炬燵とみかん

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先週末、東京で、マークエステル画伯とお会いする機会をいただきました。

九州国立博物館で拝見した「日本神話展」を描いた方です。

そしてこんな素敵な絵もいただきました!

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外交官として来日されてから45年。

「日本のどんなところに魅了されたのですか?」という私の質問に、

「初めて日本に来た時に、知人の家の炬燵でみかんを食べたこと、
これにすっかり惹かれてしまったんです。

みんなで体を寄せ合って、なんだかとても温かい気持ちになり・・」

と。

特に都会では、「炬燵でみかん」というスタイルは
ほとんど見られなくなりましたが、

かつてはどこの家庭でも見られた光景。

一つのテーブルに、家族が集まり、一緒に暖まりながら
みかんを食べ、同じテレビ番組を観る。

そう、日本の「原風景」の一つだったのかもしれませんね。

マークエステルさんが、

これから計画されていること、

作品のこと、

母国・フランスのことなどなど、

「古事記で勉強した」流暢な日本語で、

たくさんのお話をし、とても満足な午後のひと時でした。
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細川珠生 ブログ


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