樹から学ぶこと。
2011年 05月 10日
黒いトップス、大きな白い布に大きく名前を書いて胸に貼り、全員ピシッ(^ー^* )
軸となる新2年生も、ちょっと緊張気味ですが、しめる所はしっかり、いい意味での緊張感があると思います。
私がいつも最初に話す事の1つは・・・
『樹は偉大な先輩』いつもそばで語りかけてくれるというお話。
私が小さい頃からそう思っている事です。
私達が普段目にする樹…
要するに・・・
地上と地底に相対した状態で力強く存在しているのです。
細長い樹は細長く、横に広がっている樹は横広がりに、根っこが形成されています。
私はお仕事を始めた幼き頃(4歳半)に、その事実を知り「すごい!」と、とんでもなく衝撃だったのと同時に、
「きっと私にも根っこが生えてるんだ!」と思ったのを覚えています(笑)
こんな感じ(笑)
どんな時も、自身と同じだけのエネルギーが地底に生えるイメージを描くこと。
地底の自分との引っ張り合いが起きているから、ブレずに立つ事が出来ている…と、自分の中で理屈が成立しています。
踊りは、ただ立つ、歩く・・・それこそが難しい。
たたステージ上で存在している事だけで、説得力がある人は、
それは見えない地底の存在や、様々な背景、想いまでも、こちらに伝わるからなんだと感じています。
そもそも、
私たちは地上が明るく、表のように感じる傾向があるから、今見えている幹と枝葉がメインのように感じてしまうけど、地底こそ表舞台なのかも…
相反しているようで、相対している、それが人生。
どっちがどっちではない。
地球は廻っていて、昼だった場所はいずれ夜になり、違う場所のようにみえても、同じです。
良いや悪い、好きや嫌いも、明日になれば案外反転したりもする。
だから、出来事も人生も、どっちかではないのかもしれない。
どっちもある事を理解し、受け止めるから真っ直ぐ立てるのだと思います。
樹は、私のそんな疑問にも応えてくれるように感じています。
心が迷子になってしまったら、
ちょこっと外にでて、公園の大きな樹でも、街路樹でも、お庭の小さな葉っぱでも・・・それは私に「物事とはそういうものだよ」と話しかけてくれる気がしています。
なんていうお話です。
そして、高校の生徒ちゃんたちに至っては、
卒業頃にもう一度、同じお話をします。
経験した事は、おのずと真逆の心も教えてくれているものかも。
悪い出来事、哀しい出来事も、明日には自分自身、そして大切な誰かに光を灯すパワーになるかもしれません。
未熟な説明ながら、生徒chan達に伝えていることは、全て自分自身に言い聞かせている事ばかりです。。。
『自分の放った言葉は、時空や人の心を旅して、未来の自分に突き刺さる。』
発信した言葉は、必ず自分に返ってくるものです。
美しい言葉も、攻撃的な言葉も。どんなものだって。
ですから。。
なんだかうまく言えないのですが・・・(^▽^;)