今月はライブ一本もない代わりに制作進めています。
時間かけりゃいいってもんじゃないけど、ついつい前のめりになって視野が狭くなるね。
時間かけないでサクッとできた方がよっぽどよかったりするときもある。
早く完成したい。
王子駅に猫がわんさかいる。
誰かが遊んだ後の猫じゃらしが道端に忘れられ、生まれて一年経たないくらいの兄弟猫がポツン、ポツンと。
その猫じゃらしをぶんぶん振りまわし、じゃらしていると、たくさん蚊に刺された。そして怪しいおじさまが近づいてきた。
『猫の喜ぶこと知ってるねえ。この子たちが遊んでくれるのは珍しいことだよ。』
野良ですよね?と聞くと
『なあに、飼い主はいっぱいいるよ。ここの猫は皆自由に暮らしてる。あなたも立候補してよ。毎日ここを通ってやってよ。』
と、そうこう言ってる間に私の猫じゃらしにも猫達は完全に飽きてひっくり返ってジタバタしてる蝉をくわえたりちょんちょん触ったりして残酷にもてあそんでいた。
『残念ながらもう飽きられたね。サヨナラ』
おじさんはニヤニヤしながらそう言って消えた。
この傘は猫たちのため?