今回は、香川県西部の荘内半島をご紹介します。

JR高松駅から予讃線で約１時間、詫間（たくま）駅で下車すると、浦島伝説が残る荘内半島があります。浦島太郎が玉手箱を開けたとされる「箱浦」の眼下には、瀬戸内海の美しい海と島々が広がっています。浦島太郎が子どもたちから亀を助けたとされる「鴨の越」沖には、神秘的な現象を目の当たりにできる「丸山島」が。島のはずなのですが、潮が引くと……。どのような風景が広がるのかについては、ぜひこの地でお確かめください！

また、ここは日本の夕陽百選に選ばれた絶好の夕焼けスポットでもあります。夕陽が映し出す瀬戸の夕暮れはとても幻想的で、日々の喧騒を忘れさせてくれますよ。おとぎ話に心を躍らせた子どものころを思い出し、浦島太郎伝説の史跡が残るこの地を訪れてみてはいかがでしょうか。

そして、オススメのお土産は「おいり」です。西讃地方に伝わる嫁入り道具で、直径１センチもない丸い縁起菓子です。彩り豊かで甘く柔らかい食感をぜひご賞味ください。