こんにちは☆
週末は私が5歳、6歳の時に2年間出演したミュージカル『アニー』の同窓会パーティーへ娘と一緒に出席しました。
表参道にある、青山ダイヤモンドホールにて。
馴染みのある場所でなんだか良かった(o´ω`o)
3年に一度開催され、今回で5回目ということですが、今までは都合が合わずに参加しておりませんでした。。
アニーが上演され2年目からの出演。
当時の演出家の篠崎先生、振付の名倉先生、素晴らしいスタッフさん、豪華な大人キャストの皆様の熱意や想いは、私の小さかった身体と心に、深く、鮮明に残っています。
※12年続けているブログの中でも、私の原点になっているアニーについて何回か触れておりますが、少し思い返すと。。
初演を観て母と「いつか挑戦してみたいね!」なんて話したものの、初演のモリーは小学校2、3年生だったこともあり「まだ4歳だし、大きくなったら…」と母も思っていたそう。
5歳から審査を受け付けて下さる事を教えてくれた方がいて、思い切って応募をしました。
(上演時には5歳になっているけれど、オーディション参加を許可して頂き有難かったです)
そして書類審査が通っただけで「私は女優さん!プロなんだわ!」と大きな勘違いをし(笑)
「だから私はどんな事も出来るに違いない」と信じて、初めてのお歌もダンスもお芝居も、出来て当たり前だと謎の自信を持って、オーディションに臨みました…
(幼いゆえのその精神力が今じゃ羨ましい)
※↓左が87年、右が88年のパンフレットです。
本棚の奥からかなり久しぶりに引っ張り出して見てみました。
しかし両方とも随分レアな顔だこと(笑)
文面は編集の方が書いてくださったようです。
※特に87年のパンフは段ボールにチョークで出演者の似顔絵が描かれたり、全体的に黒板風のデザインがお洒落でカッコよかった!
最終オーディションにて、私の芸術の母であり、生涯の師匠である名倉加代子先生が“もう一度見たい”と改めて指名をして下さり、「この曲で何か踊ってみて?」と4歳の私にオーディションとは全く別のラテンの曲をかけ、即興で踊るように指示されました。
聞いた事のない音楽、ずらっと並んだ審査員の前で、たった1人、私は腰をクネクネさせながら回り出したのを、なんとなく覚えています。
名倉先生は、その様子を私の母に「こんな風に、こんな表情で踊ったのよ!」と踊りながら教えて下さったのだと、母が嬉しそうに話してくれました。
お稽古中の思い出で何より深く覚えていることは…
(アニーズの皆さんならわかるであろう)あの恐ろしい篠崎先生に向かって「どうして、お客さんに背中を向けて踊るときがあるの?お客さんは寂しくないの?」と質問に行った時のこと。
だいぶ生意気な子供ですね(汗)
怖〜い顔をした篠崎先生は頷き「うん、そうか。千紘はどう思う?」と尋ねられました。
その場では「ちょっと考えてくる…」などと答え、よく考えたのを覚えています。
数時間後だったか、明くる日だったか…
もう一度先生の所へ行き「先生わかったの!後ろを向いて踊る時は、背中が踊ればいいのよ!そして、お顔はもっともっと笑っていれば、お客さんもきっと分ってくれるし、寂しくないわ!」と答えました。
その時間はハッキリと覚えています。
篠崎先生は「千紘はそう思うんだね。それで正解だ。その気持ちを忘れちゃだめだぞ。」優しく、頭を撫でて下さいました。
その頃からずっと「背中で演じる、背中で踊る」事を大事にしています。
己の背中とは何かを探ることも、人生の大きな楽しみだなと感じています。
あの時、篠崎先生が私の疑問にスラスラと答えて下さっていたら『芸術においての疑問を、まずは自分で考え掘り下げてみる』という感覚が芽生えなかったかもしれません。
何が正しいというものはきっとないのでしょうが、4歳の頭の中を「正解だ。」と認めて下さった先生の愛も、今、指導する立場にある私の原点なのだなぁと。。
会場で先生を見つけた時、あまりにもお変わりないので「先生〜!ハリボテかと思いました(笑)当時の先生の等身大を飾ってあるのかな〜って(笑)動いてるから驚いちゃった!」なんて、早速失礼な発言をしつつ駆け寄ってしまった私(爆)(-ω-;)
「覚えてらっしゃいます?」というと「そりゃ覚えているさ、千紘だよ。」とニッコリ。
娘にも、それはそれは嬉しい言葉をかけて下さいました…
娘も本当に嬉しかったようで、暫くして先生の所にトコトコと近付き「せんせい?乾杯していーい?」と(笑)
先生はニッコリ対応してくださり、「ありがと!」とクルリと帰ってくる一加に何故か爆笑されていました(;´∀`)
しかしまぁ、、娘は現在3歳。
自分と重ね、2、3年後には歌って踊ってお芝居しているのかと思うと、何とも言えない気持ちになりますし、周囲のママになった共演者とも「信じられないよね〜!」なんて(;^ω^)
何はともあれ、当時のアニーの演技を、何度も劇場に足を運び、観て下さったNHKの大河ドラマ班のスタッフさん達が、私を「春日局」の主役幼少期に抜擢して下さった事で、そのままこのお仕事をさせて頂くに至る訳で…30年も前(わぉ!)だろうが、私の芸術の道の原点・根っこはここにあるのです。。
そして、篠崎先生のあの厳しい目と声と、優しさは、これからも私を支えて下さるのだろうな…
同じく、出演者さんはそれぞれ、深い思い出がおありでしょうね(o´ω`o)
…先生と娘が乾杯をする日がくるなんて思いもしませんでした(笑)
再会した皆は
「え?えぇ??千紘?あれ、こっちのちっちゃいの(娘のこと)が千紘でしょ?」と大人になった私には驚きまくり、娘をみて納得!といった感じ(笑)
そして、初めましてのアニーズの方々が「ずっと拝見してました、娘さん、本当にそっくりですね!」と嬉しい声をかけて下さったり。。
私からしたら、面影はあるものの、さほど似ているように思わないのですが「千紘だよ!恐ろしいほど千紘だよ!!」と大笑い!
…そうかなぁ。。雰囲気とか、動きとかかしら?
写真の綾子ちゃんは、私より結構お姉さんでしたので、随分甘えていたのを覚えています。
あの時も沢山抱きしめて、可愛がってくれたお姉さんが、こうして今度は娘を抱きしめてくれるなんて、感動でした。
心の中では、自分がまた抱きしめてもらっているような感覚(笑)
幼い私の心に、綾子ちゃんの優しさがしっかり刻まれていたのだなと改めて。。30年ぶりなのに、本当に自然にお話が出来て嬉しかったです♡
今では3児のかっちょいいお母さん!!素敵です。
お子さん達もとてもしっかりして、優しい子達でした。。
そして、共演後も一緒にお出かけしたり、親子ぐるみで仲良くしてくれていた久積絵夢ちゃんは、相変わらずの"インパクト大"で(笑)なんかそれだけで嬉しかったな〜(o´ω`o)
しかもママさんも出席されてて、再会! あまりに変わっていないからもうビックリ!「ちぃちゃんのママは?逢いたかった〜!というよりナニ?この子ちぃちゃんそのものじゃん!ひょえーーー!」と言いながら一杯可愛がって下さいました♡
いやいや、エムchanの娘さんも、彼女の遺伝子がビシビシ伝わってきてとっても可愛かった〜♡
何だかパワーを貰いました(o´ω`o)
小山菜穂ちゃんは、私の2年目のモリーのダブルキャストとして共演しました。
その後、同じアニーズのお姉さんの結婚式にて再会をし、同窓会のお知らせをいつも丁寧にくれ、嬉しいメッセージのやりとりがありました。
この日も何かと気にかけ、色々と細やかな配慮をして頂いてとても有り難かったです。
息子くんも、愛嬌があって彼女にそっくり♡で可愛い〜!
娘もすっかりお姉さん気分で「こっちよ?だっこしようか?」と(笑)今も、撮った写真をみて「可愛かったね〜ちっちゃかったね〜」ですって。
後に完全に私が調子に乗りそうなお世辞メッセージをもらいましたが(笑)私こそ、なおchanの穏やかで綺麗なママさんになった姿に、感動でした。
最年少のモリー同士の子供がこうして仲良くする姿、何度考えてもビックリ〜!
それから、前田織理奈ちゃんは一緒の代ではありませんが、名倉の後輩でもあり…カンパニー時代も気持ちよくお話が出来る女性でした。(確かちょこっと年下さんなはず)
「安間さんのながーーーいブログ(笑)も、いつも読んでいます〜。一加ちゃんとは初めて会うけど、私はめちゃくちゃ知ってますから(笑) 安間さんみたいな子育てをしたいなって、本当に憧れの親子なんですよ。」なんてとんでもなく嬉しい事を!
嬉しすぎてここに書いちゃう辺りがしょうもないですね(笑)たはは
でもお世辞と分っていても、泣ける程嬉しくって。。。
可愛い娘さんを抱きしめながら、そんな風に温かい言葉をかけてくれる織里奈はとってもキラキラしていました!
彼女もまた、家族の愛を沢山受け、スタジオを主催したり、色々仕事をしながら、可愛い娘さんとの時間も大切に過ごしているようで、本当に頑張っているなぁ。素敵だなぁと思います。
こうして、色んな懐かしい方達と、思い出話だけでなく母としても気持ちを共有できたことは、何とも言えない喜びでした。
そしてこちらも、アニーでは共演しておりませんが、名倉スタジオのジュニア時代の大事なお友達:かなchan♡
ようやく年相応?という程、いつもお姉さんの香りが漂った彼女でした(笑)
時々メッセージをやりとりし元気をもらっていましたが、こうして短い時間でもお互いの近況報告が出来てしまう所が変わっていないというか、嬉しい関係です(o´ω`o)
美人度が増していました〜
また改めてゆっくりご飯出来たら良いな♡
パーティーは子供が楽しめるようにNHK歌のお姉さん経験のあるアニーズさんが、子供達と一緒にステージで歌うコーナーや…
役別(歴代アニーや歴代モリーといった感じ)に別れて、クイズ大会が行われたり☆
モリーチームも正解し、なんとまあレアすぎる【特製!篠崎先生キーホルダー】を頂きました〜!
って、このキーホルダー思いついた方、凄いなぁ(笑)
※『ダドザドドザドダ』とは、アニーズが滑舌の発声練習で先生から指導頂いた早口言葉です。私は未だに、ほぼ出来ません(爆)
本当は1つでしたが「一加ちゃんもどうぞ」と頂いちゃいました!
そして、このネームタグ、間違えて一加の首にかけて家まで持って帰ってきてしまった〜( ̄□ ̄;)!!
返却するのだろうか、、そうだったら本当にすみません〜(泣)とほほ
キーホルダー…傷つけちゃったら色んな意味でイヤなのでバックにも付けられないし、どうしたら…(笑)
でも、お守りにはバッチリですね!
とりあえず我が家のちょっと高い場所に飾りました(;´∀`)
最後にはアニーの主題歌『Tomorrow』を合唱。恒例のようです。
その時、何故か一加はどなたからかお借りしたらしいサンディ(作品に登場する大きなワンコ)のぬいぐるみを抱いて、まだ知らないはずなのになんだか本気で歌ってましたね〜(笑)
※後にお借りした方が判明し、お礼をお伝えしました…(汗)
集合写真、隅っこにいたはずなのに、「80年代の方は前にどうぞ」と誘導していただき、気付けば篠崎先生の横に一加が座らせて頂く流れに…(汗)
こうしてみると、歴代のメンバーの数割程しか参加者はいなかったとはいえ、凄い人数が参加されていたのですね〜
(エムちゃんのママさんが撮ってくれました♪)
余談ですが、、アニー2年目の千秋楽後の打ち上げの写真をちょこっと見てみたら…
当時の私の洋服と、この日の娘の洋服が被っている!!
偶然でしたが、やっぱり親子(;^ω^)
いや、そこは私と私の母が似ているのか?
※上條恒彦さん、夏木マリさん、川平慈英さんです。とても良くして頂きました…
各幹事さんは準備からお片づけまで、きっと大変だったことと思います…
可愛い記念品も、大事にします(o´ω`o)
次回はオリンピックイヤーに開催予定だそう!4年後ですね♡
きっとあっという間でしょうが、また違った感動があるだろうなと今から楽しみにしています☆
そうそう、この日は主人が会場に送り迎えしてくれて、側にいた方に紹介も出来ました(o´ω`o)
それも嬉しかったな…☆
さて、ちょっと新しいお仕事も始動しています。
また面白いご報告が出来たらいいな〜♪
では!
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