築地は午前3時には早くもセリが始まる。砲弾のようにズラリ並んだマグロが、朝の5時にはセリ落とされて各地に運ばれる。そして午後1時にはもう翌朝出荷の魚介4000トンが運びこまれる。よく歌舞伎町を「不夜城」と呼ぶが、それは違う。あそこは不夜城ではなく、一日中ミッドナイトなのだ。築地こそが本当の不夜城なのである。
そんな、朝しかない街(規模からして、ひとつの街と言ってもいいだろう)で働く、魚に魂を捧げた男たちは、オシャレもひと味違う。サビが効いている。このネクタイピンを見よ!

魚市場だけに「タイ」ピンとは、なかなかイカすアジなことをしてくれるじゃないか。もし彼がフィッシャーマンだったら、またはこの春から勤めに出るフレッシュマンだったら、ぜひプレゼントされたし。卸売市場だが、一般人でも入れるエリアはたくさんあるので、実際に購入できる。でも、これを女性からもらったら、豪勢な魚料理のフルコースくらいふるまわないと納得してくれないかも。「魚心あれば水心」ってヤツで。
7種類あるうち、どれをもらうのが一番うれしいだろう。デザイン的にはサンマがもっともカッコイイ。ブラックバスも勇ましくていいし、フグも可愛くて捨て難い。
でも本当に欲しいのは、キスなんだけどね。(吉村智樹)
▲ by yoshimuratomoki | 2005-03-29 02:05 | Trackback(1) | Comments(8)





























