ノーベル賞受賞者のお話をきいて

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約1週間前になりますが、
8日(日)、私の尊敬する櫻井よしこさんがなさっている

インターネットテレビ「言論テレビ」の放送3周年感謝の集いに出席し、

ゲストの山中伸弥教授のお話を聞いてきました。

「若人に贈るメッセージ~iPS細胞の実用化に挑む!~」

というタイトル通り、

一緒に行った”若人”であるうちの子供にとっても、

とても刺激あるお話でした。

ノーベル賞級の研究の世界での競争の激しさ、

日本と海外の研究環境の大きな差、

また技術の発達の先に何を求めるのか、

など、どれも、「ノーベル賞受賞者は、人としてすべてが違う」と思ってしまうほどのお話でした。

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今も、アメリカでチームを持ち、月に一度渡米されている山中教授は、

日本との行き来のたびに、研究環境の落差を実感するとのこと。

研究が効率的に行われ、成果がでるためには、どのような設計で、どんな設備を持つ研究施設がよいのかを専門とする建築チームがいるアメリカと比べ、

日本は耐震補強をやる程度、というお話はあまりに衝撃的でしt。

また研究者やそれをサポートする人材の雇用環境の問題も指摘。

でも、そんな決して恵まれているとはいいがたい環境の中でも、

連続してノーベル賞を輩出する日本は、いかに「人」としての質が高いかも

わかりました。

放送は昨日21時から言論テレビで放送されましたが、

会員になれば、引き続き視聴可能のようです!





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