リュクサンブール公園のメリーゴーランド
もう3月!
目の前のカレンダーがめくられていなかったのに気づいて今、慌ててめくってます。
パリときどきバブーを応援…
晴れた日にプチ天使たちと行ったリュクサンブール公園。
本日土曜日は、パリの冬らしい、真っ白な霧がかった空ですが、こんな風に晴れると、週末は冬でも公園がすごい人でパリ中のアパートから人が出て来たんじゃないかという混み方です。
知り合いにも続々と会うし。
プチ天使ちゃんたちは、リュクサンブール公園名物のメリーゴーランドに。
古めかしくて、レトロで本当にかわいいリュクサンブールのメリーゴーランド。
いちばん外側のこどもたちは、ムッシューに木の棒をもらって。
1周してくるたびに、金属の輪っかをめがけてこの棒を差し出します。
昔からの古〜い金属の輪っか装置(ひとつなくなるたびにムッシューが上からつけたす手動式)は、なかなかの「固い」っぷりで、「絶対に負けないぞ」という信念のもと木の棒を前に向かせ続かなければなかなかとれない強者。
輪っか装置の強さに負けて、その反動でうわわ〜んと跳ね返り、今までとった輪っか全部が空中に放り出されてしまう悲しい子も…(笑)。
そんな光景が毎回繰り広げられても、こどもに合わせるようなものに替えたりはしない、このおフランスな感じがよいのです。
このおかげでレトロで懐かしい素敵なものがたくさん残って行くんだなあ。
こども達もだんだんと学習していって。
1個も取れない子もいるし、棒の角度を工夫して、次々に取っていく子も。
プチ天使ちゃんたちも、小さい頃はただただ乗っているだけだったけど、5個ずつくらいは取れるようになっていて、超自慢げ♪
「まりこちゃ〜ん!!5個も取れたよ〜!!!」
とうれしそうに棒をかかげるプチッ子たちから、容赦なくどんどん棒と輪っかを回収していくムッシューもなんだかおかしいし。
お子様に合わせるなんてことはしない感じもフランスっぽい。
最近、パリの古いこういうものも、新しいものに取り替えられてしまう場所も多く、すご〜くお気に入りだったレトロなメリーゴーランドが、なんだか中途半端に今風なものに変わっていてがっかり…。
なんてこともあるのですが、このリュクサンブール公園のメリーゴーランドはこのまま昔のままでいてほしいなあ…。
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このメリーゴーランドかな?以前まこりちゃんがトライしていた勇姿も思い出されました♪