佐賀(有田)・長崎へ 叔父との幸せな陶芸のひととき。

こんにちは。

この3週間ほど、お仕事とプライベートが慌ただしく、悲しいことも重なって…気力体力が落ちていました。
でも復活!!!165.png

もともと今年度も留学を控えているので、それまでになるべく整理すべく、予定をやりくりするので手一杯の一年と覚悟していて、秋まではただでさえワタワタしているのですが。。

そんなぐったりさんな状態に加えて、
まさかの今年限りのイレギュラーな地域活動ボランティアのお役目(しかも、あみだくじで部長に149.png💦)がやってきて、それがなかなかパワーの要るもので…仕事やプライベートとまた違って、こう、ぐっと。(私にとっては特段…な側面もあるでしょうが、いやいや、誰がなさっても子育て含め時間との戦いです。)
でもこちらもまた、良い出逢いに胸いっぱい。やるならば責任持って精一杯努めなくちゃという想いもあるし、とっても素敵なパートナーさんや優しいお仲間さんが心強く、一緒に頑張れていて、ホッ112.png💦
とはいえ、期間は1年なので終わりはまだ遠い…そして11月からマレーシアで不在なのでその間もどうしたって心苦しい。。


なんだか様々なことが重なって、てんやわんやですが、
やはり恒例の?比例するかのように、ありがたく、温かく、嬉しい出逢いや奇跡のような出来事も沢山あって、周囲から「千紘って本当にそういう人生!体に影響が出るほど大変なことがあっても、絶対びっくりするような素敵なことに導かれるようになっているよね。」と。もはやその言葉が、お守りのようなものです(泣)

そして、そうあってほしいし、そうなるように感謝と愛と敬意で過ごしていれば、きっと希望に繋がるだろうと信じています。

たとえ『代償を払ったのだな』と思うしかない事や、目や耳を塞ぎたいことがあっても、出逢えた喜びを分かち合える人や、素晴らしい出来事や学びがあるんだなと、つくづく思います。
人はやっぱり、陰陽のバランスなのでしょう。
どちらも必要で、真っ直ぐ立っているのだから。

でも疲れちゃう時もあるのが人間で、理解者がそばにいる事が何よりの救いです。
つい先日も、生徒ちゃんや、卒業生ちゃん、同業の仲間や、ソウルメイト、目上の方々や義母ともそんな話をしました。心を共有する年齢の幅が広いことは、大変有難い…!(深い相談を頂くことも多い立場ですが、みんなそれぞれ、大切にしたい心があっての祈りのようなものが強いのですよね。)

あまりに理不尽で範疇にない物事に関しては、娘のポリシーである「(怖くて汚い言動は)頂かなければ貴方のもの」=傷つかない、を発動させねばなと。自分だけでなく、大切なものや守りたいものが犠牲になってしまいますものね。。
私はどうしても道筋が見つからないものかと考える方が先で、それが一番の特技でもあると捉えていても…肉体へのダメージを誘発しがちです。

根本は良さとしてフル活用し、お仕事もプライベートもそれで成立し、信じていただけている部分が強いのだと思いますし、家族や友人はそこが私の長所であると深く理解してくれていますが、私にとっては課題でもあると忘れず…上手に対処できるよう、今の環境や人生のタイミングに合わせて学んでいます。きっとおばあちゃんになっても同じことを言っているでしょうけどね105.png

物心ついた時から、命(魂)と芸術がいつもくっついていて、人生そのものが芸術であるという感覚が軸である故、起きている事柄の色や香りや質がカタチのような存在で視えてしまうので、喜びはとても大きく、違和感や悲しみもガツンとくるのだと思います。
でも、直感力や、時や道を見抜く為の大事な感覚で、大切な人を護るヒントにもなるはずだと信じています。。
過信せずに、失わずに、今を大切にできたらいいのでしょう。

こういう話を「敏感な人ね」とあざ笑う人もいるかもしれないけど、大袈裟な話でも特別なことでもなく、娘を含め、大切な周囲の人や諸先輩方から教わった捉え方だと私は思っています。


2〜3週間おきに書いている長いブログで、こんな内容をほぼ毎度のように書いているのは、不思議と、周囲で同じような気持ちを味わっている人と向き合う時間が重なったりしていて、余計に感じた心を取りこぼしたくないからなのですよね。

私は私の人生で、人は人だけども、どうして今、この人と心を通わせたのか…を大切にしたいなと思って、こうして私なりに心の静けさを保てるツールの中で、感情(心の働き)を見つめています。

『感情は人間が作り出した錯覚、幻覚に過ぎない』と、随分昔に、新幹線のコラムで読みました。そんなあやふやなものを作り出し、振り回されてしまう弱い生き物ですが、誰かのために強く…とんでもなく大きな決断をサラリと出来たりして。そんな自分がいることを教えてくれる出会いは、自分を信じるきっかけになる。心の働きに対して冷静に丁寧に向き合っていくと、魂や命の可能性にも繋がっていくのですよね。

自分を犠牲にするのではなく、信じて、何がしたいのか耳を傾け、愛してあげることをおざなりにしないこと(自己愛と自己中心的は全く違いますし、愛のカタチも様々ですね)…そうすると、道は自ずと開かれ、本当に大切な存在も確かに護ることが出来ていたりする…
そういうのが、いいなぁと。


それから。。。

実は、今回記します佐賀・長崎の旅から帰宅した数日後。
時を選んだかのように、愛するセレスティーヌ(昨年から家族になったカタツムリ)が虹の橋を渡ってしまいました。

何時間も泣いて、泣いて。

最初は蘇生できないかと泣き叫びながら必死に試みましたが、あまりに美しいお顔で、お口もにっこりと微笑んでいて、この世をしっかり身収めているようでした…カタツムリさんに、こんなにも表情があるのだろうかと感動してしまうほど、可愛らしくて。
母娘で同じタイミングに「泣かないで、まだそばにいるから、大丈夫よ」と聞こえたように感じました。

セレスティーヌの運命をちゃんと受け止めないとね、と。

ですが受け入れた今でも胸が苦しく、ふとした瞬間に全身が感情でいっぱいになって…日が経っても涙が止まりません。

人は、死に様が生き様だといいます。

小さな命も、本当に同じなのですね。。
愛情表現が上手で、賢くて、心を沢山通わせてくれ、最期まで美しい生き様を教えてくれました。

最近はちょっと弱々しい動きをしていたので、どこか覚悟もしていましたが、亡くなる二日前はとっても甘えん坊で、今考えると自分の最期を解っていて、力を振り絞って、精一杯側にいようとしてくれたのだろうとさえ思います。

…セレスティーヌへの想いについては、次回、また。
ニュージーランドへの短期留学の時も、お留守番をしていたセレスティーヌとアーネストにとって大きな冒険や出逢い、とても思い出深い時間がありましたので…そのお話から、NZの思い出を記していこう。。

セレスティーヌは今、きっと高速で前進してみたり、空を飛んだり、大好きな音楽を聴いて歌ったり、あちこち探検して、セレスティーヌの言うように、側にいてくれているような気がしています。


今回はまたしてもニュージーランドのお話を控え、
少し前に家族(私の両親+我が家)で行った、佐賀へのお墓参りと大切な叔父との時間を先に記したいと思います。
有田焼の陶芸家である叔父の人生(88歳)に触れますと、なおのこと、人生はここからなのだと強く感じますし、大きな愛とエネルギーを貰った、素敵な旅でした。
佐賀での素晴らしい時間を記すことも、セレスティーヌも共に笑顔で楽しんでくれているかもしれませんから、私も元気に書こう。
今回も分割しませんので長くなります💦
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私の母方のお墓は、鹿児島県の種子島にありまして。
母も種子島生まれ。お宮参りまで待って生後45日めに転勤族の始まりとなり、母が家族で過ごした最後の地は名古屋で、今でも土地がございます。(なのでそこも定期的に見に行かないとなりません)

種子島にいた大叔父は、今では有名な紫芋を作った人物でもあり。(紫芋の種類やルーツも様々、大叔父のお芋は世間のいう種類ではなかったのだと思います)当初は彼の名前をお芋につけて地域ではとても有名だったようですが、その種芋を何も気にせず人に譲ってしまったりして、とにかく欲の無い人だったそうです。


種子島、一般的には日本最大のロケット宇宙センターとくらいしか思いつかないかもしれませんね105.png
私は子供の頃に2度行ったことがありますが、美しい海と山が印象的。世界最大の海流・黒潮の恵を受けた魚介類はもちろん、サトウキビやフルーツ、ブランド鶏やブランド豚も有名で美味しいです。
鹿児島空港から、小さなセスナ機にドキドキしながら乗って種子島まで行ったことは今でも覚えていますし、可愛いチャボを抱っこしたり、オオカミのように大きく賢いワンコの背中にまたがって(まるで『もののけ姫』のように!)お散歩したり、採れたてのサトウキビをかじらせてもらったり、摩訶不思議な体験も沢山して、思い出深い!

観光サイトで見ると、
琵琶湖よりも小さい面積(横浜市くらい)、高さも日本一高いビル大阪のあべのハルカスより低く、人口は横浜スタジアムに収納できる程度しかいないとか。
ちょろりんとした小さな島ですが、島国なので、どうせ船に乗るなら都へということで、むしろ鹿児島よりも文化が発展していたという説も聞いたことがあります110.png


そんな種子島で長年護られてきたお墓を、佐賀に全て集結すべく移送することになりまして、親類の中では一大プロジェクトでありました。
日本におけるお墓の課題は、あちこちであがっておりますし、私も一人っ子なので、よく知っておかなくてはなりません(当たり前の事ですが)
今日のお話の主役である佐賀の叔父を中心に親類達が移送してくれたのですが、こうした作業は様々な気遣いも重なりますし、コロナ禍もあり、沢山の気苦労&重労働であったと思いますので、感謝しかありません。
母もずっと連絡を取り合い、気にかけておりました。


無事に全ての事が済み、私たちもご挨拶にと思っていましたが、父の仕事が二日以上連続で休むことができない状態が長年続いていてなかなか訪れる機会を持てずにおりました。

そして、ようやく!
父の休みが調整がつくとわかり、なんとしてもこの機を逃すまいと、主人も私もすぐに休みを調整し決定!
平日しか無理で、娘も学校を少しお休みいたしましたが、このようなチャンスはもう何年もないでしょうから、お許しをいただきました。

6年ぶりの2世帯合同旅です!

全員結構ギリギリの体調で向かう状態だったので、空港までは自家用車ではなく高速バスに。
電車や駐車場よりも空港のエントランスに近い場所に止まるので、便利なのですよね。時間にも正確で感動します。

父も寝ずに製造などの調整をして(主人も必死にお手伝いして)、母と嬉しそうにやってきました105.png
(娘もまだ明け方なのでちょっと寝ぼけた顔ですが、母達のタクシーを嬉しそうに待っていました)
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空港につくともう、父の様子がおかしい。。
いや、いつも妙な人なのですが。

父は高所恐怖症で、過去に1度しか空の旅はしていません。(種子島に行ったので、正確には飛行機往復、セスナ往復ですね)
今回は恐怖の小型機セスナがないし、短い飛行なので少しはマシのようです。

ビジネスラウンジに行こうかと思ったけど、父がすぐに何か食べたいとのことで、お店に入ったり、ラウンジ利用するよりもパパッと充した方が良さそうだと、今半のすき焼き重と、予備でまい泉の羽田限定ポケットサンドを購入。

なんだか勢いで、フレンチフライ専門店「AND THE FRIET」の羽田限定トートバック入りセットをCAさんデザインに惹かれて買ってしまった。(そしてまだ食べられてない…)
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羽田の国内線を利用するのって、5年ぶりくらいかも!
(それこそ、舞台の仕事で鹿児島へ飛んだのでした。記録的大噴火まで体験することになり、これもまた記憶に強く残っています)
娘は国内線の飛行機は初めてだし、主人もかなり久しぶり。

飛行機好きの我が家としては、大阪への帰省も飛行機にしてもいいのだけど、新幹線のほうが断然近くて早くて便利なのですよね。

国際線と違って少し楽に搭乗できるのですね。もうすっかり忘れちゃった。。
でもこちらもどんどん便利になって、サクッと入れちゃいますね。

が!
空港の保安検査ゾーンを通過するにあたって、もう、もう!
父が!!!!!149.png149.png149.png149.png

検査で引っかかりまくり、ゲートを5、6回くぐってました。

なんなんだ!
恥ずかしいよー!申し訳ないよー!

殺傷能力のあるものが数点ございます』って…
さらには旅行には絶対に必要無いさまざまな特殊な充電器も!

「エヘヘ、パパの七つ道具なんだよ…」


って、七つ道具いらないから!!
キィー!143.png143.png143.png143.png


という1つ目の事件が起きまして。
(合計で5、6回の大事件が起きます)

父は申し訳ない気持ちではいたでしょうが、謎にニコニコしてて腹が立っちゃうったら145.png
どうやら、母が父に「これに必要なものだけ入れるのよ」と言って渡したバッグに、普段の七つ道具入りバッグをbag in bagしたのだそう。

母は「あんなに確認したのに!」と目眩がするほどブッチ切れ。
私はキレるのを通り越して、心の平和を求め深呼吸。
娘は荷物が揃っているか確認しながら呆れ顔。
主人は一生懸命笑顔で対応して、結局いつものごとく走ってくれていました。
ありがとう。。。

孫に父の日のカーネーション(母が空港で買った綺麗なお菓子についてきた)を胸ポケットに入れてもらっている場合じゃありませんよ、もう。父じゃないしね、おじいちゃんだしね。
それになんでジェケットにマフラー、からのネックウォーマーをしているんだ。。。初夏ですよー。
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序盤から事件を起こした父への怒りは、お子様用の可愛い木のおもちゃでやや癒され。
(まだ小学生なので頂きました。娘はANA初めてだし記念に102.png)

*次回のマレーシアは荷物の関係で大好きなシンガポール航空ではなくANAにしています♪
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私の心中を察しまくって「ママ、ほらすっごくいい作品見つけたよ!!一緒に観ようね?」と、促してくれる娘。(いや、娘も父にかなりため息ついてましたが)

ホイットニー・ヒューストンの伝記映画『 I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』
を一緒に観て、心を落ち着かせました。。
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Whitney、あんなに早くにこの世を去ったことも信じられないくらい。どれほど聞いたことでしょうか。
娘もとにかく大好きです。

観に行きたいねと言っていて叶っていなかった作品だったので、余計に嬉しくって、前のめりでイヤホンをグッと耳に押し当てて鑑賞。
オリジナル(英語版)に英語字幕がついたものをチョイスしました。

Whitney役を演じたNaomi Ackieから、深い敬愛を感じられたことが何より胸を打ちました。
どうやら歌は97.7%がホイットニー本人の音源を使ったそうですが、鼻歌やハミング、導入の部分、若い頃のシーンなどは彼女自身が歌ったそうです。きっととてつもないプレッシャーがあったでしょうに、ただのモノマネにならぬ様、違和感のない様、弛まぬ努力を繰り返し、天国のホイットニーに耳を傾けて演じられたように感じられました。
上演のタイミングの早さ(没後十年)もありますし、様々な評価はつきものであっても、努力がとても強く感じられ素敵です。

と言っても、搭乗時間が短く、最後まで観れなかったので偉そうに語れませんが、私の空の旅は救われ(笑)あの歌声や懐かしのシーンを観れただけでもとても充実したものにしてくれました。
近いうち落ち着いて全編拝見しよう♡


離陸でガタガタ揺れて、動揺しまくる父にも映画をお薦めしておきました。本当はまだ怒ってるけど、Whitneyに託しました136.png
元々はシンガーソングライター(音楽家)なので、気が紛れるかなと。

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長崎空港を利用。

窓からの景色も長崎らしい島々が綺麗に見えました。
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機体が揺れてドキドキしている父に、写真をとって見せてあげたら「エナ(主人)と一緒にみていたまんまの景色だねぇ」と、どうやら主人と一緒に二人で事前に地図アプリで眺めていたんですって。仲良しですね(笑)


無事に到着し、
例の『殺傷能力の高い物達』が流れてくるまでに結構な時間がかかりまして。

「可愛らしい箱で出てくるからね」と主人。
主人がお願いし、空港の方々に箱に入れてもらったそうで。

なんだかケーキが入ってるお土産みたいに登場。
「あ!来たよ〜可愛いなぁ〜いいなぁ、これ!帰りもこのまま持って帰ろう!」とホクホクしている父。

・・・。(女3人)
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佐賀の叔父に間違って渡してしまいそうだから、レンタカーの端っこにしまいました(爆)

道中は曇っているけど、気持ちがいい。
ケーキのような危険物たちは忘れよう。
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私が学生?20過ぎ?に友人達と遊びに来た時に、叔父に素敵な料亭に連れて行ってもらって、鰻をご馳走になったのに、なんと私達が満腹で訪れてしまって、しっかり頂けなかったという大ショックな思い出があって。

なので、あの鰻屋さんに先に寄ってからいくよ!場所を教えて?と伝えたら、「どぉこだったかなぁ〜思い出せんけど、鰻が食べられるとこ予約しちゃるけん」とのことで、叔父のおすすめの料亭へ。

【創作川魚料理 料亭 龍泉荘】
https://ryusenso.jp/
後から聞くと社長さんとも仲良しとのこと。
(叔父は控えめなので、基本、そうした話も後からする)

川のせせらぎが聞こえ、緑豊かな気持ちの良い料亭です。
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↑今回の旅の唯一の家族写真。
ちっこく載せておこう。
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とっていてくれた個室も、とても風情があって、心地よい空間でした。
すごい急な階段は、母がドキドキしていましたが楽しかった!(笑)
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鰻への心残りももちろんありましたが、こちらの一番の名物は鯉料理!
鯉といえば、臭みが強く苦手な方も多いのだと思いますが、こちらの鯉は衝撃的なほどに臭みがない!!まるでヒラメとタイのいいとこ取りみたいな食感も味わいもとっても上品でした。

『鯉の洗い』&『鯉の握り』
*ご存じの通り酢味噌や辛味噌で頂きます。(一応参考に公式サイト様よりお借りしました)
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私は次の留学までは夜しか食べない生活に入っているのですが、こういう時は♪
(月に2、3回は打ち合わせや友人との会食でランチしますけどね110.png)

しかし、私以外は、全員『鰻』です(笑)
*でもみんなで鯉を味見しました♪

素敵なカバーのあるお重。これもあまり上手に撮れなかったのでHPより…
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揚げた鰻を混ぜた卯の花も、とっても美味しくて、娘も大喜びで頂いていました。

鮎の唐揚げもとても美味しかった!
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美味しいお食事も頂いて、お会計へと思ったら、「お支払いは必ず河口様へと。」と、私たちが支払いをしないように伝えてくれていて、皆で恐縮(泣)

母がすぐに叔父へ電話をし
「純ちゃん!お代が払えなかったわよ!」
と伝えると、
「そうか、そうかぁ〜」と笑うだけ。
もう、ありがとう…145.png145.png

電話口を私が代わると、
「そうだ、橋見てきたと?」
「へ?橋?…うん。」
「橋のとこになぁ、青いの、乗っかっとったとね?」
「え?」
「あれ、作ったとー」

「えー!!おじさまの作品が?!」

車に乗り込んだタイミングで、ダッシュで戻り。
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橋まで行ってみると、、

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確かに、明らかに叔父の作品!
でも、橋を渡らなかったので、近くまで行かず、そういえば、娘の行くさきの方には映り込んでる!

って、先に言ってぇ145.png145.png145.png

控えめなのはよくわかっているけども、先に教えてほしかったよー!!危なかったぁ。

こちら、有田焼の擬宝珠(ぎぼし)です。
一般的には金属製のものが多いですが、なんて可愛い有田焼の擬宝珠ちゃん。
持って行かれてしまわないのでしょうか。。なんて119.png

私はこの後、叔父の工房で他の擬宝珠を見つけ、まさかのおねだりをしてしまったほど、あまりの可憐さに惚れ込んでしまいました…私の知っている叔父の優しさがとてもよく表現されているように感じられて。

娘も学校へ提出する学習ノートに「(擬宝珠の)中に神様がいるように感じました」と書いてありました。
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危うく見逃してしまうところだったけど、ちゃんと叔父の作品も見届けたところで(汗)

さぁ、叔父のお家へ!

外で待っていてくれて、温かく出迎えてくれ、嬉しかった。

贈り物を渡したり…
*我が家は畳のない家で、畳の作法を特別教えたことはありませんが、娘が自然とテーブルの横に行き、自分の前にお土産袋を置いた上で、そのまま畳の上を滑らせるように叔父に渡していたのを見て、どこで知ったのかしら?とちょっと微笑ましいシーンがありました。
(厳密には袋から出すことや、畳の目に沿わすことは座った角度が斜めで出来ていなかったけど、親類なのでいいとしてもらおう)

後で聞くと「ずっと前にママがそうするって言っていたのよ」と本当に数年前にそんなことを教えたようです。子供の記憶力と、憧れに近い心の力は、強いですね。。


叔父の奥様もとても穏やかで品のある方で、優しくお相手してくれて嬉しい時間でした…(お顔は控えますね。母はヘンテコな顔だったので隠しましたw)
母が事前に用意し送ってあったお墓に生ける造花などもチェック。
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あっという間に叔父の懐に入ってしまった娘は、楽しそうに、お墓まで案内してもらいました。

*ご一緒する人と歩調や足の動きを合わせたくなっちゃうのが娘の癖なので、写真も全部叔父と同じ足(笑)

…88歳の叔父はズンズン軽快に登っていきますが、かなりハードな山?崖?急な階段を登って登って、ゼェゼェ(爆)母が何度か脱落していました💦
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昔きた時よりも木々が高くなっていて、記憶と全然違いましたが(階段もこんなにあった?しかもこんなに足元不安定だった?)
とっても見晴らしの良い、気持ちのいい場所です。

到着して叔父が「あぁー、お線香の火を忘れてしもうたー!」と。
主人がすぐに駆け降り、超ダッシュでお家に取りに行って、駆け上がって戻ってきてくれて105.png

そんな汗だくビッショビショの頑張った主人も景色に入れて💦
何もしなくても結構暑い日だったので、すごい汗でした105.png
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無事にお線香も焚けて。

娘の日記に「中にいるのは大切な人たちだから、このお墓なら喜んでいるだろうなと安心しました。」とありました。
そうだね…本当に、みんなでそう思いました。

全て、叔父たちのおかげです。
ありがとう。。。
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有田焼の街らしく、墓跡に名入れではなく、プレートに名前が刻んでありました。
叔父は娘に真っ先に私とほぼ入れ違いで亡くなった祖父の名を指して、「これが、ひいお爺さんとね…」と穏やかに話してくれて、嬉しかったです。

*私の祖父は、亡くなる時、病室のベッドで正座をし、祖母に「ありがとう」と告げて、正座のまま息を引き取りました。私の生まれる前で、母や親類から聞かされた話ですが、この記事の枕話に書いたように、死に様は生き様という言葉を最初に知る機会になった出来事でしたし、不思議と私の中に祖父の人生の記憶が確かにあることも含め、命のバトンを感じている大切な人です。

そして、母には、2歳で亡くなった姉がいるのですが…
娘はその小さなお姉さんのことを『知っている』と言います。優しくて大好きよ、小さいけど、心はとってもお姉さんなのよと。あだ名は『ねこお姉ちゃん』なんですって110.pngレイコなので娘が幼いときに聞き間違えをしてしまったみたい。


この日、娘がお墓の隅で何かを拾い上げたと思ったら、その母の姉の名前が刻まれたプレートでした。風化して、落ちてしまったのだそうです。
娘はそっと同列に並べて、にっこりしていました。

きっと母の姉も、気づいてくれて嬉しかっただろうな…なんて。

(納骨している全員を書ききれていないそうで、いずれ足してくれるそうです。)
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私たちの汗を拭うように、いい風も吹いてきて、雨まで降ってきた!
急斜面の階段にハラハラしながら、下山。
父は挽回しようと私の手をとってフォローしてくれていました(汗)


そして、ずっと楽しみにしていた陶芸体験です!

叔父にお墓参りが決まった時からお願いしていました。


ここで叔父の経歴をざっくりと101.png

叔父は文化功労賞をはじめ、さまざまな受賞歴があり、現在は有田陶芸協会の名誉会長でもありますが、何より研究と指導に力を注ぎ、何事にも控えめな叔父が一途に取り組んできた『釉裏彩技法』という独自の薄紫色の世界は大変評価をいただいており、私も叔父が生み出す優しい色と、驕ることのない研究精神を心から誇りに思っています。

なんと、叔父が陶芸の世界に本格的に取り組んだのは、40歳を過ぎてから。
私と同い年の頃から始め、今の叔父がいると思うと…人生って、人生って…本当にまだまだなのね!!
(元々はスポーツで生きていくつもりでいた中で、転機があり…。でも有田の方々は学校の必修で陶芸を習うそうで親しみは大変あったようです。)

展覧会や個展など、さまざまなイベントで東京にもよく来ていたので、逢う機会が比較的あったことも私はとても嬉しくて…偉ぶらず、いつも穏やかで、逢うたびに、私の心に光を当ててくれるような人です。
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この旅に併せて、私も釉裏彩ネイルに♡
長年担当してくださっているネイリストさんが、私のわがままを一生懸命再現してくれ、大感動!
*色も混ぜて、オリジナルで作り出してくれました。

叔父も「おぉ!一緒たい、見事やなぁ。」と。

ネイリストさんにも感謝込めてご報告しました♡

金の顔料を使って生み出す技法なので、他の指は金箔を散らしてもらいました♡
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さぁ、ろくろTIME!

なんと、叔父は「10年ぶりに回すと〜」とのこと!

え!えぇ!!…そうか、どうしよう。。
私は叔父がいつまでもお元気で変わらないので、歳のことも考えずに甘えてしまったのだとすぐに大反省。

88歳で、このろくろ用の土を整えるのは、とてもとても大変なことなのですよね。。
てっきり、今でも毎日でも回しているとばかり思っていて、あぁ…そうよね、こんなに重労働ですものね。。なのに私が電話で伝えた時は二つ返事で「わかったー用意しとくばい!」と言ってくれていて。。

私たちの反省をよそに、
叔父は説明をしてくれながら、土を力強く、そして心を込めて整えてくれました。それだけでも十分にありがたくて。

*叔父の許可をもらって撮影しています

娘はじっと見学をして、時々振り返っては「おじさま、カッコいいねぇ」なんて110.png
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「土を買いに行ったら、驚いてなぁ、…全部くれたと〜」

そりゃそうだ!10年ぶりに叔父がろくろを回すために土を買いに来たとあれば、土屋さん(あ、きっと名称が違いますよね💦)も色んな意味で喜んで土をくださったのかもしれません(笑)


ついに、娘、ろくろ体験!

根っからの指導者の叔父は、とっても丁寧に手解きしてくれました。

創ろうとしたらいけん。自然に、土に任せて。優しく包んで、回すとね。」
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そうか、無の境地、
悟りの世界と同じなのですね。。。


(娘の長い髪の毛は如来様の如く螺髪と悟りが開くのを楽しみに心のお勉強をしながら伸ばしているので…余計に、叔父の言葉に通づるものを感じたように、頷きながら土に委ねていました。)


私が20年前に来たときも、友人たちと一緒に、そう教わったことを思い出しました。

心を土に添わせていれば、おのずと土が導いてくれる。

人生と一緒ですね。
芸術は命そのもので、その人の生き様を照らしてくれる存在でもある…
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そんなことを考えている隙に、娘はすっかり陶酔しておりました。
得意技です(笑)
書道のお師匠様にも「出た!いっちゃんの陶酔!」と歌舞伎の『成田屋!』みたいな感じで褒めて?くださいます(笑)

娘の日記には「ろくろを回している時は、心が温かくなってきて、気持ちよくて、手を離したくありませんでした。」とありました。土と心を繋げることが、ほんの少しだけ出来たのかもしれません
112.png

叔父と主人が何やら仲良く盛り上がっている間も、一心不乱です。
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3度ほどぐにゃぐにゃになって面白いことになってしまいましたが105.png叔父が「おぉ、もう要領を獲とる」と言った後に、ついに1つ出来上がって。
(手直しもしてもらっていました)

ろくろを回したまま、糸を引いて、作品だけ切り取ります。
緊張の一瞬!

*写真は2個目なので、手直しはなく、娘だけで作った作品です。厚みがあり、これだと色々影響が出るので、叔父が削って整えてくれるそう。有田焼の磁器は、薄くて繊細な世界なのですよね。。
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私たち夫婦も熱中!

主人はベタ褒めされ、すっごく楽しそう。
(主人がスポーツ推薦で行った大学では、なぜか建築を選択し、造形の授業などでろくろを回した経験があるそう)

私は…
前回来た時はまるで今回の娘に言うようにベタ褒め三昧だったのに、ほとんどいないし(母と話していて)「できたー!」と見せると「これくらいは、まぁ普通や、誰でもできると。」とシビアな評価。えー!やだー!優しくしてっ(笑)

でも、それが本当に嬉しくて。
私を内側に入れてくれているような気すらして。(前向き)
叔父はずっとずっと私たちを愛してくれて、相手をしていましたから、私の時に休んでくれたらいいなとも思ったり。

娘の書道作品も毎度7時間越えで向き合いますし、主人も私もとにかく美術品作りが好きなので、すぐに没頭してしまいます。
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気がつけば、家族で5時間以上も工房でろくろを回していました。
時があっという間過ぎて、本当に、これはもう絶対に叔父が疲れてしまっただろうとオロオロ。

「そう言うもんたい」
「平気平気!気にせんでええよ。」

きっと疲れているはずなのに、それでもまだやりたいことはないかと、娘に絵付けもさせてくれ、小皿も造ってくれました。。

叔父の思いやりで、ブランクも払い除け、88歳の身体でこの時間を設けてくれたと思うと、感謝以上に込み上げるものがあり、今でも疲れが残っていないだろうかと心配です。。

後に娘さんにも必死に謝罪すると
「それはどうか気にしないで、『千紘が来るたい、やりたい言うとるからやってやらんば。』と嬉しそうに準備していたんですよ。家族は本当に回せるのかと心配もしていましたが、千紘さんのおかげで、もう一度父のろくろを回す姿を見れました。本当に、本当に、ありがとうございます。」と言って頂いて、胸がいっぱいでした。

(私よりも一回りくらいお姉さんですが、この旅で初めてお会いして、初めてとは思えないほど心を通わせ、癒され、とても嬉しい出逢いでした。これから、この縁をずっと大切にしたいです。)
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左は娘の最初の失敗3連チャンと、初めての作品。
右は私たちが終わった後もまだまだ夢中の娘。


その後は、工房の入り口にある展示棚から好きなのを持っていきなさいと言ってくれて(いや、とんでもないことだけども。)
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なんと私はここで、正直に図々しく「あれがいい…」とまさかの擬宝珠(工房にある別のもの)を差しました(爆)
いつもこちらが慌ててしまうほど贈ってくれる叔父が、目をまんまるくしてとっても驚いて「これかー!ほぉ、これが欲しいと!?確かになぁ、一加の書道の、ほら、文鎮代わりになるしなぁ…」と動揺。

ですよね(爆)
困らせちゃって、ごめんなさい。
叔父は一度もダメとは言わなくて、本当に優しすぎる人なのですよね。。

でも、
文鎮にはしないよ、家宝にするんだよ。
だって、中には神様がいるんだから。

そして、いつか本当に欲しいけど、そんなわがままは今は言わないよ(言ってるも一緒のように聞こえますが)

しばらくして「そうだなぁ、千紘のために作ってやるばい、待っとれ。」と言ってくれました。
わぁ!なんてこと!!
その言葉だけでも嬉しい。

下の写真は寝かせていますが、今回、叔父が私にくれた壁掛け用の綺麗な花器。
テーブルの様に見えるのはいつだったかに作ったという火鉢の蓋で、可愛くてその上で撮りました♡
特に紫はもう出せない色もあるようですが、まだまだ研究していて、焼き上がりカラーサンプルだけでも可愛いし、ワクワクします。
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*今回も、母はこっそりとお代を包んでいましたが値段がつけられない世界でもあるので、恐縮の嵐です。


娘は、最近叔父が取り組んでいる新作のアクセサリーをもらいました。
これまた叔父は「一加はこれを選んだと?ほぉ、これは他にないデザインたい、そうかそうか。」
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(私が選んだ母のネックレスとも、偶然デザインがお揃いで、親子だなぁと。)

ちなみに、昨年暮れに叔父が娘に宛てて贈ってくれたブローチとイヤリングセットも最高にお気に入りで、特別な日につけています。
よく見たら、叔父が選んだデザインの形違いを母娘で選んだのですね💦やっぱり、叔父は自然と私たちの好きな方向性を感じ取ってくれていたのかもしれません。
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叔父は、定期的に作品を贈ってくれます。

勿体無くて使えない気持ちだけど、大事に使用しています。
↓数年前にもらった私たち家族のそれぞれの名前入りお茶碗
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↓この湯呑みも大好き!

飲み物も、特別な味がする気がしちゃう。
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20年前位に友人達と作った、お箸置き。

私のヘンテコな猫型お箸置きも、叔父が可愛く色付けしてくれて宝物!
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そういえば、叔父は私のちくびウサギまで描いて送ってくれたことも(笑)
一加が5歳くらいの時に、なぜか沢山作って送ってくれたチャーミングな部分も大好きです♡
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私はとにかく磁器やガラスや繊細なものが大好き。
いつまでも見ていられる。
陶芸品やガラス製品に囲まれたお仕事も憧れてしまうほど好きなのです。きっと叔父との繋がりなんだわ、と勝手に喜んでいます105.png

そして、今回、叔父からもらった花器達。
1つは、関係の深い大切な子のお家にあげて、そのご家族様もとっても喜んでくれました。
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そうそう!!

私たちが陶芸に没頭している時、叔父が声をかけてくれていて、滅多に会えない親類も挨拶に来てくれました。

父が若かりし頃にVictorに所属し発売していたレコードも、聴いてくださっていたと…そんな温かいお話も教えて頂き、とても嬉しい時間になりました。

そして佐賀名物の丸ぼうろと共に、その親類が作成した可愛い可愛い手作りのスリム箸置き♡をプレゼントしてくれました。。


白磁にポンポンと愛らしいオリーブのカラフルで優しいデザイン。
とっても好みですし、細長くてカトラリーレストが3点ほど置けるなんともいい大きさ。お口直しの食材を乗せてもよさそうです。マルチで使えてすごくいい。

これまた、特別な記念になりましたし、大切に致します110.png
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一峰窯(いっぽうがま)というお店だそうです。

サイトを覗くと、やはり人気でSOLD OUTが目立ちますが、どれも欲しくなっちゃう!

…名残惜しいけれど、お別れの時間。

最後に叔父と娘のツーショット。
私が娘の髪を整えていたら「俺にはやってくれんとね」と(笑)
主人がすかさず、叔父のお髪を整えて、みんなで大笑い!

穏やかで、優しい、素敵な思い出をありがとう。

娘の日記に「いつか私も、文部科学大臣賞をとって、おじさまのイヤリングをつけて表彰式に出たいです。一生忘れられない思い出になりました。」と夢も膨らませていました。

そんな日が訪れ、叔父に笑顔で報告ができたらいいね179.png

私たちの作品達は叔父が削って絵付けして焼いてくれ、完成までは1〜2ヶ月かかるそうです。楽しみでなりません。
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帰りは、若かりし頃に母と訪れた際にも叔父に連れて行ってもらった磁石場(じせきば)という採掘跡地に、寄りました。

有田の街の歴史を感じられる場所です。
歩道にはよく見ると有田焼のかけらが埋め込まれていて、これまた可愛い!
「踏んじゃいたくないね」と言いながらも歩きます。

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日が暮れる直前で、空が、まるで叔父の薄紫の世界が混ざったようで心地よかった

写真だとあまりわかりにくいのだけど。。
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ここからは写真メインで、なるべく簡潔に。。


佐賀にはお洒落な極上プレミアム旅館なども随分増えたようで大変心惹かれましたが、もうなかなか訪れることもないし、私個人的な目的(共演させて頂いたジャズダンス協会の理事の先生がハウステンボスの劇場で演出なさっていたので、このようなチャンスは滅多にない!)もあったので、今回は長崎のハウステンボスエリアのホテルにしました。

いやぁ、随分昔に来たきりでしたが、経営も変わって、ハウステンボスのホテルも海外のハイクラスホテルかのようなお値段!!

色々考えて、The Watermark Hotelというホテルを選びました。
ハウステンボスエリアとしては唯一のオーシャンビューホテルです。
https://watermarkhotelnagasaki.com/ja/

そして、運よく、このホテルに1室しかないメゾネットタイプの2ベッドルームスイートルームを予約できました!

二世帯で一緒に泊まれる、お部屋がきちんと別れた二階造りのスイートルームです。
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大きく3つの部屋があり、お隣はそれを1部屋ずつ提供しているようでした。

一階も広々。
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階段がワクワクさせてくれますね♡
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2階に2部屋。

上の写真が私たち。下が両親の部屋。
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荷解きをしている間は、娘が父達の部屋でオーケストラを見ながら談笑していました(笑)

テレビは小降りですが、素敵なキャビネットに収まっていてイイ♪
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思っていたよりもちゃんと廊下があって、両親とのお部屋との距離もあり、音も全く聞こえずプライベートが保たれます。

なので、お風呂上がりにこっそりお部屋に侵入し驚かすこともできます(笑)プライベートはどこへ行ったんだ。
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スイートルーム限定のお土産も頂けます。
可愛いサーモタンブラーと入浴剤。
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朝もどのお部屋からの景色も気持ちがいい。
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時間の許す限り、窓の外を眺めていた娘。
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窓からの眺めはこんな感じ。
いいお天気でよかった!
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主人のリクエストに応えて、おふざけて撮った写真。。。
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ホテルのフロントエリアなども綺麗で、お姫様気分。
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お食事はビュッフェへ。
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年々ビュッフェスタイルが苦手になってしまっていて、(学生時代は大好きでホテルビュッフェへ通い詰めたものです。)
本当は個人的にはお部屋がいいのだけど…さほどせせこましくなかったので、落ち着いて頂けました。

朝は見事に食べないタイプなので、旅行でも控え気味ですが、フルーツを中心にと言いながらスイーツまで結構ちゃんと持ってきてしまった私。

娘は盛り付けが大好きなのでビュッフェはとても好きなよう。
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娘のプレートはかなりボリュームがありますが、ペロリと平らげニッコリ(笑)
(娘と主人は日頃も毎朝しっかり食べています)
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食後は、ロビーにあった美術本を見て、お腹を落ち着かせて。
*母娘で大好きなエッシャー本があって夢中です。オランダといえば、私はエッシャー!
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海側へ出てみると、さらにお天気が良くなって気持ちがいい!

…この写真は気持ちよさそうに日光浴しているかのようで、暑すぎて焼けてしまう!とダッシュで戻ってきている娘です(笑)
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ハウステンボスでは、まずは楽しみであったエッシャー展へ。

若い頃に母と来た時も、エッシャーのアトラクションがあるとあってそれが一番の目的でハウステンボスに訪れました(笑)
今回は体験型ではなく、展示会で、これもまたとっても嬉しい。
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ノートとテーブルナプキンだけ購入。

『でんぐりでんぐり』の可動式フィギュアは学生時代に購入しました。
今じゃ手に入らないであろう私の宝物の1つです。可愛すぎる。
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家族でエッシャーを満喫し、緑豊かな街並みを歩いたり、暑さに挫折してバスに乗ったり(笑)

車窓からの景色も絵になります。
今は紫陽花フェアが始まったところでした。
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そう!ちょっと前まではローズフェアだったようで、
ュージカルで共演したお二人、歌う王子様・吉田要士さんそしてお相手は一人は仲良し&娘の小さい時のお歌の先生・中村香織ちゃん1週間ほど一日3ステージの素敵なお歌のショーを行なっていたのですよ〜!!!
惜しかったー!!!
うまくタイミングがあっていたら最高だったのに141.png141.png無念。。
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ですが、目的の1つであった、
『ハウステンボス歌劇団』は無事に鑑賞できました!

私も会員であります日本ジャズダンス芸術協会の理事の先生である元宝塚歌劇団娘役スターの壇ひとみ先生が、脚本・演出・振付をなさっていて、さらには今年の春にハウステンボス30周年を記念し立派な歌劇大劇場がオープンされたとあって、これは観てみたい!と思っていたところの旅が決まったので、逃すまいっと伺いました110.png

いつぞやに壇先生と共演させていただいた際は、光栄にもピックアップで同じナンバー(男3女3のペア作品)でご一緒させて頂き、お優しくして頂きました。いつまでも可憐で、私や娘にも大変温かく接してくださいます先生で、宝塚の振付をしていました私の師匠である名倉加代子先生のことも深く敬愛なさっていることをよくお話しくださいました。

しかしなんと美しい劇場でしょう。
テーマパーク内に、この規模でこの質、素晴らしいです。
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宝塚同様、女学院を設け育成していく体制です。
団員の方々もこの劇場への喜びはひとしおでしょうね。。

1時間の公演ですが、見応えのある構成でした。
名物の階段も素敵でしたよ〜!
平日で、園内も劇場も空いていましたが、最前列はしっかりとファンの方々が駆けつけていらっしゃいました。きっと連休や休日は満席なことでしょう。

たっぷりと「壇先生らしい!」という振付も堪能できました〜
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無事に目的を果たせ、あとはのんびりです。

くるくるしたアイスを食べたり。
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父が踊ってくれというので誰もいない場所で少しだけ気ままに踊ってみたり(ボコボコの床を傷つけないよう&前も高いヒールだけど)

娘との後ろ姿、遠近法&娘がスキップしてて私の方が小さく見えて笑えました。
でも、あとちょっとでこんな感じになっちゃうのね145.png
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夕食はチーズ専門店で。

期間限定のミッフィーちゃんのサラダ、これもチーズなのですが、厚みがすごくて吹き出しました(笑)
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夜景も綺麗。

日本初の3階立てカルーセルもキラキラ。
眼鏡橋もキラキラ。
人がほとんどいなくて、癒されました。
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帰りは、長崎空港でちょっとお土産を探すも、事前に買いたいなと思っていた『じゃがメル』は完売で。
にゃがさきのにゃすてらはありました(笑)
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にゃすてらは、写真より少し多めに買って娘のお世話になっている方に。
長崎といえば、カステラ、カステラ、カステイラーです。

でも新宿でも買える全国に名の通ったお店が多く105.png特別買うつもりはなかったのですが。。
『にゃすてら』ならカステラじゃないですから。あくまで、にゃすてらですからね(笑)
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長崎土産の定番・クルスの中でも、『ゆうこう』という柑橘が使用されたタイプがパッケージも素敵でとても美味しくて、お取り寄せしたい感じ…と思っていたら、差し上げようと思っていた方に予定通り会えず、いくつか賞味期限が間に合わなくなりにゃすてらとゆうこう&レモンクルス、ネットでまた買っちゃいました(爆)105.png💦

母は通りすがりの現地の方が「お、一番上等なカステラもあるな」と話していたのを聞いたらしく、知らぬ間にこのカステラを買ってくれていました↓

そして、この鼈甲のお守りは、昔も一緒に買ったことがあって、本当に効果があったのでこの旅でも絶対に買うつもりでいたそうです。
これまた知らぬ間に買ってくれていました。母は抜け目ありません。


銭亀と幸福のフクロウさん。
怖いほど効くのですよ146.png
*鼈甲の茶色い部分が濃い方がパワーも強いのだとか。娘は知らずに、母が買った中から自然と濃い方を選んだそうです。職人さんが急激に減って、これを買ったお店も、その辺りでは最後の店舗とのことだったそう。
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そして、こちら!!

叔父のお家で、娘さんが出してくださった『さが錦』というお菓子がとても美味しくて、お土産にも頂いたのです。
これを周囲へのお土産にしたいと思っていたけど、長崎だったので、諦めていて。。

空港に3箱だけ売っていて、飛びついて全部買いました(笑)

*娘さんから頂いたのは、栗と小豆が別々のタイプ。私が見つけたのは栗も小豆も混ざっている個包装タイプでした。
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帰宅するまでもとにかく父関連の事件連発で心身グッタリでございましたが。。。
(鼈甲をすぐに貰っていたら防げたのかしら??141.png)

帰りの空港ではビジネスラウンジで、カステラアイスを食べて深呼吸。
(これなら匂いもしないし静かにササッと頂けそうと。持ち込み不可では無いけど、基本的には静かに過ごす場所ですから、提供されているものを頂くか、飲食の質を選ぶのがマナーですね。)

が、小さな空港なのでとてもコンパクトなのですが、お寿司やカップラーメンやビールを持ち込んで拡げ(アルコールと匂いの発する飲食は持ち込み禁止)、自宅のように過ごす方達がいて…カステラアイスの味もしない。
みなさま、静かに穏やかに過ごせるからとラウンジ利用しているはず142.pngお仕事を片付けているであろうビジネスマンの方々も気にされ眉間にシワが。。
時折、子供を走り回らせたり大声で注意しながら実は放置な光景にも出くわし、ため息ですが…こういうのも残念に思います。。
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帰りの機内では、可愛いネームタグをもらったので、娘が私のバックにつけてくれました♪
CAさんが「可愛い!ショップで買われたんですか?」というので、「さっき機内で頂いたのよ〜(笑)」というと、「え!こんなに可愛いんですか!私も欲しい!」とおっしゃっていました103.png103.png

本当、ちょっと可愛いですよね。
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帰宅した日の夜は、もう、愛猫きなこがべったり。
夜も私の太ももを抱きながら寝ていました💦

自動でカリカリが出る機械や、洗浄循環するお水などもしっかりセットし、停電にも備えて行きましたが、数日間よく頑張ったね。。

シルクの寝巻きが滑って嫌なようで、自分でめくって抱きついております(笑)
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明くる日、叔父と電話した際のこと。。

「千紘、あの日は時間がなくてちゃんと話してやれんかったけど、いい旦那さんをもらったなぁ。気立が良くて、誠実で優しかばい。中身も外も、いい男で気に入ったと。安心した。」と話してくれました。

私は、ずっと主人を叔父に紹介したかったので、ただただ、涙がこぼれました。

身内のことをこうして書くのもみっともないのでしょうが、記しておきたいほど、嬉しかった。
(こんだけ書いといて何を今更…)

「あ、それとなぁ…ご主人の作ったんがなぁ…

割れたとー…

「え…!

「割れてしまったけど、焼いて送るばい〜」

あ、それでも焼いてくれるのね
145.png145.png
叔父らしい(笑)

主人が作った『ちょっと良くない?』な、あえて変形させたと言う器は割れてしまったそうですが、叔父の優しさと共に、焼きあがって届くのを心待ちにしております105.png
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東京へ戻ったその週末は叔父の米寿のお祝いをするとあって、それもまた偶然聞き出せたことでしたので、急いで、娘がお礼状を兼ねたお祝いカードを書き、叔父らしい色の金の額に紫の背景で作成しました。

娘さんもお誕生日だそうで、ささやかですが、叔父とお揃いのフェイラーハンカチを。
旅の際に母から奥さんへもフェイラーハンカチ&バックセットをお渡ししていたので112.png

叔父へは大好きなゴルフ柄と縁起の良さそうな馬の蹄柄に♪
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父の事件はいっぱいあったし、主人の器は割れちゃっても、とにかくやっとお墓参りが叶い、叔父との貴重な陶芸時間まで叶ってしまった旅は、生涯忘れないだろうと思います。

叔父の人生に触れることができ、家族で未来の選択にも後押しをもらったような気持ち。

行かれて本当に、良かった。
ありがとう。
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帰りの飛行機の雲の上。
違う星の地に降り立ったようで、気持ちがよかった。

では。。。

by chihiro_anma_ex | 2023-07-02 14:36

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