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【12月の薬膳教室から その2】
お正月といえば来客も多くなりますが、誰にも彼にも豪勢なおもてなしをしていたのでは、家計も大変です。 正直なところ、「そこそこのおもてなし」で済ませたい客人も中にはいるでしょう。 というわけで、安い材料を使っているのに、そうとは思わせない一品を考えてみました。 福岡には「ごまさば」という料理があります。 生のサバを胡麻和えにしたものですが、これをまぐろにアレンジしました。 安売りしている冷凍ものの「まぐろぶつ」で十分です。 変色していようが、ドリップが出ていようが構いませんので、とにかく安いのものを。 ![]() ■材料(4人分) まぐろぶつ切り…200g 長ねぎ小口切り…適量 すりごま…大さじ1 1/2 もみのり…適量 わさび…適量 (調味料) しょうゆ…小さじ2 みりん…小さじ2 砂糖…小さじ1/2 生姜のすりおろし…1かけ分 コチュジャン…小さじ1/2 ■作り方 ①ボウルに調味料を入れて混ぜ合わせる。まぐろを加えて和え、すりごまをふり入れてまぶす。 ②器に①を盛る。もみのり、水にさらした長ねぎをあしらい、わさびを添える。 生姜はきれいに洗い、皮ごとすりおろします。薬効が高い部分ですので、むくのはもったいないです。 ネギと生姜は「辛温解表薬」といって、風邪予防によいです。 ちなみに葛根湯の成分の「ショウキョウ」とは、生姜を乾燥させたもの。 ちょっと甘めの味付けなので、お好みで砂糖は省いてもよいと思います。 (ちなみに福岡の刺身醤油は、思いっきり甘いです) 余裕があれば、3%の塩水を含ませたキッチンぺーパーでマグロを包み、 冷蔵庫でしばらく置いてから使うと、より美味しくなります。 万が一、客人がこのブログを見ていた場合、その後の人間関係が気まずくなる恐れがあります。 【今日の器】 阿南維也 白磁片口 # by kuzenya | 2009-12-16 19:50
【12月の薬膳教室から その1】
今月のテーマは、「1月3日の薬膳」。 食べ過ぎ飲み過ぎが続いて、胃も肝臓も疲れてきた頃に嬉しい献立を考えてみました。 胃が弱ったら、まずはさておき、粥。 でも教室で作るには面白みのない料理なので、実は生徒さん達の反応が心配でした。 しかし、思いのほか好評でひと安心。 鶏の旨みをしっかり吸わせた粥は、滋味深い美味しさです。 ![]() ■材料(4人分) 骨付き鶏もも肉…1本 米…1合 水…1.2ℓ サラダ油…小さじ2 塩…適量 セリ…適量 ザーサイ…適量 ■作り方 ①米は洗ってザルにあげ、30分おく。 ②鍋に鶏肉と水を入れ、中火にかける。沸騰したらアクをとる。 ③フライパンにサラダ油をひいて熱し、①を入れて中火で2分間炒める。 ④②の鍋に③を入れ、中火で20分煮たら弱火にし、約30分煮る。鶏肉を取り出し、食べやすくほぐす。 ⑤塩で味を調えて器に盛り、鶏肉、粗みじん切りにしたザーサイ、食べやすく切ったセリをトッピングする。 最初の20分は、勢いよく米が踊るくらいの火加減で。 むやみにかき混ぜると、ドロッとのり状になるので気をつけて下さい。 途中、水が少なくなったら遠慮なく足してください。 【今日の器】 増田勉 刷毛目取り鉢 # by kuzenya | 2009-12-14 16:42
=千鳥オンラインショップよりおしらせ=
ただいま、増渕さんの作品のご注文を、オンラインショップで受け付けております。 オーダー受付期間は、12/13(日)まで。 ぜひご利用ください。 さて。 先日、イランのフレッシュハーブをいただきました。 日本在住のイラン人の方が、家庭菜園で作っているものだそう。 バジルに似た甘い香りがしましたが、やっぱりどこか中東風。 これは牛肉に合いそうだ!と思い、こんなサラダを。 ![]() 1.薄切りの牛肉を、市販の焼き肉のタレにからめ、フライパンでしっかり焼く。 2.白菜の芯は千切りにし、葉は食べやすくちぎる。ピーマンはごく薄くスライス。ハーブは葉を摘む。 3.ボウルに2を入れてオリーブオイル、酢、レモン汁、塩、コショウで和える。1を加えてさっと混ぜる。 シンプルな味付けですが、エキゾチックなハーブの香りのおかげで、どこか遠い国の味になりました。 個人的に、とても好きな香り。 そういえばまだ食べたことのないイラン料理、都内にはレストランもあるようなので、 今度出かけてみたいと思います。 【今日の器】 増渕篤宥 エンボス浅鉢 # by kuzenya | 2009-12-07 16:47
こちらのブログでもお知らせしておりました増渕篤宥展、無事に終了いたしました。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。 個展の宣伝がてら、耐熱の器を使った料理を紹介してきましたが、 最後にもうひとつ、とっておきのレシピを。 ![]() 牡蠣とマッシュルームの陶板焼き 焦がし醤油風味 【材料】 牡蠣(加熱用・なるべく大きなもの) マッシュルーム にんにく パン粉 パセリ オリーブオイル しょう油 黒コショウ 【作り方】 1.パン粉はフライパンできつね色になるまでから煎りする。パセリはみじん切りにする。 にんにくは薄くスライスする。牡蠣は水洗いして、水気をよく拭き取る。 2.耐火皿にオリーブオイル、にんにくを入れて弱火にかける。 3.にんにくのいい香りがしてきたら、マッシュルームを丸のまま加えて中火で焼く。 4.にんにくがきつね色になったら取り出し、強火にして牡蠣を加えて焼く。 水分が出てきても気にせず、そのまま煮詰めるようにガンガン焼き続ける。 5.水気が少なくなり、牡蠣にうっすら焼き色がつきはじめたら、にんにくを戻し入れ、 しょうゆ油を回しかけて全体にからめ、火を止める。 6.黒コショウを挽き、パン粉とパセリをふりかける。 ■炒ったパン粉が、香ばしさと食感をプラスするので、ぜひ用意してください。 焦げやすいので火加減に注意して、ときどきゆすりながら炒ります。 牡蠣の隣で同時進行でも、十分に間に合います。 ■牡蠣は、必ず加熱用のものを。 味は、生食用よりも加熱用のほうが上です。 ■焼いている途中、マッシュルームがオイルを吸うので、足しながら焼いて下さい。 ■予想に反して、牡蠣よりもマッシュルームのほうが断然旨いです。 ケンカにならないよう、たくさん用意してください。 さて、こちらの耐熱皿、個展会期中に完売してしまいましたが、 今回、「千鳥オンラインショップ」でもオーダーをお受けすることになりました。 数日中に商品ページをご用意しますので、今しばらくお待ちください。 ちなみにお値段、4930円となっております。 # by kuzenya | 2009-12-05 17:19
今回も増渕さんの耐熱皿を使った料理ですが、
オーブンものが続いたので、今日は直火で。 これからの季節、鍋をしたあとに残りがちなのが、白菜の固い部分と、ネギの頭。 今回はそれらを使って、残り物とは思わせない、ちょっと気の利いた小鍋料理を。 ![]() 【材料】 白菜の固い部分 厚揚げ 豚こま肉 ねぎの青い部分 市販のめんつゆ(濃縮タイプ) 酒 七味唐辛子 【作り方】 1.白菜は太めの千切りにする。厚揚げは5mm幅に切る。 2.増渕さんの耐熱皿にめんつゆと酒を入れて、白菜を並べる。その上に豚こま肉をのせて、 さらにその上に厚揚げをのせ、火にかける。 3.白菜がトロッとするまでぐつぐつ煮て、火を止めたら小口切りにしたネギをのせて食卓へ。 好みで七味唐辛子をふる。 この料理、普通に器に盛って出したら、たいした感動はないと思うのです。 でもグツグツいってる耐熱皿のままテーブルへ運んだら、お父さん、大喜びだと思うのです。 「おっ、今日は豪勢だねえ」なんつって、ご機嫌になること間違いなしです。残り物なのにね。 男って、視覚的に訴えられると惑わされやすいですから。。。 水を一滴も入れませんが、白菜から出る水気でまかなえると思います。 煮ている途中、足りないようなら水を加えればいいし、味が薄ければ、最後にめんつゆを足しても。 まあ、どうやっても失敗のしようがない料理です。 そうですねえ、コツらしいコツといえば、増渕印の耐熱皿を・・・・・・ 以下自粛。 増渕篤宥展 11月21日(土)~29日(日) 11:00~19:00 (会期中無休) # by kuzenya | 2009-11-15 15:44
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