ビールのアテなどに何の気なしに食べているが、よく見れば実に精密。見事にクレセントなカーブ。そして噛ると、なかが空洞。だから食感がパリッと軽快だ。やられた! なんて凄い叡智。これはもう食べる工芸品。こんな小さな食べ物なのに、いったいどうやって空洞を作っているのだろう。嗚呼、行きたい! 柿の種工場に。
そして工場長に3日ほど問いつめたい。なぜこれが柿の種と名付けられたのかと。
だって、だってだって、柿の種にちっとも似ていないから。色も形も、まったく柿の種じゃない。職人技が炸裂した細密極まりないお菓子なのに、唯一ヌカリがあるとすれば、この命名である。形状だけで言えば、柿よりマリーゴールドのほうが近い。ま、「マリーゴールドの種」じゃイメージ湧かなくて、ぜんぜん売れないだろうが。
柿の種といえば、JR総武線、都営新宿線「本八幡」駅前の量販店に、こんな商品が置いてあった。

『日本で二番目?!に辛い柿の種 自称』
いやでも目に飛び込んでくるナンバー2宣言。色も唐辛子のコーティングで、従来のものよりずっとレッドホット。赤黒きコイツをさっそく買って食べてみた。
いやもう、か、か、辛ヒ。舌が痛い。燃える。涙そうそう。辛すぎて辛い(つらい)。どれだけ辛いかというと、喉が拒否して飲み込めないのだ。水を飲んでも、辛さがまったく収まってくれない。なんてバイオレンスな。暴君ハバネロも泣いてひれ伏すだろう。
自分は辛い食べ物はわりと平気、というか鈍感なのだが、これには参った。日本で二番目と自称するだけある。ということは、日本一辛い柿の種って、いったいどんなんなんだ。
これより辛い柿の種があるとするならば、それはもう火気の種だ(吉村智樹)。
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▲ by yoshimuratomoki | 2006-10-27 23:49 | Trackback | Comments(4)





























