昨日はリハーサルスタジオで曲作り。
曲作りが本格的に始まると、色んな音楽を聴きたくなる。
曲を作っている時期は感覚がいつもより鋭くなっていて(当社比)、音楽を聴くのが物凄く楽しい。
最近は曲作りの時煮詰まってふいに聴いた荒井由美にハマり、その曲の演奏をしていた細野晴臣へさかのぼり(確かティンパンアレイだったか)、そこから、はっぴぃえんど、シュガーベイブ、山下達郎、吉田美奈子、大瀧詠一。と、自分の中で何周目かになるナイアガラまわりブームが到来している。
多分それらは自分の親世代が僕より少し若い時の音源が多いんですが、その時代の僕の好きなミュージシャンて演奏が超絶でビビる。
超絶っても別に速弾きがあるとか、ツーバスがあるとか、タッピングやスイープやライトハンドがあるとかでは無く、
演奏のバックボーンの幅広さや奥行きや基礎体力、無邪気さとか、そんな部分が全然違う気がする。当時の彼らは僕より全然若いのに。
シュガーベイブのアルバムを出した時山下達郎がまだ22才だったというのはもう凄すぎて、10年前にタイムスリップしてやり直したい気分だ。
大瀧詠一のソロなんかは僕にとっては今前衛的と言われている人達の誰よりもアバンギャルドで、ドラムのリズムパターンなんかかなり変態的だし、曲構成もなんかすごいことになっているし、もの凄く刺激的だ。30年以上も前の音なのに。
その音楽はいつ聴いても新鮮で、ビートルズをいつ聴いても色褪せないのと全く同じ物を感じている。
そいつを聴いて思うのはもっともっと頑張るぞということだ。アホみたいだけど。