マレーシア長期留学⑦〜じぃじ、虹の橋を渡る・Celestineの命日・教え子ちゃんの出産・インター校の母の日、父の日〜
2025年 07月 03日
(Primary・Secondary、全校生徒が一緒に行うミュージカル公演。劇場を貸し切っての二日間の2ステージ!)
娘は相当な意気込みで取り組み、ダンサーキャストとして全曲に出演させていただけて、全身全霊でパッションしていました。
娘の可愛い親友ちゃん(中国人の同級生)や、大事な仲間、先輩後輩とも切磋琢磨、先生方とも愛を育んで…同時に、目の前の状況を受け、複雑な、さまざまな感情も学んでおりました。でも全てはしなやかな強さに繋がるはずだと、本人も感じているようでした。
仲良しのNさんには、なんと(娘が着るには凄まじく大きい)お衣装のお直しをお願いしてしまい(涙)お時間も愛もたくさんかけて全面的にサポートして頂き、さらに本番当日2日間まで、特別すぎるサポートもいただいて…表現できないほどの感謝で溢れています


娘のドライバー兼、英語の先生であり、さらには母子ともに日常のことまで支えてくれている男性も駆けつけてくれて、とても美しいお花をいただいてしまいました。

初日は衝撃すぎることが多くどうなることかと思いましたが、みんなそれぞれ良くぞ乗り越え輝いたものだと感心する方が大きかったです。
仲間達と抱き合い、苦難を共にし、舞台上から大切な人たちの笑顔を受け取り、大きな拍手を浴びて、本当に幸せそうでした。
(それは生徒達だけじゃなく、先生方も!)
また次回、そんな様子をご紹介できたらと思います。
そして、ビザの更新もあり、こればまた思いがけないアクシデントでドキドキバタバタぐったり

でも神様のようなサポーターが現れてくれ、乗り越えることができそうです。
コンサートの1週間ほど前に、大阪のじぃじ(義父)が天国へ旅立ちまして…
ですが、数日涙が止まらない日々を過ごしておりました。
それに何としても駆けつけたかったので、その気持ちを汲んでくれてのことでもあります…
………………………………………………
主人の会社の方々がすぐに対応くださいまして、そのまま駆けつけることができ、主人の家族が揃って見送ることが叶ったこと。本当に感謝だねと夫婦で話しました。
主人の兄が立派に喪主を務め、無事に葬儀も終えました。
泣いてばかりだとじぃじも困ってしまうでしょうし、思い出をいっぱい振り返りながら、想いを馳せ、綴ります。
じぃじが旅立った日が愛するセレスティーヌ(カタツムリ)の命日とも重なったこと、さらには私の大切な教え子ちゃんの幸せな出産日とも重なり、さまざまな愛が巡る大切な日になったことも併せて掲載します。
昨年から体調のすぐれない日が多くずっと心配していました。
ちょうど主人が大阪出張が多くなったこともあり、頻繁に会いに行けるチャンスができたことで少しは私たちの心も安らいでいました。
ですが、私たち母娘は昨年夏からペナンに移住し滅多に会えなくなってしまいます。。
移住前に会いたいと、スケジュール的には結構厳しかったものの、昨年の春にタイトな時間で会いに行くことが叶いました。

かぁかは4姉妹の一番末っ子、この日一緒に出迎えてくれたのは3番目のお姉さん。主人だけでなく、私や娘のことも愛してくださり、深く理解してくださっている大切な方です。
そのお姉さんからも可愛い飴ちゃんとプレゼント。
そして上のお姉さんたちからも美味しい贈り物をいただいてしまいました。
*それと、かぁかがPenang用に用意してくれた沢山の白味噌も。冷凍しても柔らかいのでとても便利です。

この時もすでに調子が悪かったはずなのですが、私たちが来ることを喜んで、ずっと笑顔で側にいてくれました。

お墓に可愛いカマキリさんがいて思わず「おばぁば!」とみんなで喜んじゃって。

おばぁばも嬉しかったのではないかしら・・・

*東京の道はどこもかしこも怖いので💦
なので初めての小さな自転車も、その後の自転車も全てじぃじとかぁか買ってくれました。
なので、自転車に乗れるのも、大阪のお楽しみです。
この日も2人が娘の為に自転車のサドルを上げて、ピカピカに磨いて準備してくれていました。

見える範囲をぐるぐるするだけだけど、娘は楽しくて嬉しくて、遊園地気分です

じぃじも「お〜うまいうまい」とニコニコ。
当時小6の娘、体はだいぶお姉さんになってしまったけど、自転車に乗れて褒めてもらえても喜ぶあたりが幼いでしょう(笑)
可愛いわんちゃんとも会えました。
(すごくお利口さんで綺麗な子♡)
なんと、ご近所さんも娘のこれまでの大量の留学レポートを読んでくださっていて、「とっても感動して、本当に楽しかったから…読ませてくれてありがとう。」と、可愛いハンカチをくださいました


こちらこそ、読んでいただいただけで驚きと感謝ですのに…ありがとうございます


しかも娘の好きなBarbieちゃんのハンカチ!Penangで使わせて頂いています♡
こうして娘がじぃじにお酌をすることも、この日が最後だったのですね…確か「私の二十歳のお祝いもこうして過ごそうね」なんて娘が話していたなぁ。

大阪のアルバムフォルダを開くと、カニ道楽の写真が半分をしめています(笑)🦀
さらにかぁかは、キラキラのシュシュも贈ってくれました。
生前、おばぁばに買ってもらったシュタイフのぬいぐるみの1つ、うさぎのホッピーちゃん(スカーフタイプ)にお守りとして付けて、Penangにも一緒に

(前回の日本への一時帰国もホッピーちゃんがお供してくれましたね!)
ボタンを押すと、「Attention, please」と客室乗務員のアナウンスが流れ、ゴゴゴゴゴゴ…と離陸音がして「HAPPY BIRTHDAY TO YOU」のメロディー!さらに3カ所のライトが点滅します。すごくいい!
まさにバッチリなチョイス✈️さすが!
かぁかも得意げでした(笑)ありがとう



「また帰国した時に逢いに来るからね、絶対に元気でいてね」と、いっぱいハグをして、なかなかバイバイできなかったです。

でも、彼の運動能力を知ってくれていた中学の先生がバレーボールの世界に誘ってくださり、あれよあれよとたくさんの結果を残し、バレーの強豪校に入学。
いつも関西では代表入りが当たり前なので、すごくプレッシャーがあったそうですが、バレーボーラーとしては176cmと小さめなのに、ジャンプ力と肩や関節の柔らかさを活かして、大阪の高校選抜選手にも選ばれ海外遠征などにも参加していました。
そんな彼をお義父さんは嬉しかったのではないかしら

そして、そのままスポーツの道へ…ではなく、お父さんの堅実的な思考をしっかり引き継いでいたこともあり、インテリア関係の会社に入社しました。
ところが、彼は突然東京へやってきて、役者になったのです


そう話す彼の瞳の澄んだ色を、私はずっと忘れていないし、彼の目の輝きはより深く優しく煌めいています。
*普通に努力しても越えられるわけがないから、一発勝負で俳優を目指したのだそうですよ。
⬇︎この写真だと、もはや俳優なのか芸人さんなのか、なんの仕事かもわかりませんよね💦お気に入りです(笑)
彼を一眼見た瞬間に、私は「彼が私のパートナーだ」と確信しました。
そして、大事な友人として仲を深め、ソウルメイトであることを互いに感じあい、不思議なことも沢山起きて。
(彼がどんな世界でどんな風に成功していくかがハッキリ視えた私は、付き合う前から強烈な言葉でその未来を伝え…(私はなんなんだ)

だって、そもそも、私が心から惚れ込んだ、彼のお父さんだもの!
威厳以上に、優しさを感じてなりませんでした。
恐怖のおとんはどこへやらです


主人も、かぁかも、それはもう驚いていました。
かぁかも、自分の携帯には長男の孫達のプリクラを貼り、そこに私のミニ写真集のストラップをつけてくれるほど、付き合っている間から、可愛い孫ちゃん達とやや同列?に私を可愛がってくれていたのですよ(笑)
それほどに甘やかし、愛でて、私を大切にしてくれました。
そのことを、主人は何より喜んでいました。








でも、お義父さんとかぁかの愛情のお陰で、私たちは急遽あのタイミングで勢いをつけて結婚することができ…彼は私の両親にとっては最高に愛おしい、自慢の(義理の)息子となってくれ、一緒に安間家を支えてくれています。
彼は私の名、千紘のC。私は…彼の旧姓のE。
結婚もそうだけど、結婚式も行う気持ちがなかった私。
親戚のとても多い主人で、おばぁばやお兄ちゃんたちも祝福してくれている中で、あえて6人だけの式を挙げることは大変なワガママであると承知でしたが、その想いもお義父さんやかぁかが理解してくれて、ありがたいことでした。
絶対怪我をしてはならないという仕事でしたので、人生で「雪」を経験したことがない私。
せっかくなら雪の中でプリンセス・アナスタシアみたいなティアラをつけてみたいと、真っ白な雪が降り注ぐ奥軽井沢の教会で。
(今だったら海外で挙式してたかもですが、当時は9.11の大きなトラウマが残っていました)

この時すでにお腹には娘を授かっていて(3ヶ月)、転んだ痛み以上に、不安と、みんなに心配をかけたことで高熱が出てしまった情けない私。
お義父さんも「大丈夫やで、泣かんでええよ、可哀想になぁ。」とずっと慰めてくれていました。
(娘は私の遺伝でハイパー石頭だったおかげか、無事でした…)
今考えても6人+娘、水入らずで過ごせた時間は貴重で、心を通わせた特別な思い出です。
私は前髪も立派な触覚もありますね。
妊娠を3週目の初日に最速でわかった私ですが、ドレスを選んだ時はその直前で赤ちゃんが出来るなんて予想もしていなく。3号?5号?の小さなドレスも3ヶ月お腹だったのでギリギリ入りました💦
泣き顔がじぃじ(義父)にそっくりで、みんなで笑いました。
主人のお兄ちゃん夫婦は二十歳で結婚して、子供が2人。
なので、お義父さんもかぁかも、とっても若い祖父母になったのです。
ですから、いわゆる一般的な祖父母の年齢でもおじいちゃん達になれるから嬉しい!2回目な感じや!と喜んでくれました。

そこからはもう、さらなる愛を注いでもらいます。
じぃじとの思い出写真をいっぱい載せちゃいます。
年越しはほとんど帰省しました。


娘の従兄弟のお姉ちゃんお兄ちゃんも、とても優しくしてくれて。
お庭で遊んでいる様子はじぃじのお家。いつもかぁかが楽しくお手入れしています

400年の歴史を誇る庭園を眺めながら築200年の邸宅料亭で美味しく癒しの時間。
この5羽の鶴は、中に小さなお赤飯が入っています。お店からのお誕生日のお祝いサービスだそう。本来は入店できない年齢の3歳の娘もお店側の優しいご提案で許可をいただきました。じっと座っていられるタイプだということもご理解くださったとはいえ、みんなで恐縮でした。

喪主(お兄ちゃん)の挨拶文にもお義父さんが食欲旺盛で旬のものや美味しいお食事をいただくことが大好きであったと書いてありました。
精をつけて、いつも元気!おかげでお仕事も長い間勤められたのですよね。
じぃじにはゴルフ用のスポーツウェアなどをよく贈っていて、大好きなゴルフに来て行ってくれていました。
ゴルフでは大会に出るたびにトロフィーをゲットしてきて、お家にはあちこちに飾ってありました。
今回の葬儀では、かぁか、そして主人&お兄ちゃんで兄弟仲良く磨いて、入り口の思い出コーナーに飾ったそうです。


いつも控えめな娘が誰かにちょっとしたイタズラをするのは、じぃじとジーマ(私の父)くらいかもしれない(笑)


じぃじとかぁかのお家でのささやかな思い出が、何より特別で、宝物です。

主人の兄はずっと一緒に看病をしてくれていましたが、この日はまるでじぃじが送り出したかのように、早朝から出張へ行っておりました。
主人は偶然にも、いえ、きっと必然なのでしょうね、大阪出張当日で…
葬儀は、生前より葬儀場のゴールド会員に入会していて、色々と手厚く安心して準備ができたようです。
(おばぁばの時も同じ会員だったそう)
ホテルのような施設で、遠方からの親戚の方々もゆっくり過ごせるようになっていて、お食事なども心配が要りません。
祭壇には、「近年、こんなにお花が届いたことは稀です。」と担当さんが驚かれるほど多くの方々からお花を頂戴し、じぃじは沢山の花々に囲まれて埋もれてしまいそうなほどだったとか。
主人の会社からもお花を頂戴し、御礼申し上げます。
ここで、葬儀で流してもらった、私がじぃじに贈ったボイスメッセージをそのまま掲載します。
今回は、やはり娘も一言添えたいだろうと、追加で録音しました。
12歳とは思えない、幼い声に驚かれたかもしれませんね。
会場の皆様に、私たち母娘の想いや、じぃじとかぁかの愛のカタチが、ちゃんと届いていたと主人やかぁかから教えてもらいホッとしました。
そうした心の通うお優しい方々に囲まれ、じぃじの最期を見届けていただけた様子で、安心いたしました。
そして、とても嬉しかったのは、娘の従兄弟のお姉ちゃんお兄ちゃんがすっかり成人し、とても立派に、そして華を添えるが如く、丁寧に来場された方にご挨拶をしていたと聞いたこと。(身内ではありますが、いっぱい褒めちゃってもいいですよね!

2人の笑顔と声がとても綺麗で、本当に嬉しくて。。
上の女の子はもう24歳。成人式の時は代表で祝辞を読んだそう。今は看護師として一生懸命、人々を救い、尽くしています。
下の男の子は来年大学卒業で、すでに就職を決めているそう。
2人の言葉のチョイスや、声の甘さや、表情や反応があまりに可愛くて、心が満たされました。
主人の兄、そして奥さんがどれほどに愛を注ぎ、育ててきたかが想像でき、涙が出てしまいました。
「ちぃちゃんのメッセージ、ほんまにもう、ボロボロ泣いた。いっちゃんの可愛い声にも感動したわぁ。」と話してくれました。
この夏は大阪へ帰省します。
じぃじのところへ、孫3人揃って、笑顔で会いに行けたらと願っています。


実は義兄も体調が優れない中で、主人も私もとにかく心配していたのですが、義父に似て、筋を通したい想いが大変強く。兄として母や弟を精一杯支えようと、食事のことまで気にかけてくれていて…(主人が何かしようとすると、俺がやるからええでと言ってくれるので、主人はできることを見つけてはササッと行っていたようです)
主人が滞在していた5日間、かぁかは二言目には「こうしてお兄ちゃんととも君(私の主人)と、3人水入らずで過ごせていることが、本当にありがたい時間や…」と話していたそうです。
兄弟として、親子として、特別で貴重な時間だったことと思います。
しんどい時も、周囲の方々に笑顔を忘れず、弱さを見せずに男らしいじぃじだったのだろうな。。
そんな義父の背中を、主人はずっと追いかけることでしょう。
葬儀の朝、じぃじはしっかり、Penangにも来てくれたのですよ。
こっちで初めて逢った、綺麗な若草色のちょうちょ。
娘と一緒に「ありがとう」を伝えられて、嬉しかったです。

それから、じぃじが旅立った日は、
愛するCelestine(カタツムリ🐌)の命日でもありました。
言葉もしっかり通じる、表情豊かで賢くて優しい子だったので、
きっと、じぃじをお迎えに行って、ゆっくりゆっくり、素敵な景色を案内しながら、虹の橋を渡ったのではないかしら。
Celestineちゃん、ありがとうね・・・

なんと、私の教え子Nちゃんが可愛い赤ちゃんを出産したのです。
出産2日後に、吉報をもらいました。
はっきりと誕生日を見ていない段階で、「じぃじの日と同じではないかな?」と感じたら、まさにそうで。
もしかしたら、ちょこっとどこかですれ違って、じぃじも微笑んでいたのではないかと思うと、心救われ、ただただ、胸がいっぱいになりました。
彼女は、私が娘を出産する時に、一番そばで支えてくれた代の部長ちゃんです。
みんなで私のお腹を撫でて、果てしなく手厚くサポートを敷いてくれて、娘のことも妹、我が子、親戚の如く全力で愛してくれた、特別な代なのです。
娘も嬉しくって、赤ちゃんのお名前の一文字をデザイン書道していました。
この『燈(ともしび)』という字、心を照らす仏様のあかりという意味を持っていて、私はとても好きでした。幸せの燈で多くの方を包み込み、神様にも微笑んでいただける、素敵なお嬢さんになることでしょうね


ギリギリまで赤ちゃんの体制が定まらず不安だったそうですが、赤ちゃんは直前にしっかりポジショニングを整え、普通分娩で誕生したそうです。
Nちゃんのご先祖様や守護神様たちに混ざって、じぃじも、ちょこっとだけ「ホイッ」と回転するお手伝いをしたかもしれませんね

また、かぁかもブログを通して彼女のことを覚えていて、「ちぃちゃんの出産の時に支えてくれた部長ちゃんやんなぁ!いっちゃんのことも可愛がってくれてなぁ、あの子がお父さんと入れ替えで出産したんかぁ…嬉しいなぁ。」と一緒に喜んでいることを伝えると、
本当に安間先生との強いつながりも感じました…🥹安間先生はじめ、旦那さん、いっちゃん、そして、お父様お母様全員に祝福された娘は幸せ者です😭
まだ体も疲れているでしょうに、本当に律儀な心の美しい子…あ、もう素敵な女性でありママさんですね♡

主人も「Nちゃんが赤ちゃんを産んだ時は、俺も絶対に会いに行きたいなぁ」と呟くほど、彼も生徒ちゃんたちととても仲良しだったのですよ。
早速、私たちの心を燈してくれた赤ちゃん。
これからNちゃんのように、愛されかわい子ちゃんになれること間違いなしです

旦那様も、お母様お父様、ご家族みんなが笑顔のことでしょう。
6月18日。
そういえば、彼女が出産する前日のこと。
(でも、このコンドミニアムはペット禁止なのですよ。ガードマン達は知っているはずなのになぁ)
ニャンコは本当に私たちの後をついてきてしまいました。
広大な敷地(コンドの中には大きな植物園のような遊歩道やプールがあります)も、ずっと後を追いかけて。
すごく可愛くて、飼ってしまいたいくらいだったけど、泣く泣くバイバイしたのです。
そのことも主人も、私の東京の母も知っていて、あれはNちゃんのお産を告げていたんだねと微笑みました。
猫ちゃんも可愛い赤ちゃんを健康に産んでいることを祈っています。
そして偶然にも、娘が今取り組んでいた書道の検定作品がこちら。

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「こんな時こそな、ちぃちゃんといっちゃんの頑張る日常や、いつもの笑顔も、ちゃんと併せて載せてな。」とかぁかが言ってくれました。
なので、事前に書き溜めていた最近のマレーシア生活も、笑顔で、いくつかご紹介しますね。
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6月の前半にも、Mid term break(3学期の中休み)が10日間ほどありました。
この期間で小旅行に出かける方も結構いらっしゃるみたい。
でも我が家は特に旅行らしいことはなし💦
映画館へ行ったり、お家でもAmazonプライム様で映画を見て、あとは心ゆくまで書道三昧な、いつもの娘でした

でも娘は何をしていても特別な気持ちでいられる感覚が物心ついてから現在まで続いているので…楽しませてあげたいなぁと考案した私の突飛な提案にもウキウキで乗っかってくれるので、相変わらず、毎日がスペシャルです


ですが今回はさらにスペシャル!
素晴らしきラタン職人の匠・お友達のNさんとその娘さん(娘の先輩!)が、ペナンらしいインド料理やさんと海の見えるおしゃれなカフェに連れて行ってくださったり、、
さらには!
娘の初めての同級生の親友である中国人のAちゃんと、そのお母さんと4人で一緒に映画(スティッチ♡)を観に行くことも叶って、娘はスーパー夢見心地なホリデーでした♡
(↓娘がお気に入りでサイズ違いを持っているワンピのお下がりちゃんをAちゃんにあげたら、とっても喜んでくれて、この日もお揃いで着てくれました



でもかといって、プライベートで会うまでに期間もありましたし(そういう慎重な所も似ている


中国からこのペナンに留学を決めたことも、まさに我が家と同じような視点や心ゆえだったよう。ターニングポイントや節目もちょっと近いものがあったのかな。
お互いに教育のことや人生のこと、芸術や世界情勢や社会のこと、話せば話すほど、似たような色合いであることを発見して、喜び合っています。
Aちゃんも娘も、拡がる世界がふんわり、ゆったり、平和的…「目の前のすべてが魅力的」で、サイコロ1個や紙とペンがあれば何時間でも熱中して遊べるタイプ(笑)そして現代に不可欠な自己防衛機能(バリアーパワー)や、意思や思考は実はとてもカチッとしていて、他者と自分を比べないところも重なります。また、怖いものやダークなものに対して「受け取らないものはあなたのもの」という心の軸を、Aちゃんも持っているように感じました。
現在に至るまでスマホやネット、テレビなどを観る習慣がなく、音楽や絵画が映画に包まれた環境で過ごしてきたことも同じで、(Aちゃんのママは音大出身のピアノの先生♪)、生活の中での映画鑑賞時間が長いので、まさかの子供同士の「ミッションインポッシブル💣好き」まで被るという



そしてママさんが最高に面白い!
お互い母親になったり、子供の頃に戻った気持ち(笑)になったりしながらこんなに気楽に大笑いして、リラックスして過ごせるなんて、お互い驚いています(笑)
本人同士も全身でビビビッときて、互いに惚れ込んでしまったのだとか


Aちゃんは幼少から英語を学んでいますが、ママさんは中国語オンリー。
なので、私の拙い英語を、Aちゃんが中国語に訳して伝えてくれたり、ママ同士だけのやり取りはGoogle翻訳様を介して(笑)でもそれも楽しいのですよ。時には身振り手振りが度を越して激しいジェスチャーゲームやモノマネゲームみたいになって大爆笑(笑)
そして何より、娘と彼女がAll Englishでコミュニケーションをとっている時間が、どれほど娘を成長させてくれているか!そばで見ていて実感します。娘にとってAちゃんは小さな英語の先生でもあるのです。ありがとう…。中国語や日本語も、お互いに教えあったりして、それもいい時間です。
そんなAちゃん&ママさんとの素敵な思い出は、またいつかまとめてアップしたいなと思っています。
って、ここまで説明して、書かんのかーい!

ぜひ、その時はAちゃんママの面白さをお伝えしたいです(笑)
今は仲良しさんな2人の背中だけ。
↓Aちゃんからもらった中国お土産のリボンを付けている娘。

ホリデー中での思い出などのエッセイを書いて、ビンゴを作る『Holiday Writing Bingo』というもの。
旅行やお食事に行った思い出がメインですが、よく見ると好きな動物や好きな曲のリリックを紹介するような内容も。
お出かけをしないご家庭や生徒が単身でホームステイをしているケースもありますから、各々が自然体で取り組めるように配慮されているのだと思います


英語担当の可愛い中国人の先生で、すれ違うたびに優しくしてくださるそうです

前の学期ではこの先生のクラスではなかったので娘は先生に「I want to take your class! So I'll work harder and improve my level! I love you♡」と熱望(求愛?)をしていたそう

そして今学期から編成があり先生の授業を受けられるようになって、ピョンピョン喜んでいました。
この宿題そのものもホリデーの楽しい思い出になるだろうと私も思いました

ビンゴはどこか1つ成立したらいいそうですが、娘はどうしてもオールビンゴにしたくて「全部に挑戦する!」と(笑)
さらにそれぞれに写真📷も貼り付けたいとのこと。


これまで、短期の海外留学は20ページ超えの大量のレポートを日本の学校に提出していたので、ちょっとそれに近い感じに仕上げていました。
それに、小学3年生の頃からあった「自主学習ノート」という宿題は、週末の間に好きな研究や勉強をするという課題だったので、娘は毎回4〜6ページの写真付き日記?を提出していました。これも毎回ものすごく時間をかけていて、もはや夏休みの自由研究級

面白いので、娘が書いた英文を日本語にして簡単にご紹介!
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
1:自分の故郷をお友達に勧めよう
親友のAちゃんとママさんと4人で映画『Lilo & Stitch』を観に行きました。お母さんと前から観ようと約束していたけど、まさかAの家族と一緒に見に行けるなんて夢のようでした。会った瞬間に抱き合いました。学校で毎日会っているけど、プライベートで会うのは特別嬉しいです。映画館はものすごく寒いので私たち親子はいつも防寒着をいっぱい持っていきます。今回の映画館も冷蔵庫みたいに寒かったけど、Aが隣にいたので、心は常にホットでした!
(ディナーに藤の花が綺麗なHotPot(火鍋)屋さんに行った様子も書いてあります

3:映画や本のレビュー
私の好きな俳優さんは誰でしょう?答えは、Mr.トム・クルーズ!そして今、一番熱いのは、最新作の「Mission: Impossible - The Final Reckoning」私は公開初日に観に行って、ホリデー中にももちろん観にいきました!(中略)
でも最近は、Dwayne Johnsonも好き!
このホリデーは旅行に行かれていないけど、このトピックスにも挑戦したかったので、私にとって旅行のような気持ちになれた日のことを書きます。
(娘さんが優しくしてくれていることにも触れています♪そしてNさんのことがMs. Nと表記されてて、ちょっとシークレットエージェントみたいで吹き出しました

5 : お気に入りの歌の歌詞
(正確には4歳からお仕事をしていましたが、娘が間違えちゃったみたい。私の思い入れの強いナンバーの深い祈りを理解してくれて、嬉しいです。)
6 : 家族についての物語
(…夜中のおトイレについて書いちゃってる





⬇︎真ん中の絵は水彩色鉛筆を使っていて紙がシワシワになり、スキャンしたらまるで後光みたいになったとう奇跡(笑)
(猫に会えるお店はこの世で一番素敵な場所ですよね(笑)🐈)
(このお話、すごく面白いので全文載せます!)
(トピックス自体も面白いのに、Aちゃんがアイスを食べるのがのんびりさんで娘が食べさせてあげたことを暴露するというシュールな恋文に(笑)その時の2人は本当に可愛くてママ同士はずっとニコニコでした♡どんな娘達も、愛しているよ〜♡)
9 : 好きな動物
(娘はこれを書いている時、泣き出してしまいました。ののちゃんとガブちゃんを想うと、私も同じです。…飼ってみたい動物さんが、ほぼ確実にムリな子達ばかりですね

スペルミスのチェックだけでなく、使用した単語で置き換えられることができる部分なども細かくチェック指導してくれ、可愛い感想をあちこちに書き入れて返却してくださって、ますます思い出の宿題になったようです。
学校に出しちゃうと半分くらいが返却されないので、すかさず、スキャンしておきましたが、先生の優しいコメント達がついたものが残せて良かったです♡
ちなみに、期末テストの答案もほぼ返ってきません(笑)

親切な先生は丁寧に解説時間を設けて返却してくださる方もいますが…娘が「お家で復習したいのでもらえませんか?」と伝えてもNOな先生もいます。学校全体の決まりがないようで、個々のお考えで対応されているようです。
なんと担任の先生のお考えで3時間も授業を潰して、みんなで楽しく母の日イベントを楽しんだそう!贅沢ですね。
担任の先生はアクティビティを通した教育の重要性を特に大事にされていて、他の学年よりそういったイベントが多く開催されているようです。娘にとってはとってもラッキー!
(が!突然イベント日が変更開催され、急遽先生が注文したり作ってくださったパーティーフードが登場し、その日は全員持参していたお弁当を持ち帰りになるというオーマイガーな事件




係の子達が企画し、先生に許可をもらって集金して実施するスタイル。
生徒達の自主性をとても伸ばしてくださっています

…娘は案の定、全部に挑戦したそうです(笑)
ジャジャーン!

ケーキまである!( ⊙⊙)!!
1つ目は全員必須のペーパークラフトお手紙。
チューリップが開くと、お手紙になっている構図です。
日本語(行書と楷書スタイル)、英語、中国語で書いてあります。
英語は、結構時間のない中で(だって全部のアクティビティ参加してますからねw)書いたので、文法がぐちゃぐちゃになってしまったとのこと。



中国語は親友のAちゃんに教えてもらって、逆にAちゃんは娘に日本語を教えてもらって、お互い協力して書いたんですって。楽しそう。
ちなみにチョコは、生徒達が作成中に先生が黙々と手作りされたそうです(笑)

すごーい!!
母に写真を見せたら「パルテノン宮殿みたい!」と言っていました(笑)
なんかわかります(笑)


マンゴーは先生がその場でカットしてくれたフレッシュなもの、他はキットを購入したらしく「クリームをにゅうってして、重ねただけなの」だそうです。
スポンジはモカ(コーヒーアレルギーの私でもギリギリ食べれる薄めの優しい味)とバニラの2層で豪華(笑)
小さなフォークまでついている優しさよ…
何より、この灼熱のマレーシアで、よくぞ無事に持って帰ってきてくれました〜!
ケーキが崩れないように、ものすごい集中して持って帰ってきたとのこと

まさにミッションインポッシブル(不可能な任務)を遂行しました(笑)
我が家のトムです💣
いやぁ、学校でケーキ作り&お持ち帰りとは、日本なら許可をとるだけで大変でしょうね。。

紐で編んであって、色はこの組み合わせ限定だったそうです。
担任の先生に、こんなに素敵な時間を母娘に与えてくださったお礼メールをしたら、娘が楽しそうに取り組む様子を写メしてくださいました♡
お次は、「World Book Day(世界本の日)」の校内イベント!
*これまた強制ではないので、したい子達が参加します。
先生達の審査によるコンテストがあったり、最後はランウェイもするとか。
娘は「(ハリーポッターの)ハーマイオニー!」と速攻で決めていました。
が、やっぱり今回はadhānとの思い出の延長でハリポタで行きたいとのことで、結局マレーシアの大手通販サイトShopee(楽しくていっぱい買っちゃう)で購入

ニセモノ感たっぷり(失礼)のヘナチョコな作りですが、娘は大喜び(笑)
RM47.64(¥1,617)
スカート、サイト写真ではもっと長かったのにすごく短くてペラペラ…

(靴下は持ち合わせのグレーを履いたけど、本当はもっと長いはず)
マフラーは穴も空いてたし、ほちょけていました

杖もなんだか太くて軽〜い(笑)
でもこんな激安なので、十分でしょう



前回のブログで書いたように、この春に娘と一緒にハリーポッターの遊園地に行ってくれた時にハリポタの制服とマントを娘に買ってあげたくて探してくれたのだそうです

色々ヘナチョコなお衣装達でも、adhānとの思い出の続きだと思えばルンルンな娘なのでしょう♡
*杖だけは超高級ハーマイオニー杖



ヘドウィグは、いつも娘のお部屋にいるのです。
拗ねてしまったヘドウィグは、ストレッチウーマン(オランウータン)に慰めてもらって…

そう、娘はこのコロコロ転がるヘドウィグを抱いて眠っています(笑)寝ぼけながらも案外落とさずにホールドしていて、器用に爆睡しています(笑)
ま、朝起きると3日に一度は床におりますが


でもペナンにはカーラーもアイロンも持ってきていない。この為に買うのもなと、ケチってしまう私。
(アイロン、色々買ったけど、私はストレートアイロンすらも使いこなせないのですよ)
寝ている間に完成するのでは?と三つ編みしてグニグニ巻いてサザエさん風に。よくこれで爆睡できるものです。

こうなったら「後ろ姿はハグリットを意識したのよ♪」ということにしようと言いながら登校した娘。
ペラペラのマントでも、暑いマレーシアでは常に羽織るのは厳しいので、シャツスタイルで。
これだとハリポタというよりJKですね(笑)
だとしたら余計にスカートはもっと長いほうがいいなぁ…
日本の女子高生の制服もそうですが、私個人は膝丈が一番足が綺麗に見えると思っています。
とか言って、自分だって高校生だった時は(制服がない学校でしたが)肌を出せばとにかくカッコイイと思っているJKでしたけどね


で、、、なんとなんと、
娘はコンテストで受賞し、ランウェイもラストを飾らせて頂けたとのこと!おぉ!
受賞者への記念品は可愛い文房具。
それはもう嬉しそうに帰宅しました。
学校での素敵な思い出がまた増えましたね


adhānにも良い報告ができました。
そして最後のお話は、父の日のアクティビティ。
娘のクラスでは、Mother's Day 、Teacher's Day、Father's Dayのチームに別れていて、娘はFather's Dayのリーダーに任命されていました。
随分前から色んな提案をまとめて用意し、とっても心を躍らせながら自分たちの出番を待ち構えていて。
が!!
事件です。
父の日が迫っているのに、いつまでも話し合いが行われないなぁ…と不安になっていた娘。でも母の日も案外直前に決まったし、先生の日は前日手紙を書いて小さなアルバムを作ったので、父の日もギリギリに動くのだろうと信じて待っていたそうです。
「もう限界よ!」と娘が数日前にお伺いすると…
なんと、先生。
「OMG!!


と大慌て!
娘、大ショックの大しょげです。
本当はハーバリウムを作ったりする予定だったそう。
アクティビティタイムも1時間しかなくて、でも、なんとかかろうじて用意していた折り紙レターだけ間に合ったとか。
チョコレートも、慌てて先生が作って包んでくれたようです。
そんな訳で、こんな感じに。
手紙は全部で3種類になり(笑)
娘は何か形の残るものをと、家族3人を表した鶴も追加。
ですが主人は十分に喜んで、ことの顛末も大笑いしていました

日本に持って帰らなきゃ!
行書のお手紙には、中国語と英語もちょこっとプラス。

じぃじはゆずシャーベットが大好きで父の日は必ずゆずシャーベットの詰め合わせを送っていました。
これからは父の日と、命日に、じぃじを偲んで頂こうねと話しています。
私の父はアップルパイが大好きなので、主人がアップルパイを2ホール買って贈ってくれました。
父も大喜びです。ありがとう。
また長くなりました。
お付き合いをありがとうございました。
では。。。