execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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北欧アイスランドの愛らしく素敵な絵本をどうぞ!
北欧アイスランドの愛らしく素敵な絵本をどうぞ!_c0003620_16124667.jpg 北欧はアイスランドのと〜〜っても可愛くて素敵な絵本が日本語に翻訳されたので、今日はそのご紹介です。先日、駐日アイスランド大使館で絵本の発売を記念するパーティもあったので、そのレポートも併せてお届けします。

 まず一冊目は『ディンマリンのおはなし』(瑞雲舎)アイスランドで半世紀以上読み継がれている、ディンマリンという女の子が主人公のとても愛らしいお話です。
北欧アイスランドの愛らしく素敵な絵本をどうぞ!_c0003620_1545558.jpg 著者はグズムンドゥル・トルステインソンという男性で(写真右)、1921年に彼がイタリアへ向かう途中、姪っ子のヘルガのために作ったのが、この物語でした。しかし1942年まで正式に出版されることはなく、著者のグズムンドゥルは残念なことに、お話を書いて間もなくの1924年に33歳の若さで他界しているため、初版を見ることはありませんでした。著者はアイスランド初の映画俳優でもあったそうで、写真を見てもわかるように、とてもハンサムな男性ですね。 
北欧アイスランドの愛らしく素敵な絵本をどうぞ!_c0003620_16131541.jpg 左の写真が初版の装幀になります。この本が日本に登場したのは実は初めてではなく、丸善FOSSETTEシリーズの一冊として、アイスランド語のまま『Sagan af Dimmalimm』として日本に輸入されています。その時は『ディマリム』とタイトルが表記されていました。私の手元にもそれがあり、どうやら1992年に発行されたもののようです。丸善が扱った本の装幀は、現在の日本の装幀と基本的には同じです。
 いかにこの物語が愛されているかという証に、音楽でもディンマリン(ディマリム)は多くのアーティストが取りあげています。例えば、ヨーエル・パルソンはアルバム『鏡の国のアイスランド』で「songurinn um Dimmalimm(ディマリンの歌)」を、オスカル・グジョンソンもアルバム『静寂の余韻』で「dimmalimm」を、他にも数多くのアーティストがディンマリンの曲を作り演奏しています。
 アイスランドでこのお話は腹話術としても上演され、ここには子供達がディンマリンを劇で演じている写真が数多くあります。
北欧アイスランドの愛らしく素敵な絵本をどうぞ!_c0003620_164775.jpg 大使館で行われたパーティの時は、日本アイスランド協会会員で女優の野田よし子さんがこの絵本を朗読をしてくださり、ちょっぴり大人っぽくて素敵なディンマリンを聞かせてくれました。

 また、ディンマリンの名は、アイスランドのアイスランドの絵本に贈られるイラストレーション賞=ディンマリン賞としても使われ、そのディンマリン賞に輝いたイラストレーターが挿絵を担当した絵本が、次に紹介する『やねの上にさいた花』(さ・え・ら書房)です。

北欧アイスランドの愛らしく素敵な絵本をどうぞ!_c0003620_1615168.jpg 私が初めてアイスランドへ行った時、その絵があまりにも面白くてカラフルで可愛くて素敵で、アイスランド語が読めないのに興味をそそられてつい買ってしまったのがこの絵本でした。
 初版は1985年。お話はインギビョルグ シーグルザルドッティルという女性が書いていて、このストーリーが面白い!・・・って、かなり長い間、アイスランド語が読めなくてストーリーを知らなかったのですが。
 田舎暮らしをしていたグンニョーナおばあちゃんがある日病気になってしまった。難なく回復したものの、田舎で年寄りの一人暮らしはイザという時にたいへん。最初は田舎を離れることを渋っていたおばあちゃんは、都会暮らしも面白いかも!ということで、都会への引っ越しを決行。そして繰り広げられる心温まるドタバタ・・・・。
北欧アイスランドの愛らしく素敵な絵本をどうぞ!_c0003620_16142592.jpg こんな面白い話を書くのは、きっと有名な作家に違いないと思ったら、同名異人で作家は存在するものの、こ本の話を書いた人は美術方面の仕事が本職のようで少し驚きました。片やイラストレーターはイギリス生まれでアイスランドに20年以上住んでいるというブライアン・ピルキントン(写真)。とても人なつっこい笑顔の人で、写真を見て思わず会いたい!なーんて思ったりして。
北欧アイスランドの愛らしく素敵な絵本をどうぞ!_c0003620_1663228.jpg ピルキントン氏が初めてイラストを付けたのは、1981年に出版された『Astarsaga ur fjollunum(A Love Story from the Mountains)』という本で、以来アイスランドで数多くの絵本にイラストをつけ、時には自分でも話を書いています。彼がイラストを付けるものは、どれも定番になり、アイスランドの本屋で必ず見かけるものばかりです。特に『やねの上にさいた花』、ユール・ラッズ(13人のサンタ)やトロールの絵本は定番中の定番になっていて、アイスランドの土産物屋へ行くと、彼のイラストによるトロール・グッズ(マグカップ等)もよく見かけます。
 大使館のパーティでは、ピルキントン氏のイラスト原画も飾られ、印刷された本ではわからない微妙なタッチややわらかな色合いに感激しました。写真ではとても伝わらないので、まったく撮影しなかったのですが、雰囲気をお伝えする用の写真くらいは撮るべきだったと反省。でも、書店で原画展がある場合はここにアナウンスされますので、ぜひご注目を。『ディンマリンのおはなし』は絵本のパネルと、絵本の舞台となったアイスランドの景色の写真展も兼ねていました。
北欧アイスランドの愛らしく素敵な絵本をどうぞ!_c0003620_16101225.jpg
 
 どちらもとても楽しい絵本で、老若男女を問わず心から楽しめる素敵な書物です。書店の方々は出版社に相談すれば、原画やパネルを貸し出していただけるようですし、場合によってはおいしいアイスランドの食材を共にお楽しみいただけるかもしれません。ご希望があればぜひ出版社の各担当にお尋ねください。地方自治体での書籍や子供のための催し等にもいいかもしれませんね。無責任に私があれこれを言うべきではありませんが、本当に素晴らしい本なので、多くの方々にいろいろな角度から触れる機会を持っていただきたいと心から願っています。
  書店で見かけたら、ぜひ手に取って見てくださいね!(小倉悠加)北欧アイスランドの愛らしく素敵な絵本をどうぞ!_c0003620_13213440.gif




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by icelandia | 2006-11-26 16:18 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 伊藤 at 2006-11-29 13:02 x
あらら、Blomin a THakinuは、僕がちりうで講演した時に紹介した絵本ですね。そっか〜。日本で出版されたとは!嬉しい驚きです。
Commented by icelandia at 2006-11-29 14:59
伊藤さん、そーなんです。私もこの本の出版はずっと気づかずにいました。ぜひ生徒さんにもご紹介ください!
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