| ヨンシー東京公演セットリスト(普通のとジョーク・ヴァージョン) |
12月4日新木場コーストでのヨンシー公演に行かせていただきました。チケット発売開始数時間後にサイトへ行ったのですが、既に売り切れ。追加も買い損ねてしまいました。そのことを、レイキャヴィクでたまたま会ったヨンシーに伝え、今回こうして快く会場に私を入れてくれた、ヨンシーの心遣いにまず大感謝。![]() ライブのレポート用にレコード会社から写真を数点いただけそうですが、そういった写真は他のサイトでも見られるでしょうから、私はごく個人的な感想を。以下、とりとめもなく書きますね。 彼のライブは本当に素晴らしかった。ビジュアルと音楽の総合芸術で、ロックのライブを超えたアートの域にあり、それが色濃く印象に残りました。音楽の枠を超えてのアートという意味では、ビョークと非常によく似ている。 そして公演中ずっと考えていたのは、なんであんな小さな国から、ホントにこんなスゴイのがよくも出て来るものだということ。もー、毎度考えるんだけど、本当になんでぇ?? ある人が私に「アイスランドは音楽のガラパゴス島」と言うのですが、その通りで、人口が新宿区程度しかいないのに、なぜこれほどゴロゴロと凄い音楽アーティストが出現するのか。ビョークとシガーロスの名前しか知らない人も多いとは思いますが、国内ではジャズからクラシックまで様々なジャンルがひしめいているし、ポピュラーの分野では国際的に有名なビョークやシガーロスを筆頭に、独自の世界感を持ったアーティストがたっくさん存在しています。それはまさにガラパゴス島状態。 また興味深いことに、実はこういった世界的なアーティストのアイスランドでの国内評価は、国際的認知の後についてくるだけであり(未だにビョークのどこがそんなに受けるのかわかんないアイスランド国民の方が圧倒的に多いし)、彼らはその世界感を国際的に発表することで評価を得ていった人達なのです。ヨンシーも同じ。国際的に評価が高い音楽ほど、アイスランド国内で先に受けるってまず無いのね。 あぁそれから、ヨンシーはどこか妖精チックですね。ボーイ・ソプラノなので性別も顕著ではなく、中性的な魅力があり、大人になりきらない少年の純粋さのようなものを感じさせて、切ない。 2年前のシガーロス公演は、風邪をひいていてヨンシーの声が出ず、あれは見ていてかわいそうだった。でも、今回はかなりいい感じで声が出ていて、高音がキレイ。ヴォーカリストとしての聴かせ所もあれこれあり、ステージ構成も大変によく、まぁ感心することしきり。 とにかく別世界のヨンシー・ワールド。ビジュアルも、音も、既にあれこれをネットで見聞きしていたので既にほとんど分かってはいたけれど、やはり実際に見るとケタ外れ。音楽はダウンロードで買えばいいとか、大画像・大音響でライブのDVDを見ればいいとか、疑似体験はいくらでもできるとはいえ、やっぱり「生」の良さは何ものにも代えがたい。 公演後、アイスランドに何度か足を運んだ方と話をしたのですが、たぶんアイスランドへ行ったことがない人、アイスランドを知らない人は、あれがアイスランドの自然の世界だと思ったことだろう、と。でも、あれはヨンシーが描く想像の世界であり、実際のアイスランドに森はなく、ふくろうもいません。 ヨンシー・ワールドなので、彼が好きなように表現してくれればいいし、あの抑えられた色調やテクスチャーなどは、非常にアイスランド的だと思いました。 それから、かなりの人がドラムスがムームでも叩いてるサムリ・コスミネンだと思っているようですが、レコーディングはサムリでも、ライヴのドラムスはドッディです。 ヨンシーのソロ・アルバムはニコ・ミュリーがアレンジをしていて、ニコといえばヴァルゲイルが主催するベッドルーム・コミュニティ・レーベルのアーティスト。ベッドルームではサムリが叩いたドラムスを使うことが多く(原田知世さんの『eyja』のアルバムもヴァルゲイルが作ったバック演奏にはサムリのパーカッションが入っているし)、たぶんその関係だったのではと推測しています。 ごめん、これホント、とりとめのない感想で悪い。ステージ進行の説明っぽいライブ・レポートは(苦手だし)、無意味に思えるのです。特にヨンシーの場合、もうこれは見て聴いて!としか言いようが無い!! で、以下が東京公演のセットリストです。入り口でレコード会社の人から手渡されたのですが、日付は昨日(12月3日)となってたけど、ま、変更がないってことですね。私、ヨンシーやシガーロスの曲に関しては、アイスランド語のタイトルと歌が全然一致してません(笑)。ごめん。 ![]() テキストでも書き出します。 1. Stars In Still Water 2. Hengilas 3. Iccicle Sleeves 4. Kolnidur 5. Tornado 6. Sinking Friendship 7. Saint Naïve 8. Go Do 9. Boy Lilikoi 10. Animal Arithmetic 11. New Piano Song 12. Around Us encore 13. Stick And Stones 14. Grow Till Tall それから、どうやらセットリストはジョーク・ヴァージョンもあるらしく、それがこれ。往年のロック/ポップ・ファンである私には大受けです。 ![]() 若い方のために解説をしておけば、どれもが往年の名曲、ヒット曲で、ヨンシーの楽曲と曲名が似ていたり、意味的に近かったりというもののようです。 Stairway to Heaven = レッド・ツエッペリン Hotel California = イーグルス Ice Ice Baby=ヴァニラ・アイス Copacabana=バリー・マニロウ Wind of Change = スコーピオンズ Friends in Low Places = ガース・ブルックス Anything for Love = (たぶん)ミートローフ でも、私にとってはぜったにゴードン・ライトフットの曲!Gordon Lightfootのアルバム『East of Midnight』が大好きなので、機会があればYouTubeで検索して聴いてみてくださいね。 Wake Up Before You Go Do = ワム!(本当はGo Goね) Babe = スティックス Animal Arithmetic = ヨンシー Paradise by the Dashboard Light = ミートローフ I Will Survive = グロリア・ゲイナー I Touch Myself =ディヴァイナルズ Total Eclipse of the Heart = ボニー・タイラー ヨンシーは年末にレイキャヴィクでライブを行い、希望的には来年からはシガーロスでの活動に入って欲しいなぁと思っています。それにしても、また早くアイスランドへ行きたい! (小倉悠加 / Yuka Ogura) ![]() クリスマスはアイスランドの音楽で!↓ ![]() プレゼントはアイスランドからの涼やかなシルバー・ジュエリーを!↓ |
by icelandia
| 2010-12-05 03:39
| Pops
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Comments(9)
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初めてコメントさせていただきます。
私は名古屋へ行きましたよ。ほんと、独特の空間を作り出すアーティストですよね。大好きです。
東京のセットリスト、洒落てますね〜!
公演翌日、帰りがけに名古屋駅で彼らを見かけました。大阪方面の新幹線ホームに上りかけていたところ、談笑しながら反対ホームへ上がる彼らの姿が。。しかし、小心者の私はとっさに話しかけられず。。心優しいjonsiたちだから、頑張って話しかけても良かったかしら?
私は名古屋へ行きましたよ。ほんと、独特の空間を作り出すアーティストですよね。大好きです。
東京のセットリスト、洒落てますね〜!
公演翌日、帰りがけに名古屋駅で彼らを見かけました。大阪方面の新幹線ホームに上りかけていたところ、談笑しながら反対ホームへ上がる彼らの姿が。。しかし、小心者の私はとっさに話しかけられず。。心優しいjonsiたちだから、頑張って話しかけても良かったかしら?
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chikapanさん、初コメントを有り難う御座います。そうですか、駅で彼らを見かけたのですね。急いでいない限り、話しかければきっと喜んで対応してくれたと思います。次回といってもいつになるかわかりませんが、次回はぜひ!
はい、次回はぜひ話しかけてみます!日本へ来てくれるのはまた先かもですが、来年以降、シガーロスが活動再開したら、どこかでまたライブもあるでしょう。旅行を兼ねて見に行けたら最高!作戦練ります。
私もぜひアイスランドでシガーロスやビョークを見たいです。どちらも日本でしかライブを見たことがないので、地元だときっと雰囲気が違うだろうなぁ、と。ごいっしょできるといいですね!
はい、ぜひ!
はじめまして。ジョークバージョンのセットリストに反応してしまいました。ヨンシー、すいません聴いたことがないんです。今度探して聴いてみますね。
このセットリスト、結構いけますよね。どの程度いけるかというのは、どの程度往年のロックを知っているかによりますが。私には大受けでした。反応してくれてうれしいです♪
ジョークバージョン、面白いですね。
名前しかしらないアーティストばっかりで、まだまだ勉強不足だと思いました。
名前しかしらないアーティストばっかりで、まだまだ勉強不足だと思いました。
ポップスの歴史というか、かなり昔から聞いてないと分からないものも多いかと思います。あれこれと余裕のある時にでも、楽しくポピュラー音楽史を紐解いてみてくださいね。









