3月になった。本当に早い。アナログフィッシュでライブして、弾き語りして、お酒を呑んで、バタバタしているうちにきづいたら3月になってた。
ただ、例年に無くアクティブに動いているつもり。うん。悪くない。
さあ、今月7日にはアナログフィッシュ新音源『ESSENTIAL SOUNDS ON THE WILD SIDE.』がリリースされる。
そこで、なんか、3月なった事だし、なにか新しい事をって事で、不定期にこの音源のセルフライナー的な物を書いてみようと思う。
誤字、脱字、勘違い
、尻切れトンボ。などはやんわり見ていただけたら、幸いです。
【1】
今回の音源は、明確なコンセプトのもと、過去のアナログフィッシュの作品から、選曲した物です。
そのコンセプトというのは、ズバリ、ソングライター『下岡晃』。ということになると思う。
自分の事に関してイマイチ客観的になれないのと同じで、メンバーの事に関しても客観的な目線で書けているか、イマイチ解らないが、『下岡晃』というソングライターは、日本語のロックが誕生してからこっち、本当に重要なソングライターの一人だと僕は本気で思っているし、同じソングライターとして、その才能に常に嫉妬し、どう立ち向かうか研究し、時に憎み、そして、愛すものである。僕は。だから、誰よりも彼の才能を理解している、気がしている・・・と、いいんだけど。
『こんな詩を書いたら、人が感動するだろう。』という、ステレオタイプな希望は彼の曲の中には皆無だと思う。
あるのかないのか、分からない無責任な、ただ響きが良いだけの希望では無く、この世界、時代に、僕らがこの両手で掴むことの出来る、ちゃんと実在する希望を書ける、数少ないソングライターだと思う。
一聴してシニカルな印象を持ったとしても、彼のうたには、最終的に希望が歌われている(気がする)。
『誰にでも扱える言葉』で、『誰も歌え無かった真実』を提示して、『かつて誰も到達出来なかった地平』へ聴く人を誘う。彼はそんなソングライターだと僕は思っている。
この音源では、そんな曲達が選ばれ、ふさわしい場所に並べられている。
つづく
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ESSENTIAL SOUNDS ON THE WILD SIDE.
Analogfish:THE BEST AND HIBIYA YAON LIVE.
2012.3.7 release
¥3,000(税込)
PECF-1039/40 felicity cap-137
<収録曲>
[Best Disc]
1.荒野
2.Light Bright (New mix)
3.確率の夜、可能性の朝 (Feat.前野健太) (new)
4.曖昧なハートビート
5.最後のfuture (初CD化)
6.PARADOX (New mix)
7.ガールフレンド
8.アンセム
9.Living in the City
10.ナイトライダー2
11.Hello
12.のどかないなかのしずかなもぐら
13.バタフライ
14.Na Na Na (new)
15.Hybrid
[Yaon Live Disc]
1.TEXAS
2.SAVANNA
3.LOW
4.ロックンロール
5.TOWN
6.UNKNOWN
7.NO WAY
8.平行
9.戦争がおきた
10.風の中さ
11.PHASE
12.Fine