記念式典へ。 〜信じる、という愛〜
2012年 11月 25日

珍しく、スーツで車です・・・(笑)
教育現場で指導をさせて頂いている学校の創立記念式典に来賓として出席させて頂きました。
今回、生徒達はエキシビションで出演。
教育庁や都議会議員の方、支援されている方等も来賓される創立行事、本格的なクラシックコンサートを主目的に設計された大ホールで踊る機会を頂いて、本当に嬉しそうでした。
外部の方に見て頂く機会はあっても、これまであまり自分の学校関係者の方の前できちんと踊る機会が少なく・・・今回は初代校長先生や、創立当初からこれまでずっと学校を支えてらした皆様に、彼女達のこれまでの想いの軌跡を届ける、大変貴重な機会で・・・
本来ならば、彼女達の姿を1番に観て頂きたい方達ですものね(o´ω`o)
ここまで存続し、そして想いを継承し、未来に繋げようと懸命に励んでいる純粋な心をきちんとお伝え出来る訳ですから、陰ながら(そして微力ながら)力添えをさせてもらう私としても、感慨深い気持ちで取り組みました。
一期生の子達から関わらせてもらっていますが、大切な式典に私まで招待頂き、本当に光栄でした。。。
式典での初代校長先生のお話など、本当に子供達の未来を信じて始まった場所なんだと心底感じられ、
学校、教育の場所を立ち上げるというのは、もの凄い労力と、愛情が必要なのだなと、
学術書などの活字ではなく、生きた心ある言葉から、これが教育理念というものを感じました。
少しでも携わる機会を頂き幸せだなぁと。
教育現場は必要な制限もありますが、この場所だからこそ見える光が沢山ある。
指導する側ですが、貴重な環境で、芸術を通して多くを学ばさせて頂き、本当に嬉しく思っています。。。
不思議で有り難いご縁に感謝しています。
今回は私のジャズナンバーも踊りますが、顧問の先生が基盤を創り、生徒達が色づけをした新しい作品も発表します。
自分達の普段の姿を、各々自由に踊りに結びつけていくという難しい創作ダンス。
そちらもアドバイスさせて頂きました。
自由というのは、面白い程「不自由」になりがち・・・
「自分勝手」なら簡単ですね。。(汗)
いつのシーンでも、自分という存在は、何かに作用し、自分が放つエネルギーは強弱に関わらず必ず誰かの動力になっているはず。
(それはどんな形であっても・・・)
自由に・・・と課題を与えられる度、私はいつもそんな事を巡らせます。
自分らしさ、自分のもつ作用力を見出すチャンスだなぁと。
それぞれが作品の幹を知る作業から始め(何より大切)、各々想像した世界に拡がる葉を空間いっぱいに繁らせる。
それは異なるようにみえて、辿れば根っこは一緒。
あらゆる存在、作用が触れ合い、バラバラのようで統一感が在る作品になってゆく。
結果、彼女達の何気ない学校生活そのものを踊りで伝えられるのではないか。。。当初から顧問の先生のそんな温かい想いを感じました。
でも、実際は難しい!!(笑)ので、お手伝いをさせて頂く事に。
顧問の先生は、大変賭けに出たのだとおっしゃいました。
プロでも、時間のかかるテーマですもの。
でも、彼女達を信じる、見出す力を信じる気持ちが勝ってしまったのだと思います。
日々のLessonや取り組みの積み重ねから、仲間と目指す意識レベルが上がり「クオリティの高い作品を届けたい」という気持ちが念頭にあることに、顧問の先生も私も本当に嬉しく思っていて、
だからこそ、難しい課題でも彼女達らしい角度から挑戦できるのじゃないかと。
そう顧問の先生が信じた気持ちやお優しさを、生徒達が各自希望に繋げられたらいいなと願って指導をさせて頂きました。。。
生徒達も最初はだいぶ抵抗や不安があったのだと思いますが
『ヒント(振付け含む)を自分らしく、生活や日頃の心に当てはめてごらん』
と、その方法をいくつか教えると、言葉を心で受け、心を身体で表現する努力を、思い切り楽しんでいました。
短時間にも関わらず、みるみる【自由】を理解し、自分と仲間・作品との対話を楽しむ姿をみせてくれて。
やはり、キャッチする心の豊かさ、素晴らしいですね。
そして無意識に自由の意味にも気がついているのでしょう。
(この感覚が生活や人生に役立てたらなおさら最高だなぁといつも思っています。。)
終盤のリハーサルをみた顧問の先生と私は、言葉にならない喜びと熱い想いがこみ上げ、可能性の素晴らしさを噛み締めて、互いに寄り添って笑ってしまいました・・・
今期はまだ中盤・折り返し地点なのに、ちょっと早いか!なんて言いながら(笑)
私の作品に関しては、半年かけて踊りこんだとは言え、まだ伸びしろがたっぷりある作品ですが、生徒達は自信をもって踊れる曲です。
なので新作の創作ダンスに対し、相乗効果になればという狙いもありました◎
集中稽古も気が締まり、何より取り組むその姿がとってもナチュラルで、健やかである事が嬉しかったです。
顧問の先生と皆で創作する作品で高校生らしい自然体の彼女達も伝えられ、私の作品もこのタイミングで大きな挑戦が出来・・・まさに記念の節目に相応しかったのかなぁと。
終了後に、色んな方にお褒めの声をかけて頂いたようで生徒達は満面の笑みでした。。
目の前で踊る彼女達が本当に愛おしくて涙が出てしまいました。
そのような気持ちを体験させて頂けることは、さらに深く感謝しています。
(ちょっと前の写真↓)

そして卒業していった生徒chanのことも憶い返し、胸がいっぱいの1日・・・
学校関係者の皆様、教育関係の方々、保護者の方々の目線の先にある生徒達の輝く姿を感じ、信じるという愛こそ、子供達の未来が輝くきっかけなのだなぁと改めて思いました。
私も新米の母として、そうでありたいと・・・
後半も新たな気持ちで一緒に取り組めそうで、楽しみです。
今期は、これからだものね!
話は変わって(^▽^;)
産後2ヶ月半、5号のスーツ、入るかなぁと心配でしたが、
入った!!!。+.゜ヽ(o´∀`)ノ゜.+。

・・・授乳中で胸周りが苦しいのは仕方ないとして、とりあえず安堵(笑)
違う意味でも、良い気持ちの日でした(笑)
なんじゃそりゃ(●´∀`)あはは