| アイスランドの編みもの事情?! |
|
アイスランド入植時には動物たちも人間と共に船に揺られてやってきた。その中で一種類だけ、人間に最も役立った動物を挙げよと言われたら、アイスランドの誰もが羊だと言わざるを得ないだろう。 アイスランド人の歴史は羊と共にある。そんな風にも言われる。羊は食糧になり、衣服になり、その皮に文字を記して記録が残されてきた。そのせいかアイスランドでの編み物の地位は高いと言わざるを得ない。夫の会社では会議中スマホは絶対に見てはいけないが(時間を見る等の言い訳も通用しない)、編み物はオッケーなのだ。もちろん、編み図とにらめっこの難しいものではなく、機械的に手を動かしているだけのようなものらしいが。 私は空港のパスポートコントロールのところで編み物をしていた係員を見たことがあり、仰天したことがある。パーティ会場などでも編み物はオッケーだし、唯一白い目で見られるのは葬式だけらしい。結婚式での編み物も大丈夫らしい。 たまたま私の母方の祖父母が毛糸屋を営んでいた。なので私は小さい頃から手芸に親しんできた。編み物も、知らない間にやっていた(笑)。しょっちゅう編む訳ではないし、実際、アイスランドとご縁ができてから、ン10年ぶりに何かを編むということをし始めた。現在も四六時中編んでいる訳ではない。それでも、編み物は好きだし時々やる。 10月に友人がアイスランドに来たたため、何かと思い簡単な帽子を編んで渡した。それがきっかけで、現在はちょっとしたものを編みたい気分になっている。なっているというか、編んだ。友人にプレゼントした帽子の写真は撮らなかったが、その次に編んだのがこの帽子。Alafosslopiというアイスランドの毛糸に、輸入もののポップなモヘアを引き合わせてみた。帽子が可愛すぎて似合わない(笑)。 ![]() これを編むとセーターも欲しくなり、そういえば日本から編み物の本を買ってきたのだったと本棚からそれを引っ張り出し、表紙のセーターと似たような色で編んでみた。編み図は参考にしたけれど、編み方(本はネックから編んでいるが、私は下から編んだ)も違うし、模様の目数も異なっている。 ![]() これは帽子よりも一段階細いLettlopiという毛糸で編んだ。コロナ前まで、このレットロピは一玉(50g)500円程度で購入することができ、毛糸の質もよく、非常にコスパがよかったけれど、コロナを境にどんどんと値上がりして、現在は700円弱になってしまった。それでも、羊毛100%で軽くて暖かいので、とても重宝するし、自分で編めば毛糸代のみなので、とてもお買い得と言える。 着用してみると結構かわいい(セーターが!)。毛糸が少し余ったので、お遊びにお揃いのバッグも編んでみた。お揃いで持つのは恥ずかしいけれど、なんとなくいい感じだとも思ってる。編むこと自体が楽しいので、編んだものは使いたいけれど、使わなくてもいいかな、とも。 ![]() 少し時間ができたので、がんばって編み物をしてみました。クリスマスまでに彼のセーターも編まなくちゃという感じです。(小倉悠加 / Yuka Ogura) ![]() ![]() アイスランドの日常をお届けする小倉悠加のSNS Twitter |
by ICELANDia
| 2024-10-30 06:53
| News
|
Trackback
|
Comments(0)
|











