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筆者のプロフィール
白河 桃子 (シラカワ トウコ)
1961年、東京生まれ。 ノンフィクションライター。 未婚、晩婚、少子化がメインテーマで現在、結婚情報サービス業界に 注目。 著書に 『結婚したくてもできない男 結婚できてもしない女』、『噂のおみー君劇場 平成お見合新事情』など。 AERA、日経ビジネスアソシエ、女性誌に執筆多数。 日経ビジネス[NB online]でキャリアとモテを両立させるための「キャリモテ!」を連載中。 記事バックナンバー
<<女性座談会>>
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さて、女性の望む「普通の結婚生活」が、男性からみると「普通よりかなり上なんじゃないか?」という意見がシマオさんからでましたね。
【シマオ】 時々そう思いますね。僕らはIT関連でも、誰もがホリエモンじゃないし・・・(笑) 【アイ】 そんなこと思ってませんよー。六本木ヒルズに住みたいとか。 【リリコ】 フツーでいいんです、別に。 でも、その「普通」って、きれいなマンションに住んで、車もあって、年に一回は海外旅行みたいな・・・ 【トモジ】 ああ、僕にはむり・・・ 二人で働けばいいんだし。でも子供ができたら、ちょっと仕事はお休みしたいから、そのことを考えると、相手の年収があまり低いと・・・(*1) 20代のうちは二人でガンガン働いてって思うけれど、私の友達とかは意外に、結婚したらもう働きたくないとか、仕事も好きなことだけにしたいっていう人が多い。 そうなんですよね。日本ではまだまだ「男性の収入メイン」の生活って思っている女性が多いので、どうしても「経済」と「結婚」は切り離せない。でも、ここで女性の皆さんにはショックな調査結果があるんです。 なんでしょう? 青森在住の女性が結婚相手に望む年収は、400万円。ところが、独身で400万以上年収がある人は、わずか2%しかいない。 えーっ! 東京では4割の女性が600万円以上を希望しています。でも、実際に600万円以上稼ぐ独身男性は3.5%です。(*2) (※山田昌弘「若者の将来設計における子育てリスク意識の研究」総合報告書より) はーっ・・・ (ため息) 女性が結婚相手に望む年収がちょっと高すぎて、実際の独身男性の年収とはミスマッチになっているんです。 【コウジ】 僕は公務員なんですが、女性の同僚は子供を2~3人産んで、しっかり産休とって復帰してきますよ。子供ができても仕事をやめなければいいと思うけど。 うちの会社はまだ、制度はあっても利用しづらいんですよね。産休や育休をとると、もうポジションがなくなっちゃう感じ。 女の人は大変なんですねぇ。男性に経済力を望むのも仕方ないのかも。 ショックだけど、現実を見た感じがします・・・。 そうですね。東京の独身男性3.5%って、すごく少ない確率ですもんね。その中で気のあう人を探すより、自分でも働くほうがいい(自分の収入を確保して相手の経済力を求めすぎないほうがいい)のかも・・・。 今回は僕も勉強になりました。女性のほうがすごく現実的に結婚を考えていることがよくわかった。 シマオさんはこのサイトにいるのって「結婚前提」じゃないんですか? それは前提だけれど、すぐとは思っていない。 そのあたりも男女のミスマッチがありそう。来週はぜひその話題で。 (男女の意識のミスマッチ、実はいろんなところに多くあるんですよ。続きはまた来週!) ■今週のひとこと 女性の皆さんへ : やっぱり仕事は手放さないほうがいい時代です。 ■裏サイトのひと言 女性の皆さんへ : 2.5%の人の中から結婚相手を見つけるのはかなりハードな道。 特に30代になると、年収の高い男性は既婚者が多くなるので、このような結果になります。 結婚相手のターゲットは間口を広くとってみましょう。 【今週のポイント解説】 ポイント*1 女性が経済(年収)を気にする理由 結婚相手の条件でまず気にすることは、女性の場合、1位は「性格のよさ、誠実さ」なのですが、「経済力」は必ず2位ぐらいにあがります。 経済力の話になると、男性サイドから「ほら、性格重視とか言って、本当は年収が問題なんだ!」という意見が必ず出るのですが、性格の悪い人と結婚したい人はいないですよね。いくら年収が高くても、イヤな人はイヤと女性はハッキリしていますよ。 しかし今の状況では、女性が経済を気にするのは仕方のないことだと思います。出産、子育てというハードルがあるわけですから。 女性がもっと出産や家事の負担を気にせずに働ける世の中になれば、男性の経済力への要求は低くなるはず。現に収入のある女性たちは、年収を気にしない結婚をするようになってきています。 ポイント*2 調査結果の補足 この調査は25~34歳の男女をターゲットにしたものです。ちょうどサイトに来ている男女の年齢に近いですね。
by kekkon_zadankai
| 2005-09-22 11:35
| 男女混合座談会:理想の条件編
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