山村幸広の一日、一グラム

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夕食 with 小山薫堂さん 2月26日
 先日、小山さんから六本木に美味しい鮨屋を見つけたので、とお誘い頂き、行ってきた。

  「ブログ読んでますよ。」と言われた。こんなプロに稚拙な文章を見られていると思うと恥ずかしい限りである。小山さんは今やピンの放送作家であり美食評論家。食べる事に対しての姿勢は本当に徹底していて頭が下がる。夜に車を飛ばして、軽井沢の名店「エルミタージュ・タムラ」(こちらの桃の冷たいスープは筆舌し難い一品。小山さんに紹介して頂いた。)へ食べに行って、帰って来たり、1~2泊でイタリアやNYのレストランへ食事にいく。何処からあの時間がでてくるのか? 私が知っている限りもっとも忙しい美食家である。特に小山さんのフレンチに対する思い入れと見識の深さは日本でも例が少ないと思う。1人で、日本だけでなく世界中のフレンチを食べていて味を知っている。そしてもちろん、ワインの見聞もプロ級である。彼から教えてもらったワインバーは私の大事な一軒である。

 大学時代からメディア業界に関わり、下積みの後、放送作家に。小山さんの作品で我々に一番のインパクトを与えたのがあの名作「カノッサの屈辱」である。そして国内はもとより米国でも大人気で、現在でもハワイの日本語チャンネルで放送されている「料理の鉄人」がある。他にも視聴率NO.1だった「電波少年」もあり、また芸術大作の「世界遺産」と、バラエティから芸術作品までこなす天才である。そして人柄も素晴らしい故、人間関係の広さも相当な人である。先生は態度も言葉使いも自然で全然威張った横柄な所がない。よって一流の地位をキープされている。小山さんとのお付き合いは数年前、小山さんが恐れ多くも小生を、ある媒体のコーナー用に取材をして頂いた事に始まる。その際、私の棚の「オーパスワン」を発見されて、「ワインがお好きなら今度飲みに行きませんか?」とお誘い頂いたのがお付き合いの始めである。それからは年に2,3回のペースで食事をさせて頂いている。いつも素晴らしいお店を紹介して頂いて感謝の連続である。

 そして何より、人に対しての配慮が素晴らしい。この日も連れて行って頂いたお鮨屋さんで「この鮨屋さんは持ち込みOKなんですよ。すでにシャンパンと赤・白ワインを届けて冷やしてあります。」と仰る。もう感激である。常にこうゆう感じでサプライズを頂くのである。こうゆう人は、仕事も運も自然に廻ってくる。そして継続できる人である。
 その味わった素晴らしいワインの一本をご紹介する。DRCの白である。DRCの白と言えばモンラッシェをワイン好きは想像されるだろう。というか白ワインはDRCに限らずモンラッシェであろう。赤ワインはボルドー5大シャトー、もちろん王様のDRC、ブルゴーニュ、その他色々な好みやチョイスがあるが、白はモンラッシェと言っていいのではないか。但し最初に言いたいのだが、ワインは高いものだけが楽しめるものではない。1000円のテーブルワインも例えば、万人から愛されるカップラーメンの様に美味しいものである。ワインについての個人的な能書きは今度、じっくり勝手に語らして頂くとして話を戻すと、この日小山さんが用意されたワインはDRCの「HAUTES-COTES DE NUIT 1998」である。定価では8000円程度であるが貴重品故、オークションで15000円程度にて取引される事があるそうだ。実際、小生も始めて見た。そのワインはまず色が素晴らしい。その鮮やかなイエローは独特の色合いで、見ただけですっきりとした味わいが伝わる。そして香りも若々しい春の若草の香り。味は見た目通りすっきりと樽の香りと味を押さえた上品な味であった。その後の白も小生の好きなブルゴーニュ産(多分、小山さんは2人で飲んだエシェゾーに小生が大感激したのを覚えておられて、選ばれたのであろう。)で薔薇の香りと深い味わいを最後まで堪能した。(結構、酔っ払ってしまった。)お鮨屋さんで、こんなワインを頂いたのは始めてであり貴重な体験であった。本当に至福の時間であった。ありがとうございました。

 次の日、メールで小山さんに「鮨屋は何点ですか?」と聞かれ、ふと考えた。うーーん。思いだせない。はっきり言ってワインを心から楽しんだ故、最初の白魚の美味しさしか舌の記憶が無い。あんなにワインを楽しめたのだが。鮨を覚えていないので点数がつけられない。もちろん美味しかったのだが。。。。。
ごめんなさい、小山さん。もう一回、行きましょう!!(と理由をつけて誘ってしまおう。)

これからもお付き合いを宜しくお願いします。

山村幸広

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  • by yamamura2004 | 2004-02-26 22:37 | Trackback(2)
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    Tracked from えのぽんのワイン道 at 2004-02-27 17:45
    タイトル : 鮨屋でHAUTES-COTES DE NUIT 1998..
    夕食 with 小山薫堂さん 2月26日鮨屋でワインがメインになってしまうなんて、うらやましいなーと思いながら読ませていただきました。 DRCはDRCでもエシュゾーやグランエシュゾーは比較的手ごろですよね(ロマネコンティと比べてですヨ) 香りが素晴らしいので、一度味わってしまうとDRC禁断症状が発症しテーブルワインが飲めなくなってしまうのは私だけでしょうか。。。。 私はモンラッシュを飲んだことがないのでわからないのですが、 CH.オーブリオン ブランもなかなかのものですよ。...more
    Tracked from もう若くもない女の日常w at 2004-02-28 12:49
    タイトル : ワイン
    夕食 with 小山薫堂さん 2月26日 かつては、うんちく言いながら、けっこう呑み倒したワイン・・・。 どっしりした赤が、やっぱ、最高よね~、と、うそぶきながら これで軽めのカルフォルニアワインあたりしか、 ほんとうの意味で呑めなかった邪道なわたし。 ワインとの出会いは、 ワインブームと世間が騒ぐすこし前のこと。 とある蕎麦屋がきっかけ。 当時、つきあってた(?)水商売の男性に連れられて行った蕎麦屋。 なーんてことない、普通の蕎麦屋なんだけど、 ワイン専用の冷蔵庫があった。 大きなボトルではなく、 小さなハーフボトルを数種、置いてあって 蕎......more
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