ICELANDiaブログ写真展: Mum @ Taico Club 2009 |
突然ですが、写真家のシバノさんから写真をいただいているので、ここで2009年9月に川崎で行われたTaico Clubのムームの写真を ICELANDia ブログで公開させてください。 エアウエイブスの話は、ショップに新譜をアップする作業が間に合わず、少し待ってて状態(ゴメン)。原田知世さんの最終回は、落ち着かなくて書けないでいる状態(ゴメン)。知世さんといえば、来年のツアーが決定したようです。というニュースはこちら。 思い返せば9月にはムームにこんなインタビューをしていたんですよね。そのインタビューの翌日に行われたのがTaico Clubのライブ。 ムームのセットの前は原田知世さんのライブで、7月にアイスランドでレコーディングした曲の『Us』を、オルヴァルとのデュエットで披露してくれました! これがその時の貴重なショット。 後日レイキャヴィクで会った際、「ライブでの共演はとても楽しかったし、いっしょに歌えて嬉しかったと伝えてほしい」とオルヴァルから言われました。 ライブ当日、知世さんは相当緊張したようでしたが、ステージを終えて自分の楽屋に戻る前にムームの楽屋を訪ねてお礼を言い、ホっとした表情を見せていたのが印象的でした。 知世さんのライブが終わり、セットチェンジの間に会場に流されていたのが、なんとCSNY(クロスビー,スティルス,ナッシュ&ヤング)の名アルバム『デジャ・ヴ』。そりゃ歌わないわけにいかないでしょう「Teach Your Children」。この手の洋楽懐メロ、私、ものすごく得意です(笑)。 しかし、私でさえリアルタイムで知らなかったアルバムを、ここに集まる若者達が知るわけがないだろうと芝を踏みしめながら会場を横切っていると、「Helpless」が流れ始め、「これってニール・ヤングだろう」という声。お〜〜、君たち勉強してるねぇ、と感心。 それにしても、CSNYを誰がチョイスしたんだろう。なんて思っているうちに、ムームのセットが始まる。 シッラとヒルドゥルの女性ヴォーカルは、2008年初頭の前回の来日よりも、格段に慣れたようで、音というおもちゃ箱を自由自在にひっくり返してながら、 エネルギッシュに楽しいライブを展開してくれた。 ムームの歌姫シッラ。ヴォーカル、ウクレレ、ピアニカ等を担当。彼女は別プロジェクトでアルバムも出しているので、ぜひどうぞ。Mr.Silla and Mongooseの『Foxbite』です。 ムームのもうひとりの歌姫は、ヒルドゥルでヴォーカルの他にチェロとヴァイオリン等を担当。オルヴァルと以前、Runkというグループをやっていたこともあり、2年前からムームに参加。知世さんのアルバムには、チェロ奏者として参加してくれました。Runkはこちら。 正確にビートを刻むサムリ。彼はキッチンモーターズのプロジェクトでムームと実験的なコラボをした時に意気投合で参加。その時の録音の一部が『Nart Nibbles』。 サムリはまた、いくつか別プロジェクトもやっていて、そのひとつがケー・トゥ。 男性ヴォーカルを一手に担うオルヴァル。知世さんとのステージよりも、さすがにノビノビしていて、本領発揮。 黙々と演奏したり指示を出したりしている要のグンナル。ステージ上でもなんか目立たないようにしていて、本当にシャイなのね・・・(笑)。ちなみにシッラはグンナルのガールフレンド。 こちらもいつも淡々と演奏をこなすエイリキュル。いろいろなプロジェクトに参加していて、その中でも力を入れているのがNix Noltes。 ベースのロビー。男性ってみんな寡黙。 シャウトするヒルドゥル。彼女の声はかわいらしいので、少しハスキーで大人びたシッラの声と絡まると、とても素敵なハーモニーになります。 負けじと身体をよじってエネルギッシュに歌うシッラ。 オルヴァルの声はいいアクセントになります。 どの曲を演奏しても、ひたすらドリーミー。 シッラのウクレレとヴォーカルは雰囲気満点。 普通に話すとお茶目なグンナルもは、ステージではいつも・・・こういう表情(笑)。 素敵な笑顔を見せるヒルドゥル。 真ん中に巨人がいるように見えてる写真。そんな風に思うのは私だけ? 最後に私が大好きな『 Green Grass Of Tunnel』を演奏してくれて感激。前日のインタビューの際に、このアルバムが一番好きだと私が言ったから??ま、そんなことはないと思うけど、個人的にとてもうれしかったし、以前からムームが好きだった人にも、素晴らしいプレゼントとなっていたことでしょう。 すごく楽しかったよ。有り難う。お疲れ様! Mum@ Taico Club 2009 Setlist: Illuminated Marmalade Fires Hullaballabalu Blessed Brambles A Little Bit, Sometimes The Smell Of Today Is Sweet Like Breastmilk In The Wind Guilty Rocks Dancing Behind My Eyelids They Made Frogs Smoke 'Til They Exploded Prophecies & Reversed Memories Sing Along Green Grass Of Tunnel *写真の著作権は全てシバノ・ジョシアさんにあり、Taico Club事務局及び原田知世さんの事務所ショーン・ハラダから許可を得て使用しています。無断使用はお控えください。(小倉悠加/Yuka Ogura) アイスランド国内でしか見つからないものも、ここならある↓ アイスランドで大人気! 雑誌『スカンジナビアン・スタイル』でも紹介の品はこちらで購入できます↓ |
by icelandia
| 2009-11-19 23:55
| Pops
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Comments(2)
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初めまして。
川崎での生ムーム、衝撃的でした。
写真を見ると、あの時のワクワクがよみがえります。
全員が躍動する曲でも、ベースのロビーだけは淡々としたマイペースの静かさで、それでも時折、チラリと笑顔を見せたり、表情の端っこにノッている感じが見えたりして、そんなそれぞれの個性も印象的でした。
ヒルドゥルは、相対性理論と渋谷慶一郎のコラボに参加するそうですね。Taico Clubつながりということもあるのでしょうか。
そうそう。
シッラは、女性なのにどうして「Mr.」が附くのでしょう?
からだまるごとで歌っていたシッラとヒルドゥルの声と姿がしきりに思い出されます。
川崎での生ムーム、衝撃的でした。
写真を見ると、あの時のワクワクがよみがえります。
全員が躍動する曲でも、ベースのロビーだけは淡々としたマイペースの静かさで、それでも時折、チラリと笑顔を見せたり、表情の端っこにノッている感じが見えたりして、そんなそれぞれの個性も印象的でした。
ヒルドゥルは、相対性理論と渋谷慶一郎のコラボに参加するそうですね。Taico Clubつながりということもあるのでしょうか。
そうそう。
シッラは、女性なのにどうして「Mr.」が附くのでしょう?
からだまるごとで歌っていたシッラとヒルドゥルの声と姿がしきりに思い出されます。
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icelandia at 2009-11-24 17:09
porepore。さん、素敵な思い出を再体験していただけたようで、私もとてもうれしいです。写真を提供してくださったシバノさんにも再感謝。なぜMr.がつくのでしょうね。忘れなければ、次回会った時でも尋ねてきますね。私もヒルドゥルのコラボは楽しみです!