シガーロス Kveikur関係オリジナル・イラスト販売!イラストレーター・スタジオ訪問記 |
ICELANDiaの小倉はアイスランドから昨日また戻ってきました!日本での帰国が短かったので、私がず〜っとアイスランドに居ると思っている人が最近増えているようです(笑) 1週間ほどの短い滞在でしたが、結構面白いことも多く、アイスランド音楽が大好きなICELANDiaブログ読者のみなさんにお裾分けできるハイライトは、シガーロス関係でした! シガーロスの『Kveikur』はがっつりとかっこよくハードになって、私は大好きですが、みなさんはいかがでしょうか。 音と同じく、今まではキレイめの芸術的だったアートワークを、どちらかというと荒っぽく、ダーティにしたような感じがあり、それもきっと狙いなんだろうなぁと、彼らの冒険心に感心しています。 そしてイラストレーターの名前を見ると「Sigga Bjorg Sigurdardottir」。あらら、シッガじゃないですか。へ〜、今度会ったら話を聞いてみようっと! そう思っていたら、友人がやっていたフリーマーケットに彼女も参戦していました。そこで描いていたのがヤードセールのサイン。プロのイラストレーターだけあって、とっても上手! 「シガーロスのアルバムを見て驚いたわ。すごいじゃん。おめでとう。どこでどーなってシッガがやることになったの?」 「グラスゴー公演の後に頼まれたの。ヨンシーとは以前から何かいっしょにやりたいねって言ってたから、その延長みたいな感じかな」 なーるなるなる。「それじゃ、イラストのおこぼれで売りたいものはないの?」と尋ねたところ、「あのプロジェクトをやるために、いろんなイラストを描いたから、それでいいならあるわよ。スタジオへ見に来る?」 おー、ラッキー!知人のフリマがシガーロスのイラストに変身するとは、さすがはレイキャヴィク。「行く、行く!でも明後日帰国するから、明日しか時間ないけど」 ということで、急遽シッガのスタジオにお邪魔しました。 そして私を出迎えてくれたのは、アレックス君。 「違う違う!そのアレックスじゃないって!」(爆笑) 「Kveikurに使った実際のイラストはこれ。このままじゃなくて、フォトショップしたけどね」 おぉ、なるほど!確かにそういうのあったね。文字は削除してあったけど。 「こういうのに決めるまで、いろんなのを描いたから、今日ユーカに分けてあげられるものは選んでファイルしておいたわ。実際に使われたイラストは販売できないけど、同じシリーズものよ」お〜、ありがと〜! そして、たくさんオリジナルも見せてもらいました。「これが、CDのレーベル面に使われたイラスト」 「こっちはLPのレーベルに使った。色は赤くしてあるけどね」 「背景にしたからよく見えないかもしれないけど、これが背景のオリジナル」 「これが木!周囲にはさっき見せたイラストから文字を排除してフォトショップして並べた」 という感じで、いろいろなイラストを見せてもらいました。シガーロス・ファンであれば涙ものですよね! 彼女はイラストレーター、アーティストとして国際的に活躍していて、一番お世話になっているのがドイツのギャラリーで、次にグラスゴーとも縁が深いそう。 そして、箱の中に本らしきものがあるので、「これは?」と尋ねると、50冊限定のイラスト絵本ということ。50冊で冊数が少ないのですが、10冊ショップ用に分けてもらいました。9編のストーリーを言葉とイラストでつづったもので、150ページ以上あるボリューム。ナンバリングのところに、サインをもらってきましたよ! ということで、シガーロスのKveikur関係のイラストを、それもオリジナルの一点もので20点ご販売することになりました。価格を決めるのに爆笑しっぱなしで(なぜか彼女と私だと、何でも爆笑になってしまうのよね〜)、私があまりにも安く言うから、 「ゴメンゴメン、だって私アートのことわかんないんだもん」 「いや、私も自分は描く人だから売ることはよくわかんないんだけど、あまり安くしすぎると、ギャラリーの人から怒られるから」 「でも、ウチのショップちっこいから絶対にわかんないよ。日本語だし」 「まね、でもさぁ、情報でどこでプーって漏れて臭うかわかんないじゃん」(爆笑)みたいなw アートの価格は分からないとはいえ、オリジナルなので一点しかなく、シガーロスのKveikurに使われたイラストのシリーズなので、こんな感じか?!ということで値段をつけました。 ちなみにKveikurに使われたイラストも、海外のどこかで個展をやって売り出す予定だそうですが、その時はこのイラストの5-10倍の価格になるかと思います。なので、この機会を狙っていただければです。 ちなみにシッガはミカエル・リンドのガールフレンドで、当然というか、こちらのアルバムもシッガのアートワークです。 Mikael Lind 『 Felines Everywhere 』 http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=44599936 「それじゃ、また10月に来るね」と言うと、「秋頃からグラスゴーに移るの。展示会があるし、アイスランドには戻ってくるけど、当分の間離れると思う」ということでした。(小倉悠加/ Yuka Ogura) シガーロス・スタジオ見学もできるアイスランド・ツアー!↓ 日本での扱いはここだけ!というアイスランド満載!↓ |
by icelandia
| 2013-06-27 16:37
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