アイスランド・エアウエイブス2012(9): ビョークと仲良くソラリス鑑賞も! |
![]() 例えば、アイスランド好きへのプレゼントには、こんなタグはいかが?アイスランドのクラフト展で仕入れてきたものです。 ![]() その他、キッチンタオルや、聖歌隊が歌うクリスマス。私が大好きなアルバムなどもご紹介しています。厳選したので、あまり商品数はありませんが、ぜひこちらの一覧をご覧くださいね。併せて、アイスランドのニット小物も見ていただけるとうれしいです。 == 2012年アイスランド・エアウエイブス・レポート(9)== 11月3日後半 教会クラシックライブ、ギター・チル・アンビエント、 楽しいポップロックまで最強ラインアップ! photos by Joshia Shibano クレジットがないのは私のスナップ写真 前回のレポートはこちら。 一応おさらいをすれば、土曜日は午前中から午後にかけてブルーラグーンへ行き、レイキャヴィクに戻ると急いでオフ会場の Marketaを見た後、 Marina Hotel でFor a Minor Reflectkon を。 前回、私のスナップをお届けしましたが、For a Minor Reflectkonはシバノさんが撮影してくださっていたので、そこからレポートしますね。 ベース奏者が風邪でダウンし、ベースがすごく急ごしらえだったにも関わらず、上手に息を合わせていました。 ![]() 翌日に シガーロス の公演を控え、そのリハーサルを抜けて自分のバンドのライブをこなしにきたキャルタン。 ![]() このバンド、年々切れ味もドライブ感もよくなってきていて、何かのきっかけさえあれば、いつでもブレイクしそうなクオリティ。みんな見た目もかっこいいし、ひたすら応援! ![]() ここで日本人ファンと会っていただけるようマネージャー氏にお願いをして、楽器を片付けた後、シガーロスのリハーサルへ直行しなければならないキャルタンを除いて、みんな丁寧に会ってくれました。メンバーのみんな、いつもありがとう♪ そしてこれからがメイン会場のパフォーマンス巡りになります。1時間ほど間があったので、その間にサっとホテルに戻って簡単なメールチェックなどを済ませ、夕食をとって教会のFrikirkjanへ。 ここで行われたのが、SOLARISのスペシャル演奏会。ソラリスといえばタルコフスキーの映画ですが、彼らがその映画の音楽を再構築するという試みで、それに関するインタビューは以前ご紹介済みです。ここ。 今回はその音楽を教会という荘厳な雰囲気の場所で、ベッドルーム・コミュニティ・レーベルが誇る新進気鋭の現代音楽作曲家ダニエル・ビャルナソン指揮 によるオーケストラと、 国際的に評価の高いダーク・アンビエントのベン・フロスト が電子楽器演奏を重ねるという贅沢。それも前半、後半の計2時間強という長丁場。 アイスランド・エアウエイブスの場合、メイン会場でも40分が普通なので、2時間強はものすごい。たぶん、アイスランド・エアウエイブス史上初めて! ![]() この演奏が素晴らしかった。静けさの中に感じる情熱とでもいうのでしょうか、オーケストラの分厚い緊張感を切り裂くように、電子音が割り込み、冷静を装いながらも裏に激烈な思いが潜んでいるような、そんな微妙に揺れ続ける世界感を、繊細かつスリリングな演奏でたっぷりと楽しませてもらいました。唸るような、さすがのベッドルーム・クオリティ! いくらでも居座っていたかったけど、Skuli Severrissonをどーしても聞きたかったので、前半後の休憩時間にIdnoへ移動。これ、完璧に後ろ髪引かれたわぁ。 Idnoに到着すると、この前オフ会場でチラ見をしたカナダの Mo Kenny がやっていた。おや、予定はオルロフ・アルナルズじゃなかったのか? ![]() そして待ちに待った Skuli Sverrisson の登場。私は2年ほど前にアイスランド・エアウエイブス終了後に行われたスクリのライブを見ていて、あれが素晴らしかった。彼が奏でるギターの微妙なうねりは、まるで脳をマッサージされているような感じで、とても心地よかった。あれが忘れられず、あぁいうライブを期待していると・・・・。 バックに誰もいない!そのうちに誰か出てくるのかと思ったら、ずっと一人。それも、アルバム曲のメロディーのモチーフは時々チラっと使うけど、それだけで、最初から最後まで鬼のギターアンビエント!それはそれでよかったけれど、でもバンドで見たかったなぁ。 ![]() 後日、私が帰国する際、スクリとアルバムを出している オスカル・グジョンソン に空港で会い、スクリの話もたくさんでて、彼によればスクリはあぁいうのが一度すごーくやりたかったということでした。アーティストがそうしたいというのであれば、それがあの時点の彼がやりたい音楽なので、それはそれでいいかと思うけど、でもバンドで見たかったぁ(クドイようだけど、だってあのバンド、本当に素晴らしかったんだもん!) この日は強風ではなかったので、会場移動も楽。なので次は 美術館会場 へ。 そこでやっていたのが Sin Fang(シンドリ) 。彼のバックには Seabear仲間のSoley などもいて、顔なじみファミリーで気分もほっこり。シンドリって、自己主張が無いのかと思うほど寡黙な印象なんだけど、ライブの彼は、いつも緊張したような顔つきなんだけど、音楽は表情豊かで、個性がしっかりと出ていて、とてもいい。 シンドリは2013年2月にリリースされる新作『Flowers』をぜひお楽しみに。アーティストとしての規模感というか、大胆にシンドリの世界感が出ていて、これがすごくいい出来なのです!!! ![]() そしてなぜ私が美術館会場へやってきたのかといえば、Sin Fangと一石二鳥だったのと、また、もしや ビョーク が飛び入り?という淡い期待をもって、 Dirty Projectors を見たかった。 こちらがセットリスト。 ![]() アイスランド・エアウエイブスでは、ほとんど海外のバンドを見ず、アイスランドのアーティストばっかり見てますが、いやぁたまには海外のバンドもいいものです。楽しいし、なにあのハーモニー?!どうやって重ねてるのかわからないけど、ハーモニーがよすぎてびっくり。 ![]() 見た目のことで申し訳ないんだけど、白いタイツは足が太く見えると実感。白いと目立つからね。遠くから見ればいいけど、フォトブースは最前列なので、同じ女子としてちーと気になった。 ![]() 女性の方が目立つけど、彼ががっちりとバンドをまとめてる感じでした。ヴォーカルに男女両方いて、どちらもリードが取れるのは、やっぱりプラスだなぁ、と。オブモンスターズもそうなんだけどね。 ![]() 残念ながらビョークは出現せず。後日談ですが、ビョークはソラリスを聞きに行っていたそう。ちゅーことは、私はビョークと同じ音楽を、同じ観客として聞いていた、と。ひゃ〜!l (次回に続く)(小倉悠加/ Yuka Ogura) ![]() 北欧のニットアイスランドのクリスマス・グッズや音楽はここ!↓ ![]() |
by icelandia
| 2012-12-18 01:58
| アイスランド旅行お裾分け情報
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