六本木のBillboard Liveにて行われた、土岐麻子のライブにゲスト出演させてもらった。土岐さん、誘ってくれてありがとね!土岐さんはなんと小学校の時の同級生なの。同じクラスになった事がないから当時一回も喋った事ないけど(笑)だけどまぁ、同じグルーヴ感で育った事は間違いない。彼女がシンバルズの時から同級生意識は常にあったし、繋がりは感じてた。でもこうやって一緒に歌うのは今回が初!!
ビルボードは本来ジャズの会場だから、19時からの部と21時半からの部の2ステージある。それぞれ俺は中盤で紹介されてステージに上がり、土岐さんと一緒に2曲、そしてアンコールで1曲歌わせてもらった。2ステージ分だから計6曲だね。
まず歌ったのは、"Cheek To Cheek"。元々フレッド・アステアが映画「トップ・ハット」(1935年)で歌い踊ったスタンダード・ナンバー。俺はこの曲が大好きで、これを男女デュエットのアレンジでやった。土岐さんの声とバンドの演奏はホント気持ちよかったよ。やっぱり会場が会場だし、ジャズが歌いたかった!もちろん立ちボーカルでね!偽ジャズシンガーだ(笑)俺的にはかなり新境地だったし、悪くないと思ったよ!!
そして土岐さんと二人だけになり、トークを挟んだ後、俺のアコギ一本でM・Jの"Human Nature"をデュエット。これがまたいい感じだった!サビは土岐さんが主メロを歌って俺がハモった。男と女は声の高さが違うから男女デュエットの場合、キーの設定とかかなり工夫が必要なんだけど、ちゃんと考えたからすごく上手くいったと思うわ!考えてみたらこの2曲は世界最高のダンサー二人の曲なんだよね。
その後俺は一旦引っ込み、再び土岐さんのステージで盛り上がって本編が終わり、アンコールでまた呼び込んでくれてやった曲は"Jewel"。俺達の曲だ。ここでは俺もいつもみたいにエレクトリック・ギターを弾きながら。でもグッとテンポを落として、ボサノバ風のアレンジでやった。これが土岐さんの雰囲気にもマッチしてて良かったよ!交互に歌いつつ、サビは土岐さんが主メロ、俺がハモ。普段林が歌ってるパートを俺が歌ったわけだ。2ndステージの時は後半エキサイトしてきて、バンドのギタリストの奥田君(ノーナ・リーブス)とギター・ソロ合戦になって盛り上がったよ!!
とにかくすごくイイ雰囲気で、俺も嬉しかったです。見てよ。ビルボードのステージの後ろってガラス張りで夜景がバリバリなんだよ!シャレオツ過ぎるだろ。俺にピッタリだったね!ハッハッハ!!!ウソウソ。土岐さんに合ってたよホント。でも同じ地域のグルーヴで育ったなら俺にも似合ってたはずだ(笑)あと最前のテーブルに座ってた人の食べてた料理と飲み物のグラスに確実に僕の唾が飛びました。ごめんなさい。
土岐さんありがとう!また何かやろうぜ!
和田 唱