execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29
2008年 02月 01日 ( 1 )
もしかして、Sirkusも救えるのか?!取り壊し前日、署名を持って市に直訴
 日本にいながら、北極圏に国土がかかる遠い国の、朽ちそうなバーの運命に一喜一憂するのもなんだか変だと思いつつ、やはりどーしても気になる。

 以前取りあげたSirkusの取り壊し予定が明日に迫るこの時に、Mr. Destinyが立ち上がりました!Mr.Destinyというのは、アイスランド最大の音楽フェスIceland Airwavesの主催者です。

 先週末には文字通りレイキャヴィク内の、アイスランド内の全てのミュージシャンが集まり、Sirkusで「壊すな!」のプロテスト・ライブを行っています。欠けていたのはワールド・ツアー中のビョークくらいのもので、シガーロス、ムーム、ムギソンといった国際的に名の通ったグループを始め、とにかくズラ〜っと延々と演奏が続いたそうです。ちなみにシガーロスはその翌日、レコーディングのためニューヨークへ。

 Mr.DestinyはSirkusの建造物が1917年の古い建造物であり、その上にアーティスト達の音楽文化における中心地としての価値が非常に大きいということをレイキャヴィク市の当局へ声明を出して訴えました。それから、Svavar Petur Eysteinsson(先日MUMと共に来日したSkakkamanageの中心人物)がアーティスト代表として約2千名の署名を市長に手渡しています。

 で、明日取り壊しというタイミングで声明を出すのかと思われるかもしれませんが、これに関しては現地在住の日本人の方から”アイスランド人の時間感覚とはそういうもの”ということを教えていただいています。

 私自身が少し付け加えれば、Sirkusには裏庭みたいなところがあって、そこでライブが行われたり、フリーマッケットがあったりと、何かと使い勝手もよかったので、取り壊しとはイコール裏庭も無くなっちゃうということなんです。

 音楽ファンにとっては、シガーロスやムーム発祥の地であり、ビョークの憩いの場でもあり、そういう場所が無くなってしまうのは、何とも寂しい。ビョークが2004年に作った「Triumph of a Heart」のPVの舞台がSirkusです。

 1980年頃、ボブ・ディランがデビューしたというニューヨークのFolk Cityというカフェに何度か足を運んだことがあります。60年代にはフォーク・シンガーの殿堂、メッカとして黄金期を過ごしたそのカフェも、80年代にはフォークは既に時代遅れで廃れていました。だから出ていたシンガーも特に印象的ではなかった。でも、くすんだ壁に囲まれた独特の雰囲気の中で、フォーク全盛時代に思いを馳せるのは楽しかったし、居心地がよさそうな雰囲気は充分に残っていました。そのフォーク・シティがいつ取り壊されたのかは知らないけれど、次に・・・80年半ばにニューヨークへ行った時には、もう無くなっていた。時代の流れとはいえ、寂しく感じたことをよく覚えています。

 で、Folk Cityは確かに廃れていた感がありありと出ていたし、周囲の新しいビルともミスマッチだったけれど、Sirkusは現在もみんなが大好きで利用している場所です。クリエイティブ・エネルギーの中心地として真っ盛りなのに、取り壊す?ピカピカのショッピング・センターの方が周囲とミスマッチだと思うけど etc etc。

c0003620_21455333.jpg 観光客の常連として、(ツアーを企画する)観光客の親玉として言わせてもらえば、Sirkusは残すべきです。古いものは全部残せと言っているわけでは決してないけれど、Sirkusは音楽ファンには超超重要なスポットなので、取り壊されたら大きな楽しみが減ってしまいます!いえ、百歩譲って取り壊してもいいです。でも裏庭付きで、同じようなものをまたあそこに建ててほしい。ピカピカのショッピング・センターだけはどーしてもイヤ!

 文科省大臣(左の女性)の「保存するよう文科相大臣として命令する」の一声が決め手になります。(小倉悠加)
by icelandia | 2008-02-01 00:06 | News | Comments(7)
ブログトップ | ログイン
外部リンク
ICELANDiaからのお知らせ
ツイッターやインスタでアイスランドの日常もご覧いただけます。Twitter Instagram
最新の記事
以前の記事
記事ランキング
検索
カテゴリ
タグ
最新のコメント
コメントを有り難う御座い..
by ICELANDia at 08:56
こんばんは 6年前にサ..
by Lee at 22:04
> MURATAさん ..
by ICELANDia at 08:04
ブログジャンル







Copyright © 1997-2008 Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - ヘルプ - エキサイトをスタートページに | BB.excite | Woman.excite | エキサイト ホーム