成人の日に振り返る


新成人の溌剌とした笑顔とシッカリした発言をニュースで見て


思い出しました

「あ~私の20代はひどかった!」

そうだったのです

若さとそのときのラックに乗じてな~んにも考えていなかったのです。


だからでしょうね

27歳のときちょっとした転機がありました。

「りえ、人間にはな、居場所っていうものがあるんだよ」

ある俳優さんのつぶやきでした。

『居場所』

この言葉がぐるぐると巡って私の中で一粒の種になって

それが30代で発芽しちゃって

「私の居場所ってここだろうか」

「目標や夢を持てないのに、この仕事やっていていいの?!」

恵まれてるから余計なことを考えるんだと散々叱られましたが

気がついてしまったものを

ないことにするわけにもいかず

迷路の中で考えました。


人生は川の流れににて…って歌詞みたいですが

置かれている状況はよかれ悪しかれ流れているから

1歩を踏み出す行動を起こす以外に

待っているだけではなかなかきっかけは訪れてくれません。

自分の人生、自分で転がすと腹をくくり

次なるスタートの時期とやることを決めて

決行したのは40歳のときでした。


飛び込んだ先は歴史ある繊維の世界

ツテやコネがない新参者は身動きが取れない下着業界

緻密なことの積み重ねの生産業

なにより苦手な商売の世界

オーガニックコットンを糸から選んで植物染めをした

オリジナルのインナーブランドを立ち上げたのですが

これがもうなにもかも別世界で、理解不能に日々悶々…

しかも業務すべてを自分ひとりでやることもあって

戸惑いとパニックばかりでした。

いつもいっぱいいっぱいだったので

それまで自分も知らなかった『ワタシ』もたくさん見ました(笑)

意外にも目的遂行型という一面や

『窮鼠猫を噛む』時はどう出るのかなど



行動力と無謀さは違います。

もっと上手くやれれば、器用にできればと反省は多いですが

その中でいまもしも手元にあるとすれば

「何かしようと思ったときはなんとかやれるかも」

という『種』でしょうか。

この10年間より以前には、持っていなかった感覚です。


苦い経験も消化して身にできればよい経験。

そうなるようこれからの50代を生きていこうと

新成人の晴れ着姿を見ながら思ったのでした。



そんな日に偶然出会った言葉です


『マクドナルドを始めたレイ・クロックはその時52歳だった。

そして生涯で5億ドルの富を築き億万長者になった彼は

80歳になっても車椅子にのってサンディエゴの会社に毎日出社し

亡くなる寸前まで現役で働き続けた。

今日よりも若い日は無い。』




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