アイスランド・エアウエイブス2012(1):初日前半 ミュージシャンに囲まれ濃厚にスタート! |
今年もアイスランド最大の音楽フェス、アイスランド・エアウエイブスを存分に楽しんできました! 私のツアーに御参加くださったみなさまには、他では絶対にできないスペシャルな思い出をたくさん作っていただけるよう、長年培ったコネを今年も駆使して、濃厚で充実した時間を過ごしていただきました! 総合的に見ると、たぶん歴代で最高のフェスだったのではないでしょうか(私は2003年からこのフェスを見続けています)。 なぜそういう評価になるかといえば、とにかく運営がよかった。受付等もアイスランドにしては分かりやすくスムーズだったし、30分、1時間遅れが当たり前だった会場の進行も、今年は最高でも15分程度しか遅れていなかった気配(少なくとも私が行った会場では)。 また、海外組アーティストのPolicaの(わがまま)ドタキャンにもめげず、しっかりとメインアクト(Purity Ring)を出してきたし、ニューヨークの天候の都合で飛行機が飛ばずに出演キャンセルとなったアーティストも、アイスランド現地の大物アーティストが急遽出演を承諾してしっかりと穴埋め。 加えて今年はレイキャヴィクが嵐のような強風に見舞われ、強風慣れしているアイスランド人もびっくりのスゴイ風でしたが(場所によっては風速30メートル以上を記録。レイキャヴィクで15メートルくらい)、これも特に混乱なく過ごすことができ、ある意味、打たれ強いフェスであることも証明。 それから、今年は国立コンサートホール&コンベンションセンター、ハルパの使い方が今年はとてもよかった!やっぱり1年も経てばアーティストも観客も近代的な建造物であり、本格的な音響環境のあるホールに慣れて、運営側も考えただろうし、特に強風の日はハルパにこもれば3会場つぶせるので風雨の中に並ぶのとは段違いなので、とてもよかったと思います。 ただ、このフェスの常連としてはNASAの閉鎖はひどく寂しかった。それはみんな異口同音に言っていたこと。初参加者には関係なかったことですが。 あとは、年月を経て国際的なフェスに成長しただけあり、演奏の内容全般にレベルアップを感じます。これは数年前からそうだったかな。 でも私が「歴代最高」という感想を抱くのも、もしかしたら私自身が、いかに割り切ってこのフェスを楽しむかを塾得したせいもあるのかもしれません。なにせ一晩に7-80組が演奏するため、全部見るのは無理。なので、何を見て何を切り落とすかの腹の括り方も、ひとつの大切な要素です。 == 2012年アイスランド・エアウエイブス・レポート(1) == 初日10月31日前半 ミュージシャン・レセプションに迷いこみ、いきなり濃厚にスタート! photos by Joshia Shibano ジャケ写は除く 今年もアイスランドの音楽のクリスマス、アイスランド・エアウエイブスがスタートします。その前まではなーんでもなかったレイキャヴィクの街が、前日から何となくワサワサし、街中の人通りも増えてきます。 今年は、例年よりも2週間遅いフェスのスタートだと、日照がちょぴっと短い感じ。なので気温も低め。 個人的にはフェス開始に伴い、3週間ほど借りていたアパートを引き払い、ホテル住まいに。それまで50平米の部屋を独り占めしていたので、日本のワンルームみたいな手狭なホテルの部屋にはちょっとヘコんだけど、寝に帰るだけだからいいか、と自分をなだめる。 そして今回のフェス初ライブはKiriyama Family。そういえば去年も、フェス前日にKEXへ行ったところ、このキリヤマがライブ録りをしてたんだっけ。 前回も力強いヴォーカルと、ハーモニーの良さにちょっとびっくりしたんだけど、今年はそれが随分とこなれて、手慣れて、とても手堅くいいグループになっていた。実は私、隠れ(?)Kiriyama familyファンではないかと思うほど、結構気に入ってるんですよぉ。というのも、ツイン・ギターが好きだし、元来ポップスが好きなせいもあるかも。デビューアルバムの出来もいいですよぉ。 元Nilfiskのメンバーが数名入っていて、Nilfisk時代から考えると、本当に成長したなぁ、と・・・(今年はこういう、母親的な感想が多いかも。最初からお断りしておきますね(笑) このオフ会場で会ったのがアメリカ人監督のボーエン君で、各国に散らばるフェス常連とこうして会場で会うのも毎年の楽しみ。 そして次なる場所に移動する前に私がスケボー広場と呼ぶ場所を通りがかると、見たことのある顔が!おぉ、 Agent Fresco ね。面識はないんだけど、せっかくなので声をかけると、日本語的に言えば「お噂はよく聞いていました」みたいな感じで、私が声をかけたのがよかったのか、とてもニッコリしてくれました。で、ドラマー(アフロ髪)とヴォーカルのアルノルとその彼女と記念撮影。 一瞬の出来事だったけれど、いかにもアイスランド・エアウエイブスらしい瞬間で、あぁフェスが始まったんだぁと実感。 そして妖精小屋(?)の極小会場では演奏が始まり、中を覗いてみるとアーティスト3名、客3名の6名しか中に入ってない(仰天(@_@)) この小屋は、 Inspired by Icelandという観光キャンペーンのために作られ、各国のキャンペーン会場を回っているとのこと。中に入って演奏聞きたかったけど、ここではマジックパス(マスコミ用のフェスパス)も効力がなく、アイスランドの寒空で1時間待ちはさすがにできずに断念。 小屋の中の様子は外のサイネージに映し出されるし(ウエッブキャストもしていたみたいです)、音もPAで流されるので、ある程度は楽しめるんですが、「中に入ってる人、たのしそ〜」というウラヤマ・イイナイイナ状態の方が先に立つ感じかな。 で、このサイネージの下にいるのはもしや・・・・ あらま、 ムームのオルヴァル とシーベアのシンドリじゃないですかぁ。おーおー、オルヴァルとはアイスランドの国際空港からのバスで同乗していた時以来。「え?!あれからずっとアイスランドに居たの?」と尋ねられてしまいました。はい、居ましたよぉ、3週間も何やってたんでしょうねぇ(笑)。 なので、ここでも記念撮影。今年は記念撮影が多いっす。 そして向かった先はメイン会場のイズノでしたが、音楽を聴きに行く目的ではなく、 ドイツのモール・ミュージックのレセプション にお呼ばれしていたのでした。 ドイツのモールというのは、アイスランドのキミ・レーベルのアーティストを数多く世界に配給しているレーベルで、パスカル・ピノン、シーベア、ソーレイ、シンファン、FM Belfast, ボルコ等がそのアーティストです。 到着すると、メイン会場だけあり パスカル・ピノン がリハーサル中でした。で、シバノさんと私は2階へ向かいます。 この時期のレセプションというのは、もう九分九厘プレス向けレセプションなので、てっきりそうだと思って行ってみると、なんか雰囲気が違う・・・。ハッキリ言って、マスコミ率ゼロ。 集まっている面々を見ると、ほぼ全員ミュージシャン。あとプロデューサーやマネージャーがちらりと混ざってるか、という程度。 この写真でどの程度判別できるかは分からないけど、前述のアーティストが勢揃い!パスカル・ピノンのプロデューサーだから、 アレックス・ソマーズ もいるわけですよぉ(写真では後ろ姿で見えてる) 部外者って私らだけ??!それではなぜ私がここに迷い混んだかといえば、いえ、迷った訳では無くて、せっかくなのでメールで何度かやり取りをしていた レーベル・オーナーのトーマスと「レイキャヴィクで会いましょう」ということにしていたので、トーマスが呼んでくれたのでした。 提供されたのはビールと簡単な食事で、この食事が実においしかった。見た目なーんでもないですけどね。 黒いのはちょっと甘い地熱パンで、白いやつがアイスランドの伝統料理である魚とポテトのマッシュ。これが基本に忠実で素朴でおいしいかった。私3回くらいお代わりしました。ここで食べておかないと夜中まで時間が無いことを知っているので、しっかりと食べさせていただきました。ありがとう、トーマス! それにしてもよくこの場所で私が浮かなかったこと(いえ、実際には浮いていたのかもしれません)が、大半が個人的に話したことのあるミュージシャンばかりなので、私自身もそれほど違和感がなかった。 せっかくなので、モール系のアーティストにここでサインをもらいました。これはリハーサルを終えて上階にやってきたパスカル・ピノンの双子ちゃん。サインしてくれたのはニュー・アルバムの『 Twosomeness 』です。 思い返せば、そこにこのアルバムのプロデューサーであるアレックスが居たので、彼にもサインしてもらえばよかったと反省。あの場所でそれを思いつかなかったのが悔やまれます。ごめんなさい、みなさま。 他にサインを貰ったのは、 ソーレイの『We Sink』のとシンファンことシンドリの『Summer Echoes』。 とびきり可愛いサインをしてくれたのが FMBelfastのメンバーであり、イラストレーターのローアで、こーんなキャラを描いてくれました。こちらでご販売 しています。 で、記念撮影しまくりになりますが、誰の手が分かってないピースサインが映ってるのが、ムームのグンニ。彼から「あぁ、久しぶり!」と声をかけてきてくれました。オルヴァルはよく会うんだけど、グンニは確かに久しぶり。 それからこの可愛らしい女性は シーベアーやムームでバイオリンを弾いているグッギー 。彼女は後日、シガーロスのレイキャヴィク公演でもバイオリンを担当。それはいいけれど、弓を持つ手をケガしていて、包帯姿で痛々しかったです。「弓は握れるから演奏は問題無し!」と言ってました。 端の男性はシンガポール・スリングのマラカス担当 シッギ君 で、ミュージシャンのサッカー大会でもいつも大活躍。真ん中の恰幅のいい男性は、いくつかのアーティストのマネージャーをしている ヨーイで、私は彼が12Tonarで働いていた時に初めて会ったので、もう何年前になるんだか。アミーナのメンバーの旦那さんでもあります。 そしてこれが、アレックス。アレックスの横の男性は彼のお友達だけど、誰かわからなくてごめんなさい。 レーベルの親分、トーマス・モールとの写真もあるのですが、アーティストではないので、顔出しがオッケーなのかわからないので、個人的にFacebookにでもはり付けておきます。(後半へ続く) (小倉悠加/ Yuka Ogura) 新譜続々のアイスランド音楽はここで!↓ |
by icelandia
| 2012-11-19 19:29
| アイスランド旅行お裾分け情報
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