2009アイスランド・エアウエイブス3日目(前半):プライヴェート個展で出逢った心やさしいムーム |
ICELANDia が旅行代理店の協力を得て、毎年行っているアイスランドの音楽フェス、アイスランド・エアウエイブスのレポートです。この日のレポートはブログ1回分で納まるかと思ったら、5千字も書いてしまい、またまた2回に分けてお送りします m(__)m 前日が盛りだくさん過ぎたので、この日の朝はホテルの朝食をパスすることにして、睡眠時間優先。とはいえ、どうもフェス期間中は気が張っているのか、あまりよく眠れない。 朝10時頃起きだし、さて、どこでブランチを食べようか・・・。外が小雨が降っていて、肌寒い。 11:40 カフェやレストランに関しては、お客さまといっしょの時は、なるべく以前利用して、雰囲気や味が分かっている場所を選びますが、ひとりの時は冒険するチャンス。なのでホテルから近いところで未体験のカフェを選択。インフォメーション・センターの上にある、『Geysir』というカフェ・レストラン。ゲイシールって、いかにも観光客に受けそうなネーミング。 外からは、色とりどりのランプシェードが見えるし、夜はキャンドルの光も加わって、いつも横を通り過ぎながら「なかなかよさそう」と思っていた店です。 アラカルトもあるけれど、どうやらランチ・セットがお得ということなので、現在のレートでちょうど千円程度のランチを頼みました。これがーーー量が多すぎ!女性であれば2人でシェアしてちょうどよさそう。 まずはスープ。マッシュルームスープで、チーズの味も利いていて、すごく濃厚。いわゆるマッシュルームというよりも、ポルチーニ主体。私はキノコ大好きだけど・・・。皿が大きすぎて、このスープを見たトタンに戦意喪失。メインディッシュのことを考えて三分の一程度残したけど、それでも既に満腹。 これがメインのラム。またもや皿が・・・デカイ!ソースは洋酒ベースなのか、ちょっと変わった香りがしておいしいけど、スープに続き、再度ベタベタ系。でもって、私が苦手とするポテトフライ。ラム肉自体はまずまずなんだけど、なにせスープで参っているので、野菜だけは平らげ、肉を2枚食べてギブアップ。 ランチにはコーヒーか紅茶までついてた。私はコーヒーは滅多に飲まないので、紅茶をいただきました。茶器まで温めてあって本格的。 13:00 次に向かった先がキミ・レコードの新しいオフィス。翌日の土曜日の朝、ツアー参加者用に特別セールをするため、その場でアルバムを仕入れて「絶対に今日の夜ホテルに届けておいて!」と。毎度のことですが、アイスランドでの物事は、良くも悪くもゆるいので、こういう時は「絶対に、本当に、どうしても、今夜中ね!!」と真剣に言わないと・・・。 彼の新しいオフィスは、メイン会場のひとつでもあるIdnoと通りを隔てた場所。至極便利がよくて有り難い。 14:00 aurum打ち合わせ。何でエアウエイブスの真っ最中に打ち合わせになったのかといえば、この週の間にやっておかないと、主要人物がいなくなっちゃうとか、何かそういう事情があったはず(うろ覚え・・・)。 15:30 私が応援しているアーティスト、7oiのところに第二子が生まれたことを、先日のダーグル・カウリ監督インタビューの前後に届いたSNSのメッセージで知ったので、後日遊びに行く時用に出産祝いを物色。 こういうお祝い事に関するこちらの国の習慣を私は知らない!ということに気づいて慌てたけど、お祝いして悪く思われることはないでしょうし、たまたまこのタイミングでアイスランドに居るという珍しい人物(?)でもあるので、現地の慣習から若干ずれていても大目に見ていただくことにして、黄色のかわいらしい手編みのニットソックスを購入。 お、ハトグリムス教会(ハトグリムスキルキャ)の改修工事も終わったようで、足場も毎日外されていき、もう半分以上、教会の顔が出ています。 16:00 Hafdis Huld(Skifan) あの、私は女性ですが、私も女性に関して好きなタイプというのがあるようで、ハフディスはどーしても好き!愛嬌のある可愛さで、清潔な色気があって、適度に胸のある女性が好きなようで(汗)、なのでどーもハフディスが気になります(笑)。 ハフディスはごく楽しいポップスだし、16歳の時からGusGusのメンバーとして活躍しているだけあり、演奏も歌もプロ!ごくリラックスした雰囲気で楽しい。ここには、ハフディスのお母さんが来ていて、写真の真ん中あたりの女性がそう。で、手前は誰か知らないけど美人!アイスランドには、こういう美人がゴロゴロ普通にいます。 この子供達もノリノリで聴いていて、特に赤いジャケットの子はずっと踊ってた。私もノリノリだったので、写真がぶれていてごめん。 20分ほどの楽しいライブで、ハフディスには話しかけたかったけれど、セッティングの関係で15分遅れで始まっているので、今ここでダッシュしてKaffibarinnへ行かないと、Kippiが見られな〜い!そもそも、Hafdisを最後まで見る予定じゃなかったんだけど、つい楽しくて・・・・。 16:40 Kippi Kaninus (Kaffibarinn) ええと、ギリギリだったせいか、人混みを掻き分けてやっと落ち着けそうな場所に辿り着いたら、終わったorz。チェロとの共演で、とてもいい雰囲気だったので、もっと聴きたかった・・・・。 で、写真はシバノさんが撮影してくださっていたので、見応えのあるものがありますが、私があまり聴いておらず、感想を書けるに至らずですいません。 17:00 DJ Flugvelは女性のはずだけど(それも結構キッチュな恰好が多い気配)、どうも男子のピコピコ(カシオ系)のバンドだし、やっと女性が出て来たと思ったら、水曜日の夜に見たUtidurの子だったし・・・。で、結構見ちゃった後に気づいたのが、「スケジュールを見間違えた orz」。 17:20 謎のギャラリーを探してさまよう。先日、キミ・レーベルが出したHavariというショップで、シーベアのシンドリに会い、その時彼が、ッ「金曜日にエアウエイブスとは関係なく、僕のアートの個展のオープニングがあるから、ぜひ来て!」と、私のノートにギャラリー名を書いてくれたのはいいけれど、達筆で読めない。 その後、いろーんな人にこの場所がどこなのかを尋ねたけれど、どーもイマイチ分からない。個展のオープニングが18時からで、ヴァルゲイルのオフ・ベニュー演奏も18時だけど、どうやらこの二か所の距離は5分程度しか離れていないと見たので、とりあえずギャラリーを探す。だって場所がわからないと、ツアー参加者にも教えられないでしょう。 で、これが異常なクセモノというか、私にしては大見逃しで、結果的には7月に私がTシャツを買った場所がそのギャラリーだったのに、脳内で「ここは違う」と却下して40分も彷徨った。脳内却下がなければ、5分で済んだことでした。あぁ、体力つけておいてよかった。なにせ午後の打ち合わせ以降、全く飲まず食わずで立ちっぱなし、歩きっぱなし。 途中、こんなにビロロンと長いリムジンを見ました。いえ、これがニューヨークだりロサンゼルスなら驚かないけれど、レイキャヴィクですからね。これもバブルの遺産でしょうか。雪道でも走れそうな、ごついリモ。 18:00 シンドリ個展オープニング(白い家のギャラリー) 冷たい雨の中をさまよった末得、この場所がシンドリ個展会場だと気づいた時には既に18時になっいて、シンドリも、シンドリの彼女(インガ=ヨンシーの妹)も子供も、ムームのグンニもシッラも、オルヴァルも子供を連れてきていて、私も風船なんかで子供と遊んだりして、なんかアットホームな雰囲気が気持ちよく・・・予定外に長居。 シンドリとインガの子供。かわい〜〜〜〜〜!! シンドリのアートは、キモカワのような不思議なもの(私はあまりアートが分からず申し訳無い)。 このままここでグタグタしていたい気持ちはグっと抑え、ヴァルゲイルも見ないといけないだろうし、ツアーのみなさんをここに連れてくれば、ムームのメンバーに会えるので、「日本人いっぱい連れてきていい?」と尋ね、オルヴァルとグンナルには「あと10-15分でいいから、ここに居てね!」とお願いして、再度Kaffibarinnへ。外は寒い! 18:40 Valgeir Sigurdssoon (Kaffibarinn) 間に合ったぁ!うわぁ、ピアノがニコですか。あとはチェロ。いいなぁ、この構成。どうやら新作のようで、あまり馴染みのないメロディ。ヴァルゲイルの音はいつも繊細で緻密だけれど、こうしてライブで聴くと、バランスよくオーガニック感が強調されて、とてもいい感じ。フ〜、と息をつきながら聴いていると・・・それでお仕舞いでした(涙)。ま、仕方ないでしょう。私が来るのが遅かったんだから。 ここでツアー参加者を捜して、「ムームのメンバーに会いたければ私についてきて!」と、半ば強引に引っ張っていきました。10名くらいいらっしゃったのでしょうか。 急かしたのは、ムームのメンバーもインガも、「子供がいるからそろそろ帰る」と言っていたから。 18:50 シンドリ個展オープニング(白い家のギャラリー) で、再度シンドリの個展会場に到着した時には、ちょっと遅かったようで子供連れのオルヴァルは去っていて、それでもグンニとシッラが居てくれたのでよかった。 みなさんすごーくうれしそうにグンニとシッラの間に挟まれて写真を撮っていたので、私も記念に一枚。 私はまたご案内時間が迫っているので、早足でホテルへ。 アイスランド国内でしか見つからないものも、ここならある↓ アイスランドで大人気! 今なら期間限定お得なお値段で購入できます(1月半ばまで)↓ |
by icelandia
| 2009-12-22 23:39
| アイスランドってどんな国?
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