世界のJAZZY SPORT PRODUCTIONがお届けする仙台発の3人組『GAGLE』。11/23には、待望の2nd Album『BIG BANG THEORY』をドロップ!!前作『3 Men On Wax』より、格段にクオリティが高くなっており、彼らの急成長にも驚かされる。リーダーでMCのHunger、今やグローバルにDJ、REMIX活動を行っているトラックメーカーのDJ Mitsu the Beats、そしてDJ Mu-Rの3人が練り出す音は、とてもオリジナリティに溢れている。今回は、そんな3人にアルバムについてと、12/11にUNITにて開催されるリリースパーティに向けての意気込みについてインタビューしてみた。
☆:GAGLE(ガグル)という名前の由来は?
Hunger(以下H):"G.A.G.G.L.E"でガチョウがガ—ガー鳴く様という意味なんです。
結成当時、とてもやかましいグループだったんですよ(笑)。でも、ガチョウじゃないのでGを1個抜いて"G.A.G.L.E(ガグル)"にしました。
☆:GAGLEのコンセプトは?
H:特にコンセプト的なものは無く、思い付いたままやっています。その時に"良い"と思ったものを音に落としこんでいるんです。だから、自分たちと同時に音も成長している、それが分かりやすいグループなんじゃないですかね。
☆:結成当時から、今みたいなJAZZYな音?
Mu-R(以下Mu):当時は、ニュー・スクール的なものだったり、オールド・スクールっぽいものだったり。。。結構、ゴリっとした感じの音でしたよ。
DJ Mitsu the Beats(以下M):JAZZYって感じではなかったですね。
H:勢いって感じだったね。トラックはシンプルなもので、ラップ(バース部分)でお客さんを楽しませるスタイルは、変わっていないですね。
☆:アルバム・タイトル『BIG BANG THEORY』の意味は?
H:色々なものを落とし込みたかったので、大きな"受け皿"が欲しかったんです。そうじゃないと表現できなかったし、色々と考えた末に『BIG BANG THEORY』になりました。
☆:アルバムのコンセプトは?
H:とりあえず、出来あがったものにラップを乗せていったんです。でも、途中で『BIG BANG THEORY』という宇宙的なタイトルが出てきたので、自分たちの内なる宇宙と外の宇宙との繋がりが生まれるように作りました。もう一つ、ユングの言葉なんですが「constellation(コンステレーション)」という裏のテーマがあって、「星は、ひとつひとつあるけど、気が付いてみると星座に見える。」という意味なんですが、気付いたら全部繋がっていたんだって思えるものになりましたね。例えば、関わったゲスト陣とかもみんな繋がりなんです。Verval(m-flo)さんにお願いした時に「実は、こっちも頼みたかったんだよ」って、「じゃあ、曲を交換しましょう」みたいになって、、、今回は、そういう偶然が多かったですね。
☆:アルバムの中から1曲を選ぶとしたら?
M:全曲思い入れがあるんで難しいですけど、おススメは、今、先行DLをやっている「SUNSET 4 TWO」という曲ですかね。トラックが自信作なんです。
H:どれも聴いてもらいたいですよね(笑)。ライブで一番聴いてもらいたい曲は、「一芸披露」ですかね。一発録りなんですけど、完璧じゃないというかラフさが残っている曲なんでライブに合っていると思うんです。新しいGAGLEとして聴いて欲しい曲ですね。
Mu:自分も「一芸披露」なんですが、今回はフューチャリング・アーティストが良い感じで絡んでいて、、、koheiさんとかVervalさんとかとHungerの絡みがとてもレベルが高いと思います。そこを聴いて欲しいなって思います。
☆:今後の目標は?
H:一つ到達したと思っても何か足らないとか、悔しさが出てくると思うんですよ。だから、やれるだけやる、ガムシャラにやっていく!それに投じたことが後になって大きな財産になるということが、今回のアルバムですごく感じたんです。まずは続けることですね。あとは、個人的に自分のMCスタイルがどこまで浸透するかなというのが。。。
Mu:それは楽しみですね。
M:前作より完成度的にもクオリティ的にも歴然としていると思うんです。次のアルバムの時は、機材を変えて、まったく違うシステムでやるんです。以前は、サンプリングだけで曲を作っていたんですが、最近は、その上に何かを入れたりとかを絶対やるようになったんです。そうして変化していけば、飽きられないですよね。あとは、個々でやっていること、例えばMIX CD作りだったり、面白プロジェクトをもっとやっていけば、、、10年後には、少し食べられていればいいなって思います(笑)。
H:もっと周りの人間を巻き込んでいきたいですね。
M:俺たち仙台代表って感じじゃないかもね(笑)。別にシンボルになりたい訳じゃなく、せっかくこんなことをやっているんで、仙台もうまく巻き込みたいです。
Mu:HIP HOPシーンがどうこうっていう意味じゃなく、ひとつのチャンネルにしたいですね。GAGLEというチャンネルがあればいいなって思います。
☆:他とは、違う感じがするのは?
H:いつも人と違うことをやろうとしか考えていないんです(笑)。拒否反応もあると思うんで、そこにどう押し込むかですね。説得力を持たせるのは、ライブかもしれないし、CDかもしれない。今回のアルバムは、音源的に説得力を持つような工夫をしたんで聴いて欲しいですね。
☆:12/11のリリースパーティへの意気込みは
H:気合い入ってますよ!
M:きっと、面白いことが出きるんじゃないかな。cro-magnonのツヨシくんとも色々と話をしていて内緒で準備してます。
H:あとは、僕達がどう表現するかですね。breakthroughとかJazzy Sportのメンバーもみんなで協力してくれるんで、イベントとしてレベルの高いものになることは間違いないです。皆さん遊びに来て下さい!!
UNITでのリリース・パーティは、12/11(日)の18時から!
彼らのライブを見逃すな!!
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『BIG BANG THEORY』
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