| アイスランド国民はEUに加入したいのか? |
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何かの波のように、押し寄せては引き返し、引き返しては押し寄せる「EU加入」の世論。世論というよりも、政府の政治家の考え方も大きい。 アイスランドはEUに属していない国だ。けれど、EFTA / EEAには加入しているため、ほぼEU諸国と同じようにEU圏内とビジネスができるようになっている。しかしながらEU加盟国ではないため、アイスランド最大の資源である漁業の海里を他のEU諸国と共有せずに済んでいる。それはいいけれど、人口40万人に見たない住民しかいない孤島のアイスランド・クローナという独自貨幣は心許ない。EUという大きなものに飲まれていった方が安定するのではないか?等々。 最後に国民投票の話が出てきたのは、2008年の経済崩壊直後だった。けれど、あの時は結局国民投票は行われなかった。そして近年またこの話題が再沸騰し、今年の8月に国民投票が行われる。この投票で加入が決定される訳ではないとはいえ、大きな話題であることは確かだ。 ![]() この話題は移民の間でも興味を示す人が多い。アイスランド唯一の英語情報紙Grapevineも5月の最新号でその特集を組んでいる。最近はこの国も移民が20%近くを占めるといわれている。私自身も含めてアイスラン語を理解しない人も多いので、英語記事はありがたい。 ![]() どのような政策にも長短はあり、全てが薔薇色の政策は存在しないのではないだろうか。結局、どちらの方がリスクがより多く回避でき、国民のためになるのだろう?というところに尽きるのは、いかなる種類の投票も同じことだろう。 地方選挙は私のような間借り移民にも投票権があるが、国民投票は文字通り国民のみに投票権が与えられている。 さて、アイスランド国民はどちらを選ぶのだろうか?中間の答えはなく、 イエスかノーのどちらかしかない。(小倉悠加 / Yuka Ogura) ![]() ![]() アイスランドの日常をお届けする小倉悠加のSNS Twitter |
by ICELANDia
| 2026-05-15 05:49
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