると“ライヴハウスの看板バンド”みたいなところに落ち着いちゃう危険もある。もっと広く構えたい。音楽も分かりやすくて、見た目にも分かりやすくやりたいと思っています。 佐々木:参加したバンドはみんな、本当にロックが好きなんだろうな。よく年上のリスナーから「若いのに、よくそんな昔の音楽を聴いてるね」って言われるんですけど、僕らは単に昔の音楽を20代の人間として好き勝手にやっているだけ。だから戦略的にロックをやるんじゃなくて、ちゃんとルーツを持ちながら音楽の追求の仕方の自由度が高いんだと思う。 エキサイト:それって、ロックで儲けたいんじゃなくて、ロックでモテたいってこと? ケイゾー:それって、分かりやすいですね。分かりやす過ぎっていうか(笑)。僕は兄の影響でハードロックを聴くようになって、ずっと(ディープ・)パープルとかプログレとかを聴いていたんですけど、ある日、“これじゃあモテない”って気が付いた。その頃、岩本がベックとかブラーとか、いかにもモテそうなのを聴いていたのでバンドを組んだんです。 岡庭:そっかあ、だから俺はモテないのかあ(笑)。 全員:爆笑 佐々木:だって俺達、ツアーで車移動している時、ガンガンにパープルかけて、ギター・ソロを本気で口づさんでるんだから(笑)。 エキサイト:そりゃモテんわ!(笑) ![]() ◆ライヴハウス発の企画から生まれたコンピだから、ぜひライヴを見てほしい〈a flood of circle・佐々木〉 エキサイト:参加バンドに共通のルーツってあるのかな。たとえばローリング・ストーンズかビートルズかって言ったら? 佐々木:全部かどうか分からないですけど、僕らはビートルズです。 真彦:たぶん、僕らも。 エキサイト:パンクとかは? 真彦:(セックス・)ピストルズはカッコいいけど、パンク自体にそんなに影響は受けてない。 ケイゾー:そうなると、曲としてはクラッシュのほうですかね。 佐々木:僕らはやっぱ、ブルース。 真彦:僕らはよく、「ルーツは(レッド・)ツェッペリンなの?」って言われるけど、そうでもない。それより、60年代のサイケデリックとかね。バンドで言えば“ジェファーソン・エアプレーン”とか。 佐々木:僕ら自身は“ロックンロール・リヴァイヴァル”って意識はそんなにないんですよ。 エキサイト:というアブない発言が出ましたけど、宮崎さんはどう考えているんですか?(笑) 宮崎:(笑)。そうですね、コンピのタイトルについては賛否両論あると思います。でもそれも想定済みなんですよ。否の意見があっても、それでいいと思ってます。これらのバンドについてすでに知っている人に向けてだけでなくて、全く知らない人にも提示するためには、分かりやすいキャッチコピーを付けるべきだと考えています。小さい輪っかの中で留まらせたくはないですしね。いいバンドがたくさん出てきて、それをリアルタイムで楽しむ人がどんどん増えていってほしいと願っています。“ロックンロール・リヴァイヴァル”って言葉をネットで検索すると、このコンピも含めてたくさん引っかかってくるのは、ある意味、成功かな、と。 エキサイト:プロデューサーとして、大人な発言ですね。でも、嬉しそう。 宮崎:僕自身が参加バンドのファンなんで(笑)。 エキサイト:参加バンド自身はこのコンピをどう思っているんですか? 岡庭:日本のロックシーンは今、かなり面白いので、このコンピで味わってほしいですね。 佐々木:ライヴハウス発の企画から生まれたコンピなので、これを聴いたらぜひライヴに来てほしいです。 真彦:そうだね。全バンド、ライヴに重点を置いて活動しているので、このアルバムを手に取って、ライヴに来てくれたら嬉しいです。 ケイゾー:で、ライヴに来たら、僕らはまだそんなに有名じゃないから(笑)、直接話しかけてほしい。ネットとかより、直にコミュニケーションしたいんですよ。そのほうが健全ですよね。最近、そう思うようになってきた。 エキサイト:僕はa flood of circle、とThe John‘s Guerrilla、The Mirraz、MONICA URANGLASS、Veni Vidi Viciousのライヴは観たことがあるけど、QUATTROはまだ観てない。どんなライヴなの? 真彦:二人のギタリストが僕のハモンドにガンガンぶつかってくるので、楽器がもう壊れる寸前です。 エキサイト:じゃ、ハモンドにぶつかりに行こうっと! 真彦:それは絶対、やめてください(笑)。 ⇒CD情報へ ▲
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| 2010-09-29 20:44
| インタビュー
![]() V.A. 『UNDER CONSTRUCTION ~rock'n'roll revival from Tokyo!!!~』 発売日:2009/03/04 品番:CTCR-14617 価格:¥1,575(税込) <収録曲> 1. The John's Guerrilla / Don't get down bitch 2.The Mirraz / 僕はスーパーマン 3.The Cigavettes / out of the race 4.QUATTRO / Stone 5.6EYES / RETURN 6.MONICA URANGLASS / Jill United 7.THE BAWDIES / IT'S A CRAZY FEELIN' 8.a flood of circle / エレクトリック ストーン 9.PILLS EMPIRE / Kubrick Syndicate(Subterranean Mix) 10.Veni Vidi Vicious / Yeah Yeah Yeah ⇒CDを購入する ▲
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| 2010-09-29 20:25
| インタビュー
AJISAI
2ndアルバム『sayonara terminal』 ![]() ここまでに一区切りをつけ、 AJISAIはまた新たな旅に出る 今年1月、結成6年目にして初のワンマンを大成功に収めたAJISAI。そのステージ上で「最高の作品が出来た」とヴォーカル&ギターの松本が自負していたとおり、3月4日に発売となる彼らの2ndアルバム『sayonara terminal』は、素晴らしい作品に仕上がった。昨年夏と秋にリリースした『A SIDE SPLIT』にそれぞれ収録していた曲や夏の配信限定シングル、12月に発売した最新シングル『虹』の収録曲。そして、新しい試みや新たなる幅を感じさせる新曲群という、2008年の集大成ながら、これからを多分に感じさせてくれる今作。よりスケールも大きくなり、ダイナミックさとワイドさもアップ。そこに繊細さも往々にして同居しているところはいかにも彼ららしい。随所まできちんとアレンジが練られ、今まで以上に、より作品は作品、ライヴはライヴ感に満ちた本作について4人を直撃。色々と話を聞いてみた。 ●取材・文/池田スカオ和宏 ⇒AJISAI インタビューへ ⇒AJISAI オフィシャルサイト ▲
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| 2010-09-29 20:16
| インタビュー
![]() ◆2008年を括りつつ2009年に向かえる作品になった エキサイト:先日の初のワンマンライヴを振り返ってみていかがですか? 松本:良いところも悪いところも見えたライヴだったな、と。次につなげられるワンマンでしたね。 太作:ワンマンだからどうこうって意識も特になく、わりと普段どおり演れたかな。 エキサイト:かなり冷静ですね(笑)。 須江:もちろん“演れて良かった”という想いはあるけど、特にワンマンだからといって気負いはあまりなく出来ました。すべて僕達を目当てに観に来てくれた人ばかりだったので、お客さんの反応も良く、こちらも釣られてかなりテンションが上がりました。逆にもっとデカいところで演りたくなったし。 Mocchi:自分的には、まさに“満を持して”って感じでしたね。テンションもムチャクチャ上がったし。終始楽しいライヴが出来たので、かなり満足です。 エキサイト:6年目でのワンマンはバンドの青写真的には早かったほうですか? それとも遅かったほうですか? 松本:どうなんだろう……? 結成して2年~3年目から「ワンマンをしたい」っていう話はしていたんですよ。だけど、動員的にも技術的にもなかなかふん切りがつかなくて。今回はようやく自信を持って演れましたからね。 太作:自分達的には特に早くもなく遅くもなくって感じかな。 エキサイト:そのステージ上でも「最高の作品が出来た」と豪語していたとおり、かなり素晴らしい、クオリティの高い作品が今回は出来ましたね。まずは今作を完成させた今の感想から教えてください。 松本:今回はそれこそ1曲1曲の完成度も非常に高いですからね。今までの中でもっとも完成度の高い作品が出来ました。どの曲も、「どうぞ聴いてくれ!!」って自信を持って押せますからね。逆に「押し曲は?」と聞かれたら、「全曲!!」と胸を張って言える。 須江:今回はそれこそ新曲も含め、ほとんど「AJISAIベスト盤」と言っても過言ではない内容ですからね。新曲にしても今までの自分達ともちょっとテイストの違った曲ばかりだし。ベストにして新しいAJISAIを知れるナイスな1枚かなと。 Mocchi:まさしく「2008年のAJISAIベスト盤」ですよ、今作は。そして、これを引っさげて2009年頑張っていける作品でもある。2008年を括りつつ2009年に向かえる作品ですね、まさに。 ◆完成度が高く、格段に良い曲や作品になった エキサイト:それにしてもスケール感が大きくなりましたよね。いわゆるダイナミズムやワイドさがありりつ、逆に繊細さも増して。その両極がバランス良く入っていると思いました。 松本:僕もそう思いました。曲の作り方も以前とは多少変わったし。完成度が高く、格段に良い曲や作品になったかなと。 エキサイト:わりと“作品は作品、ライヴはライヴ”みたいな構築感のある内容ですが、レコーディングにもかなり時間をかけたのでは? 松本:シングル曲を録っていったことも含め、1年間じっくり作っていった感じかな。しかも、1曲1曲の制作密度も濃密で。おかげさまで収録曲が決まっても、その曲順を決めるのに時間がかかっちゃって。どの曲も素晴らしいので、その辺りはかなり悩みましたね。 須江:構築的な部分で言うとアコギの起用があるかな。今までの作品でも使ってはいたんですが、ここまできちんと考えながらの起用は初めてで。以前と同じことはしたくなかったし、常に成長しているところを見せたいですからね。あと、今まではけっこうフレーズを熟考してからレコーディングに臨んだんですが、今回はあえてノープランで臨むことが多くて。ほとんどがスタジオのその場に合わせて弾いたんです。インスピレーション重視で弾けたので、思いのほかサクサク出来たし。そういった意味も含め、自分がまたもう一歩成長できたかなと思います。 エキサイト:リズム隊の二人はいかがでした? 太作:ドラムに関しても特に考えて臨みませんでした。とは言え、今回は音色に関しては相当気を遣っていて。色々な人の音源の手触りやフレーズをパクって……いや、勉強して(笑)、レコーディングに挑みました。今回は今まで経験してこなかった音色やフレーズもかなり多く入れ込んでいて。普通の人には分からなくても、ドラムを演っている人には分かる、そんな小細工もしています(笑)。今回はエンジニアさんと相談しながら録れたので、その辺りも勉強にはなりました。 Mocchi:ベースに関しては、特に意識したことは無いんですが、2008年1年の自分の成長が詰まった感はあるかな。 エキサイト:ちなみに今回は、コンセプトを持って挑んだりは? 松本:それがほとんど無くて。今回は既発のシングル曲も半分近くあったし、そのどれもが強烈な曲ばかりでしたからね。それらに負けず、且つ違ったタイプの曲を作ることを心がけたんです。それが今作のバラエティさやバランスを生んだんでしょう。 エキサイト:たしかに今作は幅の広いものになっていますね。歌で伝えたいことを上手く演奏でも伝えているし。 須江:嬉しい感想なんですが、じつは僕達がアレンジをしている段階では、まだ歌詞が仮歌詞か、全く無い状態なんですよ(笑)。なので、歌っているメロディからイメージしてアレンジを考えていくんですが、ピッタリのものもあれば、“あれ? こんな歌詞が乗ったんだ?”ってところもあって(笑)。だけど、合わせてみるとそれなりにしっくりきていますからね。その辺りは面白いなと。最後の「交差点」なんて、僕的には明るいイメージの曲だったんですが、実際に乗った歌詞は切ない感じだったし。それはそれで、良い意味で期待を裏切ってくれたな、と(笑)。 松本:もちろん各曲イメージは持っているんですが、サウンドやメンバーの放つフレーズにインスパイアされて歌詞が変化する場合が往々にしてあって。自分的にも最初に思っていたのと実際とのギャップに、“あぁこうなったか”って時も多々あります(笑)。 ◆伝えたいこともハッキリし、表現も抽象的なものから直接的になってきた エキサイト:今回は須江君も3曲作曲していますが、ポップで春っぽい曲、スリリングな曲、ジーンとくる曲と、それぞれ違ったタイプの楽曲ですね。 須江:曲出しの時に5曲持っていったんですが、採用されたのがこの3曲で。(松本)俊が作った曲とも違ったタイプの曲を持っていくことで、上手いバランスが取れたらいいかなと、全曲違ったタイプの曲を用意していました。 松本:今回は、僕と須江のどちらが何曲作るかもあらかじめ決めず、作品全体のバランスを見て収録する曲を決めていきましたからね。以前よりも伝えたいこともハッキリしてきたし、表現も抽象的なものから直接的になっているように思います。 エキサイト:今作は歌詞の表現力や描写力も数段にアップしていますもんね。 松本:すごく大変でしたが、納得のいくものが最終的には出来たかなと。迷ったり悩んだりした分、今までよりも数段良いものが出来ました。 太作:ホント、良い歌詞を書くし、良いメロディを作り出しますよ、俊は。昔より数段直接的になったかな。昔はそれこそ、何が伝えたいんだろう? って歌詞が多かったですからね(笑)。 Mocchi:良い歌詞やメロディがついてくるのが分かっているから、頼もしいですよね。常に安心感がある。 エキサイト:さりげないプレッシャーをメンバー同士で与えあってますね(笑)。ちなみにプレイ的なところでの聴きどころは? 太作:プレイ的には特に無いんですが、「失恋レシピ」は歌詞が良いのでぜひ聴いてください。特に2番のBメロからサビにかけてが個人的には大好きで。“ああ、分かる、分かる”みたいな。あと、この曲に関してはあえてヴィンテージのドラム、それこそ40年近く前のスネアを使用したんですが、これがじつに良い音を出してくれて。あれには驚いたと同時に感動しました。 須江:今回は音をかなり重ねましたね。あと、フィルター系のエフェクターをよく使ったかな。ギターで出す、ギターっぽくない音を今回は幾つか入れてみたし。ライヴの際は……とにかく頑張ります(笑)。 エキサイト:歌はいかがでした? 松本:歌は思い通りに歌えたかな。多少の音程は気にせず、感情を込めることに重きを置きました。今までとは違ったタイプの歌い方にも何曲かチャレンジしてみたんです。 エキサイト:タイトルの「sayonara terminal」に込められた意味を教えてください。 松本:元々タイトルに、「終着点」や「終点」って意味の「terminal」を入れたくて。自分達的にも今までで最高の作品が出来たので、ここで一区切りをつけ、また新たな旅に出るつもりで付けたんです。それこそウチらが旅立っていけるようなタイトルにもしたかったし。アルバムはもとより今の自分達に向けてつけたタイトルって感じですね。“次の列車に乗り、次の旅に行くぜ!!”みたいな。 エキサイト:今作の聴きどころを教えてください。 松本:やはり1曲目の「流れ星」ですね。疾走感も切なさも同居していて、今までのAJISAIには無かったタイプの曲調でもあるので、この曲でガツンときてほしいなと。 太作:1曲目から最後まできちんと通して聴いてほしいですね。“一度プレイボタンを押したら、止まるまでは聴いてくれ!!”って感じです。 須江:僕の作った曲をぜひ聴いてください(笑)。とりあえずアピールしときます(笑)。 Mocchi:最高のアルバムなので、ぜひ聴いてください。 ⇒CD情報へ ▲
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| 2010-09-29 20:12
| インタビュー
![]() 2ndアルバム 『sayonara terminal』 発売日:2009/03/04 品番:DLCR-09031 価格:¥2,300(税込) <収録曲> 1.流れ星 2.虹 3.はづき 4.リメンバー 5.眠らない魚 6.君色ノート 7.かくれんぼ 8.サイハテトレイン 9.失恋レシピ 10.ハルフワリ 11.花唄 12.リフレイン 13.交差点 ⇒CDを購入する ▲
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| 2010-09-29 19:55
| インタビュー
![]() LOST IN TIMEというフィルターを通したこの世界の未来が、ここにある 2年ぶりとなるニュー・アルバム『明日が聞こえる』は、そのタイトルが示すように未来を信じる力に満ちた明るい曲が並ぶ。とはいえ、それはノーテンキな楽天主義の明るさでは決してなく、懐疑や戸惑いの痕跡がアルバムのそこここに見受けられる。だからこそのリアリティが、その明るさに独特の深みを与えている。山奥の泉に木漏れ日が降り注ぐように、海中のサンゴを照らす月光のように、LOST IN TIMEというバンドのフィルターを通したこの世界の未来が、そこにある。だから“明日”が“聞こえる”なのだろう。音楽を通して透視する“明日”なのだ。そこには少しだけ苦さが漂ってはいるが、手作りのジンジャーエールを飲んだ時のような爽やかさがある。オープニングの「合い言葉」は不安なほど音数の少ないバックに乗って、頼りない感じのする声で海北が歌い出す。が、曲が進むと、みるみる豊かな色彩を帯び、力強さが増していく。まるでトンボの羽化を見るように、透明な羽根に力がみなぎっていく様は、2年というインターバルを考えると感動的ですらある。また、アルバムの中盤の核をなす「忘れもの」も味わい深いナンバーだ。そのあたりを中心に、海北にニュー・アルバムとLOST IN TIMEの今を聞いてみた。 ●取材・文/平山雄一 ⇒LOST IN TIME インタビューへ ⇒LOST IN TIME オフィシャルサイト ▲
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| 2010-09-29 19:29
| インタビュー
![]() ◆この3人は、曲に乗せる想いのピントが合う エキサイト:前作から2年経ってのアルバムだけど。 海北:2年かかってしまった、というより、2年ぶりに曲が書けたっていう感じです。もがいてたものが出てきたってことを考えると、2年はムダじゃなかった。だから、今のテーマは、次(の作品)をもっと早く出すってことです(笑)。 エキサイト:それ、気が早過ぎるでしょ(笑)。曲を書きたくなるまで待っていたっていうことなのかな? 海北:そうですね。2年、まるっきり曲を作らなかったわけじゃないんです。元ネタはあったけど、編成が不安定で、形にすらならなかった。昨年の夏に三井君と3人でやるってことになって行なった合宿のタイミングで「希望」が出来て、その形が出来上がってから曲を作った。ってか、作れるようになったというか。 エキサイト:その前のものは、全部捨てちゃったの? 海北:いや。「ブルーバード」の歌詞とか、「忘れもの」のメロとか、「あじさい」のネタとかがあったんですけど、眠ってた。曲として完成させるには至らなかったんです。 エキサイト:2年待った甲斐があったね。僕はアルバム1曲目の「合い言葉」が好き。始まりがすごく印象的で、リズムも変化に富んでいる。でも、複雑じゃなくて、ポップに感じる。 海北:プログレ・ポップっていうんですかね。3人のセッションから作ったんですけど、変拍子を使って仕掛けも多いんだけど、自然に聴こえるようにしたかった。 エキサイト:アレンジも面白いんだけど、歌……特に歌いだしの部分にすごく惹かれる。 海北:今回、僕等との共同プロデュースという形でお願いしたのは、スピッツなどを手がけている竹内(修/Teenage Symphony)さんっていう方で。バンドが行くべき方向をナビゲートしてくれたんです。「この曲は何を歌いたいの? だとすると、一番いい方角はあっち」って旗を振ってくれる。この出だしの歌も、「ふらふらしているんだけど、誠実さが伝わるテイク」ってことで選んでくれて。 エキサイト:確かに誠実に聴こえる。いいセレクションだね。 海北:何回も歌ったんだけど、けっきょく最初のテイクが一番良かったのかな、それこそ誠実さが伝わるっていう意味で。 エキサイト:そういうのは、なかなか自分では選べないよね。 ◆このアルバムは、目的じゃなくて、手段。歌を通じて気持ちを共有したい エキサイト:今回は全体に歌詞も心に残るものが多いけど、どんな風に書いたの? 海北:3人で出した音と空気に向かい合って、詞を考える。自分自身が思っていることっていうか。この2年間、色んな人と出会って、別れて、自分は人に気持ちを伝えるのがうまくない人間なんだ、それでヤキモキしたし、されてたんだなってことに気付いた。それを一個一個ヒモといていく中で、音楽に呼ばれて歌詞が出てきたんです。 エキサイト:それってすごくいい作り方だね。言葉はスラスラ出てきたの? 海北:言葉のストックがあるんです。昔、本でジョン・レノンが言っていたことを読んだんだけど、浮かんだ言葉をメモしてコートの色んなポケットに入れておいて、それを忘れた頃に取り出して、ランダムに並べて曲を作るんだって。僕はすぐに忘れちゃうので、思ったことをあちこちに書いておいて、最後にまとめてみると、自分が何を歌いたいのかが客観的に分かる。 エキサイト:面白いね。関係ないことのようでいて、一人の人間がその時期に思ったことだから、どこかでつながっているのかもしれない。「忘れもの」って曲も楽しかった。 海北:人は忘れたくないって思った時点で忘れているんですよね(笑)。それより“思い出せる存在”っていいなって思う。同じところにはもう戻れないけど、また出会うこともある。あれは最初、「宝物」っていう曲だったんですよ。 エキサイト:えーっ!! 反対の言葉じゃん。 海北:そう。最初は“しまって大事にするもの” のことを書こうと思っていて、メンバーに「それってなんだろう?」って聞いたら、源ちゃん(ds/大岡)が「宝物」って答えた。で、歌詞を書いていく過程でどんどん変わっていった。“忘れもの”って言葉は、ネガティヴとポジティヴの両面持っていて面白いなと思って。 エキサイト:たしかに両面ある。 海北:明るくも暗くも、人によって違って聴こえるんじゃないですか。 エキサイト:そうやってどんどん曲を変化させながら作っていって見えたアルバムのテーマみたいなものは? 海北:うーん、乱暴に言えば、「そんなにこの世の中って悪いものなのかい?」ってことかな。僕はミュージシャンという特殊な生活をしてるから、少なからず普通の人とは違う場所にいると思っていて。情報に対しての免疫があるし、人よりも考える時間があるからこそ分かることがあると思うんですよ。例えば前に壁があっても、左右を見渡せば道が広がっているかもしれない。もしかしたら、上を向いたら空のほうに道があるかもしれない。そのきっかけや、向こうとする意志を与えられるアルバムになっていると思う。自分も昔、バンドの音楽に気付かされたりしたし。このアルバムは、目的じゃなくて、手段。歌を通じて気持ちを共有することが目的なんです。 エキサイト:その気持ちって、ちょっと苦さが混ざった明るさ? 海北:苦さっていうか、暗いことって悪いことなのかな?っていう。みんなイチかゼロかに片寄り過ぎ。あいまいって、ネガティヴではないと思うんです。 エキサイト:そう考えるようになって、自分が変化したところは? 海北:自分自身を笑えるようになったことかな。 エキサイト:あはは、海北くんらしいね。ありがとう。 ⇒CD情報へ ▲
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| 2010-09-29 19:24
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![]() ニュー・アルバム 『明日が聞こえる』 発売日:2009/03/04 品番:UKDZ-0074 価格:¥2,520(税込) <収録曲> 1.合い言葉 2.トライアングル 3.希望 4.忘れ物 5.ブルーバード 6.キャラバン 7.8月7日の夕焼けを君は見たか 8.静かな警報 9.鳥 10.あじさい 11.ハロー イエロー ⇒CDを購入する ▲
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| 2010-09-29 19:13
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ROCK'A'TRENCH
5thマキシ・シングル『My SunShine』 ![]() キュンとなる部分とキラキラした部分が同居したニュー・シングル フジテレビ系火9ドラマ『メイちゃんの執事』の主題歌として毎週流れているのを始め、ラジオでもバンバンかかっているので、すでに耳にして気になっていた方も多いことだろう、ROCK'A'TRENCHの新曲「My SunShine」。今までの彼らとはまた違ったメゾッドでのダイナミックさを有した、非常に明るくキラキラとしたポップ・ナンバーだ。愛しさを敢えて軽く、分かりやすく伝えつつも、サビの部分での4つ打ち16ビートがパーッとした広がりや適度な上昇感を生んでいる同曲。ポップ感、疾走感、適度なダンサブル性も交えた、じつに広がりを持っているナンバーだ。以前より、彼らの音楽性や一般層へのアプローチのポテンシャルを確信していた僕としては、まさに、"これだよ!これ!! これで今度こそブレイクでしょ!!!"な気持ちにさせられた。それでは、ROCK'A'TRENCHの5人に楽曲が出来るまでの過程からレコーディングの様子まで、詳しく聞いていこう。 ●取材・文/池田スカオ和宏 ⇒ROCK'A'TRENCH インタビューへ ⇒ROCK'A'TRENCH オフィシャルサイト ▲
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| 2010-09-28 21:02
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