execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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ミニ動物園?乗馬はもちろん、アイスランドの牧場に併設されたカフェSolvangur
 前回に引き続き、レイキャヴィク郊外のカフェのご紹介。ここはレイキャヴィク市内から車で1時間近く走ります。

Solvangur (Icelandic Horse Center)

Facebook: https://www.facebook.com/icelandichorsecenter/
Website: http://www.hesturinn.is/
 ここは本物の牧場カフェ。カフェのガラス越しに馬小屋が見えます。ただし、光線の具合では見えにくいことも。
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 以前から乗馬を提供していて、近年になり近所にバードウォッチングの名所があることに気づき、去年の夏、思い立って馬小屋にカフェを併設(どうやらこういう形式のカフェが流行ってるみたい)。今年の夏には宿泊施設を数棟設置。あくまでも牧場を経営しているファミリーで出来る範囲でやっているとのこと。

 夏の間はほぼ毎日営業。その他の季節は連絡を入れれば開けてもらえる。私たちが行ったのは9月半ばで、連絡を入れていなかったため、最初に見た時は「Closed」のサイン。あっちゃ〜と思いながらも、そーだよなー、もう夏じゃないよねぇと諦めて他に行く場所を探していると、馬に乗った女性が現れ、「よろしければカフェを開けますよ」と。
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 ということで無事カフェを開けていただき、コーヒーとケーキにありついた。頼めばワッフルも焼いてくれる。コーヒーはレイキャヴィクの街中と同じ価格。ケーキは若干安い。ランチは事前に頼めば用意してくれるそう。

 店内は馬をテーマに統一。当然といえば当然とはいえ、200年前にオランダから輸入されたという木彫りの象や、かわいいユニコーンの鉛筆まで、置いてあるものもピンキリ。驚いたのはトイレの中で、洗面台の蛇口が一角獣!トイレットペーパーをしっかりと押さえてくれているのもお馬さん。
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  ケーキのサイズは大きく、二人で分けてちょうどよかった。味はかなり甘め。自分のところで焼いているそうだし、ニワトリを飼っているので(そこらへんを歩いてたから完全に地鶏!)、自家製の卵も使用。スプーンも馬の頭じゃん!
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 カプチーノを頼んだけれど、出て来たのは普通のコーヒーの、それも大きめのカップ。本格派のコーヒーとまでいかないけれど、充分においしくいただきました。時々犬が店内に入ろうとしてきて、「外にいなさい!」と入り口で怒られたり。

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 入り口のすぐ外はゲートで仕切られるようになっている踊り場があり、そこにはウサギが!!!
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 犬、ウサギ、地鶏、馬、羊・・・うわぁ、うわぁ、楽しくて仕方ないっしょ。水飲み場に集まってきた馬はイイコイイコできたし、そこらへんの草をむしってあげたら喜んで食べてくれたし、老犬がとぼとぼ歩いてきたかと思うと、現役の羊追い犬らしき元気のいいのが闊歩してきたりして、ホント楽しかったぁ。子供なら大はしゃぎだと思う。すいません、大人の私もはしゃぎました(笑)。

 カフェ以上の価値のあるカフェ。乗馬体験も大人用、子供用があり、乗馬レッスンもしてくれる(要事前予約)。近くにバードウォッチングに適した場所もあるらしく、今週は毎日50台の車がやってきて、私たちが行った日も、午前中のカフェは大忙しだったという。

 営業時間がちょっとゆるいので(特に夏以外)、必ず事前に連絡を入れてから行くことをお勧めします。行けばきっと楽しめる! (小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif  



        


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by ICELANDia | 2018-09-18 09:17 | アイスランドの食 | Comments(0)
アイスランド大統領官邸近く、牧歌的で美味しいÁlftanes Kaffi
 一ヶ月半ほど前、「ゲイシールや温熱地帯はくれぐれも火傷に注意を!!」という記事を書き、その間ず〜っと看護婦さん状態でしたが、やっとパートナー氏がボチボチ歩けるようになり、リハビリを兼ねて外出してます。医師から自宅療養を言いわたされているこの機会に、思い切りカフェ探索中。
 外出しているとはいえ、平坦な道であれば歩行できるようになったものの、階段は歩行補助器具が必用で、実際にまだ働きに出るまで脚力がないため、だからこそ外に出て少し歩き、車を運転して気分転換。私も看護婦役から解放!

 ということで、レイキャヴィク郊外のカフェを今回はご紹介しますね。

Álftanes Kaffi - Café & Bistro
Facebook page : https://www.facebook.com/alftanescafe/
Website : https://www.alftaneskaffi.com/

 アイスランド大統領官邸(Bessastaðir)のあるÁlftanesという地域にあるカフェ。大統領官邸の中には入れないものの、かなり近くまで行けます。こんな感じ↓
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 このカフェは、そこから車で5分程度の場所。周囲が牧草地帯でカフェの窓からは馬や羊を眺めることも。外にもテーブルがあるので、天気がいい日は外でお茶をするのもいい感じ(ひざ掛け完備)。
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 店内に入ってまず気づいたのが、レジの横で販売されているサワードーのパン。いかにも自家製っぽいゴツゴツした感じがよく、ショーケースにあるケーキも全て自家製。本日新しい試みで焼いたというフィグ(いちぢく)のケーキと、キャラメルとピカンのパイを頼む。飲物はカプチーノ。

 ケーキもドリンクも少し小さめ。だけど、ケーキの味は悪くなく、アイスランドにしては甘さは抑え気味(それでも結構甘いけど)。ケーキにクリームがついてくるのがアイスランドの特徴。クリームを好まない人もいるので、「クリーム付けますか?」と必ず尋ねられる。もちろん。アイスランドのクリーム大好き!!
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 ソファ席とテーブル席があり、もちろん自由に席を選べる。居心地のいいソファに座り、まったり過ごした。外では馬がのんびり草を食んでる。その馬の向こう側に大統領官邸が見えてるのが不思議。牧場付きのカフェではないのに、何だか牧場のカフェに来た気分。
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 コーヒーも本格的なマシンで入れていて、美味しかった。アイスランドは水がきれいなので、どのようなドリンクでも美味しい。価格はコーヒーはレイキャヴィクの街中と同じだけど、ケーキは二割程度安かった。郊外価格はありがたい。

 このカフェは手を抜かない料理でも知られているらしく、ピザはサワードーで、ベジタリアンやヴィーガンにも対応。写真を見たところとても美味しそう。スープもありきたりでは終わらず、結構工夫している印象で、ビストロと名乗ってるだけのことはありそう。パートナー氏と「今度はランチに来よう」と。
 雰囲気もいいし、食べ物もおいしく、いいカフェだと思いますよ!(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif  



        


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by ICELANDia | 2018-09-15 07:50 | アイスランドの食 | Comments(0)
注目!Puzzle Muteson初来日決定!シバノさんとのビジュアルコラボ!!

 少し懐かしい名前の人からメールが届いたのは4-5日前のこと。え?なに?来日??!!うわぁ〜〜!!

 この「うわぁ〜〜!!」というのは、個人的に喜ぶべきか悲しむべきか分からなかったから。というのも、私はこの人の歌が大大好きなのだ。絶対的にこういう歌声好き!なのに来日って、私はアイスランドに居るからその日だけ東京へ行くっていうのは無理・・・。

 彼のアーティスト名はPuzzle Muteson(パズル・ミューテソン)。イギリスはワイト島出身で、なぜか新進気鋭のニューヨークを拠点とするニコ・ミュリーのプロデュースによりアルバム・デビュー。ビョークのコラボレーターを10年務めたヴァルゲイル・シグルヅソン率いるベッドルーム・コミュニティ・レーベルのアーティストだ。
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 (写真は左端がヴァルゲイル、奥のキーボードに居るのがニコ、立ってるのがナディア・シロタ、一番右端は多分ボルガル・マグヌソン(先日のJFDRでもダブルベースを弾いてた)。)

 設立当初から何かと注目していたベッドルーム。パズルはギター1本で勝負するシンガーソングライターで、一見バリバリのフォーク。それをニコ・ミュリーがプロデュースするという。当時のヴァルゲイルやニコはエクスペリメントやネオ・クラシック寄りの音楽が多く、とてもフォークにマッチする音作りができるとは実は思っていなかった。なのに、なのに、私の心を千々に乱すような繊細なヴォーカルを、特別仕立ての押さえに押さえたストリングスや電子音響で包み、私の杞憂は完敗し、初めてそのアルバム『En garde』を聞いた時から、それもイントロの数秒で完璧に降参。


 なにせ私はギターをぽろんぽろんつま弾きながら、綿々と語るように歌うフォークが大好きなのだ。それはもう10代の頃からそうなので仕方がない。根っから好き。だからエド・シーランなんかも好き(あ、認めちゃった(笑))。そこにもってきてこの繊細な、壊れそうなヴォーカル。そこにもってきてこの繊細かつゴージャスなんだけど超押さえたバックのアレンジ。こういうの大好き、ごめん、好きなんだから仕方がない。

 そして、ヴァルゲイルが自宅兼スタジオにしていた場所を特別に、私のツアー用に解放してもらった時期が数年間続き、初年度にスタジオを訪れた時に独占ライブを披露してくれたのがパズルだった。会って特別に話をしたことこそないけれど、その後数年間毎年スタジオへ行く度に顔を合わせ、挨拶くらいはして、何となく時々連絡をとりあっていた。連絡といっても「アルバム出すからよろしくとか」その程度だけど。アルバムといえば、最新アルバムは『SWUM』


 その彼から日本へ行くからよろしくという一報。え、え、アイスランドは?!と尋ねたいのを押さえて、「それはよかった、周囲にはベッドルーム・ファンも、アイスランド音楽ファンも、そしてもちろんパズルのファンもいるから、情報広めるね」と返信した。お願い、アイスランドでもお願い(笑)。

 という訳で、来日公演は2018年10月5日。そして常にお世話になっている写真家のシバノ・ジョシアさんがビジュアルでコラボ!!メチャうれしい!!行きたい!!

 全国アイスランド音楽ファンのみなさん、とにかく行きましょう。心震える、素晴らしいライブになること間違いないと思います。私の分まで堪能してきて!(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif  



        
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by ICELANDia | 2018-09-12 09:45 | News | Comments(0)
JFDR『 White Sun Live.』リリース記念特別ライブ・レポート
 アイスランド現地に出向いて音楽シーンと関わるようになって15年以上になる。その間、あ〜この子は絶対に何かになる!と思わせてくれたのが数名。本当に数名。その中での出世頭は勿論アウスゲイル。音楽の世界ではなく女優か何かで傑出するかと思っていたのが先日日本の夏フェスで演奏したドリームワイフのヴォーカル、ラッケル。シーベアーのグループからはシンドリとソーレイ(どちらも来日してもらったことがある)が出現し、ロウクロウはヒルドゥルが近年ソロで絶好調。
 そして14歳でのデビュー初ライブから見守っているのがヨフリヅル子と私が呼んでいるヨフリズル・アゥカドッティル。アイスランドあるあるで、私は彼女を知る前に、現代音楽作曲家でエクスペリメンタルなことをやっていた彼女のお父さんを知っていた(ことを後日に知る)。

 彼女は双子の姉妹と同級生の友人とでパスカル・ピノンというグループを組みアイスランド・エアウエイブスでデビュー。日本をツアーして回ったことも。次にサマリスというトリオを組み、ビョークと同じOne Little Indianからもアルバムをリリース。それが一段落すると、次はJFDR (ジェイ・エル・ディー・アール)というソロプロジェクトに取り組み、その第一弾が去年発表したフル・アルバムの『Brazil』。
 長身の細身で白い肌と長い金髪、化粧気の無いごく自然体の感じがいかにも北欧女子という彼女。歌う内容も音作りの方向も等身大で、最先端を追うのでもなく、強力なインパクトを狙うのでもなく、とにかく自分をいかに表現するかを常に見つめている制作姿勢が私は大好き。それに加えて、ウィスパー・ヴォイスとハスキー・ヴォイスを混ぜ合わせたような、とてもニュアンスが豊かで、ハっとするようなフレージングをそちこちで聞かせてくれる声質にも恵まれている。
 そんな彼女が2018年9月6日に、アイスランドで最も古い劇場であるイズノで特別ライブを行った。パスカルやサマリス時代、ソロ曲をストリングス用にアレンジした「 White Sun Live. Part I: Strings 」をリリース。そのリリース記念ライブだった。

 5名のストリングス隊の中には、ムームで双子のヴォーカルの片割れとして活躍したギーザも。ミニマルなフレーズで常に印象的な音響を奏でていたのはアイスランドで人気のロック・グループ、グリサラッパリサのメンバーであるアルバート・フィンボガソン。ピアノはパスカルピノンを組んだ双子の姉妹であるアススヒルヅル。
 そして彼女の華やかなステージを見守るのは、やはり彼女をデビュー当初から見守る音楽関係者や、今や世界的に注目されるオーラヴル・アルナルズの顔も。

 私はストリングス・ヴァージョンの演奏を、実は去年のアイスランド・エアウエイブスでの教会ライブで見ていたとはいえ、その時よりもよりいっそうヴォーカリストとして、パフォーマーとして成長していた。彼女はここ数年間拠点としていたニューヨークから数ヶ月前レイキャヴィクに戻り、どことなく都会的な洗練味が増したような気がした。以前からの清々しい雰囲気は変わらないが、歌唱のニュアンスにどことなく都会的なものを感じた。レイキャヴィクのシーンの中で、そしてツアーでも友人に囲まれて過ごす環境から離れ、見ず知らずの人々が行き交う中での刺激や孤独も知り、そこで一層自分の軸を磨き、その上で醸し出されたのが今回のライブのヴォーカルだった。

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 姉妹であるアススヒルドゥルのピアノは派手でも滋味でもなく、ところどころに耳に残るフレーズやハーモニーをつまびき、基本ミニマルなところはギターのアルバートと同じで、ストリングスがバックの要であったことは揺るぎないが、アルバートとアススヒルヅルのミニマルながら心を動かす演奏が、とてもいいスパイスになっていたと思う。

 つまりは非常にいいライブだった。ヨフリヅルの歌唱は魅力的で、一瞬一瞬の息づかいを聞き逃さないようにと、会場は常に静まりかえり(アイスランドでは珍しい!)、美しい弦楽器の演奏も華美にならず、そこに時にノイズをアンビエントにかませるギター音響とピアノのハーモニーが加わり、それはそれは息を飲むような美しい瞬間がいくつあったことか。それは結局、JFDRのアーティストとしての成長が周囲のメンバーを刺激し、ヨフリヅル自身も周囲からしっかりと支えられていることを自覚し、ありきたりな言葉ではあるけれど、全員の心がひとつになり、素晴らしいハーモニーを奏でていた。

 ストリングス付きのライブは特別な機会ではあるけれど、彼女はアルバートだけをバックにツアーすることもあり、実はそれがとてもミニマルで美しく、ヨフリヅルの雰囲気にぴったり。来年の春頃、もしかしたら来日する機会が作れるかもしれないので、ぜひご注目を。きっとヨフリヅル子がアイスランドの清々しい空気を日本へ運んでいくと思う。(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif  



        
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by ICELANDia | 2018-09-07 08:40 | 現地滞在レポート | Comments(0)
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