アイスランド13人のサンタ、12月24日ろうそく大好き!譲って譲って!! |
アイスランドでは13人のサンタが12月12日に山からひとりずつ降りてきます。そのサンタを毎日ご紹介中です! 13日目、クリスマスイブの12月24日は「Kertasníkir / ろうそく譲ってサンタ」です。 英語はCandle-StealerまたはCandle -Beggarで、ろうそくを見るとその光りを見つめるというより・・・。この人が山へ帰るのは1月6日です。 Kertasníkir / ろうそく譲ってサンタ フィギュア http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=68313925 ![]() クリスマス・イブの12月24日に山から降りてくるのもお腹を空かせたサンタで、彼はろうそくを見れば片っ端から食べ ていきます。 ろうそくを食べる?と疑問に思うかもしれませんが、かつてアイスランドのろうそくは魚の脂で作られていました。寒く暗く長い冬を明るく照らすのは、魚油だっ たのですね。特においしいものではありませんが、かつてのろうそくは食べることができたのです。 アイスランドのクリスマスは、12 月24日の夕刻、ルーテル派の教会の鐘の音と共に始まります。教会へ行く人もいますが、たいたいはみな家でラジオやテレビ放送を見ながら祈り、その後は楽しい ディナーの時間です。 商店も開いていないため街はひっ そりと静まりかえり、それでも家々の光は暖かく、明るく・・・・。家族が集う本来のクリスマスらしいクリスマス・イヴをおくります。 アイスランドの13人のサンタクロース(クリスマス・ピープル)も、ろうそくサンタが最後のひとりで、翌日のクリスマスからは、12月12日にやってきた最初のサンタから、また一人ずつ山へ戻っていきます。(小倉悠加/ Yuka Ogura) ![]() |
by icelandia
| 2013-12-24 00:09
| 13人のサンタクロース
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