execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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2019年 10月 27日 ( 2 )
2018アイスランド・エアウエイブスレポート 4日目最終日

 (前の記事)この日はまず、前々年にバンド・コンテストで優勝したBetween Mountainsの演奏から。Hitt Husidにて。次のRavenも悪くなかった。歌唱力はあるので、どちらも小さく固まらず、どんどん実験的に音楽を開拓していってほしい。

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 そしてレイキャビクの数少ない5星ホテルのCanopyへ。このオフ会場の選択はものすごく手堅く、5星ホテルのラウンジ・アクトとして間違いないクオリティのアーティストばかりだった。Helgiの演奏は手堅く、写真は無いけれど次に出てきたUna Stefに至ってはファンキーで迫力もあり、ありがちな音楽とはいえ、グイグイと引き込まれていくその実力はあっぱれ。

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 あっぱれといえば、Eivorはどこから見ても聴いても超一流のアーティストに成長した。フェロー諸島出身の彼女はティーンの頃にコンテストで優勝。以来ずっとプロとして活躍。特に北米やヨーロッパでの人気は高く、逆をいえばそれほど知られていない存在なのは日本のみかと。民謡調の癖が気になるかが彼女を好きになるかのポイントかも。ポップ畑のパートナーと一緒になってからは、随分と聴きやすくなった部分も。大きなフェスのトリを取れる貫禄と実力、そして見た目もチャーミング。実際に話をするととても早口で、よく喋る。ステージ上の貫禄とのギャップがあるのが楽しかったり、彼女のことはティーンの頃から知ってるので、本当に成長したものだと・・・(正直、自分の成長しなさ加減が嫌になる)。

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 夜は更け、今回のアイスランド・エアウエイブスの個人的なハイライトが続けてやってくる時間に。それはSin Fangことシンドリ、Mumのオルヴァル、そしてSoleyの3人が組んだスーパーグループのTeam Dreams。このステージを見逃すと後がないという最後のライブで、最後にしてやっと見る機会ができてよかった。

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 最後はJFDF。チョコレートの抹茶味コンサートも見たからまた?という感じではあるけれど、アイヴォールも、Team Dreamsの面々も、そしてヨフ子も、みんなデビュー当初から見守ってきたアーティストで、個人的にも知ることになった人ばかり。どうしても見たくなるよね、応援したくなるよね・・・。
 他の人はわからないけれど、私は時々、自分のことを投影する(投影することができる)アーティストが現れる。ものすごく古くはジョミ・ミッチェルだったり、少し前だとサラ・マクラクランがそうだった。最近はこの人!というアーティストと出会っていなかった。そんな中、私は大人になったヨフ子の雰囲気がとても好きで、性格もいいし、アーティストとして出しているものも、なんというか具体的にどこがどう好きというより、全般に醸し出すものが好き。そしてあのヒョロんとした容姿にも、なんとなく親近感を覚える。

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 今回のJFDRのバックは、チョコ工場の時のギーザに加えて、キーボードとベースがあるベルト、ギターがキャルタン。全員の見た目も美しすぎて、なんかクラクラしそう。特にヨフ子のキラキラ衣装が文字通り眩しくて、思わず見とれて、見惚れてしまう。彼女の繊細なヴォーカル、大好きだ。心にしみるライブだった。涙、出てきたよ、ヨフ子。心の中がシーンとして、それでいて熱くなっている。アイスランド・エアウエイブスはまだ続き、あと数時間、音楽に浸ることはできるけど、この余韻を家まで持ち帰り、そのまま眠りにつきたい。よくあるパターンとはいえ、本当は次に行くライブを決めてたけど、ここで私の2018年のアイスランド・エアウエイブスは終わりにすることにした。今年もありがとう。

 毎年、いろいろな事情でフェスは様変わりしていく。フェス自体が上り坂で、楽しすぎて仕方がない時期を体験しているだけに、近年は正直言って少し寂しいフェスになっている。でも、それでも、やはりこうしてずっと音楽に浸っていられる日々は大好きだし、胸に迫るものも少なくない。あぁ、音楽にはやっぱりものすごい力がある。知られざるアーティストとの出会いをもっと大切にしたい。そう思いつつ、自分が好きなアーティストばっかり見てしまうのも許しつつ、さてさて、2019年はどうしようかと思う自分がいる。(次に続く

(小倉悠加 / Yuka Ogura)

アイスランドの文化、食、自然を現地からご紹介↓
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by ICELANDia | 2019-10-27 09:08 | Trackback | Comments(0)
2018アイスランド・エアウエイブスレポート 3日目

 (前の記事)2018年アイスランド・エアウエイブスの3日目は早い時間から業界向けのコンフェレンスをいくつか拝聴し、少しだけ若手のお披露目の場であるHitt Husidへ向かう。

 写真家のシバノ・ジョシアさんによれば、とてもファンキーで楽しかったのがKlakiだったとか。

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 そして私は夕方からチョコレート工場で行われるJFDRのスペシャル・イベントへ。その模様はこちらの記事に書いた通り。

 この日の夜は教会で素敵なライブがいくつも繰り広げられた。前夜、劇場でライブを行ったBára Gísladóttir(バラ・ギスラドッティル)、デビュー前から目をつけたところたちどころにシンガー・ソングライターとして成長したAxel Flóvent(アクセル・フロヴェント)。そしてお馴染みのÁsgeir(アゥスゲイル)。教会という厳かな雰囲気の中、じっくりとそれぞれの演奏を聞かせてくれた。


Bára Gísladóttir

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Axel Flóvent

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 Ásgeir

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 そしててんこ盛りに楽しかったのが、突然アナウンスされたBostonでのBodyPaintのギグ。メンバーはフェロー出身組2名(SakarisとKiasmos/ Bloodgroupのヤヌス)、アメリカ人トムの3人組。ヤヌスが作るビートに乗って破茶滅茶に楽しく、暴れまくりポップしまくり放題。突然アナウンスされたこともあり、観客の数は多くないけれど、参加者全員が大ノリで、久々にアイスランド・エアウエイブスのローカルノリの醍醐味を味わうことができた。

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 そして夜は続く。ノリノリのギグの後はチルを求めてさまよい、落ち着いたのがDJ系のHresso。こちらはBistro BoyことFrosti。

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 これはMölle Labelを主催するFuturegrapherことArni。

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 私のアイスランド・エアウエイブスはどうしてもゆったりゆっくり系が多く、アンビエント寄りではあるけれど、ポップ、ロック、メタル、本来はなんでもござれの音楽フェスだ。(次に続く

(小倉悠加 / Yuka Ogura)

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by ICELANDia | 2019-10-27 09:03 | Trackback | Comments(0)
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