☆ 無事出産しました ☆
2012年 09月 15日
沢山の方にエール&お優しく見守って頂いておりましたが・・・
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【2012年9月13日 10時23分】
※予定日ピッタリ、私と旦那くんの誕生日のど真ん中(笑)
無事女の子が産まれました!!
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↑産後のヘロヘロスッピンのくせに今しか撮れない我が子との写真に笑顔の自分が面白いです。。
名前は【一加(いちか)】としました。
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いつも「プラス1」の思いやりとひらめきを・・・
柔軟で豊かな感受性を育み、勇気と希望を発信出来る、
しなやかな子になってくれたら
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という想いで名付けました。
周囲の方、時代や世界
そして自身と向き合う時・・・
小さな可能性を発見する心を大切にして欲しい。
この子が視て感じた直感、信じた先に「1つ加える何か」がきっと、大切な人、モノ、自分自身に希望の光を与え、道を灯し、支えてくれる。
幸せな瞬間も苦しい瞬間も、ささやかな気遣い、もう一歩の勇気や忍耐があれば・・・
発想の転換、無限の組み合わせに繋がり
「あ、こんな考えも素敵かな?」
「こっちもアリかもしれない!」と。。
さて、実際の分娩ですが・・・
ずっと『水中分娩を予定しています!』と意気込んでおりましたが
自宅で破水してしまいΣ( ̄ロ ̄lll)
あっけなく自然分娩になりました。
どんなスタイルになろうが、赤ちゃんの流れに従って受け止めようと思っていたけど、こんなにあっさり断念する事になるとは(汗)
予定日通りだと自分と旦那くんの誕生日のど真ん中で、こんなに綺麗に並んじゃうなんて、なんだか面白いね、この子も狙って出てきちゃうかもねぇ(笑)なんて、カレンダーを見ながら家族で言っていましたが、本当に狙って出てきちゃいましたね(笑)
「おほほ。」 ↓旦那くんの手。
本格的な陣痛は病院で13日の0時から計測開始。
父も後から到着。
分娩室はホテルの広い一室のような造りで、本来ならすっごく落ち着く空間…なのでしょう。
「日常生活の延長線上」をモットーにしたウッディなリビングルームのような内装です。
家族も休む事が出来、自由に過ごせる場所がきちんとあります。
写真の反対側に、広い空間がありマットを敷いたフリースタイルのお産でもいいし、そこで家族が寝てもいいそう。
ホラー映画を超える絶叫(≡д≡) を放ちながら、
とんでもない体勢に身体が勝手に暴れ始め、
冷静になろうとしつつ、そうはいかない自分の身体の現実に怒りまくるわ、凹むわ、痛いとかそんな次元じゃないわで・・・
分娩台も分解しました・・・
※ちゃんと旦那くんが直しておりました(汗)
その後は旦那くんも助産師さんに混ざって参加。
妊娠中から「旦那くんの出産」といっても過言ではないほど、私をサポートしてくれていたけど、本番にもここまで参加するなんて・・・想像…してましたね💦
普通の男性なら、卒倒しちゃうであろう行為も見届けてくれました。
・・・あんなに横暴、乱暴で、とんでもない醜態をみたのに、嬉しい言葉をかけてくれました。
母はいつでも旦那くんとバトンタッチ出来るよう、でも夫婦の作業を見守ろうと、ずっとずっと距離を保って影で立ち、私に気付かれないように、見えない場所にいてくれたのを感じていたし、旦那くんに合間を見て食事を摂らせようと伺っているのも知ってました。
父は…お医者様に何度も何度もお礼を言っていました。
夜中の0時から本格陣痛。なんとなく夜中の間に出産すると思ってたけど、結局お昼の10時半までかかりました。
初産では安産の範囲内の時間ですが、出血が多めで、酸素欠乏と血糖値が下がっていて、全身が真っ青で大きく震えっぱなし。
「朝食食べた?何か食べて!糖分でエネルギーつけて!」と言われ(この陣痛の中で食べれる訳ないよー!と心で大泣き)
寝ながら旦那くんにカルピスを飲ませてもらい、むせて吐き、甘くてすぐ溶けて私の好きなもの!と母が用意してくれた
『ロッシェ(メレンゲ)』
を小さく砕いて口に入れてもらっては「うぇうぇ」泣きじゃくり、
その間もすごい体勢でいきまなきゃなんて。。
カニのような体勢で絶叫しながら食べたお菓子は、一生忘れないだろうな・・・(笑)
時間が経つにつれ、新しい助産師さんが加わり、挨拶をされ、医師もどんどんベテランさんが呼ばれ、みんなで打ち合わせしている様子は感じていたけど、一切目を開けられなくて(目を開ける力も、いきむエネルギーに回したい)声だけ、聞いていました。
「よしよし、身体鍛えてるから反応いいわー」とか「出てきそうなのに、こっから戻っちゃう!回転しながら戻っちゃう!」とか「このへんでつっかえてる!××先生呼んできて」など…
私も、途中意識が飛ぶ事数回でしたが、「よし、次で出すよ!!」という先生達の声で正気に戻り「出てきてーーー」って叫びながら、半分また意識が飛んで、赤ちゃんの下半身が出る辺りでハッキリ意識が戻った感じ・・・
気がついたら10人もの医師と助産師さんに取り囲まれていました。
「え、こんなにいたの?こんなに迷惑かけちゃったの?」と本気でビックリして尋ねると
「皆このお産に参加したかったんですよ」と言ってくださった…
けど、絶対ちがいますよね(-ω-;)
あまりの絶叫と、お昼間の出産が少ない時間帯だったので、手が空いている助産師さんが集合なさっていたのかな。明け方の出産のほうが多いですもんね。
すみません。情けない・・・もぅ。
ただ、若手からベテランのあらゆる先生と助産師さんが執刀してくださったお陰で、お腹の中も綺麗にケアしてくれたのは、本当に有り難かったです。。
出産後のカンガルーケアで胎盤を取り出すのも普通より時間がかかったらしく、縫合手術時間も長く激痛で・・・麻酔は一部に少しだけだったしね。
執刀してくれた美人女医さんとは
「もう終わる?」「終わんない!」
「あとちょっと?」「全然まだ!」
泣きながら尋ねてはバッサリ怒られ凹み、仕舞いには縫っている先生の頭を膝蹴りまで!
なんてこっちゃと慌てて、激痛の中「先生の頭、蹴っちゃった、嫌われちゃう(泣)」と泣きながら漏らすと「そんなのいいよ!(笑)」と言ってくださり、みんなで大笑い。
嘘の無い、ハッキリした先生に感動しました(泣)
中途半端に期待させるより、正直に言ってくれたほうがいい。
とっても美しく?縫ってくださり、なかなか出てこなかった胎盤も良い形のまま取り出してくれ、お腹の中の処理も何度もチェックし徹底してくれました。
・・・なので時間もかかるし、痛い。怖い。
でも胎盤もへその緒も見せてもらい、私も手袋で触って(そういうのは平気)、旦那くんと母はビデオも写真も撮りました(;´∀`)
今は、美しく縫ってくれたおまたが激痛でほとんど歩けないし、叫び続けたから肺と背筋がよじれてるのと、エクソシスト並みの暴れっぷりだったので全身に打撲と筋肉痛。後頭部に大きなたんこぶアリ(笑)
胸も張りまくって、ミルクも大変良く生成され大忙し(笑)
本能ってすごい!
後陣痛もあって、ほとんど起き上がれないけど、一加と常に添い寝して過ごしています。
産まれた喜びで、痛みも全て飛ぶ!・・・と聞いていましたが、痛いもんは痛い。。
個室入院なので旦那くんにお泊まりをしてもらい、今現在夫婦でほぼ寝ていないけど、赤ちゃんがパワーをくれています。
お腹の中にやってきた時から始まっていましたが、この子はこれからも私達夫婦だけでは辿り着けないであろう多くの学びとチャンスを与えてくれる。
彼女の意志に心を傾け、
お誕生日の数字のように、真ん中に包んで歩いていこう。
名の通り「1つ加わった」最愛の命を大切に、しっかり向き合いたいです。
次回は入院生活をちょこっと載せられたらいいなぁ。
沢山のお祝いのメッセージを頂いて、ヘロヘロながら、家族全員、幸せいっぱいです。
きちんとしたご報告とお礼は赤ちゃんと退院してから心を込めて、と思っております。。。
今後とも、母子共々、宜しくお願い申し上げます。
本当に、お産はドラマティック。
私の場合は限りなくホラーに近いかもですが、皆さんそういうものかな・・・
いきみ方を褒めて頂きましたが、あの暴れっぷりと横暴ぶりは酷過ぎる(;´д`)トホホ
まだヘロヘロで、いつもに増してお粗末な文章にお付き合い下さり有り難うございました(汗)