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2015年ミラノ国際博覧会(EXPO Milano 2015)レポート【その4その他の国、環境への取組み編】

ドイツの次は、その他の国のパビリオンを「食と環境」に着目して見てみましょう。
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カザフスタン。
ここは、次回のExpoの開催地ということで、気合いの入り方が違います~
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入口の前にも大きなステージが設えてあって、美しいダンスやらカザフスタンの五木ひろしさんのような歌謡ショーやらが繰り広げられています。
そして中では、
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右側の女性が、なんと砂をその場で動かして、カザフスタンの歴史を砂絵で表しています。
その流れるような手の動きと、とらえられるシーン、一瞬の後には砂に返ってしまう様子に、長い歴史が砂粒のように過ぎ去るはかなさが心に直接突き刺さります。
国土の半分近くが砂漠であるこの国だからこその素晴らしいパフォーマンスでした。

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その後は映像で、砂漠や「友達」でもある馬との関わり、そして次世代への街の変化などを見ます。
進化だけではなく、今ある環境との融合についても考えさせられました。
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そうそう、馬といえば、馬乳も飲めるのですが、「すっぱいので注意」という指示があります。
「え?乳ですっぱい?」と口にすると、ふーん? あれ? ええ? すっっっっぱ!!! 
ヨーグルトなんてもんじゃない、レモンのような酸っぱさでびっくりしました。はい、要注意です。

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スイスも面白かったですねぇ。
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パビリオン全体に段ボールが積みあがっていて、そこには、
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塩、水、ドライフルーツ、インスタントコーヒーがぎっしりと入っています。
これは、会期の最初に納入したもので、
「資源は有限なので、ひとりがたくさん取っていくと、会期終了前に他の人の分がなくなります。自分のことだけでなく、他者のことも考えて生活しましょう」
というのを体現させたものだそうです。
(写真は塩です。私ももらいましたが、この塩の箱がいい加減な作りでポロポロ漏れてきてしまって、鞄の中が大変なことになりました!)

フランスもおもしろかった。
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特にパフォーマンスがあるわけではなく、パビリオンの中をブースに区切るわけではない、単なる建物なのだけど…
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じーっと見ると、天井やら壁やらに、フランスの食の文化を支える食材や調理器具などがぎっしりと詰まっていて、その奥深さに「ほー」っと見入ってしまう。
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そしてすばらしいのが、フランス館の入り口の庭。
1年近くある会期の中で、常に緑と花や実が見られるように選んで配置された植物の美しかったこと。
「くどくど解説はしない。フランスの農業に対する取組みを見てくれればいい」
というフランスの姿勢を感じました(全く違ってたら失礼~)。

あ、書ききれなかった。まだ続きます。















【メディア掲載】いよいよラストのExpo World Recipeに掲載されました!

いよいよで閉会となる、2015年ミラノ国際博覧会。

日本館の案内はこちら
→ http://www.expo2015.jp/

その報告もまだ書いていませんが、この閉会と同時に、
私がいくつかレシピを掲載してきたExpo World Recipesも終了いたします。

その最後の日を飾るサイトのトップに、私の"Healthy Sukiyaki Nabe" が
またまた掲載されました!

→ Expo World Recipes (英語もしくはイタリア語です)


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明日、たった1日ですが、でもでも、有終の美を飾れて、本当にうれしいです。

ありがとう、ミラノ万博!!

【メディア掲載】Expo World Recipeに掲載されました!

10月末で閉会となる、2015年ミラノ国際博覧会。

日本館の案内はこちら
→ http://www.expo2015.jp/

先日、私も行ってきたばかりですが、そのご報告はまたこちらのブログに書きますね。

そしてミラノExpo公式サイトに、世界のレシピを紹介するものがあり、
私のレシピも何度も掲載されています。

そのサイトのトップに、私の"Miso Soup Nabe" が
またまた掲載されました!

→ Expo World Recipes (英語もしくはイタリア語です)

たぶん数日間だと思いますので、よろしければご覧くださいませ~。

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#expoworldrecipes, #Expo2015 and #tastetheplanet
@Expo2015Milano

今年の鍋のトレンドはズバリこれ!  (2015年秋~2016年春)


こんにちは。

昨年、大変好評でしたので、今年も2015年秋から2016年春の
鍋料理のトレンドを考えてみました。

3年前より日本鍋文化研究所で、日本の鍋を中心とした食文
化の普及活動をしています。

そこで、

料理研究家としてメーカーさんとお付き合いをする中での傾向、スーパーマーケットでの品ぞろえ、テレビ、SNSからの情報、今年はそれに加えてファッション情報なども参考にしつつ検討しました。


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今年(2015年秋~2016年春)の鍋料理のトレンド


ここ数年続いている肉系鍋ブームですが、今年も引き続き本格的に肉を楽しめる鍋の提供が喜ばれると思います。

また、ここ数年仕掛けてきた本格的エスニック料理がブームになりつつありますので、ご家庭でもタイ料理、ベトナム料理が作りやすいように市販の合わせ調味料が充実してくることと思います。

昨年予想した通り、パクチーなどの薬味たっぷりも流行しましたね。

それらも合せて考えますと、タイスキ鍋やジンギスカン鍋、火鍋(※)なども家族で楽しめるようになるでしょう。

外食では、さらに厚みのある肉ががっつりと食べられたり、「ほろほろ」と煮とけたりするような、
・参鶏湯(サムゲタン)
・ジンギスカン鍋
・ポトフ
などの他、ジビエ(鹿・イノシシなどの野生肉)を使った鍋がますます好まれる傾向でしょう。

さあ、今年の冬も鍋、いっちゃいましょう!!

※本来は中国の「鍋料理」のことを火鍋と言いますが、日本では今のところ、「麻辣系」の辛みのあるものを火鍋と言っているようです。
ちなみに、よく写真などで使われる「陰陽」の形(真ん中で曲がった仕切りがついている2種類の鍋が合わさった形)のものは、中国では「おしどり鍋」と言います。


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【食い倒れない旅日記】韓国、釜山の旅(2日目)

こんばんは。

今日は釜山2日目。朝から飛ばしますよ~~。

まず、ホテルの朝食をパスして、町でアワビ粥&ウニのスープ。

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そこで、韓国の料理の先生と合流して、先生おすすめの釜山食めぐりの旅へ。

国際市場で、おいしいと評判のホットック。

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中に黒砂糖が入っていて、生地を油で揚げるんだけど、サクサクでおいしいいいい。
ナッツを盛り放題のところもいいよ。

みんなでワクワクと鍋や食器をショッピングした後は、

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ここでしか食べられない釜山名物、ユブポッタリ。

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ポッタリというのは、釜山港にいる商人が持っている「ふろしき包み」のこと。

タンミョン(さつまいも粉の春雨)を揚げいなりで包んだものが、おでんの中に入ってます。
いりこのダシ汁をたっぷり吸ったタンミョンが、のど越しやわらか~。

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そのポッタリの上に、おでんのさつま揚げの薄いものがたっぷり。
味を変えたい時は、コチュ(唐辛子)の入ったしょうゆをかけます。


さて、そこから、チャガルチ市場という、築地のような魚市場に行って、目についたものを食べようということで。。。

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。。。。なんだこれは? ケブル(海腸)という、海ミミズだとか。。。

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捌くと、赤い汁がびゅびゅビューっと出て、グロテスクこの上ない。

以前ならこういうのは、絶対アウトだったけど、世界に食で進出しようと決めたからには、世界の食の文化にチャレンジしないといけないよね!

と勇気を持ってパクリ。
食べると甘くてこりこり、そしてトロトロでうまいじゃないかーーーー。

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アワビに生きた手長ダコに、おまけのホヤまで。おー、さすが港。

次は、1時間近く海のそばを走って、お昼ごはんだよ(続きます)

【食い倒れない旅日記】韓国、釜山の旅(1日目)

初めての韓国旅行、前日遅くまで仕事をしていたけれど、飛行機で寝るほどじゃない距離(2時間の映画が見終わらなかった!)だったので、若干寝不足。

JALのランチは、お弁当だったので・・・

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何となく物足りなく、釜山最初の洗礼は、スンデ。
新世界デパートのデパ地下、イートインにて。

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フレンチのブータンノワールに似た形だけど、

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豚の血の中に春雨のようなもちもちしたものが詰まってて、意外にあっさり。でも、パワーがつきそう。

お隣のおでんのつゆと一緒にいただきます。

モツ系もしっかり臭みが抜けてて、おいしいいい。


その後、新世界スパへ。
デパートのディオールとフェラガモの間の通路を抜けると、おっきーなスパが出現。
(食べ物以外の旅の様子は、フェイスブックでどうぞ)

アツアツになった体にパッピンス(かき氷)。

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ふわふわなので、頭が痛くならないよ~。

夜は、歴史のある「河豚料理」専門店、クムスポックッへ。

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食べきれないほど河豚、魚、河豚、魚・・・野菜もたっぷりいただきました。

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(左の笹の葉のようなお漬物が、不思議な歯応えでおいしい。他にも、食べ切れないほどのおかずが並びます)

みんな親切で、英語も日本語もわからないながら、身振り手振りでやさしく色々おしえてくださいます。
日本人だからサービス、と河豚のお寿司まで作ってくださいました。

チゲは、「辛いのか辛くないのか」と聞かれて、ここのコチュジャンはとっても辛いので、辛くないのを選んで自分でカスタマイズする方をチョイス。

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皮ごと煮込むので、やや土臭さが残ります。これは日本のふぐちりの方が好みかも。

でも、フグの唐揚げも、フグと海藻の入ったお粥も、おいしくいただきました。

ということで、たっぷり食べた1日目は終了でした。
さ、今日も食べるぞ~。

【メディア掲載】ミラノ万博公式サイトのトップに掲載されました!

今年の5月から開催される、2015年ミラノ国際博覧会。

日本館の案内はこちら
→ http://www.expo2015.jp/

そのミラノExpo公式サイトに、世界のレシピを紹介するものがあります。
→ Expo World Recipes (英語もしくはイタリア語です)

そこに何点かレシピを載せているのですが、そのうちの1点、「Miso Sooup」が、サイトのトップページに選ばれました!!

こういう風に案内がemailで送られてきます。(shareができるので、公開します)

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17万点(今日現在)の中から選ばれた1点。

とっても嬉しいです~。

ちなみに、オフィシャルバッジもいただいております。

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日本食のレシピは、まだまだ少ないので、つたない英語ですががんばりまーす。

#expoworldrecipes, #Expo2015 and #tastetheplanet

最近のあれこれ。。

イベントやテレビ取材が相次ぎ…それが昨年から今まで続いていて、睡眠時間を削って仕事をしていたら、ついに親知らずが膿んで腫れてしまいました。

痛くて動けなかった数日間、PCの前でじーっとしていたストレスからか、見るもの見るものおいしそうで。。。

誰かのフェイスブックにワッフルの写真があれば・・・
「治ったら、あれ食べよう」とワッフルメーカー(ビタントニオのホットサンドメーカー)を買い、

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韓国料理の写真を見れば、「そうだ、韓国行こう!」と韓国旅行のチケットを買い・・・

栄養のある噛みごたえのないものを飲むように食べていたので、1キロも太ってしまい・・・

歯が痛いって、ほんとに大変!

みなさまも、どうぞお気をつけ下さい。


テレビ出演の情報やイベントの情報もブログやフェイス
ブックに掲載します。

ブログ→ http://yasui-reiko.kireiblog.excite.co.jp/
フェイスブック→ https://www.facebook.com/yasuireiko


※ミラノ博のワールドレシピに英文レシピを掲載始めま
した!(世界の方にシェア大歓迎です)↓
http://worldrecipes.expo2015.org/en/recipes/f-simple_cooking_reiko_style_1515.html

今年(2014年秋~2015年春)の鍋料理のトレンド(修正版)

10月に発表した鍋トレンドですが、ここ数年続いてきた肉系鍋の人気が下降するかと思いましたが、反対に上昇しています。

その理由としましては、ウルフギャングステーキやBLTステーキなど、ステーキ肉の人気の高まりにもあります。また、立ち食いステーキ店なども話題になりましたね。

それらから考えますと、あっさり系のダシスープというのは当たっていましたが、海鮮鍋ではなく、肉の中でもより「肉らしい塊」系になっているようです。

以下↓

個鍋(おひとり鍋)ブームの翌年ということから、それぞれの好みを反映しやすいように、澄んだ汁がベースとなり、そこに一品足して味の変化を楽しむようになります。

盛り盛りのパクチー、たっぷりのネギ、ハーブ、スパイスなど、薬味、香味の生かせる鍋で、思い思いに楽しむ冬になるでしょう。

↑この部分については修正はなく、さらに「鍋の個別化」が進んでいるものと思います。中には、家族で鍋を囲む…ではなく、家族が個々で小鍋を食べる風景もあるとか噂に聞きましたが、これについては、ナベラボでは、まだ実態は把握しておりません。


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(画像 北海道ジンギスカン鍋)

【ご挨拶】平成27年年頭のご挨拶

旧年中は、お世話になりましてありがとうございました。

 昨年は、一昨年と同じく、ニューヨークで鍋料理のデモンストレーションをしたり、イタリアのアグリツーリズモで料理を教わったりと、世界との接点がまた広がった一年でした。

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 NPO法人みんなのエコイク推進協会は、おかげさまで安定した活動をやることができていますので、昨年の理事総会にて理事長を渡辺麻里子に交替。
 私は、活動を始めて6年目になる任意団体「うちエコ!ごはん」の代表に専念できるようになりました。(みんなのエコイクでは、会長を務めております)
 うちエコ!ごはんでは、今年、海外への展開を考えており、その点でも、自分の活動で作ってきた地盤が活かせたら・・・と思っております。
 ぜひ、応援のほど、よろしくお願いいたします。

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 私事では、昨年3月に夫とふたりで株式会社を設立しました。
 昨年テーマであった「循環」をまさに生かした、

人が安心して生活できるように、循環と調和を考えた提案をすること

を会社のミッションといたしました。

 会社の名称は、

 アルモニイサービス株式会社

 調和を意味するハーモニーをイタリア語にすると、アルモニーア。ここに、社会に奉仕する気持ちのサービスをつけました。

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(↑これがロゴマークです。頭文字のaを循環のイメージで表しました。色は、イタリアンカラーです)

 私は、今までと同じく、食品のプロデュースやレシピ開発、講演、TV出演などのタレント業務を中心に、和食を中心とした世界への食育事業も加えていきたいと思っております。

 同じく取締役である夫は、不動産のコンサルティングが専門です。特に、空き家、空きテナントなどでお困りの大家さんに、介護施設への転用のためのアドバイスや施設設計へのサポートをしております。

 一見全く違う仕事をしているようですが、子どもからご高齢の方まで、循環と調和を考える、という共通の目標がありますので、互いの仕事を支えながら日々を過ごしております。

 今年は、年明けからTVのお仕事とパネルディスカッションのコーディネイターのお仕事を依頼されており、さらに、ロサンゼルスから食育の講演のオファーもあります。

 個人のテーマは、「軸足(ピボット)」。
 
 日本にある自分の会社に軸足を置いて、目も耳も、体も世界に広げる一年にしたいと思っております。

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(↑イタリア、「すべての道はローマに通ず」の街道にある海の貿易の町、ポリニャーノ・ア・マーレ、アドリア海にて)


 みなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。


   平成27年元旦

                      アルモニイサービス株式会社
                      代表取締役 安井 レイコ