- 秋を告げる季節食材 「松茸」 8月31日[ 2004-08-31 17:52 ]
- 渋谷 小笹鮨 「大間のまぐろ&しんこ」 続報 8月27日[ 2004-08-27 19:32 ]
- 「おでんは関西の美味しさ」 8月23日[ 2004-08-23 20:50 ]
- アテネ最強写真館 「報道は映像より写真に力を感じる」 8月20日[ 2004-08-20 19:53 ]
- 「冬ソナってどうよ?」 8月17日[ 2004-08-17 19:41 ]
- 渋谷 小笹鮨 「大間のまぐろ&しんこ」 8月13日[ 2004-08-13 20:54 ]
- ウインザーホテル洞爺湖 完全レストランガイド 8月11日[ 2004-08-11 18:54 ]
- 二期倶楽部での週末 8月3日[ 2004-08-03 17:04 ]
京都の名店、「土佐屋室戸」の大将から「松茸」が届いた。季節を知らせてくれるのは昔から食べ物である。時間ではない。人工栽培の発達は安定供給と農家への安定収入という結果を生んだが反対に奪われたものもある。それは日本が幸運にも神から頂いた「四季」である。皆さんはトマトの旬の時期はいつかご存知であろうか?
かなり立派なものであろうが10から15センチほどの太い松茸が12本届いた。大将らしく量も質も凄い。関東は傘の閉じたものが好まれて関西では傘の開いたものが好まれるという定説があるがそれは間違い。松茸は傘が閉じたものが一番。
さてこの「松茸」。一体、何日持つのであろうか? そしてどの様な保存方法が最適なのか? 和の食材ならこの人に聞けば間違いないと思い、赤坂の「と村」のご主人、戸村幸男氏に電話をした。ご主人に聞くのはちょっと怖いので、多分電話だと、弟さんが出ると思っていたら、戸村さんが電話に出てしまった。。。。
「もしもし山村ですが。」
「山村さん、こんにちは。予約ですか?」
「いや。あのーーーー。ちょっとーーー。お聞きしたいんですが。。。。。」
「どうぞ。」
「松茸が京都から届いたんですが、何日ぐらい持ちますかねえ?」
「とりあえず、松茸の底のいしづきを落としてください。そうすれば2日ぐらいは大丈夫だと思いますが。どうしても虫が食いますので、置いておくと中が全部、やられてしまいます。特に国産はどうしても虫がいるんです。外国産は虫が少なく持ちがいいんですが。この時期の京都の物はかなり高価なので、もったいないですから早く食べてください。」
「保存は冷蔵庫でいいんでしょうか?」
「冷蔵庫で大丈夫です。」
「12本もあるんですよ。食べきれないですよ。」
「うまけりゃいくらでも食べれます。」
と親切に教えてくれた。顔は怖そうな人で弟子にはめちゃめちゃ厳しいが、本当は凄くやさしい人間味のある人である。
しかし明日中に食べなければいけない。とりあえず4本を松茸ごはんにして、あとは当然、焼き松茸にする事にした。コンロをテーブルの上に乗せて、網をだす。小皿にポン酢とすだちを用意する。松茸は丁度、半分に割る。そして網の上で焼く。焦げないように全体を焼くのはかなり難しい。慎重に丁寧に何度もひっくり返しながら焼く。もちろんビールを飲みながら。この焼きあがるまでの時間が大人の時間である。こんがり焼けてくると香りが部屋中に広がる。これが又素晴らしい肴である。そして焼けた松茸を皿の上において、手で更に半分に引き裂く。それに直接、すだちを絞って、ポン酢につけて一気に口の中に放り込む。「旨い!!!!!!!!!!!!!!」本当に旨い。「香り松茸、味はしいたけ」と味はしいたけの方が旨いと言う説があるがそれは多分、美味しい松茸を食べた事がないのであろう。何度も焼きながら食べる。味もいいし、この食感がたまらない。酒はビールから焼酎の水割りにかわる。焼酎はもちろん、大分の銘焼酎「兼八」。あっという間に、全部食べてしまった。こんな贅沢な食べ方をしたのは生まれて初めてである。生きてきてよかった。そして松茸ごはん。まあここに松茸の土瓶蒸しでもあれば最高であろうが、この焼き松茸には勝てないだろう。間違いない、松茸は「焼き」に限る。
9月に入り、赤坂の「と村」さんへいけば、京都丹波の松茸にありつける。と村さんも松茸は焼きである。まずおしゃれな壺に炭が詰まった、1人用の炭ばちが出てくる。そして1人、1本の松茸がでてくる。そして客、各人が自分で焼く。みんなにこにこしながら「まだかな。」「もういいかな。」と子供がカップラーメンができるのを待ちきれないような表情で焼きあがるのを待つ。そして戸村氏の「もうそろそろいいですよ。」という掛け声で松茸を一斉にほおばる。そして声が揃う。
「旨い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
旨いものに理屈も感想もない。「旨いもんは旨い。」
「それ以上もそれ以下もない。」
山村幸広
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かなり立派なものであろうが10から15センチほどの太い松茸が12本届いた。大将らしく量も質も凄い。関東は傘の閉じたものが好まれて関西では傘の開いたものが好まれるという定説があるがそれは間違い。松茸は傘が閉じたものが一番。
さてこの「松茸」。一体、何日持つのであろうか? そしてどの様な保存方法が最適なのか? 和の食材ならこの人に聞けば間違いないと思い、赤坂の「と村」のご主人、戸村幸男氏に電話をした。ご主人に聞くのはちょっと怖いので、多分電話だと、弟さんが出ると思っていたら、戸村さんが電話に出てしまった。。。。
「もしもし山村ですが。」
「山村さん、こんにちは。予約ですか?」
「いや。あのーーーー。ちょっとーーー。お聞きしたいんですが。。。。。」
「どうぞ。」
「松茸が京都から届いたんですが、何日ぐらい持ちますかねえ?」
「とりあえず、松茸の底のいしづきを落としてください。そうすれば2日ぐらいは大丈夫だと思いますが。どうしても虫が食いますので、置いておくと中が全部、やられてしまいます。特に国産はどうしても虫がいるんです。外国産は虫が少なく持ちがいいんですが。この時期の京都の物はかなり高価なので、もったいないですから早く食べてください。」
「保存は冷蔵庫でいいんでしょうか?」
「冷蔵庫で大丈夫です。」
「12本もあるんですよ。食べきれないですよ。」
「うまけりゃいくらでも食べれます。」
と親切に教えてくれた。顔は怖そうな人で弟子にはめちゃめちゃ厳しいが、本当は凄くやさしい人間味のある人である。
しかし明日中に食べなければいけない。とりあえず4本を松茸ごはんにして、あとは当然、焼き松茸にする事にした。コンロをテーブルの上に乗せて、網をだす。小皿にポン酢とすだちを用意する。松茸は丁度、半分に割る。そして網の上で焼く。焦げないように全体を焼くのはかなり難しい。慎重に丁寧に何度もひっくり返しながら焼く。もちろんビールを飲みながら。この焼きあがるまでの時間が大人の時間である。こんがり焼けてくると香りが部屋中に広がる。これが又素晴らしい肴である。そして焼けた松茸を皿の上において、手で更に半分に引き裂く。それに直接、すだちを絞って、ポン酢につけて一気に口の中に放り込む。「旨い!!!!!!!!!!!!!!」本当に旨い。「香り松茸、味はしいたけ」と味はしいたけの方が旨いと言う説があるがそれは多分、美味しい松茸を食べた事がないのであろう。何度も焼きながら食べる。味もいいし、この食感がたまらない。酒はビールから焼酎の水割りにかわる。焼酎はもちろん、大分の銘焼酎「兼八」。あっという間に、全部食べてしまった。こんな贅沢な食べ方をしたのは生まれて初めてである。生きてきてよかった。そして松茸ごはん。まあここに松茸の土瓶蒸しでもあれば最高であろうが、この焼き松茸には勝てないだろう。間違いない、松茸は「焼き」に限る。
9月に入り、赤坂の「と村」さんへいけば、京都丹波の松茸にありつける。と村さんも松茸は焼きである。まずおしゃれな壺に炭が詰まった、1人用の炭ばちが出てくる。そして1人、1本の松茸がでてくる。そして客、各人が自分で焼く。みんなにこにこしながら「まだかな。」「もういいかな。」と子供がカップラーメンができるのを待ちきれないような表情で焼きあがるのを待つ。そして戸村氏の「もうそろそろいいですよ。」という掛け声で松茸を一斉にほおばる。そして声が揃う。
「旨い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
旨いものに理屈も感想もない。「旨いもんは旨い。」
「それ以上もそれ以下もない。」
山村幸広
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前回、写真がうまく撮れてなくて掲載できなかったので、再度写真撮影を試みた。すると「今日、買ってきました。」というこれまた大きな大間のまぐろを、店主・佐々木茂樹が見せてくれた。(写真の上から4番目と5番目)200kgを超える大まぐろのカマ下の、一番良い部分。両側がある訳だから、東京の鮨屋で小笹ともう一軒、この一番良い部分を仕入れた鮨屋があるという事だ。言い換えると数ある東京の鮨屋の中でこの見事な絶品マグロは2カ所にしかないという事である。しかし大きすぎる気がした。「シゲちゃん、しかしこれは大きすぎんじゃないかい?」
「いやーー。仕入れにマグロ屋さんへ行ったらもう小笹って書いて取ってあったんです。」
「まあこの大きなまぐろもさばけるぐらい客がきてるよねえ。」
「お陰様でありがたいことです。」
今日頂いたのは、前回の大間の今年2本目。(写真の3番目)これが熟成感たっぷりで甘みが素晴らしい。はっきり言って旨い。本日仕入れたマグロが美味しいのは多分、あと10日後ぐらいではないだろうか?
大間のまぐろ漁師。手で糸をたぐりよせこの大きなまぐろを小船の近くまで連れてくる。早い速度でぐるぐる廻りながら泳ぐまぐろを銛で、カマ下の急所を一突きしてシメる。この突く技術がなんとも素晴らしいそうである。そして船にくくり付けて戻る。1本釣り上げると1年は食えるといわれる大まぐろ。漁師は意気揚々と、まるでオリンピック金メダルをぶら下げて帰る選手のように家へ帰り、家族はそれを笑顔と安堵感で迎える。その死闘のマグロが我々の口に入る。なんと貴重な品であろうか。
そして本日の超旨い肴は「あわび」「いくら」。あわびはもちろん千葉県大原の特大あわび。丁度、バレーボールを半分に割ったぐらいの大きさである。これの煮あわび。何とも言えない至福の味わい。少し太めに切ってもらって塩を少々つけ、すだちで頂く。この大原産のあわび。入荷は本当に少なく、こちらと高級料亭等、数軒にしか廻らない。そして今が旬の「いくら」。今がというかこの生いくらを最高の状態で食べられるのは約3、4週間だけである。まったく臭みがなく一粒一粒が美味しい。いくらはイマイチとおっしゃる方は多分、本当のいくらを食べた事がないのであろう。9月に入るともう食べられない。後は冷凍物だけという事になる。冷凍を絶対に使わない小笹ではもう来週前半までしか食べられない。小生も8年ほど通っているが多分、3、4回目の小笹のいくらである。椀のに鮨一貫程度の酢飯を入れいくらをたっぷりと注ぎ口に入れる。醤油もわさびも全く必要がない。これを食わずして何を食べるか?
こはだも又旨かったが、この「こはだ」(写真一枚目、2枚目)も多分、今シーズン最後であろう。かみ締めて味わいながら頂いた。また来年食べることが楽しみである。こはだの終わりと共に秋がくる。又秋の美味しい魚が小笹をにぎわす。主役はあくまでも魚である。それを最高の状態で提供するのが佐々木茂樹である。鮨屋は魚を肴に、鮨に、展開する食のプロデューサーなのである。
帰り際、今日もいつもと同じ言葉で店を後にする。
「ご馳走さん。うまかったよ。」
これ以上もこれ以下もない。
山村幸広
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今日はやけに涼しい。朝起きて、窓を開けると昨日の東京とは空気ががらっと変わっていた。今年もこれで夏は終わりであろうか? 暑い夏。早く終わって涼しくならないかとよく思うが、自分の人生の中で、あと何回夏が来るかといえば、寿命で考えれば50回もないであろう。そう考えると非常に貴重な夏が終わっていく。人間とは何事にも満足をしないもので、春夏秋冬があるこの国にせっかく生まれた幸運を忘れ、やれ夏は暑い、冬は寒いと文句をいう。その変化が時の流れを実感させる事を忘れている。時間は人間が勝手に決めた単位であるが、宇宙において時間の経過とは変化でしか表せない。変化がなければ時間の経過はないという事である。
夏が終わって秋の楽しみといえば、やはり食べ物である。そろそろ秋の食べ物が賑わっている。「松茸」「秋刀魚」などがもうすでに市場では売られている。秋に入って、週末には台所にたつ事が多い小生であるが年に1回は必ず作る料理がある。それが「おでん」である。東京にも多数のおでん屋があるがどうも上品すぎて味に深みがない。根本的なダシの考え方に違いがあるのか、このしょうゆを濃く使う土地が、なぜかおでんは薄い。これは関西を意識しているのであろうか? おでんはしっかりと煮込んで味をしっかりつける。見た目より味である。
おでんを家で作ると、どうしてもたくさん作ってしまう。よって悪友達と土鍋をつつくという事になるので酒が必要である。おでんには吟醸酒よりしっかりとした酒らしい味の酒が良い。新潟の「ひがん」より、長野の「明鏡止水」や山形の「ひとりよがり」などがしっくりなじむ。ビールグラスがちょうど良い。自宅でおでんを作るとき一番困るのが「牛のすじ肉」である。これでダシをとるのでどうしても必要であるが我が家の近くには「牛すじ」が売っていない。この時ばかりは、広尾の明治屋さんへいく。もちろん売っていないのであるが頼めばくれる。出していても誰も買わないので捨てるそうである。ごっそり頂いて300円ほどであるのでまさに「くれる」という表現があっている。
まずは土鍋にこんぶとかつおでダシをとる。こんぶは絶対に沸騰する前に土鍋からあげる。深いこんぶ味がほしい場合はぬるい湯に30分程度浸してそれをダシにする。かつおも絶対に沸騰させない。土鍋一杯にかつお入れて一瞬であげる。上からおさえて沈める必要もない。かつおもこんぶもいわゆる最初のでる味だけを使うのである。これがひとつのポイント。そしてその後に酒とすじ肉を入れ煮込むこと約1時間。焼酎の水割りでもやりながら、まじめにこまめにアクをすくう。1時間もたてばほとんどアクはでなくなる。そして時間のかかる素材から土鍋にいれる。「じゃがいも」「大根」「たまご」「こんにゃく」「平天」「ごぼ天」「ちくわ」「あつあげ」「がんもどき」。関東の「ちくわぶ」と「はんぺん」はどうしても好きになれないので、入れない。そして小生は蛸を入れる。蛸は少し奮発してよいもの、足の大きいものを選んで入れる。これが一番高いネタである。蛸は土鍋の中で煮るが色がだしにでて少し赤く、濃い色になってしまう。小生はこの味がまた好きなのだが色が気持ち悪い人は別に煮る。すじ肉で煮込んだ蛸がこれまた旨い。そして約1時間。アクを丁寧にすくいながら焼酎をもう一杯やる。その後、砂糖と薄口醤油、濃口醤油を50:50でいれて、最弱火で30分煮込む。特に野菜類はダシでしっかり煮込んでから味をつけるのがポイント。最初に醤油を入れると醤油辛くなるだけである。するとなんともいえない美味しいおでんが出来上がる。はっきりいって時間をかければ安い値段で誰でもできるのが、おでんの良いところである。関西の庶民代表料理なのである。
ビールで乾杯。5、6人で鍋をつつく。これが最高である。日本酒があっというまに1、2升空いていく。その頃にはもうみんないい気分である。幸福+口福。後はグタグタとくだらない話題を繰り返す。いつの間にか鍋は空である。
シメが欲しい時は、ここにうどんをいれて、アオネギを細かく入れて食べる。食べきれない時は次の朝の雑炊になる。雑炊はアオネギと一緒にしょうがをすっていれる。二日酔いがすっきりとしてくる。
仕事の後におでんが食べたくなったら、西麻布の「六根」へいく。ちょっと高級志向で庶民向けとはいえないお洒落なおでん。一品、一品、皿に盛りつけられて美しい。何といってもこちらの「すじ肉」が大変美味しい。スープも最後まで飲み干す旨さ。あまり関東の人には「すじ肉」はなじみがないであろうが是非、お試し頂きたい逸品である。これは本当に旨い。家で食べられない物をさがすとこの店になった。深夜遅くまでやっていて酒の種類もおでん以外の料理も豊富で重宝するお店である。こちらのよく冷えた竹酒が酒らしいコクのある酒で、おでんにピッタリである。
うーーん。書いている間に食べたくなってきた。週末でもやってみるか。皆さんも試しにどうぞ。初秋を感じられる時間である。
「さて誰を、家によぶべきか。」
山村幸広
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日本人選手が連日、活躍するアテネ。エキサイトとして、メディアとして、これをどの様にユーザーに伝えるべきか? TVをつければ映像で観れるし、ニュースも聴ける。その中での我々の答えが、世界3大通信社のひとつである、フランスのAFPと組んで実現した、アテネ最強写真館と、最強ブログ、そして足湯ネットカフェである。
映像、ビデオが当たり前の中、しかし色々な事件やスポーツのシーンを回想させるもの、それは映像ではなく、一瞬をSTOPさせて記憶した写真である。一瞬の表情やまわりの雰囲気をリアルにそして人間の記憶に深く焼き付けるものは映像ではなく写真の方が力強いと小生は信じている。
1日に何百枚もの写真が、AFPから届く。それを、日本人選手を中心にピックアップしてお届けしている。特に今回、スライドショーというものを通じて写真をインターネット上らしくお見せする事を実現している。写真から伝わる臨場感を肌で感じる事ができると思っている。五輪終了までスタッフの連日の作業によってお届けする。
そして更にリアルな、競技でないアテネ情報をお伝えする2つのブログ、「小松成美さんのアテネ五輪レポート」と足湯カフェ@ミハイロの現地スタッフの方による「アテネカフェ便り」である。小松成美さんはスポーツのこの分野では第一人者。伝えられる内容はもうどこを切っても申し分のないレポート。そして実は足湯カフェのスタッフに一生懸命更新して頂いているブログが、これまた選手の柔らかな表情や応援に駆けつけた人々の足湯につかる姿を捉えていて大好評である。
そして色々な方の「日本の温泉のお湯を世界の人に知ってもらう」という思いと努力と情熱で実現された足湯INアテネ。これは本当に感服である。携わった方々の実現へのご苦労を想像すると、感謝するばかりである。皆様、本当にありがとうございました。そして現地のカフェに足湯を設置してホットスポットによるインターネットカフェを提供している。連日、大賑わいで大好評である。あまり通信事情がよくないらしく、現地に出張中の日本人が夜な夜な利用されているそうである。
現地の表側、裏側を写真とニュースとブログで色々な切り口にてユーザーに伝える。公的な報道機関と私的な個人による情報発信の組み合わせ。これはまさにインターネットメディアが新しい知恵とテクノロジーで実現した新しい形での報道形態ではないだろうか? 新しい形のメディアを目指してエキサイトは挑戦してきたし、今後もその姿勢を貫いていく。それを一つの形として表現できたと信じている。
山村幸広
P.S. 社長、これって完全にエキサイトの宣伝じゃ、なかとですかい??
「う!。。。。。。。。。。。。。。」
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小松成美のアテネ五輪リポート
足湯&エキサイトカフェ@ミハイロ アテネ五輪
映像、ビデオが当たり前の中、しかし色々な事件やスポーツのシーンを回想させるもの、それは映像ではなく、一瞬をSTOPさせて記憶した写真である。一瞬の表情やまわりの雰囲気をリアルにそして人間の記憶に深く焼き付けるものは映像ではなく写真の方が力強いと小生は信じている。
1日に何百枚もの写真が、AFPから届く。それを、日本人選手を中心にピックアップしてお届けしている。特に今回、スライドショーというものを通じて写真をインターネット上らしくお見せする事を実現している。写真から伝わる臨場感を肌で感じる事ができると思っている。五輪終了までスタッフの連日の作業によってお届けする。
そして更にリアルな、競技でないアテネ情報をお伝えする2つのブログ、「小松成美さんのアテネ五輪レポート」と足湯カフェ@ミハイロの現地スタッフの方による「アテネカフェ便り」である。小松成美さんはスポーツのこの分野では第一人者。伝えられる内容はもうどこを切っても申し分のないレポート。そして実は足湯カフェのスタッフに一生懸命更新して頂いているブログが、これまた選手の柔らかな表情や応援に駆けつけた人々の足湯につかる姿を捉えていて大好評である。
そして色々な方の「日本の温泉のお湯を世界の人に知ってもらう」という思いと努力と情熱で実現された足湯INアテネ。これは本当に感服である。携わった方々の実現へのご苦労を想像すると、感謝するばかりである。皆様、本当にありがとうございました。そして現地のカフェに足湯を設置してホットスポットによるインターネットカフェを提供している。連日、大賑わいで大好評である。あまり通信事情がよくないらしく、現地に出張中の日本人が夜な夜な利用されているそうである。
現地の表側、裏側を写真とニュースとブログで色々な切り口にてユーザーに伝える。公的な報道機関と私的な個人による情報発信の組み合わせ。これはまさにインターネットメディアが新しい知恵とテクノロジーで実現した新しい形での報道形態ではないだろうか? 新しい形のメディアを目指してエキサイトは挑戦してきたし、今後もその姿勢を貫いていく。それを一つの形として表現できたと信じている。
山村幸広
P.S. 社長、これって完全にエキサイトの宣伝じゃ、なかとですかい??
「う!。。。。。。。。。。。。。。」
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韓国に行ってきた。羽田発の大韓航空。機内食のビビンバが結構いける。添えて出されるチューブの焼きコチジャンが美味しい。免税品として機内で購入できる。(事前予約要)安くて旨い。韓国での一番お勧めのお土産である。日本の機内食も、例えば「カレーライス」、「天丼」、「親子丼」なんかにするとかなり受けるのではないだろうか? 羽田から飛んで2時間で金浦空港。どうも海外にきた感じがしない。本当に隣国という感じを肌で感じる。先日のサッカー、日本vs中国戦ではなにげに日本を応援していた韓国人が多かったという記事を見た。それは多分、ワールドカップの時、日本人がイタリアでなく韓国を応援していたのと同じ感情なのであろう。
慌しく回った2日間。といってもテヘラン通りという通りにIT、ゲーム関係の会社は集まっていてこの通りを端から端まで動いている。韓国にいてもこの地域しかいった事がない。夕食は現地では高名な韓国宮廷料理店。文化財に指定されているこの建物の一部をレストランとして開放しているがとても素晴らしい建物である。夜だったので写真をお見せできずに残念である。その昔、貴族が住んでいた家であるが部屋が99室あるそうだ。なんでも99室までしか作ってはいけないそうである。100以上は王だけという決まりがあるそうだ。そう考えれば王の次の家がこれという事になる。何品も続く宮廷料理。韓国料理=辛いという料理はここにはない。宮廷料理(高級料理)は辛くないそうである。庶民の料理は辛い料理が多いのであるが、貴族は辛い料理を食べていなかった。やはり少ないおかずは辛くなければいけなかったのであろうと推測される。そして初めて飲んだ酒は「山いちご」でつくられたお酒。かなり高級品だそうだ。味はカシスの度数が高い酒といった感じであるが、これがなかなかいける。庶民的なお店で、食べる味も格別であるがこういった料理も一度は食べてみてもよいだろう。
話の話題はどこへいっても「冬ソナ」。日本での人気は止まらない。深夜2:00にもかかわらず10%の驚異的な視聴率をたたき出した。過去、○○様と、様で呼ばれた韓国人はヨン様だけである。松平健さんの「マツケンサンバ」はヨン様へのライバル意識からなのであろうか?? と勝手な事を思っている。皆さんが口をそろえて、なぜそこまで人気があるかわからないと首を傾げる。それは日本のTV関係者も同じである。しかし自称、冬ソナファンである小生が「冬ソナ」の人気を勝手に解釈してみる。
1.音楽がいい。ピアノの主題歌がかかると安心して泣ける。泣く時間である。
2.脚本が細かく実は巧妙。
3.雪のシーンが決めて。シュンチョン、スキー場、ソウルと色々なシーンで雪の美しいシーンの中に2人がいて、色々な場面が回想される。
4.主人公の2人は、昔の日本の伝統的な美人、美男。今風の顔ではないのであろうがやはり日本人はこういう古風な美女、美男が好きなのである。
5.ヨン様のセリフが男らしい。毛が赤くて長いのでそんなイメージがわかないがユジンに語るセリフやくどき文句がストレートで男らしい。女性はやはりこういう男性を求めているのであろう。そして安易なベッドシーン等もなく清潔感がある。
6.展開が読める安心感がある。実はみんなサプライズな展開に飽きていてこのようなわかりやすい展開を望んでいたのだ。そして共有感を高めているのである。芝居は自分が主人公の立場に立って楽しむのが人間の習性なのである。そして人間は自分の悲劇を人に話して楽しむ習性がある。主人公になって悲劇を自分に置き換えて楽しんでいるのである。であるから18世紀のフランスの演劇は喜劇ではなく、悲劇といわれているのである。
「20年前のドラマ。」だとか、「なんであたるかわからない。」とか言う人もいるが、計算されていたかどうかは別にしてこれだけの売りがあるドラマであることは事実であるし、実は男性のファンも多いです。なんてったってあの「シュリ」という名作を作った国である。コンテンツの後進国ではないのである。それを、危機感をもって日本人は対応しなければならない。でないと韓国の映画とドラマに日本のコンテンツがうめつくされちゃいますよ。日本もいい映画をたくさん作っていたしドラマの名作もたくさんあった。一言で、メディアコンテンツの多様化や携帯電話がこの実情を招いたという外的要因だけのせいにしないで「コンテンツを作る力」という根本的な部分に目を向けて、反省するべき点は反省しもう一度、日本コンテンツ王国を作り上げなければならない。エキサイトもインターネット上のメディア会社としてその責任を担っていると自覚している。日本体操も復活した。日本のコンテンツ業界もルネッサンスに挑戦していく。我々も共に動く。日本人の力を信じている。
山村幸広
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久しぶりに小笹鮨。夏のこの時期の鮨屋の愉しみは何といっても、「しんこ」。あの赤ちゃんの肌のような柔らかな感触から生まれる食感と味わいの深さは他の鮨では味わえない。そしてこの時期、上物のしんこはその辺のまぐろより高いし、普通の鮨屋では築地でも仕入れられない。貴重な品である。こはだは鮨屋の仕事の傑作品である。煮ても焼いてもまずい魚を美味しく食べられるようにしたのは江戸前の、鮨屋の仕事である。「しんこ」の時期は、あの小さいこはだをさばく故、忙しい。特に渋谷小笹鮨のように仕込から全て主人が一人でやる店は大変である。東京湾は鮨屋の為の海である。というか東京湾で取れる魚で鮨屋が営業していたので当たり前か。こはだ、えび、しゃこ、とりがい、あなご、はまぐりは、東京湾が一番旨い。それに仕事を施したのが江戸前の技である。この東京湾のネタの出し方で鮨屋の器量は大体わかる。その技は保存するという目的からきている。冷蔵庫の無い時代、酢で締める、煮るなどは保存の為であった。しかしそれが江戸前の味となったのである。その東京湾のネタと、明石の鯛(夏は東北のほしがれい)、橘のウニ、大間のまぐろ,千葉県大原産あわびが揃えば最強のネタが揃う。後は玉子とかんぴょうを美味しく仕上げ、静岡の生わさびを用意する。そこに江戸前の技がのれば、最高の鮨屋という事となる。その名店が渋谷 小笹鮨である。
しんこを味わいにお邪魔したら素晴らしいマグロが目にとまった。
「すごいマグロがあるね。」
「これ大間なんですよ。もうきちゃったんですよ。」
「この真夏にこんなマグロが食えるとはねえ。」
「このまぐろも1週間後ぐらいが甘みが一番あって最高の食べ頃でやんす。」
「その頃、こなきゃいけねえなあ。」
「実は2本目なんですが、1本目より2本目がよかったんですよ。」
「大間としんこが一緒に食えるなんて幸せだよね。盆と正月がいっぺんにきたようなもんだ。」
「猛暑で魚もおかしくなってますよ。いくらも小さいのが出始めています。」
そしてその夜は、ほしがれいに始まって、鯵を頂き、あわび、まぐろ、そして「しんこ」と続いた。大間のまぐろを写真に撮ってみたがやはりヘタクソ写真なので美味しく見えなかったので掲載しなかった。その脂のサシの美しさはもう芸術品である。ずっとマグロを小笹でみてきた。大体このサシの入り方を見ればうまいマグロかどうか判る。ポイントは上品なサシ。細かく規則正しいサシがうまいマグロの証明である。これが食べれる口福……。
主人の佐々木茂樹はメディアにでない男なので知る人ぞ知る存在である。というかもうこれだけ流行っていて評価も確立されているのででる必要が無い。でないのもブランドの一つである。客が荒れないのも名店の証拠。最近はシゲちゃんに続く若い人がやっている鮨屋(例えば、あらき、さわだ等)がよくメディアに登場して話題となっている。鮨屋も次世代にバトンタッチしつつある。最近の子供の好きな食べ物はハンバーグではなく、鮨だそうだ。世界中の先進国でも鮨ブームは止まらない。今後ともこの伝統と流行の頂点を極めて欲しい。佐々木茂樹の10年後の姿、10年後の彼が握る鮨が今から楽しみである。
後はこの男に弟子と嫁さんが来る事を祈っている。
山村幸広
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しんこを味わいにお邪魔したら素晴らしいマグロが目にとまった。
「すごいマグロがあるね。」
「これ大間なんですよ。もうきちゃったんですよ。」
「この真夏にこんなマグロが食えるとはねえ。」
「このまぐろも1週間後ぐらいが甘みが一番あって最高の食べ頃でやんす。」
「その頃、こなきゃいけねえなあ。」
「実は2本目なんですが、1本目より2本目がよかったんですよ。」
「大間としんこが一緒に食えるなんて幸せだよね。盆と正月がいっぺんにきたようなもんだ。」
「猛暑で魚もおかしくなってますよ。いくらも小さいのが出始めています。」
そしてその夜は、ほしがれいに始まって、鯵を頂き、あわび、まぐろ、そして「しんこ」と続いた。大間のまぐろを写真に撮ってみたがやはりヘタクソ写真なので美味しく見えなかったので掲載しなかった。その脂のサシの美しさはもう芸術品である。ずっとマグロを小笹でみてきた。大体このサシの入り方を見ればうまいマグロかどうか判る。ポイントは上品なサシ。細かく規則正しいサシがうまいマグロの証明である。これが食べれる口福……。
主人の佐々木茂樹はメディアにでない男なので知る人ぞ知る存在である。というかもうこれだけ流行っていて評価も確立されているのででる必要が無い。でないのもブランドの一つである。客が荒れないのも名店の証拠。最近はシゲちゃんに続く若い人がやっている鮨屋(例えば、あらき、さわだ等)がよくメディアに登場して話題となっている。鮨屋も次世代にバトンタッチしつつある。最近の子供の好きな食べ物はハンバーグではなく、鮨だそうだ。世界中の先進国でも鮨ブームは止まらない。今後ともこの伝統と流行の頂点を極めて欲しい。佐々木茂樹の10年後の姿、10年後の彼が握る鮨が今から楽しみである。
後はこの男に弟子と嫁さんが来る事を祈っている。
山村幸広
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夏休み。とりあえずこの暑さから逃げようと思い北海道。そしてどうせなら旨いものを食べたいのでこのホテルに宿泊した。大型ホテルの国内最高峰であろう。今一度、このホテルの長所をまとめてみる。
1.これほどまでにレストランを完璧に近く集めたホテルがあるであろうか? 5泊以上してもホテルのレストランを飽きさせずにいれるホテルがあるであろうか? 全てのレストランがメインを張れるホテルがあるであろうか? 現在、小生の経験ではレストランの質、数共に日本一であるし、日本人にとっては世界一であろう。
2.客室、レストラン、温泉、ゴルフ場と全ての場所において眺めがよい。ホテルは山の頂上に建てられていて、湾と洞爺湖に囲まれている。全ての部屋の眺めがよい。個人的には夏は洞爺湖サイド。冬は湾側の部屋が尚良いのではないだろうか。
3.サービス全体に問題を感じない。末端にいたるまで教育が水準以上に行き届いている。実は鬼の霍乱で小生は熱をだしてしまい、2つのレストラン等を当日キャンセルした。しかしすべての従業員が、「氷枕などをお持ちしましょうか? 病院の手配をしましょうか?」と言ってくれた。フロント以外の全ての従業員がこういう言葉をだせる事が教育の徹底ぶりを物語っている。あの有名な漫画「HOTEL」の主人公はこのホテルの支配人をモデルとして作られたそうであるが、それもうなずけるほどのサービスの徹底ぶりであった。日本最高レベルと言える。東京のホテルの様なスマートなサービスではないが北海道の人の温かいサービスが感じられるのが良い。これを続けて頂きたい。
4.部屋、温泉、レストラン、スパ、プール、エステサロン、そしてプライベートゴルフ場(冬はプライベートゲレンデ)、BAR(和洋2つのBARがある。)とファシリティがほぼ全て揃っている。ホテルの中で過ごせる要因は満足度が高い。
5.朝食のブッフェがとても良い。野菜とフルーツが旨いので満足度がとても高い。サービスも良い。フルーツのセクションでメロンが無かったので「今日は、メロンはないのでしょうか?」と尋ねたら、「すぐ席にお持ちします」と答えが帰ってきた。レストラン全体にいえるが野菜が旨いので何を食べてもはずれがない。
6.小生のお気に入りの場所はGOLF上のクラブハウスの横、写真のブランコチェアが置いてある場所。写真の様に気持ちよい風と共に居眠り。最高のリラクゼージョン。何時間でも過ごせる静かな場所である。ある夕方、ハーフプレー(9ホール)を愉しんだ。スコアは40だった。リラックスするとスコアもよくなるんだなあ。でもここではGOLFよりブランコチェアが気持ちいい。
このように、ファシリティ、サービス、レストランと満足がいくホテルという事は完璧ということである。もちろんあげるとすれば少々、短所もある。しかしそれを感じさせないほど長所が多い。詳しくは知らないがリピーター率が高いホテルであると推測できる。なにをかくそう小生も既にファンである。そしてこの堂々とラインアップされたレストラン。もし2、3泊ならどうするか? 選ぶのに苦労する。そこで参考までに永久保存版「ウインザーホテル洞爺湖 完全レストランガイド」を小生の独断と偏見で作ってみたので参考にするか、笑い飛ばして無視して頂戴。
「ミッシェルブラス」
もうこのレストランは説明の必要がないでしょう。ミシュランの3つ星と北海道の素材が結びついて、ただの名前貸しじゃなく直接コントロールですから悪いはずがない。絶対に予約をしてからいくべし。2、3カ月間、夜は一杯だそうである。東京のフレンチで2、3カ月間、予約が取れないレストランがあるであろうか? この夏、日本でもっとも予約が取りにくいフレンチの一つであろう。
「わく善」
いい鮨屋である。東京にきても十分、勝負できる腕がある。目がある。主人の渡邊さんは小笹の佐々木茂樹同様、とっても人柄がよい。客をわけへだてしない、鮨屋にありがちな横柄な態度のまったくない誠実な実直さを感じる。ネタもレベルが高い。北海道らしく「時しらず」のにぎりを頂けた。天然のうなぎも旨かった。そして北海道であがったマグロの赤みはなかなかの旨さであった。主人の渡邊さんは「大間より、こっちのものの方が釣り上がったあとの処理が早い。」と言い切った。自信がある人間しかこんな事は言えない。
「美山荘」
ご存知、京都の美山荘の出店である。「摘草料理」と銘打っている。東京のお金持ちが京都のしかも市内から2時間近くかかる宿になぜ、こぞって泊まりにいくのか? 野菜を本当に美味しく食べるにはどうすればよいかを追及し続けたお店である。本来、野菜はこんなに美味しいものなのか。草がこんなにおいしいのかを実感したい人は是非、いくべし。天然の三つ葉を皆様は食べた事があるだろうか? 小生も始めて頂いた。しかしこの店のポリシーに「オリジナリティとは万人うけしないもの」(小生流に要約)とかかれている。例えば野菜のアクも野菜の旨さとして残す料理である。そして計算して、計算してこの摘草料理にたどり着いている故、究極の懐石料理である。ですから「自分はあまり懐石料理を食べた事がない。」という方が愉しめるかというと経験としては良いかも知れぬが疑問である。写真にもあるように10種類にも及ぶ野菜だけの前菜(八寸)に興味を覚えた方は良いが、そんなに野菜ばかりじゃいやだという方はこのお店はいかがなもんか? 「摘草料理」である。もちろん魚も大変美味しい。写真の八角(北海道の魚)のねぎ巻きは今まで八角はまずい魚という認識を180度変えなければいけない絶品であった。塩味と照り焼きの2つの味が楽しめるのもまた良い。しかしとは言っても野菜中心の料理である。ワインを飲み尽くしていない人がロマネコンティを飲んでもおいしさは判らない。そうゆう人はDRCでもラターシェの方がおいしいであろう。懐石料理のロマネコンティを食べる基本がある方にこの美山荘をお勧めしたい。本当に美味しいご馳走である。
「天川」
美山荘プロデユースの和食屋さん。シンプルな料理であるがとても美味しい。美山荘をカジュアルにした感じ。カジュアルにしたと言えばちょっと落ちる感じがあるかもしれないが、一般の和食屋さんよりはレベルはかなり高い。今回頂いた、「鮎」は小生の生涯ベスト3である。滋賀県の川でとれた鮎だそうだが、京都の保津川の鮎以外で旨い鮎を始めて頂いた。季節に応じたおいしい和食が食べたいという希望がすんなりとかなえられる。素材をシンプルな味付けで提供する。今、へんな方向にいきつつある和食業界を元に戻す実直な直球勝負の和食屋である。サービスもとても気持ちが良い。
「達磨」
翁の高橋氏といえば蕎麦好きで知らぬ人はいないであろう。その人の監修した蕎麦といえば食べずにはいられない。期待を全く裏切らないとても美味しく洗練された蕎麦である。紫蘇のかわり蕎麦も美味しかったが何といっても「もりそば」が旨い。8:2の蕎麦はすべるような感触で喉の奥に入っていく。つゆの加減も良い。天麩羅は野菜が旨いのでまずいはずがない。素晴らしい蕎麦屋である。是非、こちらで蕎麦をたぐって頂きたい。
「カローダイヤモンド」
ベトナム料理。日本のベトナム料理店の生春巻きで、皮が旨いはるまきを始めて食べた。一品一品、非常に手がかかっている。中華でなくベトナム料理をもってきたホテル側の意図がわかる。フォーのスープもクリアで味が深い。レモングラスに巻いて出された牛肉が大変おいしゅうございました。とても洗練された味付けで、盛り付けも美しい。
という感じで全てのレストラン(メインダイニングを除いてある上記紹介の)が二度といきたくないではなく、全てもう一度いきたいと思うレストランなのである。どうしましょう? 上記6つのレストランを制覇するには、昼夜合わせて3泊が必須条件であるが、こういうプランでは。<到着日>夜:天川<一泊目>昼:美山荘 夜:カローダイヤモンド<2泊目>昼:ミッシェルブラス 夜:わく善<最終日>昼:達磨。これぞ究極の2泊3日 ウインザー洞爺湖レストラン制覇スケジュールである。日本にウインザーあり。断っておくが小生はもちろん一般の客として普通のサービスを普通に受けた客として言っている。これからも日本のいや世界の食通を唸らせてほしい。そう言えるホテルが日本にもやっとできたのである。
何度も思った。「胃がもう一つあれば。」
山村幸広
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ほぼ一年ぶりに、二期倶楽部へいってきた。運良くたまたまキャンセルの部屋を確保できた。高原気候(標高約550M)とはいえ日中日差しがあるとかなり暑い。しかし日陰に入ると快適であるし、夜はかなり厚手のふとんを一枚かぶって寝るぐらいの気候であるのでやはりかなり過ごしやすい。特に今年は自分の体温より高い気温の中で過してきた故、30度ぐらいの気温は問題ない。それにビルの中と緑の中という事で気分も違うものである。
二期倶楽部が由布院の玉の湯さんなどと同じように国内で非常に重要な宿である事は再三申しあげてきたが、やはりお伺いするとそのよさはほぼ変わりがなかった。こちらのなによりは、やはりファシリティにあると言える。小生は本館しか泊まる事がないが、この本館の川沿いのお部屋が最高である。部屋は特に広いわけではないが使いやすく清潔である。そしてなにより大きな窓の外に広がる庭と小川の音と風景が心を和ましてくれる。この小川と庭の素晴らしさは、軽井沢の鹿島の森に良く似ている。この庭のチェアに座って一日中本を読んでいるだけできてよかったと思わせてくれるのではないだろうか。そしてホテルの広大な敷地内(3000坪)を散歩する。本館から小川沿いを歩く。そしてテニスコートの横を抜けていくとバリ島のウブドを彷彿させるような田んぼが出現する。この田んぼの端っこに木のカウンターを設置してバーにすれば、まさにウブドの人気のカフェのように大きな話題となるだろう。ケニアのリゾートホテルの草原に向かって設置されたバーを思い出させるだろう。そして田んぼを横切り、自家農園へいく。見学自由のこの自家農園を見るのも楽しい。こちらの農園を管理されているのはご夫婦である。こちらの土地はどちらかといえば農園には向いていない、荒れた土地だったそうである。それを数年かけて育て上げられたそうだ。去年お伺いした時に、「数年だまって金だけかかるのを待ってくれたオーナーに感謝している。」と仰っていた事を思い出す。その際に、とれたての野菜や果物を味見させて頂いたが、もぎたての野菜の美味しさを味わった記憶がある。又奥様が御丁寧にハーブを摘んでくれて、「お茶にどうぞ」ともたせてくれたのを思い出す。今は、このご夫婦も再三メディアにも登場していてこちらの愛犬と共にもう二期倶楽部の顔となっている。それ故、かなりお忙しそうで、今回はお話ができなかった。そして農園から東館を横切って歩く。もう2年になるだろうか、東館もかなりの人気だそうである。小生はどうもヘンコなのか、こちらより本館が好きな故、泊まらないがこちら東館の温泉が好きなので食事の前はこちらで温泉につかる。色は少し茶色いまるで有馬温泉のような感じ。こちらで温泉に入りリラックゼーションスペースで涼んでいると、若いボーイさんがラムベースにクラッシュアイスのカクテルを運んできてくれた。飲んでみるとこれが不思議な甘味がある。帰りに聞いてみると隠し味に、「黒蜜」をいれているそうである。こうゆうサービスがさりげなく行われるのがとてもうれしい。いわゆるサプライズなサービスである。日本のホテル業界はヒルトン出身者が支配人をしているホテルが流行るという記事を読んだ事があるが、こちらもそうらしい。そうゆう意味ではヒルトンウエイは理にかなったサービス指針なのであろう。それは二期倶楽部でも大いに感じられる。全ての従業員が十分なホスピタリティをもって仕事に取り組んでいるのが感じられる。そして又同じ道を本館まで清らかな風に吹かれながらブラブラと帰る。これがまた日常離れしていて愉しい。朝は早く起きる。庭にはリスが遊びに来ていた。優雅に飛ぶオニヤンマも都内では中々見られない。こうゆう場所ではTVはつけない。TVの嬉しい雑音より小川の音、鳥の声、風にささやく葉の音を聞きたい。もちろんPCなんてヤボなものはもっていかない。当然メールなんて見るはずもない。トップが休日先にメールを開かなきゃいけないのであれば、それは会社の構造やオペレーションメソッドに問題があるか、従業員によほど嫌われているか、とても小心者の経営者である。経営者は小心者でなければいけない面もあるが。お陰様でエキサイトにきて5年になるが旅行中に仕事で邪魔されたのは一回きりである。そうゆう意味ではエキサイトのマネージメントクラスには感謝したい。それぞれが持ち場を、体を張って守っている。本当にありがとう。あちきのポリシーは休みも仕事も率先垂範である。
話を戻そう。朝は早く起きる。リスが庭に、遊びにきている。そして本館近くの露天温泉でお湯につかりその後、朝食。こちらの朝食が素晴らしい。パンよりごはん。洋より和を徹底している小生であるがこちらでは洋朝食に限る。「玉の湯」クラスの洋朝食である。食べる。これが大変素晴らしい。目玉焼きの焼き加減もいいし付け合せたベーコンとハムも質が高い。ゆっくりと楽しみたくなる朝食である。名宿は朝食で決まる。タオルやシャンプー類のアメニティも質が高く高級感がある。朝食の後は庭のチェアで又、本を読み過ごす。リラックスするにはとてもよいファシリティと静寂さをもった名宿である。年に一度は訪れたい場所である。ついであるが中々旨い蕎麦屋がある。「小椋」という。土日限定の「あらびき蕎麦」を是非たぐって頂きたい。しかし限定の為、すぐ売りきれる。土曜日は11:30に行って、最後の席を確保して食べる事ができたが帰るときに入ってきた客が注文すると売り切れていた。日曜日は13:30にいったが5組以上待っていたので入らなかった。人気店のようである。ちなみに二期倶楽部も8月中全館満室である。
山村幸広
追伸:少々夏バテぎみ故、夏休みを取らせて頂く。次の更新は11日以降とさせて頂きたく 候。猛暑故、皆様もお体にお気をつけ下さいませ。
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