1月29日(日)、新年おもしろ写真スライドショー@大阪市港区「繁栄商店街」 やります

2週間後の1月29日(日)、午後5時から7時まで、僕が日頃撮り集めた関西のヘンな風景写真のスライドトークショーを開催します。

しかも場所は、なんと商店街!

昨年「関西で撮った写真の上映会を、いつか関西の商店街でやりたい」とTwitterとfacebookでつぶたいたところ、戦前からの歴史をたたえる大阪市港区「繁栄商店街」様が、「会場に使って」と買って出てくださいました。
夢がかなったのです。

そういうわけで、初の商店街イベントの開幕です。

題して、
「笑って繁昌、大繁栄!」
新年おもしろ写真スライドショー@大阪市港区「繁栄商店街」


大阪できっともっとも縁起のいい名前を冠した港区「繁栄商店街」。
さらに周辺には「宝屋」「亀」「寿」など縁起のいい地名が散見されます。
パワースポットならぬ「ハッピースポット」と呼んで過言ではない! …よね?

にもかかわらず大阪在住の方ですら、ここを知る人は少ない。
もったいないにもほどがあります。

そこで!
かつて3年間この港区の弁天町エリアに住み、毎日のように「繁栄商店街」を利用した放送作家/路上観察家の吉村智樹が、港区を中心として撮影したユーモラスな「おもしろ看板」を上映し、この街の魅力の再発見と伝播につとめたいと考える次第です。

当日は「商店街めぐり」&「港区を中心とした街のおもしろ写真の上映」、さらにそれにあわせて伝説のバンド、元アフターディナーの一色洋輔さんによるオルガン生演奏あり!

夕飯どきですので、お茶やコーヒー、商店街グルメもふるまいます。
おかえりのさいには、ありがたい「繁栄韋駄天尊」のお札のプレゼントもあって、イタレリ―&ツクセリ―!

「えべっさんに行きそびれた!」「初詣、まだしてないねん」という方、ここで大笑いすれば、今年は大繁盛、大繁栄まちがいなしでございます。

日時:1月29日(日) 午後5時~7時
出演:
吉村智樹
丹羽豊(繁栄商店街地域情報センター)
一色洋輔(ピアニスト)

料金:500円
(コーヒーあるいはお茶、ほかほか商店街グルメ、『繁栄韋駄天尊』のお札つき)

*いまんとこ、コンロを設置して、商店街で買ったおでんをあたためようと考えております。

場所:「繁栄商店街」内「繁栄韋駄天尊会所」
(元ブティックがあった場所をリノベーションしています)

ここには身体健康の神「韋駄天尊」がまつられています。


「繁栄韋駄天尊」のご神体はブロンズ製で、身長は約40センチと小柄。
大阪港にある築港高野山で入魂され、それゆえか、強い海風にも負けないような凛々しさを感じます。
愛らしさと勇ましさを兼ね備えたキャラクターは、なんとあの「せんとくん」を手がけた藪内佐斗司さんのデザイン。

健康をつかさどる神でありますが「お足(おあし)をなでるとお金(おあし)とご縁」。
つまり足をなでると金運up! する……かもしれません。

アクセス:JR大阪環状線「弁天町」駅南改札・地下鉄中央線「弁天町」駅6番出口から、43号線(上空には阪神高速西大阪線)に沿って真っすぐ徒歩5分。
信号に引っかかったら7分。

# by yoshimuratomoki | 2012-01-15 22:15 | 大阪府 | Trackback | Comments(0)

竹内義和さんと石野桜子さんを招いてUST

あしたの夜、なにしていますか?

毎回、物騒なゲストをお招きしてギリギリなトークを繰り広げるUST公開番組『吉村智樹のチャンネル4C(よん・しー)』、第13回目を明日11月14日(月)、夜7時30分から一時間、配信します。

当日こちらから視聴できます。→ http://www.ustream.tv/channel/channnel4c
(過去12回配信のアーカイブも、このアドレスでご覧いただけます)

ゲストは、新刊小説『ウルトラマンの墓参り』を上梓されたばかりの関西サブカルの帝王、竹内義和さん。さらに精神病院の隔離病棟から帰還したばかりの女性芸人、石野桜子さんという凶力なWゲスト。





おそらく、かなりデンジャラスな1時間となるはず。

UST配信をご覧いただくのもうれしいですが、かなうなら、ぜひ配信しているカフェに直接お越しになって、生トークを楽しんでください。
入場無料です!

日時は11月14日(月)夜7:30~。

配信場所は地下鉄四つ橋線『本町』駅24番出口をあがったところにあるソフトバンク公認カフェ「ユーストリームスタジオカフェ大阪」。

お店 → http://www.ustcafeosaka.com/
駅からとても近いですよ。

お時間のある方はぜひ会場にて、お茶やお酒を飲みながら配信の様子をご覧くださいね。

# by yoshimuratomoki | 2011-11-13 16:09 | 大阪府 | Trackback

爆笑! 撮り下ろし写真上映イベント

秋が日増しに深まってゆきますね。
なんだか切ない、ひと恋しい季節。

そんなセンチな気分の夜は、バカ画像で大笑いしませんか?

VOWファンの皆様、ぜひ!

爆笑! 撮り下ろし写真上映&トークイベント!
「吉村智樹・杉岡みどりの うきうきフォトサロン #2」
~ 秋の新作コレクション ~

放送作家の吉村智樹と、タレント・放送作家の杉岡みどり、このふたりが日ごろ撮影した「街のおもろげなもん」を上映する爆笑写真イベント、好評につき第二弾が決定!
春に続き、秋の新作を多数ご用意しました。

プロジェクターを使い、日ごろ気になった、なぜか心が騒ぐ街の光景やグッズをスクリーンに投影し、あーだ&こーだ言いあう、そんなトークイベントなんです。
あなたを笑い殺すこと必至!

今回はピアノの生演奏あり。
エレガントな「サロン感」をお楽しみください。

さらに今回は、凄腕おもしろ写真ニスト2名をゲストに招き、バリエーションがアップ!
なにが飛び出すかわからない、うきうきが止まらない2時間です。

▼出演:
「ともき&みどり」
吉村智樹
杉岡みどり




▼ゲスト:
米井敬人(放送作家)
屯田名人こと佐々木亮(動物写真家)

▼演奏:
一色洋輔(ピアニスト)

▼テクニカルマスター:
楠瀬航(大阪日本橋フリーペーパー『pontab』編集長)

▼日時:
10月28日(金)
19:00 OPEN
19:30 START

▼場所
十三(じゅうそう) サンポードシティビル5階「シアターセブン」
(大阪市淀川区十三本町1-7-27)

▼アクセス
阪急各線「十三(じゅうそう)」駅・西口下車徒歩5分。
サカエマチ商店街内 サンポードシティビル5階。
屋上に立つ黄色いボウリングのピンが目印。






▼料金:
前売り(予約) 1500円+1drink
当日      1800円+1drink

*秋の新作上映会ということで、今回は1ドリンクにワインもご用意しました。

▼問い合わせ 
「淀川文化創造館Theater Seven(シアターセブン)」
TEL 06-4862-7733

※お電話によるお問い合わせは基本的に12時~19時の時間帯でお受けします。

▼メール予約 

ticket@theater-seven.com
メールのタイトルに「うきうきフォトサロン」とお書きの上、
①お名前、②電話番号、③メールアドレス、④人数 をお送りください。
予約受付が完了次第、返信いたします。

▼URL
シアターセブン http://www.theater-seven.com/


# by yoshimuratomoki | 2011-10-13 00:22 | 大阪府 | Trackback | Comments(0)

クック盗


北新地を歩いたおりにこの看板に出くわし、僕は一気にトーサクの世界に引きずりこまれた。



創作料理の店ならよく見るが、「盗作料理」とはおだやかじゃない。
岡本真夜をBGMにした上海料理の店か?

訊けば、オーナーシェフが名店と呼ばれる数多くのレストランに足繁く通い、舌で憶えた味を自分なりの解釈で調理したものだという。
それを堂々とカミングアウトするとは、なんという勇気。
ご丁寧に「当レストランの料理は創作に見えて全てシェフによる盗作料理です」という但し書きまである。
しかも店名よりも大きくだ(なんせ一瞬では、店名がどこに書かれているのかわからない)。

料理における「盗作」、これの線引きはとても難しい。
著作権がない世界なので(註・特許はある)、厳密には他店の味を再現しても盗作にはならない。
法では縛れないゆえ「道義」の概念で是非を問うことになる。

『美味しんぼ』にこんなエピソードがあった。

若い板前が中華料理店で、勉強のために素材や調味料をメモしながら食事をしていた。
これを見た中華料理店のシェフが「味を盗んでいる!」と激怒。
ここで「料理における盗作とは」という深奥な議論が巻き起こるが、両者譲らず一方通行に。
結局、山岡のはからいで、そのメモを参考にした新しい和食をご馳走したところ、中華のシェフはそのあまりのおいしさに感激。
すべてを許すこととなった。

これむろん美談だが、もしマズかったら、どうすんの? という気も。
つまり「味を盗むということは、相手のフィールドに決して損害を与えず、さらにとびきりおいしい料理を発明しなければ許されない」ということが言いたかったんだろう、山岡は。
知らんけど。

料理は先人たちの勇気と創意に溢れた「盗作」の歴史でもある。

たとえば日本人が好んで食べる洋食。
これは明治時代、フランス料理を勉強するために海を渡った料理人たちが必死でその味と技法を体得し、帰国して「ごはんに合うように」作り出したもの。
言葉が通じないフランスで、皿をなめ、鍋に残ったソースをねぶり、その味をしっかり舌に叩きこんだ。

こう書くとなんだか盗みっぱなしのようだが、煮込み料理が中心だったフランスに、素材をさっと湯通しして氷水でしめ色鮮やかにする技法を伝えたのは、往時の日本人たちだった。
料理の異種交配だ。
そんな先人たちの苦労をしのびつつ、おいしい料理を「パクリ」といただきましょう。

# by yoshimuratomoki | 2010-04-18 23:00 | 大阪府 | Trackback | Comments(2)

危険な情事 koneta

ミナミを歩いていたら、いきなり物騒な看板に出くわした。



「食べるな危険!!」。

街でこれほど具体的に“危険”を感じたのは、いっときやたらめったらあちこちに貼られていた「魔ゼルな規犬」のステッカーを見たとき以来。

この看板、当たり前だが、食べたらアタる、といった意味ではむろんない。
朝挽いたばかり地鶏のおいしさを知ってしまったら、「トリ(×ラ)ウマ」になっちゃうよ~、といった軽いしゃれだ。
しかし僕のようにいつも哀しい気分でジョークが通じない人間には、「危険!!」と言われると、脊髄反射でついつい「鳥インフルエ……」とツイート、おっと、つぶやいてしまう。
頭の中がパンデミ……いやパニックになってしまうのだ。

僕はこの世でもっともうまい食べ物は、焼き鳥だと思っている。
そしてその考えは歳を重ねるごとにいっそう強固なものに。

ヘビ歳生まれだからだろうか、ともと鶏肉上等!な子供だった。
他の子供がペロペロキャンディーをなめているのに、僕だけ手羽先をかじっている写真が実家に残っているほど。

大人になると味覚が変わるというが、鶏肉への嗜好は変わるどころか強まった。
それはカウンターで焼き鳥を食べる楽しみを覚えたからだろう。

週末に焼き鳥屋のカウンターで、串をついばんでいると、常軌を逸した幸福感が襲ってくる。
焼き鳥を食い、梅酒ソーダをちびりちびりしながら、ケータイでインターネットのハシゴをする。
この至福の時間を得るためだけに鶏口にも牛後にもかしずいて働いているのだ。

しかしこの飲り方、実は危険と背中合わせ。
焼き鳥は串に肉の小片を刺した、ちまちました食べ物。
いくら食べても満腹感を得にくい。
さらにアルコールが入った状態でケータイをいじりネットの閲覧などを始めると、終わる、〆る、という感覚からどんどん遠ざかってゆく。

だから安いチェーン店であっても、会計の際にけっこうな料金にふくれあがっている。
それを見て、そういう祭りなのかと思うほどの量のトリ肌が立つことになる。

# by yoshimuratomoki | 2010-04-17 22:29 | 大阪府 | Trackback | Comments(0)

キッドナップブルース


街を歩いていると、「飼い犬のフンはちゃんと始末してください」「立小便するな」「ここに自転車置くな」「金返せ」といった、さまざまな警告看板が目に飛びこんでくる。
特に住宅地に多いのが「花を盗るな」という忠告だ。

日本では古来より「花泥棒は罪にならないという独特な考え方がある。
「桜の枝を折る人は、花の美しさに惹かれてそうしたのであって、とがめるものではない」といった意味を詠んだ和歌もあり、花を摘むことはむしろ風流だという考え方が根付いているのだ。
しかしそれはあくまで大昔の話であって、現在は窃盗と不法侵入があいまった大きな罪になる。

これは京阪本線「寝屋川市」駅へ向かう道すがらに見つけた立て札。



この「お願い」を書いた人こそ、風流人と呼ぶべきだろう。
花泥棒を頭ごなしに叱るのではなく、花を「花子」という小さな女の子に見立て懇願している。
そして「花を盗るのは誘拐レベルの犯罪だ」ということも、それとなく表している。
うまい。

しかしこの「お願い」が幼女嗜好傾向の犯人に可虐的なヨロコビを目覚めさせてしまい、逆効果なのでは? と、チト心配になる。

そして花壇を掘り起こせば、花子を誘拐しようとした凶漢たちのなきがらが……。
花子は彼らの栄養ぶんで、今日も蠱惑的なきれいな花を……。

「フフフ。だからぁ、『誘拐しないで』って、言ったじゃない」(花子)

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# by yoshimuratomoki | 2010-04-04 00:08 | 大阪府 | Trackback | Comments(0)

リトル・シーバ koneta


同じ近畿地方にもかかわらず、大阪と京都は相容れない部分がある。
大阪の人間はすぐに「京都人は本音を話さない。腹黒い」と言い、対して京都人は「大阪は下品。そもそも大阪が関西の中心だなんておかしい」と譲らない。
これは語りつくしても解決を見ない、永遠のテーマなのだろう。

しかし、普段は仲たがいばかりしている大阪と京都をバロムクロスさせる、素敵な食べ物がある。
それが「しば漬け」だ。

おツユたっぷりなみずみずしい大阪・泉州産の水茄子と、京都・大原でとれた色鮮やかな紫蘇。
これがコラボし、表皮はぱりぱり、果肉はしっとりした最高のしば漬けができあがる。
水茄子は京都が好んで使う唯一の大阪食材かもしれない。

しば漬けのお茶漬けなんて、もうたまらん。
大阪の水茄子、京都の紫蘇と茶葉、滋賀県の良水、これに兵庫県播磨の海苔、和歌山の鯛が加われば最強のお茶漬けになる。
お茶碗のなかで近畿が平和協定を結ぶのだ。
山口美江もきっと喜んでくれるだろう。

こんな素晴らしいしば漬けだから、嬉しくって、



つい作りすぎてしまうのも、無理ないのである。

……あ! 奈良県、忘れてた!

茶碗に盛ったごはんにプリッツを2本挿して、しば漬けで目鼻に見立てれば、♪あっという間に、せんとくん(見えない見えない)。

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# by yoshimuratomoki | 2010-04-03 18:46 | 京都府 | Trackback | Comments(0)

スピードキング☆スカルフレイム


阪神「尼崎」駅へ向かう線路沿いの通りを歩いていると、ある焼肉店に、迫力満点されど切符は減点なコピーが貼ってあった。



「味のスピード違反」!

おぉ、言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごい自信だ。
ならば1500円という料金は反則金と呼んでいるんだろうか。

最近の焼肉店ではカルビやロースの車線を追い越す勢いで「ハラミ」の人気が急上昇している。
ハラミは横隔膜。
内蔵(いわゆるモツ)だから脂肪分が少ない。
それでありがなら赤身肉のように厚い「たべで」があり、やわらかく、栄養たっぷり。
腹持ちがいいのにヘルシー。
ダイエットにはもってこいの、夢のような部位だ。

ただ一匹の牛から取れる量が少ないため、質のいいハラミは入手困難。
ゆえに「いいハラミが仕入れられる焼肉店は、ほかの肉も必ずおいしい」と言われるほどバロメーター的役割を担っている。
“幻”を謳うほどだから、この店の肉はどれもめったにお目にかかれぬほどフレッシュなのだろう。

とはいえご用心。
ハラミは低カロリーだが、あまりのおいしさに、ついついビールやごはんが進んでしまう。
気をつけないと、食後は2、3キロオーバーしてしまうかも

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# by yoshimuratomoki | 2010-03-30 02:21 | 兵庫県 | Trackback | Comments(0)

ブルー・オイスター・カルト


梅田の地下街を歩いていたら、こんな好戦的なメニューが。



カキフライは、揚げもののなかでもとりわけステージの高い、別格なひと品だ。
注文すると、必ずといってよいほどタルタルなど専用のソースが添えられる。
また店によっては、カキフライにだけ上等なポン酢をセットする場合がある。

ぷりっぷりに丸っこい牡蠣に火が通ると、泉のようにジュースがあふれ出す。
なんというエロおいしさ。
カキフライはそれだけ貴賓待遇される、フライ界のフライ級チャンピオンなのである。

そんなカキフライがこれだけ語気を荒めるということは、よほどの辱めを受けたのだろう。

牡蠣は多くの人に愛されながらも、同じくらい誤解を受けやすい食べ物だ。
常套句のように「旬は冬!」と刷り込まれ、海外には「Rがつかない月(5月~8月)の牡蠣は食べるな!」ということわざまである。
春を過ぎると牡蠣の身が痩せ細ってしまい、おいしくなくなるから、だそうだ。

しかし、一概にそうとは限らない。
日本の場合、漁場でのプランクトンの発生が盛んになるのは4月以降。
牡蠣はそのプランクトンを食べ、夏の産卵に備えて太る。
ゆえに海外とは逆に「Rのつく月のほうがおいしい」とすら言える。
三重県で獲れる岩牡蠣は「夏ガキ」とも呼ばれ、Rがつく月にこそ絶好調だ。
牡蠣は複雑かつ官能的な食感で人々を魅了する魔性の女、まさに「Rの女」なのでR。

なのに春以降の牡蠣は味が落ちるという、迷信に近いことをいまも信じている人が多い。
「てやんでー!」とヤケを起こすのも、無理からぬことだ。

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# by yoshimuratomoki | 2010-03-28 17:37 | 大阪府 | Trackback | Comments(0)

ポカホンタス koneta



先日、京都で七代続く老舗の和菓子屋さんを取材した。
「七代」って簡単に言うが、凄すぎるでしょ!
なんせ初代は江戸時代の人なのだから。

まぁ京都は「七代目? おほほ。そうどすか~。うちは十四代目どすけど」なんてハードコアな老舗がごろごろしているので、七代くらいじゃまだ「老舗の若手」なのだろう。

しかし、これは以前「日経流通新聞」の記事で読んだのだが、創業者が二代目に引継いで成功する例はたった30%。
二代目から三代目となると、わずか7%しか成功例がないのだそうだ。
それが「七代」となるともう、電卓のどこを叩けば答えが出るのかすらわからない(わかれよ)低い確率だ。

素材の味や栽培方法、穀物の市場(しじょう)が大きく変動する製菓の世界で、七代も変わらぬ味を死守し続けるのは、気を失うほどの努力を要するだろう。
京都がいまもちゃんと「京都っぽい」ままなのは、若旦那たちのたゆまる努めの賜物なのだなと感心するばかり。

かたや大阪。

淀川区に気さくにもほどがある、エクセレントなネーミングのスナックがある。



♪あの娘はあんぽんたんママ~、やってきたのは淀川区~。

そんな飯田久彦の(あるいはダンシング義隆の)寝言みたいな鼻歌が出るほど、ほほえましい脱力感を憶える店名だ。

そもそもスナックは心のよろいをおろす場所。
あんぽんたんな話に花を咲かせて無心にマラカスを振れば、日々の瑣事がいいブレンドでどうでもよくなる。
スナックは、そんな天国。
天国は水割りの味がする(都築響一)のだから。

さてこの「あんぽんたん」、実は同じ区内に意外にも姉妹店ならぬ親子店がある。

それが、これ。




なんでもママの義理の息子さんが開いた店だったのだとか。

残念ながら、すでに「貸店舗」に。

二代もたなかった……。

やっぱりママだから許されるけど、「むすこ」だと踏み込んではいけないデリケートな問題をはらんでそうで、見て見ぬ振りしてしまう店名なのかも。

ちなみに「あんぽんたん」とは、万病に効く伊勢の秘薬「萬金丹」になぞらえた「あほにつける薬」という意味の伝説の薬らしい(ふと、呉智英を思い出したのはなぜだろう)。

スナックじゃなく、ドラッグストアだったら代々継いでゆけたのかもなあ。
あんぽんたんキヨシとか。

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# by yoshimuratomoki | 2010-03-27 18:08 | 大阪府 | Trackback | Comments(0)

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