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私がスノーボードをするときに欠かせないものを紹介します（新調したので♪）。

これ、膝のサポーター

これを付けるきっかけになったのは２１歳の時に膝の半月盤とタナ障害の手術をした時から。
今現在もお世話になっている川崎の関東労災病院は術後のアフターケアやリハビリも徹底しているんですが、そこで進められた半月盤を支えるためのサポーターをつけることになったのがキッカケです。

もちろんサポーター無しで滑れるのが最高の状態なんだけど、手術した半年後にはトレーニングでスイスに行って滑っていた私にはやっぱりどんなに筋トレをしても元の筋肉の状態に戻すことはとても困難でした。
この頃は週４はジムで筋トレをしてたんだけどやっぱりなかなかね・・・。

使い始めて何年か経ってから普段サポーターをしないで滑れるようになっていったんだけど、あるとき両足首を大会でいっぺんに骨折してしまったんです。

そのせいで足首の骨が元の大きさよりも成長してしまって、どんなにストレッチをしても骨と骨がぶつかり合ってしまって足首が堅い状態に。

足首の曲がりが悪いまま滑っているせいで、腰、膝に再び負担がかかるようになって、滑れば滑るほど後十字じん帯に負担がかかるようになって、今では普段から膝の負担に気をつけるようになってしまいました。

お灸や針、筋トレなど様々なことを試しましたが足首はどうにも治らなくて。

もう、両膝サポーターをしないと滑れない状態になってしまってます。引退なんかも考えたけど、どうにか滑っていたい。その状態のまま大会に出続けて大会で勝ってプロ資格も取ることができたので、これからも地道に滑って行きたいと思っている私にこのサポーターは欠かせない存在なんです。

きっと現在のプロスノーボーダーで爆弾を抱えている方は多い。でも、みんな頑張ってます。
怪我を気にしないで滑れることがベストだけど、こういうサポーターをつけることで滑りの幅も広がったりしますよ。

是非みなさんもどこか調子の悪いところがあったらサポーターを使うことをお勧めします。
病院で保険で７割お金が返ってくるのでその買い方がお勧めですよ。
市販の物もいいとはおもいますが、病院だと自分にあったものを進めてくれますし、安く購入できます。

写真は足首骨折して


次の年滑ったものの足首の調子が悪すぎてシーズン中大会諦めて紹介された札幌の治療院にお灸と針に通ってたときの足のお灸の跡・・・

普通のお灸とは違って直に肌を焼くもので、毎日焼きに行かなきゃいけなくて、毎日４０箇所根性焼き体験という感じで本当に辛かったです。

痛すぎて腰の筋肉が張っちゃって毎日寝たきり状態でした・・・。
痛みがひどいので焼く時はマウスピースを作って挑んでました。
結局結果も出ず・・・ちょっとこの時期は詐欺にあったり精神的にやられてたな・・・




これは半年くらい経ってかさぶたが取れて綺麗になってきたときの状態なんです。実際毎日焼きに行っていたときは初日は皮がむけて、次の日はその皮のむけた、風が当たってもひりひりした状態の上から焼いて、その後は毎日かさぶたのうえから焼いて・・・。

足がぼこぼこクレータのような状態になって、治療をやめたときは丸いかさぶたが足からコロコロ落ちてった状態でした。見るに絶えられない状態。

先生はモデルをやっている人も日本各地から治療を受けに来るって言ってたけど・・・今思うと？？？というかんじ。

私は毎日の焼かれるときのあまりの痛みに腰の筋肉がつってしまって（痛み）歩けない状態になって、途中で治療院側から治療をやめられてしまったので途中で治療は打ち切りになってしまったのですが、これを最後まで受けると、足首が治る代わりに（今思うと治らなかったと思うけど・・・。骨自体が成長してたので）、薄くはなるけど一生この跡が残ると言われていたので、それでもスノーボードを続けたくてかなりの覚悟で通っていましたが残念でした・・・。

ここの治療院ではお灸の後に中国針を使った治療をするんですが、ある時、凄い激痛の場所を我慢してと言われて耐えてたら、いまだにその場所の神経の感覚がほとんどなくなってしまいました。
沢山滑った日は逆にその場所が寝ていられないほどの激痛になったりしてます。

治療代も今思うと治療院にしてはとても高いものだったので、不信感も大きくなったとき、
すごく辛くて（しかもシーズン中だったので）北海道から両親に電話をしてそのときの状況を説明したら「そんな所に通った亜紀子が悪い」って言われて逆に心が楽になりました。

自分が悪いって思うことが一番楽な解決法だったから。

辛いときに厳しいことを言ってくれる存在は本当に大事ですね。

私、普段は褒められて伸びるタイプなのですが（笑）このときは本当にこの言葉が良かった～

そこの治療院に通うようになったきっかけは友達の彼が紹介してくれたんだけど、実はその人のことをよく知らなかったから・・・
そして、そこの治療院の先生は１００％私の足首を治せるって何度も連呼してきて、もちろん一生跡の残るものだし、ワンシーズン棒にふる事になるから２・３日考えたんだけど、結局頼ることに。でも失敗。

自分的にはとても慎重に通うことにしたつもりだったんだけど、そのときの親の言葉で自分が悪かったなって思いました。

そのことについてはもっともっと悔しいエピソードがあるんだけど、だいぶ話がそれちゃったのでここまでにしておきますね。

だいぶ内容がそれたけど、みんな色んな怪我や問題を抱えてる。
でも、スノーボードの為に努力しながらも克服したり、どうにも治らない怪我と上手く付き合っておくことも大事。
実際私、何度か引退を考えたけど、今は続けていってよかったなぁって思ってます。
いろんなことに挑戦する場を与えていただいてとても楽しく過ごしています。

みなさんも諦めようか考えていることがあるなら、もし、まだ続けることが可能な立場で悩んでいるとしたら諦めないで頑張って！

大分話がどんどん変わる内容になってしまってゴメンナサイ。
書きながら伝えたいことが沢山出てきてしまいました。

最後まで読んでくださってありがとうございました