execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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タグ:アパラット・オルガン・カルテット ( 9 ) タグの人気記事
アパラット・オルガン・カルテットのウルヴルが遂にソロ・アルバムを発表!
 日本でもアパラット・オルガン・カルテットのファンにうれしいお知らせです。

 アパラットのメンバーである、ウルヴルがソロ・アルバムを出していました!これがとっても素晴らしい!!

Ulfur Eldjarn 『 Field Recordings: Music From The Ether 』
http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=46128789

c0003620_22115145.png  このアルバムについてはちょっと長くなりますが、以下をどうぞ。

 アパラットは、たぶんヨハン・ヨハンソンが参加していて、クラフトワークみたいな感じの音を出す、楽しいエレクトロニック・ポップ・ロック・バンドという括りではないかと思います。メタルがかった曲もあり、ライブもめちゃ盛り上がって楽しいバンドですよね。

 でも、近年のヨハン・ヨハンソンはポスト・クラシックの王道を歩むアーティストで、アパラットのような音楽をやっていることは、近年彼を知ったファンには不思議かも知れません。彼の経歴を知っていれば、逆にセミクラをやっていることの方が不思議に思えたりもしますが。

 そのヨハンのソロアルバムを聴くと、ポスト・クラシック/ セミ・クラシックではあるけれど、アパラットに通じる音もそこかしこに聞くことができます。

 同様にウルヴル・エルジャルンのソロ・アルバムにも、そこかしこにアパラットの片鱗を聞くことができます。アパラットには4名キーボード奏者がいるので当たり前といえば当たり前ですが、彼のソロアルバム『』を聴き、私は彼の貢献がいかに大きいかが(ヨハン以上だと思う)、とてもよくわかりました。

 ウルヴルのソロもヨハンと同じく、アパラットから離れた作品にはなっていますが、それでもアパラットに聞く曲の味付けのセンスのようなものは変わらず、「あぁ、この人はこういう音が得意だから、アパラットのあぁいうところにそれが如実に出ているのか」と感じる方も少なくないと思います。

 もちろんアルバムをあるソロ・アーティストの作品と聴いても遜色はなく、エレクトロニック系の音作りなので、想定内ではあります。それでもアンビエント/エレクトロニカでもなく、電子音を使ったエクスペリメンタル性の方が高く、宗教性を感じさえる荘厳、壮大な響きもあり、作品としてとても興味深いものになっています。

 このアルバム実は一昨年に出ていたのですね。確かに見かけたことはあった気がするけど、誰も私に何も言ってくれず、今回はヒマに任せてノンビリCDを見ていた時に、「あれ?これってもしやアパラットのウルヴル?!」と思ったのが、このアルバムを発見するきっかけでした。

 アパラット・ファンにも、それからヨハン・ヨハンソンに興味がある方にも、とってもお勧めのアルバムです。

 またウルヴルは最近、デンマークのドグマ・フィルムにより制作されたコメディ(らしいけど、どーも日本人の感覚だとよくわかんない)映画『Donald Duck』の音楽を担当。予告編はこちらにあります。

アイスランド・エアウエイブス・オーロラツアー旅行説明会
 直近は7月25日(水)19:30〜です。8月も数回予定しています。当ツアーの催行は既に決定しています。
場所:(株)ツムラーレコーポレーション最寄駅:JR山手線・京浜東北線 田町駅〒108-0023 東京都港区芝浦三丁目8番10号MA芝浦ビル7階 地図

予約: お名前とメールアドレス、参加希望日、参加人数、緊急連絡先電話番号を明記の上、iceland.airwaves.jpn(@)gmail.com までメールをお送りください。参加確認をご返信致します。もう少し詳しくは以下のサイトをご覧ください。

アイスランド・エアウエイブス&オーロラ・ツアー・サイト
http://icelandairwaves.jp/

 本格的に「アヂ〜」日々になってきました。くれぐれも無理をなさいませんよう。(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



  
ぜひサイトをご覧ください。説明会も実施中↓  
                                          
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アイスランドの旬な音楽を!↓




  
by icelandia | 2012-07-19 22:15 | Pops | Comments(0)
アパラット・オルガン・カルテット出場決定!アイスランド・音楽フェスツアー 説明会最終案内!!
 昨日のイベント「北欧へ行こう×5(CROSS  GO!)」は大盛況。特にアイスランド・トークに関しては満員御礼で、参加希望者をお断りしなければならないほどでした。

 ご来場のみなさま、本当に有り難う御座いました。現地とスカイプでつないだり、あれこれの情報を盛り込んだので、少し話の内容が散漫になっていたかもしれませんが、とにかくアイスランドってすごーく面白いところなんだぞ!というのを少しでも知っていただけたなら幸いです。
 参加できなかったみなさま、本当にごめんなさい。次回はぜひお早めにご予約くださいね。
 
 米国ローリング・ストーン誌が「音楽フェスの中でもっともヒップな週末を過ごせる」として絶賛されているアイスランド最大のポピュラー音楽フェス、アイスランド・エアウエイブス参加ツアーの説明会も9月で最終になります。

 音楽はもちろんのこと、自然観光、市内観光ともたっぷりと楽しんでいただける欲張りなツアーです。また、今年はオーロラの当たり年とも言われているので、ラッキーならフェスの移動中でもオーロラを見ることができるかも!という盛りだくさん状態。

 もちろん今年も、シガーロスやヴァルゲイルのスタジオ・ツアーも行うことができる見込みです。

 そして今年はなんと、アパラット・オルガン・カルテット出演決定!!お〜〜、ということはヨハン・ヨハンソンもアリなのか?!ワクワク・ドキドキすぎます!!
c0003620_14563140.jpg

(写真は2006年のフェス出演時のもの)
 
 それから、ビョーク御用達レストラン・バーも今年はメイン会場の仲間入り!

 も〜〜、こういう情報はもっと早く流してよぉ、の状態。なんかすごくエキサイティングになってきました!詳しくは、後日ブログに出しますね。

 でもって、説明会も最終になっています。土曜日は最終ギリギリで混みそうだし、8月いっぱいまでの予約には特典がつくので、ぜひ明日の説明会にご参加を!

 ☆ アイスランド・エアウエイブス&オーロラ・ツアー説明会・最終!
 終了しました。  

詳しくはこちらのサイトで→ IcelandAirwaves.jp

(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif


注目!Iツアー説明会は8月31日&9月11日で終わり! c0003620_346181.jpg





 ビョークとお揃いサインポスト再入荷!!!








アイスランドの溶岩ネックレス!プレゼントにも最適! c0003620_10304337.jpg






 

 



 

 

 

 
by icelandia | 2010-08-30 14:58 | News | Comments(0)
スクリーミングM特集その4:アパラットは名盤だぞぉ
 いつもICELANDiaブログにお寄りいただき有り難う御座います。
 
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ICELANDia企画特別旅行の説明会のお知らせ◆
 このアイスランド・ツアーは音楽ファンが楽しくアイスランドの音楽フェスに参加できるよう、アイスランドの音楽をよく知るICELANDiaが企画したものです。
 
★旅行期間:2007年10月16日から22日(5泊7日) 

★説明会日時: 1回目 7月26日(木) 18時30分〜20時00分
        2回目 8月25日(土) 16時30分〜18時00分
       場所 アイスランド大使館(JR品川駅より徒歩15分)
        *説明会参加無料

★説明会お申込み方法
1.E-メールでの予約:下記アドレスに件名「アイスランド説明会予約」として、お名前・電話番号(携帯電話可)・参加希望日を書いてお送りください。
 メールアドレス: tour@free-bird.co.jp

2.お電話での予約:03-5228-3565 にお電話いただき、アイスランド説明会の予約をされたい旨、電話に出た担当者にお伝えください。

ツアー詳細 http://www.tour.free-bird.co.jp/campaign/Iceland/
 
 ++++++++++
 
 何回か映画『スクリーミング・マスターピース』(略してSM!)のサウンドトラック収録曲解説を抜かしたので、今回はサントラに戻ります。
 
c0003620_15174970.jpg それから以前、新生ムーム待望の『Go Go Smear The Poison Ivy』特典付で予約開始!ということでムームのことを書いた後(こちらのブログ)、先日の『氷国』でのバーゲンで気づいたのですが、映画の公式サイトhttp://www.screamingmasterpiece.jp/の最初に出てくるPVはムームの『Green Grass Of Tunnel』で、これをアイスランド語で歌ったヴァージョン(もちろん本家本元のムームが歌ってます)が、フリドリクソン監督映画作品『Falkar』のサントラにも挿入されていました。その他、ヒルマル・オゥルン・ヒルマルソンやバングギャングも。2枚だけ入手できていたものなので、『スクリーミング〜』のサントラと併せてお聞きいただくといいかと思います。こちらにあります。
 
 ++++++++++ 
 
 ★★『スクリーミング・マスターピース』サウンドトラック特別解説#4★★
 
c0003620_152099.jpg5.「Romantica」アパラット オルガン カルテット 
 
 アパラット大好き!と単純に喜ぶ私。
 アパラット・オルガン・カルテットとは、機械仕掛けのオルガン四重奏集団です。実際には生ドラムスが1名入り5名のグループ。
 オルガン奏者1名が2台のキーボードを操るので、キーボードは壮大にも8台!それも最新機材ではなく、レイキャヴィーク市清掃局の協力を得て、ゴミ!のキーボードを整備し、調整し、それで使っている。そういう点では環境にやさしいリサイクル楽器集団。

 それでもゴミはゴミで、全部の音が出るとは限らず、実際に出ない音もあり、どうしても音が外れるキーボードがあったりしますが、それは「この楽器の個性」と解釈し、音が1-2音でないからといって使用しないということはありません。エライ!
 どこか暖かみや愛嬌のある音色は、そんなところから来ているのですね。
 
 よくこのグループのリーダーがヨハン・ヨハンソンであると思われているようですが、彼ら自身に言わせれば特にリーダーは存在せず、ごく平等にやっています。
 
 機械仕掛けなので、プレイヤーは人間ではありません(という前提)。なので演奏中に笑ったりはせず(現時点ではロボットには表情が無いですから)黙々、淡々と演奏を続けます。この「ロマンチカ」と「ステレオ・ロックンロール」がシングル化され、後者には、これまたヘンテコな踊りというかフリがついていました。
 
 このグループ、全員がバラバラの職業を持っているため、なかなか集まって作曲することができず、また、そういった職業を維持するに当たり、まとまったツアーにも出ることができません。なので、アルバムを制作するといっても、とにかく延々として進まず、ニュー・アルバムの話は数年前からありますが、一体本当にいつ出てくるやら・・・・。
 
 この曲が収録されたファースト・アルバムに感銘を受けた、日本でも知られる大物の音楽プロデューサーが(近年日本で大ブレイクしているQのつくグループをプロデュースしていました)、実は数年前彼らにあるオファーをしていました。数ヶ月かけてこのファーストを彼の元で録音し直さないか、と。
 しかし、アパラットはあくまでもサイド・プロジェクトで、家族を支える仕事についているメンバーも少なからずいるため、数ヶ月イギリスに渡って再録音するためには仕事を辞めなくてはならず、そうかといってその間の保証も、その後の生活の保障もないため、その話は・・・断念。
 
 ポテンシャルの高いグループであることは間違いがなく、それにしてもこのデビュー・アルバム一枚で5年も6年もひっぱって、それでいて徐々に売れてきているというのはスゴイ!
 
 このアルバムはヨハン・ヨハンソンのロック・ルーツが顕著に現れ、曲によっては典型的なメタル!いやぁ、これが実に楽しく面白い。それは2006年12月に東京でも彼らのライブを見ることができたので、体験した方もいらっしゃることでしょう。その様子はこちら。
 アイスランドでは高い人気を誇るグループなので、現地で彼らのライブを見るともっともっと大々的なモッシュ状態で盛り上がります。そんな体験をしたければ、ぜひ10月にIceland Airwavesへ行ってくださいね(まだアパラットが出場するかは分かりませんが・・・)。
 
 「ロマンティカ」を聴いて、なかなか面白い!と感じたら、ぜひアルバムを通してお聞きください。">こちらにあります。楽しい発見がたくさん詰まっている名盤です。(小倉悠加)
 
↓サウンドトラック『スクリーミング・マスターピース』 特典残り少!!
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by icelandia | 2007-07-23 15:27 | アイスランド音楽名盤紹介 | Comments(1)
スクリーミング・マスターピース特集その2:お台場で堪能するヨハン・ヨハンソン
 今回のICELANDiaのブログも、お約束通り映画『スクリーミング・マスターピース』のサウンドトラックの特別解説編です。
 
■ショップ特別企画:スクリーミング・マスターピース特集はこちら↓ 
  http://icelandia.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=210865&csid=0
 映画『スクリーミング・マスターピース』サウンドトラック
  7月4日ボーナス・ディスク付日本版リリース!
 ICELANDiaショップで好評発売中。
 送料無料&ちょっと得した感じがしそうな特典まだあり!

         ++++++++++++++
         
 ★★『スクリーミング・マスターピース』サウンドトラック特別解説#2★★
 
1.「A ferd til Breidafjardar」 by Steindor Andersen & Sigur Ros
  以前のブログでお読みください。こちらです。

2.「All is Full of Love」 by Bjork
  この曲はライヴ・ヴァージョン。私はビョーク・マニアではないのでよく分かりませんが、ざっと調べたところ、このラヴァージョンはこのアルバムだけの収録のようです(←この情報が間違っていましたら、ぜひご指摘ください)。
  ビョークもシガーロスもそうですが、こうして国際的に大活躍するアイスランドのバンドは、アイスランド国内で爆発的に人気があるかといえばそうではなく、観光客が購入していくのでCDショップに彼らのアルバムが置いてありますが、国内ではなんか・・・、例えばシュガーキューブスにしても、なぜ諸外国であれだけ受けるのか国内では理解し難かったというのが事実。
  日本において、たとえば浜崎あゆや倖田來未がピカ一に人気があっても、諸外国では「誰それ?」ですよね。でも、坂本龍一氏の名前は世界的に知られている。ビョークやシガーロスは、そういう意味で坂本龍一系です。
  
  あまりにも基本的なことですが、ビョークはアイスランドが誇る世界的な大アーティストで、オリンピックの開会式で歌うような巨大な存在の歌姫です。抜群の歌唱力に何色にも塗り分けられる特徴的な声質を駆使し、自分に合ったアーティストを見つけてコラボして、ビジュアルもサウンドも、コンセプトも常に時代の最先端を歩むことにかけては天才的。特に近年はパートナーのマシュー・バーニーも芸術家であることから、一段と感性が研ぎ澄まされて「美」の領域に入りすぎたためか(?)、最新アルバムの『Volta』ではちょっとハメを外したというか、ハチャメチャ感覚が戻った感じ。
  映画の中では、この「All is Full of Love」に加えて「Pluto」のライブが圧巻。とにかくこの人はスゴイ!


3.「#8 a.k.a. Popplagid」 by Sigur Ros
  1曲目に続きシガーロスの曲。アルバム『()』(←これではタイトルが読めないため、「カッコ、カッコ閉じ」とか仕方なく読んでます)収録曲。このアルバムは、アルバム・タイトルがよくわからないだけでなく、曲名も基本的にありません。曲名がないので、8曲目ということで、この曲のタイトルは「#8(ナンバー・エイト)」あとは英語の問題で、「a.k.a」とは「as known as(〜としても知られる)」ということ。
  「#8 a.k.a. Popplagid」とは、「8曲目またはPopplagidと呼ばれる」という意味。PopplagidはHopping into puddlesだそうなので、「水たまりの中にポチャンと飛び込む」といった感じなのでしょう。

 
4.「Odie et Amo」 by Johann Johannsson    
  映画の中で、レイキャヴィークの丘の上に立つ教会、ハトグリムスキルキャの中でライブを行っているのがこのヨハン・ヨハンソンです。このライブは忘れもしない2003年10月17日のことでした。数日前にヨハンと偶然レイキャヴィークの街中で会い、この教会コンサートのポスターをあちこちのクラブに貼りに行くというので、いっしょに夜な夜な街を歩いた覚えがあります。自分が現場に居たので個人的にとても思い出深いシーンです。
  

  「Odi et Amo」はアルバム『Englaborn』に収録されている作品で、もともとは劇場劇用音楽として作曲したもので、その内容がひどく暴力的、破壊的であったため、音楽はとびきり美しくしようと思って作ったのがこの『Englaborn(angel children)』。
  このアルバムのオープニング曲は、古代ローマの詩人カルトゥスカ Catullus が書いた有名な詩「われ憎み、かつ愛す」の一節で、ヨハンはラテン語の歌詞を使いたいと思ったところ、学生時代に学んだこの歌詞を思い出し、それが音楽にも内容にもぴったりはまったということです。
 -------
わたしは憎み、かつ愛す
どうしてそんなことができるのか
君はたぶん聞くつもりだろう
わたしにもわからない
ただそういう気持ちになるのを感じ、苦しむのだ
 --------
 
  ヨハン・ヨハンソンはこの後、何枚も素晴らしソロ・アルバムをリリースしています。そこらへんは、まとめてこちらからご覧ください。
  
  そしてな〜〜んと、2007年7月10日、11日は、東京でヨハンの初ソロ・コンサートがあります!!
  
   第23回<東京の夏>音楽祭2007 島へ−海を渡る音
火と氷の島 アイスランド>ヨハン・ヨハンソンの世界

  【日時】7月10日(火)、11日(水)19:00
  【会場】日本科学未来館 シンボルゾーン

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  このライブは音楽だけではなく、「霧のアーティスト」の中谷芙二子さんによる霧環境が作りだされることも大注目!先日、現地で霧の発生のテストを行ったところ、とても幻想的で感動的だったと主催者側から伝え聞いています。ここにヨハンの音楽が入ったら・・・・と思うと、鳥肌ものです。
  アーティスト本人からも「素晴らしい会場で東京で初ソロを披露出来ることを、とても嬉しく思っている」とメールが入ってきました。
  
  映画『スクリーミング・マスターピース』を見て、ヨハンを生で聴いて、その後にでも思い出にひたりながらサントラを聴いて、『日本x氷国』(7月19日渋谷)のイベント(http://hlemmur.exblog.jp/5640624)でアイスランド料理を食べて、今年の夏はアイスランド三昧で暑さを吹き飛ばしてください!(小倉悠加)c0003620_13213440.gif




  アイスランドの音楽でこの夏をクールに!↓バナーをクリック!
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by icelandia | 2007-07-05 10:16 | Comments(2)
ヨハン・ヨハンソン、東京での初ソロ・ライブは霧との共演
 ICELANDiaのブログへようこそ!こちらはアイスランドに関する情報ばかりを流している、一途なブログです!!
 
 いやはや、今年の梅雨はどうなった?!「うわぁ、雨ばかりでジメジメしてる〜」というのが無く、突然「ジリジリ暑いじゃん」の夏に突入した感じ。湿気の多い暑い夏は苦手なので、ひたすらアイスランドへ行きたい・・・。
 
 天気を嘆いても仕方ないので、気持ちだけでもクールなアイスランドへ。そして7月早々、本当に涼しげなアイスランドを東京で体験できるような気配です。
 
 というのも
 ヨハン・ヨハンソン東京ソロ公演!霧とのコラボ!

          ↓↓↓↓↓
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 ヨハン・ヨハンソンは、アイスランドで最も期待されている作曲家で、今回は、セミクラシック寄りの演奏になりますが、元々はパンク出身なので、アーティストとして幅広い顔を持つ人です。私がアイスランドの音楽にのめり込むようになったきっかけもヨハンに依るところが大きく、やっと首都圏のみなさんにヨハンのソロを見ていただけるかと思うと、考えただけで感動しちゃうくらい(単純)うれしいです!!
 
 7月7日から渋谷のシネクイントを皮切りに日本公開されるアイスランド音楽ドキュメンタリー映画『スクリーミング・マスターピース』の中では、レイキャヴィーク市内の丘の上に建つハトグリムス教会の中でライブを行うシーンに出てくるのが彼です(ちなみに私、このシーンの現場にいました=ちょっと自慢)。
 
 ヨハンの来日は、この一年間で何と3度目!初来日は2006年12月のアパラット・オルガン・カルテットの一員としてで、この時は彼がパンク/メタル・バンドに在籍していたことがアリアリと分かる演奏でした(これも好き!)。2度目は2007年2月の札幌モエレ沼公園の『スノースケープ モエレII』のイベント(札幌まで行けず)。そして今回7月は、以下のようになります。
 
第23回<東京の夏>音楽祭2007 島へ−海を渡る音
火と氷の島 アイスランド>ヨハン・ヨハンソンの世界

  【日時】7月10日(火)、11日(水)19:00
  【会場】日本科学未来館 シンボルゾーン

       詳細は上記↑バナーのリンク先でご覧ください。


 このライブの注目はなんといってもヨハンのソロ・ライブが東京で初披露であることと、音楽と共に「霧のアーティスト」の中谷芙二子さんによる霧環境が作りだされるということ。
 ヨハンのソロ作品は、シンとしたアイスランドの空気そのものが再現されているような音作りなので、霧との相性は抜群。というか、想像しただけで鳥肌が立つほど幻想的で素晴らしい。ヨハンのソロに関しては、前述の2004年の教会ライブ(『Englaborn』上の写真のアルバム)と、2006年10月に再びレイキャヴィーク市内の別の教会でライブを見ています(『IBM User Mannual』下の写真のアルバム)。彼のソロ・ライブがいかに感動的かは、こちらのブログをお読みいただくと少しは雰囲気が分かるでしょうか。
  

 今回は、ヨハンの重要な相棒であるパーカッショニストのマシアス・ヘムストックとの来日であり、その他数名アイスランドからミュージシャンやビジュアル・アーティストが来日するようなので、悪かろうはずがなく、これは本当に楽しみです。演奏曲目がどのようなものであろうと、ものすごく印象深く感動的であることは疑う余地がありません。う、考えただけで涙が出そう・・・。
 
 それで、一体ヨハン・ヨハンソンというアーティストはどのような曲を聴かせるのかは、ICELANDiaのショップに試聴がありますので、特に『Englaborn』と『IBM』をご注目ください。今回の演奏はたぶん『IBM』が中心になると思われますし、楽器編成としては『Englaborn』に一番近いことでしょう。
 
 以下はショップで扱っているヨハン関係のアルバムです(ブルーになっているアルバムのリンク先に試聴や詳細があります)。
 
ヨハン・ヨハンソンのソロ名義
 Englaborn
 Virthulegu forsetar
 Dis
 IBM1401, a user's manual
 
グループ/プロジェクト名義
 Apparat Organ Quartet 
 Evil Madness
 Dip/HI-CAMP MEETS LO-FI
 Kitchen Motors/キッチンモーターズ誕生
 Ham/Skert Flog
 Unun『Super Shiny Dreams』
 『Kitchen Moters family album』
 
プロデュース・ゲスト参加作品
 Siggi Arman『Mindscape』 『Music for the addicted』
 Skuli Sverrisson『 Seria』

 ヨハンは日本のみなさんに広く知っていただきたい才能の持ち主です。やっと東京でソロが聴ける絶好のチャンス。この機会に是非、ヨハン・ヨハンソンの音楽の世界をご堪能ください。ぜひぜひお見逃し無く!(小倉悠加)
 
↓サウンドトラック『スクリーミング・マスターピース』
    予約受付中!送料無料!

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by icelandia | 2007-06-21 03:33 | News | Comments(0)
大喝采来日公演!ヨハン・ヨハンソン・スペシャル月間!
ICELANDiaのブログをいつもお読みいただき、有り難う御座います。

いきなりですが、 私が大好きなヨハン・ヨハンソンが2月11日に来日ライブを行います!!
 ーーというスペシャルなイベントであれば、以前からワイワイキャーキャーと騒ぐのですが、今回は北海道だけの来日公演。首都圏に住まう私はそこまで遠出できないため、それが至極残念。それでも、年末から新年にかけて、北海道に近そうな地域にお住まいの方のICELANDiaショップでの荷物にはフライヤーを入れておいたので、ご存知の方も少なくないことでしょう。
 もしや同時に東京でも・・・という淡き期待もあったため、本人からの連絡をひたすら待っているうちに、時間が過ぎてしまいました。
 
 まずは、北海道のライブのお知らせを;
 
 2月8日から札幌のモエレ沼公園で開催される『スノースケープ モエレII』のイベントの一環として、2月11日(日)のウィンター・ステージにヨハンが登場します。詳しくはモエレ沼公演のサイトでご覧ください。

c0003620_14144988.jpg ここは、イサム・ノグチが「公園をひとつの彫刻とする」というダイナミックな考えから生まれた場所です。音楽ライブはこのピラミッド型の会場の中でやるそうで、パっと見た時ルーブル美術館を思い出すのは私だけでしょうか。内装もとても素敵だそうで、音の響きが独特であるとも聞いているので、さぞ感動的なライブが繰り広げられることでしょう。(左の写真は関係者から許可をいただいて掲載しております)

 札幌周辺にお住まいのみなさん、またはその時期に札幌へ行かれるみなさん、ぜひお立ち寄りください。音楽ファンであれば、少々無理をしてでも聴きに行く価値があり、ヨーロッパやアイスランドまで足を伸ばせないのであれば、北海道はいかがでしょうか。
 
 今回の来日は、12月のキッチン・ナイトのイベント(レポートはここ)でアパラット・オルガン・カルテットの一員として来日した時には既に決定していて、本人も何とか2月に東京で、スペシャルなライブを実現したいと言っていました。

 他でもないヨハンのためなら一肌でもフタ肌でも脱ぐし、2月だってどーにかして何かやっちゃうだけの心意気は200%ありますが(だって私自身が一番聴きたいから!)、なにせ彼の場合はアルバムにより所属しているレコード会社が異なり、最新アルバムのレコード会社は数ヶ月前に日本に支社ができたので、私が物事を仕切ってしまうわけにはいきません。ヨハンも、自分のレーベルをレスペクトしているので、まずは彼らに任せようということになりました。

 東京での物事はそう簡単にはいかないので、ホント、悔しい限りですが今回ヨハンのライブはなさそうです(限りなく涙)。
 
 それでも何かしないと気が済まないので、ICELANDiaのショップで、2月はヨハン・ヨハンソン月間としました!!通常ヨハンはキッチン・モーターズのカテゴリーの中に通常入れてありますが、今月は別カテを作りました!そこに、福袋よろしくヨハン・スペシャル・パッケージも!!!
 そのカテにはゴシャっと彼が関わった作品を並べているため?なぜこんなのが???というアルバムもあるかもしれませんね。
 ちなみに、ICELANDiaが扱っている彼の作品は、ほとんどアイスランドから輸入しているため、基本的にアイスランド国内流通版です(一部日本盤やイギリス盤も混じっています)。
 
 詳細は以下の通りです(ブルーになっているアルバムのリンク先に試聴や詳細があります)。
 
ソロ名義
 Englaborn
 Virthulegu forsetar
 Dis
 IBM1401, a user's manual
 
グループ/プロジェクト名義
 Apparat Organ Quartet 
 Evil Madness
 Dip/HI-CAMP MEETS LO-FI
 Kitchen Motors/キッチンモーターズ誕生
 Ham/Skert Flog
 Unun『Super Shiny Dreams』
 『Kitchen Moters family album』
 
プロデュース・ゲスト参加作品
 Siggi Arman『Mindscape』 『Music for the addicted』
 Skuli Sverrisson『 Seria』

 この機会に是非、ヨハン・ヨハンソンの音楽の世界をご堪能ください。アイスランド好きの方、ミニマルやヒーリング・ミュージックに興味ある方に特にお勧めします!(小倉悠加)c0003620_13213440.gif




  アイスランドの音楽が200種類以上!↓バナーをクリック!
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by icelandia | 2007-02-05 14:13 | Comments(1)
盛りだくさんキッチンのアイスランド音楽ナイト!
 いつもICELANDiaのブログをご注目いただき、有り難う御座います。このブログ、大変に評判いいのはうれしいのですが、本来はアイスランドという国の文化と、アイスランド音楽ショップの宣伝を兼ねてますので、ぜひショップをよろしくお願いします。
 
c0003620_12455723.jpg さ〜て、行ってきましたアイスランド・ミュージック・ショーケース。キッチン・モーターズ・レーベルの面々が大勢出てきて、本当に面白かったですねぇ、よかったですねぇ。会場はギュゥギュゥ詰めではなく、レイキャヴィーク的に良い感じの余裕でしたが、もっともっと、大勢のみなさまに来ていただきたかったです。ホント、あまりにもゴージャスなミニ・フェスで5時間近く内容びっしりでした。
 
 2006年12月2日。とても心地よい冬の一日。私は9月から土曜日の午後は早稲田でアイスランド総合講座を受講しているため、まずは早稲田へ。銀杏並木がとてもまぶしく美しかった。ですが、メスの木があるようで、実を踏んづけてしまい、受講中ずーっとその臭いが周囲にしていたかと思います。ごめんなさい。
 
 KOKORO ROKKOROL 〜Icelandic Music Showcase
アイスランド・ミュージック・ショーケース

Apparat Organ Quartet / Benni Hemm Hemm / Flis / Paul Lydon / Kira Kira / DJ Apfelblut @O-West in Shibuya/ Dec, 2.2006

17:30開場は少し遅れて、実際は18時近かったようです。会場の外で会った大使館の人や、ヨハン・ヨハンソンと話していたため、私が入場した時には既にKiraKiraことクリスティン・ビョルクの演奏が開始されていました。
 キラキラは相変わらず至極女の子っぽい服装で、50-60年代を思わせるようなオーソドックスなスタイル。丸めの白い襟のついた赤いワンピースは、どことなくサンタクロース色。アイスランド人の誰もがそうであるように、とても色白で透き通すような肌をしていて、トレードマークの赤い口紅が可愛い!なのに、出す音はアンビエント・ノイズ!バックには、ギターのヒルマル・イェンソンともう一人。
c0003620_12463049.jpg  ヒルマルは、ジャズ畑出身のものすごい腕利きギタリストであり、またとてもアバンギャルドな音を想像する人です。若干のエスニック色と共に摩訶不思議な音の世界を繰り広げる『Napoli23』は、アイスランドでも腕利きのジャズ・ミュージシャンが顔を揃えたものであり、音楽性もとても高いので注目です。
 ・・・というようなことを横目でチェックしつつ、外の階段へ。というのも、アパラットのメンバーに会いたかったから。でも彼らは、今夜演奏する曲をまだ作り終えていないため(!)近所の喫茶店で30分ほど打ち合わせしたいそうで、ハローのあいさつもそこそこに、消えていきました。
 長丁場であることは分かっていたし、会場は再入場できないため、体力温存で2階へ。そこでじっくとKiraKira鑑賞。

 あれは自作のノイズ発生器なのでしょうか。手でこすったり、それから、頬ずりしてノイズを出すやつもありましたよね。マイクスタンドもキラキラするように(?)スパンコール付きのカバーを巻いていて、彼女の煌びやかで女性っぽい可愛らしさとは裏腹なアンダーグラウンドの世界で、またそれがレイキャヴィークの音楽シーンのある側面をよく出していました。
 低音をぐわ〜んと効かせたかと思うと、オルゴールをサラリと鳴らしたり、それが全て、風の音や嵐の音に聞こえて、私はシガー・ロスと共通の自然観のようなものを感じましたが、みなさんはいかがでしたか?
 
 それから、ブログ用にと写真を撮ってきましたが、なにせ暗いため、全く上手に撮れておりません。ごめんね。
 
18:50 KiraKira終了。DJ Apfelblutがすかさず雰囲気を壊さず、次に更なる期待をもたせる選曲でDJを開始。うーん、気が利いてるわぁ。

19:00 ギターを持ち、Paul Lydon登場。アーティストの登場はMCも何もなく、前のアーティストが次のアーティストの名前をチラリと言う程度。そこらへんも、レイキャヴィークっぽい。
 Paul Lydonのアルバム『Vitlaust Hus』というのは、私がアイスランドへ行き始めた頃に紹介されたアルバムで、とても気に入り、絶盤になっていたところを本人に御願いしてプレスしてもらったアルバムでした。ICELANDiaのショップに置いてあるのは、ポール本人がプレスしていたアイスランド盤のオリジナルです。
c0003620_1247856.jpg  何が気に入ったかといえば、シャウトしないごく穏やかな歌と、エコーのかかったピアノの響き。後から知ったことは、このアルバムは自宅でレコーディングしたもので、なので、ピアノの響きは部屋の共鳴。ある時、彼の自宅パーティに招かれ、ぜひ何か聴かせて!という私のリクエストに応え、彼は一曲そこで披露してくれました。それはまさに、上記のアルバムの音そのもので、大感激したことは言うまでもありません。
 今回はギターだったので、最初は正直あまり雰囲気がつかめず、曲は知っていてもテンポも変わっていて、取っつきにくかった。それでも、ポールはこのアルバムの前に、雰囲気の全く違うオーケストレーションやギターのアルバムも出しているので、ギターを持って現れたからといって驚きはしませんでしたが。
 
 ギター一本、ポールひとりのワンマン・ステージで、それはそれで雰囲気はあったけれど、やっぱり少しだけバック演奏が欲しかったかな。曲が単調になりがちだし、少しでもバック演奏の助けがあると、彼が持つ独特のメロディがもっと際だったことと思う。アルバムでは、クリスティン等が参加しているので、たぶんリハーサルの関係だったか、と。
 
19:25 ポール・ライドン演奏終了。次はFLISの登場だ。私は当初、Flisが最初に出てくると思っていた。日本でのアーティストの「格」を考えると、Flis、KiraKisa、Paulというのが順当なのだが、そういえば、去年シグルズール・フロサソン・アイスランド・スーパー・ジャズ・カルテットが来日した時も、そういう考え方は彼らもしなかった。彼らはシンガーであるクリスチャーナと来日し(←ここにリンクったアルバム、激にいいです。試聴してください。お勧めはポップ・ロック・ファン)、この時も、「ミュージシャンの”格”なんていうのよりも、音楽として、まずはインストゥルメンタルがあり、次にヴォーカルが加わった方がいいよ。ミュージシャンの人数を減らしていくのはおかしい」と主張。
 その通りで、KiraKira、Paul Lydonという順はよかったけれど、グループであるFLISを先に出して、 Kirakiraのようなアンビエント組が続くのは、音楽的にヘンテコだったことでしょう。
 
19:35 Flis登場。ベースのヴァルディはスーパー・ジャズのベーシストでもあり、Flisはまったり系のジャズ・アルバムを出しているため、彼らがいったいキッチン・アーティストとして、どのような演奏をするのか検討もつかなかった。
 出てきてみると、まったり系なんて明後日のことで、バリンバリンにエクスペリメンタル。それも、彼らはジャズ・ベースのミュージシャンでもあるので、ジャズの作法も入れつつ、音楽性はあちこちに飛び出すからたまんない。
 誰がリーダーなのかわからないけど、ピアノは、アイスランドの若手ナンバーワンと言われるダヴィズ・ソール・ヨンソン。フリー・ジャズの美しいメロディをわざと崩し、クレイジーにキーボードを操るのが圧巻。
 
c0003620_12475239.jpg  ダヴィッズのリーダー名義で『Rask』というアルバムがあり、FLISのメンバーが全員入っているので、今日改めて聴き直しました。こちらのアルバムはフリー・ジャズのスタイルをとってますが、キッチンの会場で聴いた片鱗は充分にあり、曲によっては、あの時の演奏そのもの。なので、緊急輸入することにしました。こちらのアルバムは予約特別価格にしてあります。
 ベースはスーパー・ジャズでもお馴染みの若手ナンバー・ワン・ベーシストのヴァルディ。シグルズールの時の演奏とは全く異なるワイルドで、ノイズチックな即興。
 ドラムスはがっつりした、いかにもヴァイキングっぽい(?)体型のヘルギ。このドラムスが凄かった。変速リズムバシバシで、それも芯のしっかりしたいい音で、しびれまくりました。たぶん、ドラム演奏だけ聴いていても飽きなかったことでしょう。
 
 そんなわけで、やはりFLISは大穴だった。どのような演奏を期待できるのか予備知識が全くなかっただけに、彼らの演奏はうれしい誤算で、「すごくよかった」という感想が続出。ただ、当日会場で販売していたFLISのアルバムは、この日の演奏とは似ても似つかない、まったりのんびりジャズでした。それなりにいいアルバムですが、エクスペリメンタル系のFLISが聴きたければ、『Rask』を聴いてください。
 
 それから、ピアノのダヴィズが「DJ Apfelblutは僕の兄弟です!」ってアナウンスしていたけど、ホント?DJの顔をしかと見なかったけれど、あれってムームのオルヴァルですよね?父親違いの兄弟?そこらへんがよくわからないので、知っている方、教えてください。
 
20:10 Flis終了 私も中休みとしてドリンクをゲットしに下へ行くと、知り合いに会う。私はお名前だけしか知らなくても、みなさんが私の顔を知っていらっしゃるので、声を掛けてくださった方々、有り難う御座います!

20:30 Benni Hemm Hemm登場。 うわ!大所帯!ホーン・セクションだけで7人。そこに、ベンニ、キーボード、ドラムスと、ギター関係3名の総勢13人。
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 なんか知らないけど、やたら面白い。何が面白いって、平たく言えばビッグ・バンド・フォークだけれど、良い意味で節操がなくバラエティに富みすぎ〜〜。ベンニの歌自体は後半になって安定してきた感じで、最初は少し不安だったけれど、そこは物量で勝負というか、通常のロック・コンサートでのホーン・セクションは派手でファンキーな場合が多いけれど、今回のはとっても穏やか。ふわ〜っと会場全体を包み込むような音色で、まずはそれに魅了される。
 そしておや?ベースは先ほどのピアニスト?!マジ?ドラムスもFlisのヘルギ。ピアニストのベースラインは、これが思いの外ファンキーな時もあるけれど、ピアノよろしく美しいラインも数多く、感心しました。はい。
 
 ベンニは一曲毎に曲紹介をする。「次の曲は、夏の終わりについての曲です。それはまるで12月2日の東京のようです」って・・・。アイスランド人のジョークは私は未だ分からない。面白く解釈していいのか、皮肉なのか、自虐的なのか、よく分からない。この発言にしてもそう。

 次は「日本は僕が今まで演奏したり訪れたりした中で本当にものすごく素晴らしいところで、帰りたくありません。帰らないで良ければいいのに。なので、次はすごく悲しい曲を歌います。これを歌うことにより、二度と東京に帰ってこないようなことが防げることを願います。」英語が第二カ国語だから、うまく表現できないことを差し引いても、本当に素晴らしい場所に来たので、悲しい歌を歌う、というのはどういうことなのか?アイスランド人のメンタリティがよくわかんな〜〜い。で、よくわかんないから面白い。
 そしてこの悲しい歌がまた、本当に悲しげで面白い。ホーン・セクションも楽器を演奏せず、この悲しい歌を浪々と歌うことに参加する。曲調はまるで昭和歌謡曲。バックの演奏も、あの最先端演奏は何処へ?状態で、徹底的にクサイ。これがまたひどくおかしい。面白がっていいのかわかんないけど、面白い。その後に続くのは、悲しい歌の後なので、ハワイアン・ラヴ・ソング!マジでハワイアンでした。

 それから、レゲエ調やラテン系の曲調も飛び出し、”北端の島ですが、陽気に生きたいと思います。せめて音楽だけでも南国気分”のようなところがあり、ホント、これをマジに受け止めるべきか、「人生をジョークとでも思わない限り、こんな国に住めない」とかつて私に言ったアイスランド人特有の”人生、笑い飛ばし術”なのかわからないが、とにかく、興味深かった。面白かった。笑った。
 最後には、ウシ、馬、キリン、豚等のかぶり物まで出てきて演奏していたけど、あれって何?アイスランド語が分からないので、悔しい。
 
21:20 ベンニ終了 噂通り、とてもユニークなバンドで、楽しませて貰いました。ホント、堪能した。そしてまた新たな課題が・・・アイスランド人のジョークなのかマジなのかわからないあのユーモアの感覚。いえ、あれがユーモアなのかさえも分からない・・・。

 さーて次はアパラットなので、下のフロアへ行く。それまでは体力温存モードだったけれど、アパラットは違います。荷物もロッカーに入れ。体勢は万全。
 あれ?1階って案外混んでないというか、詰まっていない。途中で帰ってしまった人も多いのかしら?だとすれば、至極残念。
 
21:35 アパラット・オルガン・カルテット登場!  
 え〜と、報告必用でしょうか(って、自分で好き勝手に書いてるんだけど)?Airwavesのレポートにも書いたし・・・。
 
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 私の側にいた人が、彼らの演奏を聴き始めるなり、「なつかしい音がしてる」と言っていたけれど、確かにそうだと思います。なにせ、ゴミ箱から集めたキーボードなので、最新バリバリのキーボードではなく、いい加減壊れかけたロシア製のナンタラとか、そういうのばかりを使っています(当方、キーボードの種類はあまり詳しくなくごめんなさい)。
 70年代風の音の感じなので、その時代でいえばELPとかリック・ウェイクマン等と同じく、プログレ系にカテゴライズされていたかもしれませんね。たぶん一番近いのはクラフトワークでしょうけれど。
 
 このバンドも、ある意味、物量勝負で、4人が各2台づつのキーボードを扱います。でも、これが非常に音楽的センスを要する作業で、8台を駆使してキーボード過多にならない音楽を作るのはたいへん。パートが被りがちだし。
 「テクノかと思ってたら・・・」という感想も。はい、テクノではないです。テクノっぽいものはあるけど、基本的にはロックだしポップです。デス・メタル入ってます、という曲も。ヨハンの音楽バックグラウンドには驚くべきものがあり、アイスランドでは伝説的な最悪かつ最高のロック・バンド『Ham』にも彼は加入していたので、それを知っていれば、デス・メタルもアリと思えることでしょう。
 
 それから、誰がヨハン・ヨハンソンか、というご質問も。観客側から見て一番左のスキンヘッド、ヴォコーダーでヴォーカルをとっていたのがヨハンです。まさかそういう人はいなかったと思いますが『Dis』『Virdulegu Forsetar』『Englaborn』『IBM Users Manual』『Unun』『Dip』等のヨハンとは別物です。というか、別プロジェクトなので。『Looq』もですね。
 
 この日の収穫はアンコールで(シングル化されていた)「Stereo Rock'n Roll」が演奏されたこと。Airwavesでもやらなくて、あ〜聴きたかったのにぃと思っていた。私の他にも同じ思いのファンがいたようで、この曲だとわかると観客が「オ〜」とどよめき、それを受けてステージ上でメンバーが顔を見合わせ、日本の観客がこの曲を知っていることに驚いた様子。
 
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22:40 アパラット終了 アパラットのヘンテコな振り付けも少し出てきて、Airwavesに引き続き楽しませてもらいました。新曲も披露し、ライブを意識してのロック寄りの選曲でまとめていたようです。
 
 すべてが終わった後、いろいろなアイスランド人に様々な理由で声をかける必用があり、会場にウダウダと残っていると、フォトセッションということで出演者全員が舞台へ。
 ひえぇ〜、壮観だわぁ。こんなに日本に来日してしまって、アイスランドに人は残っているのだろうか?計算すると就業人口(どの国でも総人口の約半分)の約0.00016%に当たり、日本の人口比にすると、約1万人強です。
 それから、みんな肌が白くてきれい!もうメチャクチャ美しい!太陽光をあまり浴びないと、いかに肌がきれいになるかを見せつけてくれました。
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 外に出ると、そこにはオーロラが・・・出てるわけない!渋谷のホテル街!
 
 何はともあれ無事に終了したこと。それから、これだけユニークな音楽が他にもゴマンとレイキャヴィークに散らばっていること。そういったことを日本の音楽ファンに知ってもらういい機会になったと思います。私は部外者としてノホホンと見ていたに過ぎなかったけれど、出演者も多いため、このイベントをまとめられた関係者はさぞいろいろとご苦労も多かったと思います。とても素敵なイベントにしていただき、有り難う御座います。この場を借りて、私からもお礼申し上げます。(小倉悠加)c0003620_13213440.gif




  キッチン関係、たくさんあります↓バナーをクリック!
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by icelandia | 2006-12-04 13:09 | News | Comments(0)
アイスランド・アーティスト・ミニ・フェス開催!
KOKORO ROKKOROL 〜Icelandic Music Showcase
アイスランド・ミュージック・ショーケース

Apparat Organ Quartet / Benni Hemm Hemm / Flis / Paul Lydon / Kira Kira / DJ Apfelblut

 ご紹介がギリギリになってしまいましたが、なんと今週の土曜日12月2日に、渋谷O-Westにて、アイスランドの音楽アーティストが結集するというかなりゴージャスなライブがあります。今春から日本でもキッチン・モーターズ関係のアルバムが正式リリースされたので、その記念にアイスランドがふんぱつして大勢のアーティストを送り込んできました!
 ICELANDiaも実は少し関係していて、キッチン・モーターズが誕生した頃の初期のライブを集めた2枚組のアルバムを11月25日に全国発売ししています!!・・・っていうのを今までブログに書き忘れていたなんて・・・。
 
c0003620_3553661.jpg  ということで、左が『キッチン・モーターズ誕生』(ISLP-1002 : 2枚組)です。キッチンな人々の来日記念として、「ブログ見た」ということを備考欄に書いてご注文いただければ、ストア・ポイント2倍!送料無料!とします(おぉ、太っ腹!)。期限は今年いっぱいオッケーです!!(対象はこのアルバムのみで、同時に御購入の他のアルバムについては通常のポイントになります。)
 
 その前に、キッチンモーターズって何?と思われるかもしれませんね。キッチンはアイスランドのシーンを90年代からアンダーグラウンドで支え、ムームやシガー・ロスのメンバーも積極的にコミットするシンクタンク・レーベルです。今回来日するのは5アーティスト+1DJ=計22名で、ミニ・フェス形式になるとか。10月にレイキャヴィークで行われた音楽フェスのAirwavesでキッチン・ナイトを見ていますが、あんな感じなのかなぁ。とにかく楽しみです!
 
 大勢の出演者の中で、まず注目したいのはアパラット・オルガン・カルテット。アパラットとはアイスランド語でマシーンの意味。つまりは、機械仕掛けのオルガン・カルテットです。なので、メンバーはひたすら無表情。これが、いいんだわぁ〜〜。Airwavesの演奏を思い出すだけで、コーフンしてくる私は大丈夫でしょうか?
 
c0003620_3563652.jpg カルテットというからには4人で、オルガン奏者が4人で各2台のキーボードを使用するため、計8台のキーボード軍団になります。これ、圧巻です。そこにドラムスが一名。2003年にリハーサル・スタジオで最初にアパラットを見た時からかなりいい感じで、実際のライブを今年の10月に初めて見て、想像以上に音が厚くノリがよく、アレンジも凝っていて、「これがゴミ箱から拾ってきたキーボード集団の音なのか?」とびっくり。

 レイキャヴィーク市の清掃局員がバンドの友人で、ゴミにいい出物があると「こんなキーボードが出てきたけど、使う?」と連絡が来るそうです。それが欲しいキーボードであれば喜んで引き取り、出ない音がある時は自分で修理します。それでも修理不可能な場合は、出ない音は「この子の個性」ということで解釈するのだそうです。

c0003620_358956.jpg  そういうリサイクル派であることにも私は当初いたく感激し、いろいろな意味で私の大好きなバンドになっています。バンドのリーダーは特に存在しないものの、この中にヨハン・ヨハンソンが入っているため、彼がスポークスマン的な存在になっているようです。ソロのヨハンは、二重人格者のように全くアパラットとは毛色の違う音楽をやります。で、またこのヨハンのソロが・・・という話を私に語らせると異常に長くなるので、またの機会にしましょうか。
 
c0003620_358504.jpg  次はやはりベンニ・ヘム・ヘムでしょうか。ヘムヘムという言葉を聞く度に、『忍たま乱太郎』を思い出していけません。ベンニと忍たまは何の関係もないのに、たまたまヘムヘムが同じって・・・。ベンニはベネディクト率いる総勢11人のビッグ・バンドで、ユーモアと詩情に溢れる独特のメロディを叙情豊かに演奏します。すごく牧歌的で心温まり、ビッグ・バンド・フォークみたいな感じと言ったほうがわかりやすいでしょうか。

c0003620_3593728.jpg アイスランドでは、牧歌的な音楽が出てきやすい環境なのか、ベンニが新人賞を取る前の年の新人賞は、ヒャルマルという、これまた牧歌的なレゲエのグループでした。また、今回このミニ・フェスに出演するフリスも牧歌的なジャズ・アルバムを発表し、今年に入ってからはBogmilというアーティストと組んで、『Banana veldid』というすごーくトロピカルなアルバムを発表しています。これがもう、何でアイスランドでこんなトロピカルな雰囲気なの?と笑ってしまうほどノンビリゆったりのラテン音楽になっていて、こうなってくると、どこまで真剣でどこまでがジョークなのかわからず、まぁそういお国柄なんでしょうということで片付けていますが、彼らのメンタリティをどこかでじっくりと研究しなくてはと、こういった音楽と出逢う度に思います。
 
 それで、私個人のダークホースがそのFlisです。フリスでベースを弾いているヴァルディマールは、去年愛知万博でシグルズール・フロサソン・アイスランド・スーパー・ジャズ・カルテットの一員として来日した若手ホープでもあり、そこにやはり若手ナンバーワンと言われるピアニストが入るトリオ。フリスの名義では一枚ジャズ・アルバムを出していますが、どうやらそれが”本職”でもなさそうで、エクスペリメンタル等も演奏するとか。で、今回どのような音楽性の演奏が飛び出すのかを彼らに尋ね忘れているため、何が出てくるかは聞いてのお楽しみ状態です。フリス名義のアルバムでも、ある有名歌手のバックを演奏しているアルバムでも、上記の『Banana veldid』でも、その雰囲気にマッチした音を出すので、きっと、あっと驚くような音楽性で楽しませてくれるのではと、心の中での期待度では大穴。
 

c0003620_415319.jpg ポール・ライドンはやはり私がアイスランドに入れ込み始めた時に出逢ったアーティストで、いかにその音楽に惚れたかは、こんなサイトを作ってしまったことでもご理解いただけることでしょう。それ以来、ずっと細々と私のところで彼を紹介してきましたが、こうして日本に来日するほどになり、本当にうれしい限りです。
 また、11月に入ってからピーター・バラカンさんがFMで放送してくださり、これも私にとって心にしみる出来事でした。というのも、数年前にバラカンさんに音源を一式お渡しし、私の話を聞いていただいた時、「日本で正式発売したら、番組でかけます」と言っていただきました。あれから何年も経っているのに、あの時の約束をきちんと果たしていただき、本当にうれしい限りです。この場を借りて、ピーター・バラカンさんに心からお礼申し上げます。
 結局ポールのアルバムは私がモタモタしていたこともあり、別レーベルから正式発売されましたがICELANDiaで扱っているポール・ライドンのアルバムは、ポールが自費制作したオリジナル盤です)、発売は何処でも構いません。アイスランドのアーティストがひとりでも多く日本に知られるようになればいいのですから。
 
c0003620_417184.jpg  KiraKiraことクリスティン・ビョルクは、オーガニック系のエレクトロニカ好きにはたまらないことでしょう。キラキラという名前は日本に短期留学していた時、夢の中で出てきた言葉だそうです。可愛いしキレイですよね。
 色白なので赤い口紅がとてもよく似合い、いつもとても個性的で女の子らしい可愛らしいファッションの彼女は、作り出す音もオルゴール等を使い女の子ちっく。身の回りのちょっとした物品を使い、それを電子楽器と組み合わせることで独特の世界を生み出します。そして時々、ズシーンと低音を効かせたり、大胆不敵で気骨のあるサウンドを盛り込み、音楽アーティストとしての実力と力量を見せる人です。ギターも演奏するし、効果音的に歌も担当。
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 キッチンの創設者のひとりであり、アイデアも豊富で、音楽アーティストとアート系のアーティストとしての側面の両方を持つクリスティンは、マルチ・タレントという言葉がぴったり。そういえば、クリスティンはラジオ番組を持っていて、私のところにインタビューに来たこともありました。交友関係も広く、シガーロスやアミナとは同世代。「あの人とこの人でこれをやればきっと面白いものができる!」というプロデューサー的なことも得意のようなので、クリスティンの動きには目が離せません。
 
 残るはDJですね。DJ Apfelblutはみなさんがよく知るバンドの中心人物、ということにとどめておいてほしいということなので、見てのお楽しみ!ということで。
 
 サラっとご紹介する予定が、結構がっつりと書いてしまったようです(もっと短いブログが書けないのか!>私)。
 
 上記のようなアーティストがずら〜っと出てきます。これほどアイスランドのアーティストが揃うことは滅多にないことでしょう。それぞれに個性が強く、実力のある人ばかりです。みなさん、ぜひぜひ、足をお運びください! (小倉悠加)
 
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KOKORO ROKKOROL 〜Icelandic Music Showcase
アイスランド・ミュージック・ショーケース

Apparat Organ Quartet / Benni Hemm Hemm / Flis / Paul Lydon / Kira Kira / DJ Apfelblut

■日時/料金
December 2nd (sat)@渋谷O-WEST
open/start 17:30
ad.¥4,000/door¥4,500 (+1 drink order)
チケット発売/渋谷 O-West(03-5784-7088)、チケットぴあ(0570-02-9999/Pコード:245-393)、ローソン・チケット(0570-00-0903/Lコード:35795)
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  上記アーティストのアルバムはここ!↓バナーをクリック!
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by icelandia | 2006-11-30 04:25 | News | Comments(0)
オーロラもクッキリ!10月20日氷国ツアー・レポート
なんとも濃厚なICELANDia企画の音楽フェスツアー、3日目は少しバテ気味とはいえ、精力的に動き回ります。

ツアー第3日目 2006年10月20日

この日の予定は未定で決定ではない予定
9:00 起床
10:00 関係各所に電話連絡
11:00 ホテル出発 街中を散策
12:00 Iceland Airwavesプレス用 Welcome Party
午後は 3-4人に会って打ち合わせ
18:00−20:00 Bed Room Community レーベル・パーティ顔出し
19:00 Thorir (Hljomalind)
19:30 Reykjavik! (12Tonar)
20:00 夕食
20:30 Steintrygur(Idno)
21:30 Biogen (Idno) または Bennni Hemm Hemm(Museum)
22:15 Apparat Organ Quartet (Museum)
23:00 Jakobinarina (Museum)
23:00 Ghostigital (Idno) またはThe Go Team(Museum)
00:00 Otto Von
  Airwavesのこの日の予定はこちら。

 本日も予定びっしりです。会いたい人、会う必用のある人が山積みで、正直こなしきれない。なので、どーしても必用な人しか連絡を取らず、多少義理を欠いた人もいてひたすらごめんなさい。上記を見ると、会場が数カ所しかない印象だけど、本当は、オフ会場も含めれば14カ所もあるのです。音楽的趣味が2会場に固まっているだけ。
 
実際の行動 
9:30 起床 朝食が10時までなので、なるべく間に合うように無理しても起きる。朝食後、朝日がサンサンとはいる部屋から、あちこちに電話してハローを言ったり、アポを取ったり。
 狭い街なので「都合のいい時間になったら適当に電話して」というのが多い。このアバウトなペースには1日で慣れた。が、逆に計画が立てにくい。

11:00 12Tonarへ
 少々遅れ気味でホテルを出発。途中銀行に寄る。新生銀行のATMカードがそのまま使えて便利だった。そしてお決まりコースの12 Tonarへ。
 
11:30 縁ある人と偶然に

c0003620_15174428.jpg 12Tonarのソファに腰を降ろしてあれこれを試聴しながらWiFiをつなげていたツアー仲間に、写真のファイルを落として、カメラのフラッシュ・メモリを空にしてもらう(助かりました。有り難う御座います>該当者様)。
 12 Tonarは本当に居心地がいい。しかしボケっとはしていられず、12 Tonarレーベルのアルバムを仕入れるので、その場であれこれと説明を聞きながら注文を決める。実はもう数年前から仕入れさせてほしいということは伝えてあった。が、私の側の体勢が整っていないという理由でペンディング。ビジネスの部分ではSmekkleysaよりもシビア。決して悪い意味ではなく、だからこそ近年12Tonarがすごい勢いでアイスランドの音楽シーンに躍り出てきたと言える。
 私がいかにアプローチしてきたかはオーナーも店員も全員知るところなので、彼らは「長い間待ってくれていて有り難う。全く返事をしていなくて本当にゴメン」と平謝り状態。
 彼らのやり方も人柄も心情も理解しているつもりだけど、一時期本当にウンともスンとも言わなくなったので、どうなったんだろう?と疑問を抱いた時期があったことは確か。彼らも心の中では気にしていたようで、要は忙しくてなかなか手が回らず、また、対日本というのは慣れていなくて面倒で、義理を欠いているうちに何となく連絡しにくくなってしまった、というのが真相のようでした。だから実際に行けば話は早かった。
 
c0003620_15122131.jpg そんなこんなをしていると、ある人物が入店してきた。アメリカの音楽誌ローリング・ストーンの編集長、David Fricke だ。80年代のことになるが、私は彼の記事をFMfanという音楽誌で翻訳していた。なので顔は知らなかったが、彼の名前と記事はよく知っている。昨日確かNASAを横切った時、彼がAsiと一緒にいて、誰かに自己紹介をしているのを耳にして、気になっていた。
 「失礼ですがローリンス・ストーン誌の方ですよね」と、私が一時期彼の記事を日本語に翻訳していたことを伝えた。とてもやさしい目をした穏やかな人で、「それはどうも。きっと僕の記事よりも君の翻訳の方が意味を成していたことだろうね」と。アイスランドで日本人に会い、それも自分の記事を翻訳していた人物というのは少々驚いたようだったけれど、何となくニコニコして嬉しそうでもあった。
 
13:00 ポール・ライドンと会う
 午前中ポール・ライドンから携帯にメッセージが入っていた。「昼に時間があればランチはどう?」と。成り行きでしか行動できなくて、1時近くになって連絡するのもナンだったけど・・・。ハトグリムススキルキャ(丘の上の教会)の前で待ち合わせ、適当に歩いてお茶&ランチをすることに。
 小学校の前を歩いていくと、何だか背後から声がする。振り向いてびっくり。昨日、Dimmaの社長アダルスティン宅で会った可愛い男の子でした(何度聞いても名前が覚えられない)。私を見かけたので、ハァハァと息を切らせて走ってきてくれた。かわい〜、有り難う!
c0003620_1526241.jpg ポールのことは2003年の秋に彼が出したアルバム『Vitlust Hus』(ICELANDiaのショップで購入可能)で知り、その作品はマイ・ブームに。実際に会うと音楽の印象と同じくとても物腰のやわらかな人で、前回レイキャヴィークに来た際には、お子さんといっしょに郊外のプールへ行ったことも。
 12月にはキッチン・モーターズの一員として来日するので、とても楽しみだと話していた。ライブは東京(12/2@渋谷O-West)と京都(12/5火@京都拾得 )で予定されています。

15:00 自分が載る新聞記事をゲット
 ポールとは東京で再会することを約束して、次は日本でリリースする予定のアルバムを取りに別口の場所へ。昨日訪れたZonetと枝分かれしたオッタルの自宅へ行かなくてはならず、車で迎えに来てくれるとのこと。

c0003620_15205911.jpg 車でのピックアップ場所を再度ハトグリムススキルキャの前とした。街中は車が止めにくいので、教会が一番分かりやすい。その教会へ行く途中、私は何度かカフェに立ち寄った。文字通り立ち寄るだけで座らない。なぜかといえば、昨日取材を受けた私の記事がFrettabaladidという新聞に掲載されているので、それが欲しかったからだ。Frettaは「無料」で、bladidは「新聞」ということらしい。アイスランドで最も権威ある新聞はMorgunbaladidで、Morgunは「朝」だから、朝日新聞みたいなもの?
 数年前まではこの無料新聞、どこにでも山積みしてあったのが、近年購読方法を変更したらしく、カフェに何部か置いてある程度なので、何件かカフェをまわりやっと一部ゲット。
 新聞記事になるといっても驚くことはない。これで3度目。アイスランドではテレビにもラジオにも出たことがある。小さな国なので、誰でも人生一度くらいはテレビやラジオに出るのが当たり前の国だ。これをアイスランド人はよく「a 3 minute fame (3分間の名声)」と表現する。
 
15:30 Zonetレーベル買い付け
 待ち合わせ場所がクセモノだった。「教会の前」と言ったので、彼女は律儀に教会のドアの前で待っていて、私は道路沿いであり、教会の前の敷地内の銅像の前で待っていたため、ふたりともず〜っと待ちぼうけ(苦)。互いに、「屋外でのアイスランド時間は辛いよぉ」と思っていたようです。
 それでもほどなく落ち合うことが出来、学校の休暇でたまたま実家に帰っているというオッタルの娘さんにピックアップしてもらいました。オッタル自身は上海音楽祭に出張中であったため会うことはできませんでした。それで、この娘さんがまた美人!かわいい!アイスランドは美人の大量生産国で、ホント、どこを見ても可愛い子ばっかり!
 注文済の荷物を受け取り、Zonetレーベルで面白そうなものを他にもピックアップして、車でホテルまで送ってもらう。今回の旅はゆっくりと街を散策する時間もなく、まして郊外までは足を伸ばせないので、ほんの10分間とはいえ、こうして車で街を出る機会は貴重です。
 
17:00 再びアダルスティン宅へ
c0003620_15273945.jpg ドタバタとホテルに荷物を降ろし、再度ハトグリム教会まで送ってもらう。そして昨日の話の続きがあるため、Dimmaのアダルティン宅へ。
 昼間小学校の校庭から駈けて出てきてくれた可愛い坊やがいて、そこに同じ年齢の女の子がやってくる。
 「ガールフレンドなの?」と尋ねると。
 「違うよ!」とちょっと怒った風。ごめん、ごめん。ガールフレンドじゃなくて近所に住む親戚の女の子だったのね。
 ツーショットがあまりにも可愛いので、歌を歌ってと頼みました。Quicktimeで撮ってあるんだけど、どうやってブログにアップしたらいいんだろう?これが最高に可愛いんだけどなぁ。
c0003620_15285464.jpg アダルスティンとの話は楽しいけれど、ここで長居をするとAirwavesが見られないので、キリのいいところでお暇をする。彼のレーベルはジャズが中心でも、数年前に無くなった奥様がフォーク歌手であったことから、トラッドや子供用アルバムまで出し、この子供用のアルバムの内容がイイッ!フルカラーで絵本のようなブックレットがついていて、歌も子供っぽいものではなく、大人が聴いて充分に楽しい。ストーリーの語りあり、歌あり、デュエットありで、実はこれに今すこしハマっています。
 
18:00 Reykjavik!をチラ見してホテルへ
 Dimmaのアルバムも楽しいものをピックアップしてまた荷物が増えてしまったので、ホテルに置きに帰る。12Tonarの前を通りかかるとまたもや人だかり。ツアー仲間もそこにいました。Reykjavik!というバンドの演奏中で、哲学専攻の学生がやっているとは思えぬハチャメチャ度!いえ、これこそが哲学的なのかもしれません。

18:30 みんなと部屋食
 ここらへんで夕食にしたいがレストランに入っている時間はない。昨日Idnoで見たベッドルーム・コミュニティのパーティに必ず顔を出すと言ってしまったので、何としても20時までには到着したい。大通り沿いの店であることは分かっているけど、ホテルからは・・・徒歩15分だなぁ。ゆっくりと食べている時間がないので、一息つくことも兼ねて部屋食。世界的な日本の発明、カップヌードルに多謝。
 ツアー仲間がカップ食品を持ってウロウロしていたので、私の部屋に呼び寄せる。そこでちょっとした部屋食パーティ(?)になり、その日彼女たちが行ったゴールデン・サークルの話を聞く。こうして話をしているのはとても楽しいけど、時間が気になってくる。彼女たちもそろそろ身支度をしてAirwavesへ突入するというので、私も外に出ることにした。
 
19:45 ベッドルーム・コミュニティ、リリース・パーティ&トラバントのヴィッディと再会
 なにせ街の反対側が会場なので、歩くといっても時間がかかる!東京で徒歩15分なら近いかもしれないが、レイキャヴィーク市内で5分以上は遠い!それに、新しい店の3階だそうで、入り口がわかんない!汗だくになり会場に入るとパーティはそろそろお開き。だよね、だってもう予定終了時間過ぎてるもん。それでも、顔は出したから義理は果たしたぞ。
 昨日Idnoで会ったNico MurphyとValgeirにあいさつをして、イギリス人のマネージャーにもあいさつを。で、このイギリス紳士とやらがイヤなマネージャーの典型で、私を見るなり、”フン、東洋の女か”モード。この手の人物は業界にゴマンといるので慣れているとはいえ、いつ会っても不愉快。こういう輩と出逢う度に、アイスランド人がいかに女性を平等に扱うかに心から感謝と尊敬の念を抱く。ちなみにこの紳士は美人の若いアイスランド女性に囲まれてご満悦のようでした。マネージャーは感心しないが、ValgeirもNicoも本当に気持ちのいい青年です。
 ここで、キラキラことクリスティン・ビョークにも会う。いつもならすごく喜んでくれるのに、なんとなくツンとしてこちらが手を出しても握手もしない。場が悪かった?
 
 パーティはお開き状態なので、コートを取って帰ろうかと思ったら・・・あれ?ヴィッディじゃない!窓の外の階段のところでタバコを吸っているのはトラバントのヴィッディ。なつかし〜〜!
 トラバントは2003年にやったアイスランド・ブルーというイベントの時に招聘したバンドで、彼はそのギタリスト。その後、アイスランドへ行く度にトラバントとはゴハンを食べたり、飲みに行ったりしていたので、今回はいつ連絡を入れようかと思っていたところだった。
 「ユーカ、今から屋根の上へ登るけど、君も行く?」いきなり屋根の上か。旅行保険掛けているのか自分でもわかんないけど、ま、いいや。
 屋根へ登るといってもそれほど難しくはなく、ヴィッディが立っていたのは階段の踊り場で、そこから少しばかり無理をすればすぐに屋根に辿り着いた。夜なので映らないだろうと思って写真を撮らなかったけれど、トライしておけばよかったと今になって後悔。素晴らしくゴージャスな景色ではないけれど、屋根の上から見るレイキャヴィークの大通りはいつもとは違う表情で、何となく面白かったし、屋根の上は気持ちいい(よい子は真似しないように)。
 
c0003620_13142772.jpg 「今回はなぜAirwavesで演奏してないの?トラバントといえば、いつもみんながすごく楽しみにするバンドじゃない」
 「当初は出演する予定だったんだ。でも、イギリスでの大きな美術展があり、ラッキ(シンガー)がそこに呼ばれた。彼も迷ったみたいだけど、イギリス行きを選んだから、今回はライブができなかったんだ」
 なるほどね。あれやこれやと話が尽きなくなり、シガーロスやムームが出没するSirkusへ。Sirkusなんか入ったら長居しそうだけど、全くSirkusへ行かなくて終わるのもシャクなので、ビール一杯だけ付き合うことにする。ここ数年のトラバントの活動、個人的なこと、日本は本当に夢みたいだったなぁという思い出話等々。日本からのツアー仲間で、トラバントが好きな人がいるので、時間があればまた後日合おうということで私はSirkusとヴィッディを後にした。
 
21:30 一瞬のキッディとテレビ取材
 既にいろいろなライブを見逃し、中途半端な時間になってしまった。なのでもしや周囲に居るのではと思い、人気レゲエ・バンド、ヒャルマルのキッディに電話をする。案の定、美術館会場にいるというので、一瞬でもと思い会いに行く。キッディは思ったよりも随分と物腰のやわらかな若者で、レゲエ・バンドというイメージとは違っていた。立ち話しかできなかったけれど、次回はゆっくりお茶でもしましょう。
 そしてIdnoへ行こうかと歩き出すと、テレビの取材班にばったり。そこで、今から何を見て何を撮影し、街中の様子などもどうすればいいか、と延々と立ち話(寒すぎるぅ)。それでここから、しばらく撮影隊に付き合うことに。

c0003620_15302725.jpg 22:00 Ice Bar体験 興味あったこともあり、撮影隊にくっついてICE BARへ。東京にも出来たようですが、周囲を氷の世界一色にした氷のバーで、座る椅子も氷製。入っているのはせいぜい20分間が限度という寒さであるため、その場で羽織るものを貸してくれます。
 Ice Barで出しているのは、アイスランドで一番新しいヴォッカReykaを使ったカクテル。それほどのアルコール度ではないようだけど、身体が暖まります。でも、サブッ!


22:30 念願のアパラットのライブ!
 アイス・バーと美術館は目と鼻の先とはいえ、遅れたくはなかったのがアパラット・オルガン・カルテットの演奏。なぜか私は22:45開始だと勘違いしていた。本当は15分からだったのね。入った時は既に何曲かやっていたらしく、すごく悔しい。撮影隊には、どこから撮影できるか(ステージ前にも行けるし、2階の周囲からも撮れる)を伝えて、私は当然出来る限り前へ前へ。するとツアー仲間もそこに。
 
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 アパラットはやはりピカ一!数年前にリハーサルを見せてもらって、これがかなりかっこよかった。だからずっと生演奏が聴きたくて、ここにきてやっとライヴを見ることが出来て感激。清掃局から引き取ったキーボードとは思えないわぁ。キーボード奏者4人でキーボードは合計8台。そこに生ドラムスがバコスコ。音の壁といっても限度があるっしょ、というくらい分厚い壁なのに重苦しくない。スカっとした気持ちの良い音で、キーボードの呼吸も一糸乱れず。やっぱり職人集団は違うわぁとひたすら感心。こういうのは何も考えないで楽しみましょう。年齢も忘れて、地元キッズといっしょに手で三角マークを作りました。
 あ〜、こんなバンドならずーっと演奏続けていてぇ。終わっちゃいやぁ〜〜状態!ツアー仲間の若い男子は、思い切りブち切れてモッシュしてた。ケガしないかが心配だったけど、気持ちよくモッシュできるだろうなぁ、わかるよ。
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c0003620_1533535.jpg それで、せっかくこうしてみんな日本から来たのだから、意地でも楽屋に入ってやろうと思う。でも、近年ガードが固くなり、以前みたいにプレス・パスがあるだけじゃ楽屋に入れてもらえない。どうしたもんかと周囲を見渡すと、おぉ、もってこいの人物がいるではありませんか。12Tonarのオーナーがそこにいたので、「みんなをアパラットに会わせてあげて」と頼むと、ガードマンに掛け合い、既に中に入っている人物にヨハンを呼んできてもらい(ヨハン、スマン)、それでドサクサの中みんなを楽屋に入れました。
 すると、機械仕掛け(アパラット)のメンバーは思いの外陽気で、快く我々日本人の写真撮影にひとりづつ付き合ってくれた。その様子はこちらのブログでもどうぞ。
 

23:00 何たってオーロラ!
 Jakobinarinaを見始める。ローリング・ストーン誌編集長お勧めバンドでもある。彼の編集長氏は去年何の予備知識もなく彼らを見て、その個性に感激したそう。年齢は若く、平均17-18歳というところでしょうか。去年のバンド・コンテストの優勝者だそうで、筋は悪くないけど、職人軍団アパラットの後では、どうしてもねぇ。順番が悪かったということで、1-2曲聴いて会場を出る。

 会場の外には、モッシュして身体から湯気が立つツアー仲間が歩道に座り込んでいた。あ〜、ホント、あの演奏は気持ちよかったねぇ。もう充分だから日本に帰ろうかぁ、という感じ。で、聞くところによれば、アパラットをめざして入場待ちをしていた時、空にうっすらとオーロラが見えたという。
「暗めの場所に行けばもっと見えるかもしれないから、行ってみよう」と、チョルトニン湖畔であり、メイン会場のひとつでもあるIdhoへ向かう。12時からのゴースティギタルをその会場で見たかったので、好都合ということもあった。
 今日は(アイスランドでそう言うかは知らないが)花金である。だからNASAでは結構いいハード・ロックバ・ンドが出ていて、国営放送の中継車も来ていた。中継車の中にあるモニターをのぞき込み、フランスのコジラというバンドの首振りを横目にしながら湖畔にたどり着く。

 でてるよ!オーロラ!!

 やっぱり出てるよぉ。ほら、湖の上を見ればよく見える。この後は、わーわーキャーキャー言いながら。ベンチに座って空を眺めるだけ。我々につられたのか、「これがオーロラってやつ?」と尋ねてくるアメリカ人や、その他の外国人。外に出ているのはさすがに寒いけど、凍え死ぬほどじゃないし、横には会場があるから、耐えられなくなったら中に入ればいいだけ。
 そんな安心感も手伝ってか、ベンチに寝ころんだり、たまたま仲間が持っていたラム酒を瓶からラッパ飲みして、身体を温める。
 よくも飽きずに見ていたものだと思う。色が淡い時もあれば濃い時もある。アイスランド人はオーロラの動きを「ダンスする」という。光が本当にカーテンのようにヒュルヒュルっと一瞬のうちに動く。
 
 今日はどこの会場も最高のアーティストで熱の入ったライブをやっている。当然音楽はものすごく気になる。ライブを見たい聴きたい。でも、オーロラは本当に運が良くないと見られない。この時期はオーロラが見えやすいとはいえ、天気次第なので、見えない時には1ヶ月見えない時だってある。まして、街中から見ることのできる機会は少ない。街中は光が多く、郊外よりも見えにくいからだ。
 とにかく、「すごーい」を連発しながらオーロラを見続けた。1時間も外にいると、どうしても身体が芯から冷えてくる。なのにオーロラの光は益々強くなってくる。ここで一端ホテルに帰り、セーターを思い切り着込んでからまた見に来ようということになった。ホテルに帰るため国会議事堂のある公園を通る時に空を見上げると。またまたすごーい!建物が四方八方にあり、その区切られた四方八方から光が落ちてくる。その光景があまりにもゴージャスで、しばし芝の上に寝転がってその光景を見る。建物で空がふさがっている部分に、たまたまオーロラの光が集まっていて、降り注ぐようなオーロラの光は本当に神秘的で美しい光景でした。

 あ〜〜幸せ〜〜。

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 (上記オーロラ写真は同行者が写したものです。)
 
 ホテルに戻り、ありったけのセーターを身につけ、再度外に出ると・・・ほんの15分間だったのに、もうオーロラは無い。ウォッカのボトルも持って、万全なのになぁ。とりあえずは再度湖畔に行く。かなり酔っている自分に気づく。当たり前だよ、ラムとウォッカをガブ飲みだから。
 せっかくIdnoまで来たので、一応中に入ってみるけど、Ghostigitalは30秒で終わってしまった。残念!
 再度湖畔に出てベンチに座ると、セーターで身体は温かいし、ウォッカに酔っているし、やたら気持ちが良い。疲れたし眠い。このままこのベンチで眠ってしまいたいけれど、ここで眠ては、翌日「日本女性、オーロラに魅せられ湖畔で野宿」なんて新聞ネタになりかねないので、ホテルに帰り酔った勢いで休むことにする。(小倉悠加)c0003620_13213440.gif




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by icelandia | 2006-10-31 19:37 | アイスランドってどんな国? | Comments(2)
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