声出しの練習をしているといつも思うことがある。
自分の曲を歌っているとキーが高すぎてまるで修行状態だ。自分で作った曲にも拘らず、、だ。
(まあ自分の責任だが)
当時は曲を作る時に盛り上がりの部分(いわゆるサビ)のメロで、自分の一瞬出せる限界の音程で作ってしまう傾向にあった。 その限界の声がかっこいいと思ってのことだが、一曲を通して歌わないといけないことを全く考えていなかったのだ。
その最たる曲がGガンダムオープニングの「FLYING IN THE SKY」。
当時ガンダムシリーズの曲でデビューということで気合が入りすぎたのか、出せる声の限界点の連発になってしまった。
レコーディングで大変だったので周りの人たちは「キー下げてみる?」という提案もあったが意地になって「いけます!」とそのまま決行した。
だからこの曲は一球入魂、そうやすやすと余裕を持って歌うことが出来ない。
大げさかもしれないけどステージではコンディション最高の状態で全身全霊をかけて歌わなければならない。
皮肉なことに鵜島の一番の代表作品となった曲を歌う=修行。。。となってしまった。
今後もイベントやライブ等で歌い続けるであろうこの曲、
あくまでもオリジナルキーで歌うつもりだ。この心意気と共にみんなといっしょに歌いたい。