New Zealand 短期留学①〜愛の後押し、空の上の出逢い、社長さんとの1on1〜
2023年 08月 13日
てんやわんやで更新が一向にできずにいましたが、今日はソウルメイト・シズのBDなので、私にとっても吉兆な日!
ということで、意地でアップします(笑)
※少しずつ書き進めてはいたのです💦
もう8月!
様々な代の卒業生ちゃんや、お久しぶりの大切な方々、ソウルメイトともいい時間を過ごせて幸せです。
が、この夏はいつにも増して特にあちこちで衝撃が。
世界はどうしたのだろう。
何かが変わったのか、何かを失ったのか、実は何万年前からずっとずっと一緒で、ただよく見えるようになったのかしら。ちっぽけな自分でも、そんなことを考えます。
モヤモヤしますが、まずは己の戒めに置き換え、初心を忘れず、奢らずに。
どんな心も時を逃さず共有できる大切な人がいることへの感謝で補って。そしてその時間に品性や理性が保たれていることがとても重要であると、互いに確かめ合えていることもとても重要だと思っています。
夏休みに入った娘。
(私は相変わらず、少しでも一緒にいられるので嬉しくてしょうがない!)
5年生、まぁまぁ多めの宿題…ですが、読書感想文と自由研究(今年も大型書道作品に挑戦)以外は、7月中に全部終わらせ、本人も一安心!
夏休みも書道三昧なので、没頭したいのであれば、先に宿題を片付けようねと、毎年7月にはほとんど終える計画。
私のネイルサロンなんかのお付き合いにも持参して時間を上手に使って進めていました。
私も、学生時代の宿題は先に全部終わらせちゃうタイプ。後回しにすると落ち着かないんだもの。。舞台のお仕事のお稽古場に持って行ったり、撮影現場への移動中の新幹線なんかでやっていた記憶があるなぁ。でも台詞も覚えなきゃで、行きの移動中はとにかくやることが沢山あって、帰りは爆睡でした(笑)
娘も、私がヤイヤイ言わなくても楽しそうに(得意げに?)取り組んでいるから、よかったよかった。
基本的に机に向かうのが好きなんでしょうね。
こちらは丸つけが一気にやってきて大変だったけど

先日の担任の先生との面談で、宿題の進捗状況をお伝えしたら驚いて笑っていらっしゃいました(笑)

聞くと、すごい量の宿題が出ていて…高校生ってこんなに宿題出たかな?と驚き。年々増えているようです。大事な青春の夏が部活と宿題だけで終わってしまうのではないかしらと心配しちゃったり。。
そうそう、前回のセレスティーヌのお話を生徒ちゃん達も読んでくれていたそうで…
「泣いちゃいました…」「アーネストちゃんを部活に連れてきてください!お椅子も用意しておきます!」と言ってくれた子がいました。。
天国のセレスティーヌも、逞しく生きるアーネストも幸せ者です。
5mmほどのアーネストの椅子って、どんな感じなのだろうと吹き出してしまいましたが(笑)
ありがとうね…🐌🐌♡
ともあれ…8月からはいっそう書道大会作品や検定(先生になる資格をなるべく早く取得できるよう目指しています)と全力で向き合いまくるので、本当に時間をたくさん確保しておかないとならないのです…集中すると半日近く没頭するので、夢中になりすぎて倒れてしまわないようにサポートしながら、応援したいと思います


「夏休みいっぱい一緒にいられるー!!」という私の喜びも束の間「ママ、大丈夫よ、お稽古の時間がちょっと長いけど、また後でね…」と私の肩をポンポンして、笑顔でお稽古に行ってしまう娘に寂しさ満載でございます



今年も夏の超大型書道への挑戦が叶いました

撮影隊の私もお師匠さんといっぱいお話しできるので、母娘でいい思い出をいただけちゃいました♡
いい作品が仕上がって、ちょっとお高い表装加工も申し込み。
そんな様子もまたいつかまとめて載せたい!
最っ高!!大満足!!
さぁ!やっとやっと!
半年越しに!!!!!(ひぇー

ニュージーランド超短期留学のお話を綴りたいと思います!!!
娘は「どれも手を抜きたくないの」と強い眼差しで挑戦していたので、家族でずっと全速力。何度かへばったけど、休んだら転びそうで、なんとか走り抜きました。
私個人はブログに思い出をまとめたらようやくゴールだと思っていて。
なので私の心の旅はまだ終わっていないのですよね(笑)

………………………………………………
コーディネーターさんが私のブログも読み込んでくださって娘の英語の自己紹介動画なども含め娘の性質を見極め、急いで現地の学校とやりとりしてくださって、とっても素敵な学校に受け入れていただけることになったのですが…重要な申し込みは、どれも期限がギリギリなものばかり!!
ただでさえ、コロナ禍に超短期での受け入れなど大変異例なことでしたので、とにかくご迷惑をかけないよう必死に書類準備!!


差が凄い!!…いやこれが普通なのかしら?まだまだ未熟なのでよく判断できないのですが。。
なんとか用意し、コーディネーターさんも対応くださって、NZの学校がお休みに入る前に滑り込みでお送りすることができました。*NZの始業式は1月終わり。
本来は娘の直筆の自己紹介カード(A4一枚)も添えなくてはいけなかったのですが、コーディネーターさんが事前に娘の心や姿勢を学校側に伝えてくださっていたこともあり、Malaysia帰国後に落ち着いて作成する許可を頂け、本当に幸いでした。
娘も心を込めて、一生懸命向き合うことができ安堵し…娘らしい目がバサバサなキャラクターや、きなこ・セレスティーヌ・アーネストも添えて(笑)
コーディネーターさんや学校の先生方にも好評で、娘なりに頑張った甲斐がありました!
(留学生本人の直筆での提出が求められるのは、とてもいい取り組みですよね!A4に自由に書くスタイル。娘は自己紹介や現地でお友達を作ることへのワクワクを記しました。書きたいことを短くまとめることがとても難しかったようです


でも、この勢いを逃すことは考えられなかったし、これもまた不思議でいい時間でしたね。。。
そもそも、なぜにNew Zealandへ行くことを決めたのかというと。。
(しかもこんなにタイトで厳しいスケジュール!)
主人が会社で良い関係を頂いているEさんが、早稲田大学を首席で卒業したのち、長年NZでの教育にも精通し、NZ大使館の方々とも太いパイプをお持ちの方だったこともありMalaysia母子留学に行く話をしたら「New Zealandにも行っておいでよ!何かあっても全面的にサポートするから!!お嬢さんは絶対に行ってみるべきだよ。」と嬉しいお誘いを頂いて

そういう感覚を何より大切にして生きてきましたが、やはり出逢いって本当にありがたいものですね…同時にいつも「ちぃちゃんのその直感を絶対に信じるべきだよ。」と後押ししてくれる人生の先輩方や友人、そして家族が存在がとても大きい!
そして今回は特に、主人の深い想いや、愛の導きのようにも感じて、それに従いたいという気持ちが強かったのです。
*Eさんが娘にくださった、NZの大きな地図♡


――そして、この留学はもう1つ意味を持っていて。
主人のお仕事の都合で滞在が短くなってしまったとしても、どうしても3人で行きたかったのです…
濁流のような運命の強い流れに身を任せて入籍し、2ヶ月後に娘を授かり、すぐに3人の生活が始まりました。
結婚式も娘がお腹にいてくれたし、妊娠安定期にベビームーンに出かけたりしましたが…ハネムーンには行っていないのです。
二人きりの新婚生活も短かったので、私たちはチャンスを見つけてはデートをしながら、10年経ちました。
主人の夢は娘が一人前になって独立した後に、夫婦で世界を巡ることなのだそうです。
(全てはクローズドにいたします)
私はもともと寝つきが非常によろしくない上に、その2週間はほぼ睡眠が取れないほどに対応に追われてしまいました。
主人も勿論立ち上がって。
私の心身を必死に支え、前に立って行動してくれましたが、それすらもお相手に届かない事態で、参ってしまいました。。
私は、分かり合えないことは当然あっても、まずは出逢いやご縁、学びに感謝したい。角度を変えて相手の良いところを見逃さないようにしたいな…何かいい方法、道筋を見つけたいな、その想いがとても強い。
ことはシンプルであるはずなのに、伝わらない無念さに疲れ、諦めてしまいたくて…私はついに留学そのものをキャンセルすることまでも口にしてしまいます。
そんな私に、主人は
(別の記事で書きますが、NZは何をするにもMalaysiaの4倍近く高額!)
底なしの主人の優しさはいつものこと。
ゆえに、どの角度から考慮してもこちらに一非がないとはいえ、事態が起きたことが悔しくて、もはや何に対してかわからないけど、情けなく申し訳ない気持ちになって…主人の胸の中でただただ、やるせない涙が溢れます。。
でも、間違っていないのだから、向き合った時間も何も返ってこなくとも、強い気持ちでキャンセルを決断しました。
それが、出発3日前のことです

すると、同日。
この留学のきっかけであった、Eさんから、娘へのお手紙と贈り物が届いたのです。
以前娘がEさんに書と共にお手紙をお渡ししたことへの、お礼とのこと。。
娘の羽ばたく未来を祈願すべく、大切にされている万年筆コレクションの中からドイツのメルケル首相の愛用品と同じ万年筆を下ろして、綴ってくださったのだそうです。(Eさんは万年筆を収集されるのが趣味!)
それだけでも大きな愛を感じますが…
その内容がまたあまりにお優しくて、大感動でした。

Eさんにとっても主人がかけがえのない存在であることや「もちろん御両親は宝物であると思いますが、一度きりの人生だから、お父さんお母さんにたくさん笑顔を届けてあげてください」と。。
主人にお願いして、その日の夜にすぐにお電話して。
まずは娘がお礼をお伝えした上で「素敵なお手紙とお雛様のお飾りをありがとう。とっても嬉しくて…あの、とても悲しいことがあったので、もっと嬉しくてね…」と現状をうまく説明できずにいたので、私がお電話口を代らせていただいて。
実は私もお声を聞いてご挨拶するのは初めてでしたのに、心からのお礼と共に、現状を全て嘘なくお話ししてしまいました。
すると自分のことのように憤りとショックを感じてくださって「僕が対応します。安心して、僕が全部なんとかしますよ。」とおっしゃいました。
続けて「出発は2週間後でしたよね?」
私「ん?え…?」
Eさん「え・・・?」
私「あの、あ、明後日でございます。。」
Eさん「えぇー!!」
いつもどこか面白いことになってしまうというEさんは、出発が2週間後くらいだろうと、余裕のあるタイミングだとばかり思って贈り物を届けてくださったのだそうです。
危なーい!危なかったー!!



そんな訳で、Eさんに全てを仕切り直していただく時間はなかったのですが(笑)私たちは、Eさんの愛によって、私たち家族の心は払拭され、もう一度旅に出る気持ちをしっかり取り戻したのでした。。。
頂いたお雛様のこっぽり…
履き物は様々な意味合いを持った縁起物。
子供の成長、夫婦円満のお守り、旅の安全を祈願する、他にもたくさん。

さらに、出発の少し前、NZは100年に一度の嵐により、空港も冠水、学校も休校、街は水浸しの大変な被害となっており、ずっと心配していたのですがその点でもサポートを頂きました。
私たちが飛ぶ数日前まで飛行機も飛んでおりませんでしたので、とても心配でしたが(実際、生徒のRちゃんのお友達は飛べずにNZ旅行を中止したそうです。)、Eさんが大使館の方に現地の情報を伺ってくださり、街の回復も比較的早く、一部の道路が通行止めになっている可能性はあっても、今は渡航しても全く問題ないと確認ができましたし、街が安全であっても、そのような時にお伺いしていいものかという不安も拭ってくださって、安心して気持ちを切り替えることができました。
お手紙は、娘が「お守りでNZに持っていくね。」と。
なーんで重なるのぉー!!


早朝から劇場に同行し、楽屋と劇場袖、客席を移動しまくり、楽屋でも舞台上でも客席でも志高く、マナーよく、情熱と感謝をしっかりお届けする姿を見届け、汗ダクダク、涙ウルウルで、誇らしい想いを胸に、ダッシュで早退して…タクシーに乗り込み、運転手さんに事情を話すとドライバー魂を発揮しまくって完璧な時間で送り届けてくださいました

※ふと、本番前に生徒ちゃん達全員を心のままに抱きしめたけど、汗臭かったかなと後になって不安になって

ですが、幹部のある子が後にお手紙で『安間先生のハグは本当に悪いものを全て取り除いてくれます。とっても安心します。そして良い香りもするのでリラックスします🍀〇〇が安間先生とハグをした後に涙が溢れていたので、不安だった気持ちが溶かされたんだなと思いました。』と書いてくれました。

真冬なのにゼェゼェ汗だくになりながら帰宅し(本当は11時間の長いフライトだからお風呂にも入りたかった、うぅ


移動中はRちゃんのお母様から頂いた蜂蜜飴ちゃんを舐めて栄養補給、のち、全員爆睡。
が、寝た感覚もないくらい一瞬で着いて(1時間20分あったのに)、コロナ明け初めての成田の様子の変わりっぷりにキョロキョロしながらも、到着。
さっきまでデロンデロンに疲れていたけど、ちょっと目が冴えたような感じかも。
飛行機大好き母娘なので、今回は是非リッチなお席で…と思っていたけど、全滅。
そして足元がフラットになるスカイカウチシートという席も埋まってしまっているし…ちょっと広めの席に変更することくらいしかできませんでした。。
当日にキャンセルなどが出ることも期待したけど、NZ災害の影響で、ニュージーランドに帰国される多くの方々が足止めを受けていて、この頃の便は満席が続いていたそうです。
私たちが出国した少し後に、新たに足元の広いシートも発表されたり、さらには3段の寝台シートまで!ニュージーランド航空、とってもユニークな試みをいち早く導入するので、いつも注目しています!
シートに着いて、娘は早速、買ったばかりのこちらを。
飛行機には何度も何度も乗っているのに、いっつも忘れちゃう、ヘッドホン♡
体は細マッチョで、身長も平均よりかなり高めの子ですが、耳の穴と肩幅がとっても小さいのです(笑)
今更だけど、子供用オンイヤーヘッドホン💦
*機内がセクシーパープルの照明の為に、実際の色が分かり難いですね(笑)アルファベットシールも付いていて、普段はシールを貼るのは嫌がる我が家ですが、お目目付きでちょっと可愛くて、貼っちゃいました(笑)

どの航空会社も年々、エンターテイメント性の高い手の込んだ映像を提供しゲストへの楽しみになっていますよね。
特にNZ航空は長年定評があるとのこと!
この『マオリの神話編』はNZが海外からの渡航者受け入れを再開するタイミングでの公開だったそうで、比較的ホヤホヤのタイミングで観ることができました。まさにスペックタァ〜ル!!な感動作品!
マオリの神話をもとに描かれた壮大な世界観。
↓公式サイトで前編がご覧になれますのぜ是非!
移動時間が11時間ほどあるので、ドリンクのオーダーも多いでしょうし、この方がクルーも断然スマートにお仕事できますよね。
そしてドリンクの豊富さも魅力!
特にニュージーランドワインの種類が豊富で、大人には堪らないサービスですね。。
私はあまり飲めないので、シャンパンを少し頂いただけでしたが、主人は色々注文していました。

娘はジャズナンバーを聞いてみたり、
命を落としたジャズピアニストが、人が本来生まれる前に描く「なりたい自分」を決めるソウルの世界を舞台に、絶望から見える景色、人生、命の煌めき、本質を見つめる物語。
あぁもう、これは…DVD購入決定!
瞬きするその僅かな瞬間も逃したくないほどに、命の美しさを表現していました。

機内食♪
大人のお肉とお魚の区別をするアルミホイルもちょっと綺麗で撮っておきました♡お味も伺っていた通り!食べやすかったです。(きっとハイクラスのお料理も美味しいのだろうな)
パックンチョ。
娘は初めて見て「ママ、パックンチョだって♡可愛いお名前よね

その人以外、NZ現地のスタッフさん達はどの方も気さくで笑顔で楽しそうにお仕事なさっているのに…と余計に残念な気持ち。
ですがその気持ちが逆転するほど、ゲストへの思いやりにあふれ、佇まいも美しく、ひたむきに向き合ってらっしゃる姿に心打たれる日本人女性クルーさんがいらして。

娘はその時寝てしまっていたのですが、娘が飛行機好きで、機内販売のグッズを買うのも楽しみにしていたので、機内販売カタログをお願いすると「コロナの影響で現在取り扱いがなくて…ぬいぐるみや、お嬢様が好きそうなグッズもちゃんとありました。それにお子様にお渡しするキッズトイもずっと欠品で…本当に申し訳ございません。なんとかして差し上げたいのですが…」と。。
無念。。ガックリんこ。。
でも、仕方ないですよね。。
すると、ちょっと待っててくださいね!と仰って、しばらく時間を置き

そんな申し訳ない

いい瞬間だったなぁ。。
早速、美しいCAさんにお礼を…♡
気持ちよく朝ごはん

またアルミホイルが綺麗♪
偶然にも日本(関西方面)が特集され、白髭神社の琵琶湖に浮かぶ鳥居や清水や道頓堀などがクローズアップされていました。とてもの人気のあるマガジンのようで、バックナンバーも読みたいなぁ。
ニュージーランドに到着です!
*いつもなるべくお顔が誰も映り込まないようにしているのに、後で確認したらうっかり偶然映り込んでしまった後ろの席のお兄様(NZの方かしら)が、とっても端麗なお顔立ちでびっくり💦お顔は葉っぱで…失礼いたしました。。
何やら、ちょっとしたトラブルがあった模様。
荷物も持って、通路に立ったまま15分、いや、20分くらい経ってしまった。
すると、他のあるゲストが機内が消灯している間に他のゲストのリュックを自分のものと間違え、中に何かを入れてしまったというハプニングが。
それを対応なさっていたのが、また例の綺麗なCAさん♡
無事に双方笑顔で解決し、上手にサポートなさっていました。
(こういうことってありがちだし、トラブルになりかねませんよね

私たちにも気がついてくださって、気がつけば今回の留学の流れや、教育についての考え方なんかもお話ししちゃったりして。NZへ移住されお子様がいらっしゃることにも触れてお話ししてくださって、とても短い時間だったのに、初めてお逢いしたとは思えないほど、心が深く通い合ったのを感じました。
娘とも嬉しいツーショットを撮ってくださって♡

絶対間に合わない!だってEさんからもNZは入国審査にかなり時間がかかると伺っていたし!!
すぐさまドライバーさんに電話するも繋がらない。とにかくメールせねばと必死に打ち込んでいたら、CAさんが「私が代わりましょう!」と猛スピードでメッセージを打ち込み、改めて電話をかけてくださったりして。
無事にドライバーさんにも事情が伝わり「OK,待ってるよ」と。一安心。。
これはもう改めてお礼をさせていただきたいと思ったのですが、ご連絡先をお伺いするなんてとんでもないし、NZ航空宛に何かしらのお礼状をお送りしようか頭によぎってみたり。。その直後、やっと降りられる動きがあり…名残惜しさは募るばかり。
私の番号をお伝えする余裕もなく、
必ずお礼の連絡をすると伝え…人の波に身を任せながら頂いた番号を大事にお別れしました。
機体から出た通路もなんだかんだで詰まっていて進まない。
でも機体を間近でじっくり見ることができて嬉しいひととき。
*行きはオールブラック仕様に乗れて、帰りはホワイトが多めのタイプ!両方乗れてラッキー

どちらも素敵でしょう?

列は私たち家族で一旦区切られ、次のバスを待つことに。
またロスタイムでハラハラでしたが、娘は「カタール航空の飛行機!」と興奮!あぁ、本当ならば3年前にこの機体に乗ってドーハ経由でウィーンへ行くはずだったのよね…いつか行ける日が来るかな✈
と眺めているうちにお迎えのバスが。

クルーの皆さんも乗り込んできました。
もしかしたらまたあのCAさんも一緒に乗れるかも!と期待して、ドアを覗く娘。
よかったー!!
その後の移動もクルーの皆様と同行できて、なんだかCA気分な娘。
ここからがまた大混雑!!!
写真ではあまり伝わりませんが、入国審査の列は年末年始なの?と思うほどの大行列で、Eさんの仰っていたのはこれのことね!と納得💦
申告の有無(Nothing to declare/Something to declare)の区別もつかない。。間違えたら並び直しだしこれは危険だと思っていたら、案の定、申告ありに並んでしまったではないか!あんなに考えて並んだのに!人がびっちりで真ん中あたりのレーンが全く見えなくなっててわからなかった…
ひーん、、並び直し



しょんぼり戻ろうとしたら、お隣の列のご家族様が「ここに入りなよ





でも、私たちは思ったよりスルンと終わって、ホッ
そこから猛ダッシュでドライバーさんを探すと、すぐに見つかって、ドライバーさんにお願いして急いで夫婦でSIMを購入。私と娘はポケットWi-Fiを持って、主人はSIMオンリー。ついでに私も予備でSIMを購入しました。

男性の方かと思ったら、女性ドライバーさんで、メッセージの印象と違ってとても親切にしてくださって有り難かった。。
NZはこのタイミング(2月)でもほぼ100%に近い位マスクなし。
そういえば、NZ航空のクルーさんもNZ上空に入ったら全員マスクを外されていました。我が家もすごい解放感!

ホテルについてから1時間後に学校にご挨拶に行かねばなりません



フロントの方々にも事情を話して、早めにお部屋を用意してもらって、お着替えと必要な荷物を整理。ホテルの方々もとっても親切な方ばかり


予定ではここで2時間半あって、昼食を済ませようと思っていたのに、1時間半のロスタイムです。もうお昼は割愛💦
*でもご安心ください。
面談で事情をチラリとお話したら、学校の先生が面談の後にすぐ校内の購買に連れて行ってくださって、娘はお薦めのミートパイとゼリーを抱えて、早速クラスのお友達(勿論日本語は一切なし)に混ぜてもらいランチをご一緒に♡
*year7に入れていただいたので、日本でいう中学1年生。当時小4だったので、2つも上のお姉さん達に囲まれての環境でしたが、娘は相変わらず

そんなお話は次回にとっておきましょう…

学校には車で10分ほどの距離、色々考え抜いて、こちらをチョイスしました。
海と山に囲まれながらも、とても栄えた美しい街です。

それに今回の旅はとにかくホテルでゆっくりすることができないスケジュールでしたので、これくらいで十分!
可愛いハトちゃんがいっぱいくるの。。
(苦手な人はかなりキツイかもしれません。我が家は楽しかったけど。)
娘は動物はなんでも大好きなので「ピジョンちゃん…」と心惹かれてしまい
写っていませんが、窓を開けたらちょっと入ってきちゃうくらい

(ここでは日本の小学校の宿題をしてます。ここでしないと間に合わない。)

なのでキッチンが必須だったのもこのホテルの条件でした。
一通りは揃っております。

でもアイロンは毎日稼働!
冷蔵庫がありがちな小型だったのが残念。
思わず釣られて同じ顔になりながら、前のめりで鑑賞する娘の顔も撮っておけばよかった(笑)


毎朝ご挨拶に行く娘を可愛がってくださり、登校2日目には「これをお守りにポケットに入れておいて」と、ホテルの住所と電話番号を書いてくれた紙を渡してくださいました。ホテルの名刺ではなく、可愛い手書きのメモだからこそ、余計にお守りになるねと、娘もとても嬉しそうに大事にしまっていました。
(勿論、様々な情報や緊急連絡先や方法は常に持ち歩かせていますが、彼女の思いやりは、まさにお守り!!)
後にお礼のメッセージを頂いたりと、素敵な出逢いになりました♡
彼女にお薦めされた大きな歴史博物館もとても素敵でした。また別の記事で載せますね♪

主人は留学と重なるので日程を変更して頂きたいと申し入れましたが、社長さんが「むしろ是非NZと繋げようよ!そういう時は仕事の話はナシ!(まぁ

私も日頃から伺っておりましたが本当に温かく寛大な方で、常にチャレンジ精神のある素敵な方だなぁと。。
主人はこれまでに社長賞や功労賞を頂戴し、年度初めの事業計画発表会にて社員代表でご挨拶をさせていただいたりと有り難いことばかり…いつも社員の士気を上げ、希望を与えてくださっていることも素晴らしいなと。
せっかくなので、NZらしい景色をご覧になって頂きたく、ハーバー沿いのホテルからの美しい街並みや、自然豊かなエリアから羊さん牛さんをバックに…なんて夫婦で色々検討していたのですが、あいにくの雨



社長さん、そりゃあ気になりますよね💦
お手紙は何度かお送りしておりますが、直接お顔を拝見してのご挨拶は初めてでしたから、冒頭にご挨拶をさせて頂き、失礼するつもりでおりました。
が!「奥さん!いやいや、実はずっと前から奥さんに興味があって!頂くお手紙やグリーティングの文章も、うちの家内と毎回楽しく拝見して、どんな方なんだろうと、一度お会いしたかったんですよ〜」と


そんな恐縮すぎます。。。
お優しい。。
(*キーウィの雄がとても家庭的なので、子育てや家事をこなす献身的な夫のことをNZではそう呼びます。)

しかも、お子様の勧めでダンス部の公演も鑑賞してくださり、今思えば会場で私を目撃していた気がすると!!


この世に無数にある学校の中、なんとも嬉しい奇遇。。
やはり深いご縁があったのですね。。
*主人は帰国後、明くる日から出勤すると、社長さんや同僚の皆様に「流石に今日は休めばいいのに」と声をかけていただいたそうですが、皆様が彼を理解くださり、そうしたいと思える環境に何より感謝しております。。
そして、社長さんは娘の渾身のレポート(マレーシア&ニュージーランド合わせて27ページ!)までお読みくださり、温かい感想を頂きました。本当に本当にありがとうございます。。
さぁ、もう少し、奇跡の出逢いのお話は続きます。
空の上で出逢った、美しいCAのYさん✩.*˚
彼女へすぐにお礼をと、初日を終えた夜にメッセージを。
時差ボケどころか、2週間位のイレギュラーな心労と、フライトでもほぼ寝ていなかったので脳内がドロドロでしたが、どうしても即日すべきと、荷解きは主人にお願いして…
頂いた番号へSMSを送るも、本当に届いているのか不安。
彼女が「LINEも番号で繋がるはず!」と仰っていましたが、海外で番号検索したことなかったなと、試行錯誤。。
直感でいじっていたら、見つけられた!
アイコンやお名前表記も含め、確証はいまいちでしたが、LINEにも同じお礼メッセージをお送りしました。
すると、しばらくするとたっぷりなお返事が!
よかったーー!!

私たちは3人とも名乗っていなかったこともあり(個人情報はすぐに消去されます)『お教えした番号を間違えていたらどうしよう。もう逢えないかもしれない…』と大変不安に思われたのだそうです。。
後に聞くと『お客様にこんな気持ちになったことや、行動したことは一切ない』そう。
とっても美人さんですから、色々お声をかけられてしまうことは多いでしょうが、確かに、もはや逆ナンパのような不思議な出逢いでございました(笑)
『ちひろさんファミリーと空の上で出逢えたことは一生の宝物』『涙が出てきます』とまでおっしゃって…私たちこそです。
この強く惹かれ合う想いにたまらず…
明くる日には思い切ってお電話をしてしまいました。
またまた盛り上がってしまい…さらに思い切って、ランチにお誘いしちゃった!

すると「わー!嬉しい!!本当に奇跡的に二日間だけ時間に余裕があるんです!!すごい!」とおっしゃって、出逢って3日目でランチが叶うことに!!
…ホテルまで車で迎えに来てくださって、Yさんお気に入りのカフェへ。

…正確には、戦った末?(笑)Yさんがカードをレジに出してしまったのです(爆)
もう!なんてこと!
この時はもうお客様じゃないのに


もっと揉みくちゃになってもお支払いすべきだったと。。
追加オーダーの分は猛ダッシュして私が先にカードを!(笑)
Yさんのドラマティックな人生も大変ドキドキしながらお伺いして、私の激しい人生も共感してくださって。。
道が違っても、考え方や、思うこと、選ぶものが一緒。
『やっぱり私たち、似た香りがする!』
笑ってしまう程、あまりにも自然な距離感と、懐かしい幸福感に満たされ、きっときっと前世で強くつながっていたのだろうと感じ合えた、優しい時間でした。

日本でも、他の国でも。。
そう、固くお約束してお別れしました。
私よりもお若く、とっても可愛くてお綺麗なYさん。
天職であろうCAへの道のりもまたとっても興味深いものでした。
娘へ愛あるお手紙まで!!
娘はもちろん、家族みんな幸せな気持ちにさせていただきました。
NZのどんなお土産よりも、特別な贈り物です。

Yさんもすぐに次のフライトがあったのに、合間を見てご連絡くださって。。何から何まで感謝でいっぱい。

『読み始めてすぐにウルウルしてきてしまって、読み終わる頃にはポロポロ泣いてしまいました』と。お優しい。。
そして
『私たちが出会ったことには絶対に何か意味があったのだと思います。なかなかすぐに会えない寂しさと、いつかまたどこかで絶対に再会する楽しみとで、なんだかまた複雑な気持ちです』と…本当に同じです。
全てが宝物です。
本当に本当に、出逢ってくださって、
あの時、運命を繋げてくださって、ありがとう。
さぁ、Yさん繋がりで、最後に帰りのフライトのお話を!!
(留学先や様々な体験談は一度飛ばします

帰りのフライトには彼女は乗っていなかったのですが、搭乗予定のクルーの方々に連絡をしてくださっていたのです〜!!


帰国もなかなかハードでした(笑)
日本との直通は1日1便しかなくて、しかも朝出発。
せめて夕方なら最後にもう少しお食事やお買い物も楽しめるのですが…


夜明け前の真っ暗の中、空港でレンタカーを返却し(駐車場、うろ覚えだったけどうまく辿り着けました)

娘だけ元気なので、謎のカッコつけポーズ。
主人と娘が待合スペースで寝てしまっている間に、最後の意地で買い物をした話もまた今度、
ゲートの前の椅子に座っていたら、
「Yさんが伺っていた通りのご家族ですぐわかりました!」と(笑)

奇跡の出逢いや、どれほど良くして頂いたかお話しし、その方もとっても驚かれて…
「帰りのフライトも安心して快適にお過ごし出来ますよう努力いたしますね」と乗り込む前から癒され、本当に嬉しかった

雲の上は真っ青でとっても気持ちいい。
ありがとう、ニュージランド!!
*期待通りのジェットエンジン越しの景色♡

ちなみに、帰りの座席はスカイカウチシートだったのですが、家族3人で拡げるとむしろ足のやり場に困るケースの方が多く、主人が別の席を選びたくてもかなり離れた場所しかなく、結局個々にちょっと斜めに立ち上げるだけにしました💦
音楽を楽しむも、ヘッドホンの左右が逆なことに気づいたようで、寝るときには修正した娘。

ビーツ&ビーンサラダが印象的♪
買う!
NZの何処かで売ってたのかな?現地では定番のお菓子なの?Amazonで買えるかな?と調べたら
Pandoro Panetteriaというベーカリーみたい。
ほとんどの商品が無添加&グルテンフリーとのこと。素晴らしい。
行きで知れていたらよかったなぁ


Amazonでも売ってないや。
くすん。
乗っている間に3種類頂いて(途中でこのおやつをまた配ってくれた。)
喜ぶ私に、主人が「俺のは持って帰りや」と全種類くれた(笑)
ついでにキッズのおやつマフィンも美味しかった!
(こっちも娘が「ママ、きっと美味しいからあげるよ」と渡してくれて、半分こしました。)
主人はNZのシトラスラガーが爽やかで美味しいと喜んでた。

劇的な顔をしていますが、真剣に『Lyle, Lyle, Crocodile』(奇跡の歌声を持つワニくんの映画)に集中しているのであります。
*日本でも後から上映され、絶対見にいくと言っていたのに、完全に見逃しました。


そう!
NZ航空では、お子様に機内での飴ちゃん配りのお仕事をさせてくれるサービスがあるのです!
しかも運がいいと制服も貸してくださるとか。
娘はこの日制服がなく、残念でしたが、Yさんのお友達クルーのMさんが事前に「後で一緒にキャンディーを配りましょうね♡」と優しく声をかけてくださっていて、娘もずっとワクワクしていました。
もうまるでCAさんになった気分で飴ちゃん配り。

(娘の返答は「どちらも美味しいですよ♡」だったそうですw)
*お母様、ご一緒に行きましょう!と撮影もさせてくださいました。
朗らかで魅力的なMさんは「Yちゃんと空で出逢って、ランチまでしちゃうなんて!すごい!感動しちゃう!最高に素敵な出逢いですね〜!」と(笑)
他のクルーさんにもYさんと私の劇的な出逢いを説明してくれていました

飴ちゃん配りが終わると、バックヤードで皆さんに拍手して頂いて。

そんなMさんも、「Yちゃんと会う時はぜひ私も!」なんておっしゃって、とても可愛らしく、楽しい方でした♡
Yさんが、後に別の便でMさんとご一緒になった時も「千紘さんファミリーのお話をしたんですよ〜!」と。
お二人ご一緒にお会いできたら、それもまた面白そう!
いつかのお楽しみが増えました。

とっても素敵な思い出!
Yさんも『帰りのフライトで、いちかちゃんのことを他のCrewの方たちが大事にして下さったのが写真から伝わってきて、とっても安心しました♡』と。
Yさんの愛が、帰りの空の上にも行き届き、とっても幸せな時間でした。本当にありがとう!!
先ほど娘が配ったNZ航空の飴ちゃんと、
個人的にもお土産に沢山買ったチョコ・Whittaker'sのスティックタイプ!!
可愛い!

到着後は、ささやかすぎますが、娘からお礼に、(海外で優しくしてくださった方にお渡しするために常に持ち歩いている)『招き猫のおかき』をクルーの皆様にお渡しさせて頂きました。
母娘の後ろ姿も、ルンルンしているでしょう?
めっちゃくちゃ疲れていますが、ルンルンしていますね♡(笑)
しばらくすると、NZ行きを勧めてくださった例のEさんから、またまた娘へ贈り物!
中国で買ってきたという美しい墨達!!
そして、娘のイメージで選んでくださった、WATERMANのメトロポリタンエッセンシャルボールペン

なんて綺麗!

が、いつもどこか面白いEさんは
そう言って、今度は家族全員に名入れペンを贈ってくださいました



ヒョエー!!!!!

鞄やお洋服を傷めないようにペン先が隠れるカッコイイモデル!!
ズンッ シャキーン✨
3人お揃いでとても嬉しい。
主人も気に入って会社で活用しているとのこと。
私たちは旅のこれからのお守りにします♡
主人はまた近いうちにご飯をご一緒するんだと楽しみにしています。
*出国前の衝撃的な件は、帰国後、マレーシア留学でも大変お世話になっているフライト手配代行(株)MRC JAPANの社長さんまで寄り添ってくださり、枠を超え親身になってサポート、心のフォローまでしてくださいました。
・・・NZの行き帰りと素敵な出逢いをピックアップしただけでこんなにながくなってしまった!!
次回は、娘の留学先の様子です♡
学校でもびっくり事件もあったし、真夏のはずなのにすんごく寒かったり、どこもお値段が高かったり、両サイド草原しかない1本道で長時間事故渋滞に巻き込まれたりと、思いがけないハプニングは山ほどあったけど、全てをカバーしちゃう素敵なこと、泣けるほど嬉しかったことがいーっぱいあったので、今後記すのが楽しみでなりません。
何が起きても全部好転させちゃおう!
と思うところが、我が家の最大のいいところだと思っています。
(でも、起きた分だけ、心も体も負荷がかかるのも本当です…)
帰り、ゲートから、飛行機まで向かうバスでの娘。
どれほどに充実し、学び多き良い旅であったか、娘の表情で伝わるかしら…
写真に何度も映り込んでいる真っ黒のキーウィ、気になりますか?(笑)

娘のこの旅のお供・ALL BLACKSの公式キーウィぬいぐるみちゃん(しかもハカを叫ぶ機能付き)なのですが『JOYちゃん』と名付けました。
その由来は次回、ご紹介します。
マウイ島の火災、大変深刻な状況に心が痛いですね…
少しでも多くの方がご無事で、被害が早くおさまりますよう、祈っております。