恒例のレビュー漏れ作品の寸評です。
★5つが満点ですが、今回は該当作品なし。
あんまりぱっとしませんが、ぼちぼち参りましょう…。
『蛇にピアス』(2008・ギャガ)★何だかもう、まったく興味が持てないんですねこーゆーテーマに。
どのキャラクターもいかにも「小説の登場人物」って感じで
誰一人として感情移入できず。
つくづく蜷川幸雄って若い人と仕事するのが好きなんだなぁ、と。
好きなことやるのはおじいさんの勝手ですが
私はもう見なくていいです。
『幸せの1ページ』(2008・米)★まぁ演出とか脚本の問題もあるんでしょうけど
ジョディ・フォスターのコメディエンヌぶりがとにかく痛い。
『マイ・リトル・サンシャイン』のアビゲイル・ブレスリン
素敵だったぽっこりおなかがちょっと引っ込んじゃったようで、悲しいです。
『おろち』(2008・東映)★★うーむ、取り立てて文句はないのですけれど。
面白かったかと聞かれると、言葉に詰まってしまいます。
おろち役の谷村美月、褒めてる人もいるみたいですが
髪が黒い時点で私はもう何かダメでした。
原作のあの髪の表現は、金髪なのかなぁ、やっぱ…。
『漂流教室』の“西さん”もそうですが
神秘的な女子キャラクターにはあの髪を描くのよね、楳図センセイ。
『シャカリキ!』(2008・ショウゲート)★★命かけていいくらい原作が好きなので、文句は腐るほどあります。
物語の最大の号泣ポイントである主人公の怪我とリハビリのエピソードを
ばっさり切っちゃうとゆーのは、さすがにナシなのでは…。
まぁそこは2時間の枠があることなので、百歩譲って認めるとして
これだけ単純な構成にしたんだったら
その分キャラクターは描きこんでくれなきゃあかんと思います。
監督はデビュー作らしいけど、演出ぐだぐだですし
役者は素人ばっかりで、これまた頼りない。
それでもラストの石渡山登山レースのシーンでは
手のひらに汗をかくほど拳を握り締めている自分がおりました。
原作の良さの10分の1くらいしか再現できてないけど
10分の1になっても、『シャカリキ!』は凄いんです!
『東南角部屋二階の女』(2008・ユーロスペース)★こーゆー貧乏臭い日本映画って久しぶりに見ました。
一昔前ってこんなんばっかでしたよね。
そりゃ邦画嫌いになるのも無理ないわ。
『シャッター』(2008・米)★“ハリウッドリメイク”つったって
日本人の監督が日本で撮ってんだもんねぇ、そりゃぱっとしませんわ。
ヒロインの女優さん、中途半端にニコール・キッドマンに似てて
それがさらにニセモノ感を倍増させています。
アジアンホラーブーム、さすがに限界でしょう。
『燃えよ!ピンポン』(2007・米)★主役のデブ、魅力ねぇ~!
クリストファー・ウォーケンってほんとに仕事選びませんよね。
主人公が腕を折るシーンだけ笑った。
『ミルコのひかり』(2005・伊)★★4~5年前に『輝ける青春』ってイタリア映画を岩波ホールに見に行ったんですが
これが上映時間366分という掟破りの長さ。
前半と後半の間の休憩時間にキッチン南海でチキンカツ食べたりして
映画自体もすごく面白くて、なかなか楽しかったんです。
で、この映画のサウンドデザイナーの子供時代を映画化したのがあるって聞いて
見てみたら、フツーでした…文部省推薦な感じです。
『ハンコック』(2008・米)★★東北の旅行記にも書きましたが、青森の八戸で見ました。
前半と後半のギャップが激しいストーリーで
個人的には前半のダメヒーローの話を最後までちゃんと見せてほしかったなぁと。
ハンコックを怒らせて空高く打ち上げられてしまういじめっ子は
『ハロウィン』でマイケル・マイヤーズの子供時代を演じているダエグ・フェアーク。
『ピュー!と吹くジャガー THE MOVIE』(2008・ハピネット)★「絶対見る!」なんてでかいこと言ってたわりには
劇場へ行く度胸がなく、DVDで日和見鑑賞。
「とにかくひどかった」とゆー印象がすべてで
中身はほとんど何も覚えてません。
『クリスティーナの好きなコト』(2002・米)★ぐはー。苦手だこの映画。
女子が下ネタ言ってすべる光景ほど辛いものはない。
『僕と未来とブエノスアイレス』(2004・アルゼンチンその他)★★★★ブエノスアイレスの小さなアーケード商店街の内部だけで物語が進む
ものすごーくスケールの小さな映画。
よその国の商店街を覗いてる感じが妙に楽しかったです。
『寅さん』見てるキム・ジョンイルもこんな気持ちなのかなぁ。
『4ヶ月、3週と2日』(2007・ルーマニア)★★★うちに遊びに来た友達と一緒に見たんですが
そいつが映画見ながらやたらと茶々入れるKY君だったので
集中力5割くらいで鑑賞。
しかしそれを差し引いても、パルムドール取るほどの映画かしらと思いました。
しかし80年代のルーマニアって
チャウシェスク独裁とはいえ一応社会主義だったんですよね?
堕胎が法律で禁止されてたのはどういう理由からだったんでしょうか。
まさか社会主義国家で宗教的理由もないでしょうし。
そこらへんがちょっと知りたいです。
『ジャンパー』(2008・米)★つーまーんーなーかーっーたー。
『紀元前1万年』(2008・米)★原始人、全然ウホウホ言わないじゃん!
髪型ドレッドでなんかオシャレじゃん!
『アポカリプト』パクって、しかも失敗してんじゃん!
…ダメだこの映画。
『カルロス』(1990・Vシネ)★★★ビーバップハイスクールの原作者・きうちかずひろが監督したVシネ。
竹中直人演じる日系ブラジル人マフィアが
凄腕の殺し屋チャック・ウィルソンと死闘を演じる。
これが意外に面白かったりするのです。
『ヒトラーの贋札』(2007・ドイツ/オーストリア)★★★★いやー、面白い映画でした。
カジノで大金をドブに捨てて、女と2人浜辺って、いいスね何か。
主人公が悪人って設定を100%生かしてたら
さらに物凄い傑作になったと思うけど、まぁ贅沢は言わんときます。
『ハロルド・スミスに何が起こったか?』(1999・米)★『ビルとテッドの地獄旅行』『サンダーパンツ!』の
ピーター・ヒューイットが監督とゆーことで
まぐれ当たりを期待しましたが、まったくの空振りでした。
『チャンス』(1979・米)★★★★ピーター・セラーズの映画もハル・アシュビーの映画もほとんど見たことないんですが
これはいいっすなぁ~。
庭を制するものは世界を制す。
チャペックの『園芸家12ヶ月』をバイブルとしている私にはよくわかります。
ラストのポカーンとさせる感じも大好きでした。
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↓うすら寒し。