待ちに待った2作品「ノーカントリー」と「ダージリン急行」を観ました。どちらも大ファンの監督。やはり素晴らしかった。ノーカントリーは、個人的にはブラッド・シンプルとバートンフィンクを足したものと背中合わせの作品のような気がしました。ダージリン急行のウェス・アンダーソンは、もう理屈も理由も抜きで大好き。
文豪ロマン・ロランの言葉に「芸術、それは人を生きさせるものだ」人に勇気を与え、生きる力を与えてこそ真の芸術である、と。その通りだと思います。The New Day Rising以降、僕も非力ながらまさにこの言葉どうりのコンセプトで全ての作品を作っています。 NayutaはDawningという曲で幕を明け、Microcosm=小宇宙=人間という曲で、今現在の命を終え、kickの音で表した鼓動と共に、一度また宇宙に戻っていく、溶け込んでいきます。すなわち「死」です。そして10曲目のしばらく無音の状態は、その死の状態、「有」でもなく「無」でもない「空」の状態を表しています。そしてまた様々な「縁」に触れて、新しい命の「形」を形成していく過程を経て、またDawning=出現、誕生に繋がる。という一連の流れを表したつもりです。 でもこれはあくまでも作者の意図なので 笑、皆さんには好きなように感じとってもらって受けとってもらい、とにかく自分の物として気持ち良く聴いて頂けることが本当に本当に何よりの一番の僕の喜びなのです 。ややこしいことはどうでもよかったですね 笑。久しぶりに観たい映画が目白押しで嬉しく、なんとなくたまには自分の作品も真面目に話してみようかな…と思ったりしたのでした。 えこべ笑ったー 笑。 |
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by air-blog
| 2008-03-20 21:41
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