映像や画像を見るととても緩やかなアーチ、、
それはまるで、八百万の神々や先人方がお祝いに駆けつけるために用意された橋のようで、感動しました。
(我が家から遠く望める富士山も、微かに拝むことができました。)
天の神々の祝福をお受けになられての御即位、まさに希望の象徴なのだなと。。
当日の我が家はというと、昼食は自宅で義母が送ってくれたお赤飯を食べて…(時々送ってくれていて、ちょうどお祝いにぴったりでした。)
御即位の様子は録画もしました。
そして、
御即位記念特別展「正倉院の世界-皇室がまもり伝えた美-」のご招待券をいただいておりましたので、家族で。
御即位当日に、皇室が約1260年にわたり守り継いだ貴重な文化財に触れることができるとは、なんてありがたいことでしょう!!
上野の東京国立博物館(平成館)での開催、こちらにも娘と数回行っています。
駅からは少し遠いけれど、公園の大きな木々を見上げながら向かう時間がとても心地よいのです(˘◡˘)
奈良時代の聖武天皇の遺品各国からシルクロードを渡って伝来した大変貴重な宝物、そして、木を横に積んで作られた『校倉造(あぜくらづくり)』の一部を再現した展示なども観られ、迫力がありました。
香りにまつわるコーナーも魅力的でした。
ケース越しですのでその香りはたとえ想像するだけであっても、優美な世界に誘ってくれました。
(香木『黄熟香』は長い年月、時代を経てもなお、香りを放っていることが科学的に証明されているそうです。)
また、宮内庁正倉院事務所の方々の活動が学べるコーナーがとても興味深かったです。
宝物の研究、修復、保存の工夫などが映像なども含め大変わかりやすい。
厳かな空気の中にも穏やかな愛情を感じられる空間でした。
娘は、『琵琶』を観るのを心待ちにしていたので、目の前に飾られた美しい姿の琵琶を360度ぐるりとじっくり観察して目を輝かせておりました。
琵琶の音色も流れていて、心地よかった…(*ˊ ˘ ˋ*)
以下の3点に限り、撮影が可能でした。
天皇陛下の許可(勅許)が無ければ開けられない「勅封倉(ちょくふうそう)」に施された鍵は特殊な縄で縛られており、年に一度の「開封の儀」にて解除される様子も動画で観ることが出来ました。さらにはその実際の模造も!
そうそう。
今回も、娘が美術品との会話を楽しむのかな?とちょっと楽しみにしていた私。
仮面の展示コーナー、娘の耳元で小さい声で
「今日は誰かとお話ししてる?」と尋ねると
ものすご〜く微かな声で
「ううん、、寝ちゃってるの。なんだかふにゃふにゃしちゃっててね。だからお話できないみたいよ。」とニッコリ。
娘が寝ていてお話しできないというのは赤いお顔の【酔胡王】
酔った胡人の王の仮面です。
(*奈良時代の法会で盛んに行われた伎楽(中国由来の仮面舞踊劇)に使われた仮面)
そうか、酔っぱらってて眠っちゃったのね!!(笑)
まだ幼いですし、出会った瞬間の感覚を大切にしたいこともあり、基本は事前知識がないことがほとんど。
時折微かな声で説明を一緒に読んで学ぶこともしますし、後に図録を観ながら思い出して語り合うこともあります。
こうして、何も知らない娘が「寝ちゃってて、お話できないね」なんて言ったことも、とても面白いなぁと(*ˊ ˘ ˋ*)
そして、お隣の別の酔胡王の仮面では
ジャスチャーで私を呼んで「ママ、この人はね、『こんにちは、よく来たね。』って話しかけてくれたの。お隣の人もよ。優しいのよ。ちゃんと起きてくれてて。」と。
しかも、時間があったので二巡目の際は「おや、また来てくれたんだね?お名前は?」と、お相手してくれたそうです(笑)
そして『紺色の絞り染めがとても綺麗だったお話』をしたのだそうです。。
きっと皆さん眠かろうに、、と想像すると、思わず吹き出しそうになりました(汗)
娘の空想かどうかはさておき、こうして『貴重な美術品と心と心でお話した』という楽しい感覚を持つことで、より記憶に残るといいなぁと思います。。
小中学生には、ジュニアガイドが頂けます。
今はかなりの展示会でこうしたサービスがあり、とても楽しいですね。
これも図録に挟んで、大切にしています。
今回、購入したグッズはこちら。
図録は、琵琶の背面のデザイン。
素敵です。
写真がないのですが、、、
図録の背のタイトル上には、可愛らしい紅牙撥鏤碁子(こうげばちるのきし)という象牙製の碁石が、チョコン。
掲載されているコラムは、知識の浅い私でもとても楽しく読むことができます。
それから
琵琶の形のマグネットに、一筆箋は悩んだ末の3点。
そして、限定ガチャガチャ(笑)
アクリルキーホルダーです。
毎度『ガチャガチャの神様』のおかげで見事に欲しいアイテムをゲットする娘、今回は「どれもいいなぁ」と決められないまま、閉館時間が来てしまい回すことに。
綺麗な白瑠璃碗が当たりました♪
(私は密かにこのお椀か鏡が欲しかった)
この日録画していた御即位の様子ですが、、
ゆっくり観たいからと言っている間に少し日が経ってしまい。。
数日後、またお赤飯を頂いている間に娘が思い出して(汗)
娘は、NHKの中継(の録画)を前に、ずっと、ずっと、静かに釘付け。
私はリビングの椅子で観ていたのですが、娘はもう少し前で観たいと移動し、ピクリとも動かずに1人で観ておりました。
時々「本当におめでたいね」などと言って。
幼心に深く感じ取っているようでした。
全て見終わり「どんな気持ち?」と聞くと「素晴らしいなって思った。」「あと、雅子様がとっても綺麗で、髪の毛も、お着物もとっても似合っていたよね。絵を描きたくなっちゃったよ。」
というと、その番組がダイジェスト映像に切り替わって
「止めて!ママ、止めてちょうだい?」とビデオのストップを要求。
「絵を描きたいんだよ。お絵描きさんをしてもいい?」とのこと。
もちろん、とセットを渡しました。
『お絵描きさん』とは、娘曰く"絵描きさん(お仕事として)"のように本格的?にスケッチすることをいうようで(;´∀`)
いつものイラストとは違い、シャシャシャッと、軽いタッチで描いていきます。
(教えた訳ではないので、きっと美術館の絵や、スケッチなさっていた方の様子で覚えたのだと思います)
「こうしてね、、柔かぁ〜く描いてるからね、こうやってね、直せるからね。。」
なんて説明してくれます。
雅子様のお顔はとっても早く描いたのですが、お着物になった途端
「あれ、違うなぁ、困ったなぁ、どうなってるんだろう。」と画面に近づいてみたり。複雑な十二単にはとても苦戦していました。
思い立った箇所から描いているようですが、おかしな線を後から消したりしつつも、案外バランスが崩れにくい順序で描いているように感じました。
最近お気に入りの水彩色鉛筆を使って色つけをしました。
おすべらかしの髪飾り・・・
黄金ではなかったかしら?
と思いましたが、御帳台に昇られ、中の装飾の反射で赤くなっているのですね!動画を観ると、確かに!
この日の夜はここまで。
この状態もちょっと好きだったので記念に。
次の日に水をつけた筆で馴染ませて完成です。
とてもお似合いだった萌黄色は、黄色と緑を混ぜて作ってありました。
皇后様のお姿を描くこと。
ご無礼なのかな、、ともよぎりましたし、このブログに載せることも控えようか考えましたが、
娘なりに真剣に理解を深めた時間、幼い心に焼き付き、その場で形にしたかったほどお美しい皇后様であったこと…この特別な日の思い出にしたいと思いました。
せっかくなので、額に入れて。
我が家にとって、より素敵な思い出となりました。
陛下がおっしゃった御言葉。
皇后様の穏やかな笑顔。
晴れ間が覗いたあの瞬間のように、
平和な世になりますように。。。
あっという間に11月。
昨日は例年通り、主人はハロウィンの仮装の人達で賑わった渋谷の街を歩く(仕事で)のが一苦労だったそうです(汗)
我が家は特別なことは全くしなかったなぁ…と思ったけれど、、
今年は玄関に1つだけ!
大きな大きなコウモリさんを飾っていました(笑)
100円均一で見つけ、あまりのインパクト(45、6cm)にびっくりして、思わず買ってしまいました〜。
宅配の方が「いい感じのコウモリですね!」と笑ってらっしゃいました(汗)
シンプルでお気に入りです。
来年も登場してもらおうかな(*ˊ ˘ ˋ*)
では。。
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